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2018-09

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キング・オブ・コントを見ます

どうも、はむばねです。
はい、というわけでね。
本日は、キングオブコントですね。
ちなみに、あのこさんに関連ツイートをリツイートしていただいていなかったら完全に見逃してました。
読者さんに助けられる作家の鑑。

つーか、毎年あのこさんに教えていただいて初めて気付くというのが通例のパティーンとなってるんですよね……。
なぜ同じ過ちを何度も繰り返すのか。
まぁなぜかっつーと、イマイチ秋頃にキングオブコントというイメージがないからなんですけど。
M-1は年末なんで比較的わかりやすいんですけど、なんか時期が中途半端な感じなんですよね……。
にしても、我ながらいい加減そろそろ覚えても良さそうなもんですが。
M-1に並んで、年に2回だけテレビ観る機会の片方やぞ。
個人的にまぁまぁの大イベント扱いなんですけどね。
年々お亡くなりになっていく記憶力では、これが限界なのか……。

と、いうのはともかくとして。
相変わらず我が家にはテレビが存在しない(物理的には存在するけど映らない)ので、これまたいつも通りふくし氏宅で視聴させていただきます。

moblog_d81454dc.jpg

準備もバッチリや!

今回は(今回も)ふくし氏宅の七輪に火を入れて焼いていきます。
なお、もちろん焼くのはふくし氏で私は食べるだけです。
何から何まで人に頼り切るスタイル。


ところで、チラッとだけ調べたんですけど今回は決勝進出者がシークレットだそうですね。
そのチラッと調べた中だけでもめっちゃ言われてたことで、個人的にも同意なんですが、それに何の意味があんの?
「おっ、誰が出るかわからんから見たろ!」ってなるか……?
それより、「おっ、○○が出るなら見よ!」ってなる可能性の方が高いような気がするのですけれど。
まぁなんか視聴率ヤバいらしいですし、今までの方式だと駄目だと思ったんですかね。
ぶっちゃけ、視聴者・出演者共にメリットがないとは思いますけれど。

しかも、シークレットと言いつつシルエットからほとんどバレてるらしいという。
というわけで、その予想(?)が正しいと仮定して各組について軽く触れてみます。

・さらば青春の光
例年通りの優勝候補筆頭。
M-1で言う笑い飯枠みたいになってきてますね。
しかし基本のレベルは高いのに妙に当たり外れが大きい印象がありますので、ある意味で最も読めない組の一つでもある気がします。
いずれにせよ、個人的には一番楽しみかな。

・やさしいズ
初見。

・だーりんず
一昨年ぶり2回目。
一昨年の、執拗な童貞押しのネタは正直嫌いじゃありませんでしたw
果たして今回はどんなネタで来るのか、楽しみです。

・マヂカルラブリー
去年のM-1に続いて初出場ですか。
M-1での(ドチャクソ滑ってた)ネタも、ぶっちゃけあれコントですよね。
本来の土俵でどんなネタを見せてくれるのか……と言いたいところではありますが。
予言しておきましょう。
てめぇの次にはくセリフは「マジカルラブリーでしかなかった」……だ。

・GAG
ん……? GAG少年楽団とはまた違うの……? と思ったら、やっぱ名前がちょっと変わっただけなのね。
去年ぶり2回目。
去年の感想にも書きましたが、個人的には凄く好きだったんですけど、あれが完成形な感じがしたんでどうだろうなぁ……。
逆に言えば、あそこからの成長を見せてくれるならワンチャン、去年最下位から一転の優勝候補に化けるまであると思います。

・ハナコ
初見。

・チョコレートプラネット
3回目の決勝かな?
ただ個人的にこのコンビは技巧というか大道具小道具に頼りすぎるきらいがある気がするので、ぶっちゃけ相当なブレイクスルーがないと厳しいんじゃねーかなーという印象。

・わらふぢなるお
去年ぶり2回目の決勝かな?
これまた去年の感想にも書きましたが、普通に面白かったけど『普通』の域を出なかった印象なので相当なレベルアップがないと厳しいかなー。
去年のレベルだと、ぶっちゃけチャンピオン大会でもないオンエアバトルクラス。

・ロビンフット
初見。

・THE GEESE(ザ・ギース)
3回目の決勝? 4回目だっけ?
前回出た時のネタ(コントそのものの劇的ビフォアアフター)は仕掛けが大掛かりすぎてキング・オブ・コント向けではなかった印象ですが、はて今回はどう出るか。
発想自体はとても良かったと思うので、結構楽しみにしています。


という感じでしょうか。
初見(=初出場)は3組か……なんか、M-1以上に常連の大会になってきた感なきにしもあらずですね。
まぁ、仕方ないことなのでしょうけれど。
ぶっちゃけ事前情報だけの印象では、初出場組が跳ねるか、さらば青春の光が自滅しない限りは(自滅の可能性はそこそこあると思ってますが)さらば青春の光の圧勝という未来しか見えませんが……はて。
とはいえ、キング・オブ・コントはM-1に比べて初出場組……というか、いわゆる麒麟枠が異常に強いですからね。
いずれにせよ今日この後、楽しみです!
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29とJK ~業務命令で女子高生と付き合うハメになった~

どうも、はむばねです。
時間もねぇ! 小ネタもねぇ! 気力もそれほど残ってねぇ!
というわけで、感想です(いつも通りの雑な導入)。

割と隅から隅までのネタバレを含んでおりますのでご注意を。


29とJK ~業務命令で女子高生と付き合うハメになった~ (GA文庫)
裕時 悠示
SBクリエイティブ
売り上げランキング: 227,201


あらすじはAmazonより抜粋。
>目つきは怖いが会社では一目置かれている29歳社畜・槍羽鋭二。
>ゲームや漫画が好きで、休日のネカフェを癒やしに日々を生き抜いている。
>
>ある日、槍羽は《あること》で説教した女子高生・南里花恋からコクられてしまう。
>14も年下とは付き合えないとキッパリ振るが、
>後日社長から呼び出され――「業務命令。孫の花恋との交際を命ずる」。
>
>なんなんだこの会社!? 絶対に辞めてやる! (入社以来17回目)
>だが始まってしまうJKとの交際。妹が、元カノが、会社の部下が、世間の目が槍羽の前に立ちはだかる!
>
>29歳とJK、〝禁断の〟年の差ラブコメ、はじまる!

とても、キャラが良いですね。
脇に至るまで、全員いい。
まず、槍羽さん(主人公が)マジイケメンです。
なんというか、物事に対してちゃんと真正面から向き合うんですよねこの人。
思考の中でさえも、逃げを打たないっていうか。
仕事も部下のフォローも、ぱーへくとですしね。
これは色んな女性に惚れられるのも納得ですわー。
ていうか、マジであらゆる人間関係でフラグ乱立させてて笑うw
そして、妹ちゃんにはゲロ甘でワロタw
確かにこれはお父様の血筋ですわ……。

課長とか新横浜さんとか、普通であればヘイトを集める系ポジなんですけども(無能課長とサボり社員)。
なんかもう、キャラで全て許せる感じがします。
まぁ、課長は口はアレだけどある種の槍羽さんへの信頼(むしろ依存?)が見て取れるし、新横浜さんは実はあれで成績悪くないって設定があるのもデカいと思いますが。
この辺りのストレス軽減策、非情に上手いですね。
まぁ、六本木の方々はなかなかにアレですが。
そういう意味で、八王子メンバーはいわゆる味方サイドなのでヘイトがいかないようにしているのでしょう。

にしても、槍羽さんの言。
歳を経るごとに恋愛への優先順位が下がっていくっていうのは、わかりますわー。
これは、割とオタクのおっさんあるあるでは?
無論、人によるところではあるのでしょうけれど。
一応私もですね、高校、ギリ大学くらいまでは、彼女欲しいなって思いもなくはなかったんですよ。
でも、今はなんかもう欲しい欲しくない以前に「無理……」って思ってしまうんですよね。
今の生活において、恋人に割ける時間は捻出出来へんわ……という。
いやまぁやろうと思えば出来るんでしょうけれど、そんなことをする気になれないといいますか。
もっとも、これは私のコミュ障が年々拗れていってるというだけのことかもしれませんが。
にしても、そんな私がラブコメを書いているというのも何とも皮肉な話ではあるのかもしれない。

……と、だいぶ話が逸れました。
ヒロインたるJK・花恋さん関連は、色々と読む前に想像してたのと違いました。
『業務命令で付き合うハメになった』ってサブタイから、ワガママ系お嬢様なのかな? と思ってたんですけども。
むしろ真逆の、超絶良い子でしたね。
まぁ、若干めんどいところはありますがw
ほんでこの業務命令も、会社からのガチな意味での(?)業務命令は実質すぐ無効になりますし(花恋さん本人が望んでないので)。
どっちかっつーと、小説家(志望)として付き合う(師弟関係となる)という感じですね。

んで、そんな花恋さんとの恋愛模様とは別に、会社でのイベントも本作の魅力でございます。
特に、終盤の山場ね。
ここ一番で新横浜さんがエース級の働きをするというのは、お約束的ではありますが熱い。
いや、エースというよりはジョーカーかw
ヤバい場面だから真面目になって本気出すとかじゃなく、ふざけたままで成果出すところが好き。
まぁ、その成果を出せたのも槍羽さんの采配ありきなのですけれど。

そして、そっからの逆境、逆転展開もまた熱いですね。
決して、槍羽さんがスーパーマン的獅子奮迅の活躍を見せるんじゃなくて。
槍羽さんの、社会人としての、社畜としての、これまでの積み重ねてきたものが、間違いじゃなかったと、受け入れられていたと、証明されたといいますか。
これは普通に涙腺に来るぜ……。
ま、普通に反則技ではあるんですけどねw
花恋さんに言った言葉が、回り回って自分に跳ね返ってくるのも好き。

そっからは、なんつーか、悲壮的だったバックミュージックが勇ましい行進曲に転調したかのような。
職場が一気に明るい雰囲気になったというのが、目に浮かぶようでしたね。
この、オールスターチーム頼もしすぎワロタ感よ。
ミッシェルさん関連も、スカッとしました。

んでんでんで。
仕事は山場を乗り切っても、『29とJK』の関係はまだまだ山場にも至っていないレベルで。
こちらは今後どのような山に登っていくことになるのか、これからが楽しみですね。

総じて。
一途で可愛いJKとの関係が微笑ましくも。
主人公の社畜としての生き様が、非常にアツい物語でございました。

あと、これは一応言っとかないといけないですかね。
なんでや! 阪神関係ないやろ!

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。

どうも、はむばねです。
第31回ファンタジア大賞の結果が発表されましたね。
自分の受賞からもう一年経ったって考えると「ファッ!?」っとなります。
マジで光陰矢の如し。
しかし、今回の受賞者の皆さんは誰もTwitterをやってらっしゃらないご様子?
全員というのは珍しい気がしますね。
まぁ、懸命ではあるのでしょうけれど。

と、いうわけでね。
そんなに話も広がらなかったので、感想だ!
ネタバレは、そんなにないつもり。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 (角川スニーカー文庫)
しめさば
KADOKAWA (2018-02-01)
売り上げランキング: 44,876


あらすじはAmazonより抜粋。
>5年片想いした相手にバッサリ振られたサラリーマンの吉田。
>ヤケ酒の帰り道、路上に蹲る女子高生を見つけて―
>「ヤらせてあげるから泊めて」
>「そういうことを冗談でも言うんじゃねえ」
>「じゃあ、タダで泊めて」
>なし崩し的に始まった、少女・沙優との同居生活。
>『おはよう』
>『味噌汁美味しい?』
>『遅ぉいぃぃぃぃぃ』
>『元気出た?』
>『一緒に寝よ』
>『…早く帰って来て』
>家出JKと26歳サラリーマン。
>微妙な距離の2人が紡ぐ、日常ラブコメディ。

まーあらすじからもタイトルからもわかる通り、おっさんと女子高生の同居モノなわけなのですけれど。
口はちょっとアレですが、吉田さん(主人公)が基本的に紳士なのが良いですね。
後藤さん(上司)のおっぱいに未練ありすぎなのはワロタですがw
ぶっちゃけ何の因果も責任もない女子高生を自宅に何の打算もなく置いてあげるくらいに優しくて。
なんだかんだ、色々と気遣いも出来るお気遣いの紳士。
でも、それゆえに沙優さん(女子高生)の深いところには踏み込めない感じなんですよねたぶん。
ほんで沙優さんもものっそい気遣いというか遠慮してて、お互いがそういう感じなので、この微妙な距離感が読んでる方からするともどかしくもあり、これからそれがどう変化していくのか楽しみでもあります。

というか吉田さんの言、女子高生を見ると保護者目線になってしまうっていうのは割と共感出来るところですねー。
いや、まぁ、私は長らく高校生の方と話してすらいないんですけども。
社会人なりたての頃ですら、そんな風に感じましたからね。
ちゅーか私の社会人なりたてイコール二十代中盤なわけで、ちょうど吉田さんと同じくらいなわけですしね。
今なら、尚更そう感じそう。
ぶっちゃけ、実際同い年でそろそろ子供が高校生になるって人もいなくはないでしょうしね……。

『髭を剃るのが面倒になる』のがオッサン、というのもなるほどなぁ……という感じ。
ぶっちゃけ、最近の私は結構そうなっている。
いやまぁ、会う人が極端に限られる環境だからっていうのも大きいんですけどね。
前職時代は、ちゃんと毎朝剃ってたで。
い、今も最低2日1回は剃ってるから……(引きこもり期間除く

……と、だいぶ話が逸れました。
橋本さん(同僚)、良き相談相手レベル高ぇな!?
基本愚痴に付き合ってくれるし、冗談も言い合えるし、的確な指摘もしてくれる。
これは理想の相談相手やでぇ……。
沙優さんの携帯選びにも付き合ってくれるとか、付き合い良すぎワロタw
なんだったら、吉田さんの彼女ポジじゃねぇかw
しかもこの男、奥さんに5回振られてもアタックし続けるガッツ持ちである。
いや、これに関してはアプローチ次第ではストーカー案件になりかねない気もしますがw
逆に、この橋本さんを5回も振った奥さんとは……。

遠藤さん(同僚その2)も、いいキャラしてる。
ちゅーか、基本職場の同僚に恵まれてますよね吉田さん。
自分の仕事さえ終えれば帰ろうと思えば定時で帰れるみたいだし、実はこの職場結構ホワイトなのでは……?

閑話休題。
元がカクヨム連載ということもあって、割と短いスパンで話が区切られてるのが読みやすくて良いですね。
読みやすいっつーか、中断しやすいっちゅーか。
最近は読書における集中力も落ちてきてて、息つく暇もない系の物語は逆に読むハードルが高くなってしまっているのだ……。

……と、また話が逸れました。
沙優さんも、普通に良い子ですよね。
吉田さんも言ってますけど、ホント『普通に』良い子なんですよ。
まぁそらお世話になってるから遠慮してるって面はあるのでしょうけれど、そもそも、ちゃんとお世話になってるから遠慮しないと恩を返さないとって思えてる時点で全く身勝手ではない。
だからこそ、この子がなぜ家出少女などに……? というのが吉田さんと共に読者としても疑問なわけですが。
今回は、明かされずじまいでしたか。
三島さん(後輩)や後藤さんとの関係性含め、今後が楽しみですね。
後藤さん関連は、まだ真実(?)も明示はされてないですしね……。

総じて。
微妙な距離感ながらも徐々に打ち解けていくリーマンと女子高生の関係が、微笑ましくて心地よく。
職場の人たちとの絡みも含め、今後の人間関係がどうなっていくのかが楽しみな作品でございました。

お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか3巻Kindle版、発売!

どうも、はむばねです。
はい、というわけでね。

お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか3 (富士見ファンタジア文庫)
KADOKAWA / 富士見書房 (2018-09-18)
売り上げランキング: 2,064


お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか3巻のKindle版、発売ですYO!
昨日からな!

てっきり20日発売だと思って完全に油断してたぜ……。
『翌月のファンタジア文庫発売日』じゃなくて純粋に『発売日から1ヶ月後』なんですね。
ちょっと勘違いしてました。

まぁ、それはともかく。
電書派の皆様、お待たせ致しました!
買うかどうか迷ってらっしゃる方も、この機会にポチっていただいてもえぇんやで!

なお、本作及び『カンスト勇者の超魔教導』はこのライトノベルがすごい!2019の投票対象にもなっております!
投票期限が9月24日23:59分までと差し迫っておりますので、よろしければご投票いただけますと嬉しいです!

また、このお助けキャラ3巻につきましてはラノベニュースオンラインアワード2018年8月刊投票アンケートの対象にもなっております!
こちらは、9月27日(木)20:00まで!

色々とお願いすることが多く恐縮ですが、引き続きよろしくお願い致します!m(_ _)m

魔王を倒した俺に待っていたのは、世話好きなヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。

どうも、はむばねです。
オゴゴゴゴ……結局今日は、クソ事務作業のみで一日が終わってしまった……。
なお、未だに終わってはない模様。
今週から修羅場になると思っていて、実際タスクは降ってきてるんですけども、未だ修羅場の突入さえ出来てないっていうね。
いや、修羅場にすら未だ到達出来てない時点で既に修羅場なのかもしれませんが。
オゴゴゴゴ……修羅場とは……(哲学

というわけで、サクッと感想です。
一応、そんなにネタバレはしてないつもり。

魔王を倒した俺に待っていたのは、世話好きなヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。 (HJ文庫)
かじいたかし
ホビージャパン (2018-05-31)
売り上げランキング: 54,677


あらすじはAmazonより抜粋。
>かつて魔王を倒した勇者イザヤは、魔王から受け継いでしまった膨大な魔力を隠しひとり暮らしていた。
>ある日、錬金術師の少女ヨーメリア(ヨメ)を助けたイザヤは、膨大な魔力に気づいたヨメに同居をせがまれる。
>魔力の少ないヨメにイザヤの魔力を分けて欲しいというのだが、魔力を渡す唯一の方法はスキンシップを繰り返すというもので…!?
>「じゃ、手握るぞ」
>「あ、もう、イザヤさんっていつも突然なんですから」
>照れ臭く、恥ずかしく、でも嬉しい日々が始まり―。
>いちゃラブが強くする、ふたりのスイート錬金生活!!

1ページ目から主人公が女性に襲われているという安定のぶっ飛びっぷりで、なんか安心しましたw
『犯されちゃう』『無理やりパパにされる』『男の純潔を散らされる』など、しょっぱから飛ばしてんなwww
ていうか、ヨメって名前(愛称)なのかよ!

と、なかなかに頭おかしい展開(褒め言葉)からのスタートですが。
全体としては、どっちかっていうと落ち着いた雰囲気のほのぼの系ですね。
主人公のイザヤさんが草食系(物理)で、いきなり文字通りに道草を食いだしたりもしますが。
ていうか、草食ってるっつっても流石に厳選してるのかと思いきやマジでその辺に生えてる草食ってるのかよ!
……うん、まぁ、そこ含め、ほのぼのやから(震え

にしてもイザヤさん、過去を見ると悲劇の主人公なはずなのに、あんまそういう感じしないですね。
変に暗い感じにならないのが個人的に好ポイント。
単に無頓着なだけでは? という気もしないではないですがw
ていうか、結構今の生活満喫してるだろこの人www
ノリノリで趣味の木彫りとかしてて笑うwww
全体的に無頓着な感じなのにぷちあにさん(木彫り人形)に対するこだわりだけガチなのも草www

というか、イザヤさんはヨメさんのことを猫っぽいと称していますけれど、この人の方が猫っぽい気がしますよね。
野生のオス猫。
あんまり人に懐かないけど、割とチョロめに餌付けされるっていうね。
十三歳からソロでダンジョンに潜り続けていただけあり、野生化が進んでいるのかもしれない。
タイトルからヒロイン保護する系かと思ってたのですが、これは実質ヒロインに保護されてる系ですねw

ていうかイザヤさん、むしろ十三歳までどうやって生きてきたんだろう……。
……と思ってたら、やっぱりそこそこ悲惨な少年時代だったようですね。
ただ、やっぱりそんなに悲観はしていないようですが。
というかこの人、ソロに慣れすぎ問題である。

そんなイザヤさんが、『誰かと一緒にいる』ことの楽しさを知るというのは良いお話ですね。
人が遠ざかった原因となった力が、今度は人と近づくきっかけとなったってところもグッド。
ただ、結局実質ヒモ状態になるところがなんともイザヤさんらしく感じられますねw
いやまぁ、オンリーワンの働きはしているわけではあるのですけれど。

というか、ヨメさんの嫁力が高すぎ問題である。
嫁力というか、ダメ人間製造力ですがw
これは、イザヤさんじゃなくてもヒモになってしまいますわ……。
でも、イザヤさんが(一応)その状況を良しとせずちゃんと働く意志を見せているのがグッドですね。

そんな主役組だけでなく、周囲のキャラたちも魅力的です。
ヨメさんのお姉ちゃん的ポジションであるエリカさんも、まぁヨメさんが関わってくるとなかなかにアレではあるのですが、普通に有能で良い人なんですよね。
出会いからして、監査官としてちゃんとしてましたし。
多少ヨメさん贔屓なところはあっても、イザヤさんのことも偏見や決めつけで見たりしませんし。
かじいたかし先生のこの、ぶっ飛んでるように見えてなんだかんだ全員根っこのところは結構まともってバランス感覚、凄く好きです。

ていうか、エリカさんよりむしろ本当の意味でめんどいのはヨメさんですよねw
何気に結構なヤキモチ焼き。
しかも、本人は(少なくとも言葉では)その点について否定的っていうね。
ただ、尋問(?)で叩くのが相手じゃなくて自分のふとももというところが彼女らしい。

んでんでんで。
ライバル的存在であるマリーさんとの対決となる、晩餐会が始まるわけですが。
これ、実質一番楽しんだのイザヤさんやろwww
ぷちあにさんを披露出来る、この上ない機会である。
いや、やるとは思ってましたがw
にしても、ぷちあにさんに初めてまともに反応してくれたのが王族とはな……。

終盤からラストにかけての展開も、実にこの作品らしいといいますか。
なんというか、『一人じゃなくていい』『誰かと一緒にいるって楽しいものだよ』と言われているような暖かい気持ちになります。

総じて。
魅力的なキャラたちが織り成す、笑える、けれど暖かい物語。
イチャイチャに照れる二人が初々しく、ラブコメとしてもファンタジーとしても楽しい作品でございました。

野生のラスボスが現れた!

どうも、はむばねです。
うぅん……どうにも、なんか調子が良くないですねぇ……。
体調ではなく、進捗的な意味で。
なんか、微妙に創作脳に切り替わりきらない感じがするんですよね。
最近は、結構意識してインプットもしてるはずなんですが……。

……うん、これはもしかしてアレか。
艦これのイベントが気になって集中出来てないパティーンか。
そろそろ情報も出揃ってるだろうし、先にサッと終わらせた方が良いのかもしれませんね(サッと終わるとは言っていない)。


そんなこんなで、感想です。
直接的な言及は避けているつもりですが、かなり重要なネタバレ要素を含んでおりますのでご注意を。


野生のラスボスが現れた!

異世界転移モノ……かな?
ゲームの世界に、自分の作った強キャラとして入っちゃった系です。
一応、体としては。

こういう系では、完全に異世界人として白紙の状態で放り出されるか、なんとなくの設定を世界が空気を読んで(?)合わせるというパターンが多いと思うのですけれど。
ルファス様(主人公)、全力で自分でキャラ設定からストーリーテーリングまでやってたんかいwww完全に自業自得じゃねぇかwww
まぁとはいえ、公式まで巻き込んでの半公式設定だったようですからね、仕方ないね。
というかそういう巻き込み方が出来る辺り、ただの中二病ではないコミュ力を感じる。
ちゅーか、ここまで来ると実質自分で作ったというよりは周囲との合作ですよね。

にしても、口調も勝手にロールプレイされるのかwww
これは地味に新しいなwww
そういうキャラでいくにしても、不可抗力的なアレで後戻りできなくなるパティーンが多いと思うのですがw
まぁでも、そこ含め割と本人速攻ノリノリでワロタw

……と、かなりコメディチックなスタートからの。
蓋を開けてみれば、(掴みで感じた印象よりは)シリアス路線でしたね。
いや、これをシリアス路線というのもどうかとは思うんですけども。
ドタバタ無双コメディかと思いきや、意外と……というと失礼ですが、真面目なストーリー。
割とマジで世界が危機に瀕してて、そのうち何割か(結構比率重い)はルファス様のせいなので、それの尻拭いをしていく……と、いうのが序盤のストーリーラインですかね。

あと、まぁまぁ勇者くんサイドにも尺が割かれるんですが、ここがノーストレスというのがデカい・オブ・デカい。
勇者くんが、よくある正義感勘違い野郎とかじゃなくて、正義感はあるけどちゃんと常識に照らし合わせて冷静に状況を見れてるんですよね。
ここが、デカい・オブ・デカい(二度目)。
まぁ、ぶっちゃけ旅立ち直後にルファル様と魔神王様の超常対決を見てしまったからという要素はあるにせよw
というか、その要素があるからこそ説得力があります。
ルファス様の無双展開の裏で、力なき者が力はなくとも出来ることを探しあがいていく様を描くという。
これは上手い構成。

合流も思ったより早く、そして穏やかでしたね。
勇者くんサイドの心境はともかくとして(特にクルスさん辺り)。
ここで変に揉めたりしなかったのも好ポイントです。
まぁ、そっからルファス様の出番が露骨に減ったのはちょっとアレですが。
ベネト様との戦いは普通に熱くて良かったですけどね。

そして何より、アリエスちゃん覚醒回はルファス様無しでないと成り立ちませんでしたしね。
そう考えると、納得ではある。
微妙微妙と言われていた蟹さんが、ここ一番での活躍を見せただけでなく最後のキーになったというのも熱い。
戦闘不能だからこそ輝く蟹さんのアシストよ。
いや、普通に考えると蟹さんも無茶苦茶強キャラなんですけどね……。

いやぁ、しかしこの辺りからは熱いバトルが多かったですね。
特に、復活英雄さんたちとの戦い。
ベネト様だけでなく、レオン様まで参戦してきたところは「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」ってなりましたね。
正直この展開は全然予測してなかった。
ちゅーか最初はこの二人も蘇ってきたんだと思ったんですが、よく考えたらベネト様はともかくレオン様は死んでなかったわw

うーむ、しかし終盤は怒涛の種明かしといいますか。
伏線回収に次ぐ伏線回収でしたね。
まさか、本記事で一番最初に書いたツッコミポイントすら伏線だったとはな……。
その他、ギャグで流してたツッコミ所が尽く伏線という。
これは綺麗に騙されましたね。
……え? 蟹さん? 蟹さんは……まぁ……そう、そうねぇ……。

ほんで、そっからは作者さんご本人もネタにされていた通りインフレの嵐よw
グレンラガンだってここまではやってねぇぞ! と、いうレベルの戦い……もはやこれは戦いなのか? という次元のサムシングを超えて。
最後は、期待した通りのウルトラハッピーエンドでした。
尻すぼみになるでもなく、ぶん投げるでもなく、大変綺麗な終幕だったと思います。
しかし、開幕のネタっぽい始まり方からは考えられないエンディングでしたねw
これは、良い意味で綺麗に騙されました。

総じて。
笑いアリ、蹂躙アリ、しかしなんだかんだで努力・友情・勝利な物語。
話の規模は加速度的に壮大になっていきつつも、王道的な熱さを存分に堪能出来る作品でございました。

あんたなんかと付き合えるわけないじゃん! ムリ! ムリ! 大好き! 3

どうも、はむばねです。
ここ最近創作体力が落ちてきてた感じがあったんですが、昨日くらいからちょっと取り戻してきたような気がしないでもないです。
それは、単に酒を飲みながら書いたからというだけでは……? という気もしないではないですが。
きょ、今日もそれなりに書けたから……(震え

とはいえまだ今日の目標には到達してないので、サクッと感想いきます。
中盤くらいまでのネタバレ全力なのでご注意を。


あんたなんかと付き合えるわけないじゃん! ムリ! ムリ! 大好き!  3 (HJ文庫)
内堀優一
ホビージャパン (2018-07-31)
売り上げランキング: 219,571


あらすじはAmazonより抜粋。
>――病める時も健やかなる時も。
>
>自分の意志を貫き通そうとした結果、改めて周りの人たちの優しさや、小春を傷つけていた事実に気がついた悟郎。
>立ちはだかる現実に苦悩する悟郎に対し、小春はある提案をする。
>『あたしが今までできなかったこと、全部かなえて! 』
>この言葉をきっかけに、悟郎は小春のワガママをかなえようと、女子高に潜入したり、春休みを利用して旅行へ出かけたり、小春のご両親に挨拶をしに行ったりするが――……。
>一途すぎる二人が紡いだ【どうしようもない青春ラブコメ】、ここに完結。

前巻の感想はこちら

優しすぎるがゆえに決断出来ない悟郎くんと、優しすぎるがゆえに決断してしまった小春さん。
お互いのことを想っているのは同じでも、ある意味で至れた結論は真逆なんですよね。
それは、小春さんの強さあってのものでもあるのでしょうけれど。
それでも、『終わり』を決めて。
そこに向けて、形だけでも前向きになれたというのは前巻の終わり方から考えれば非常に明るめのスタートと言えますね。
これでも。

にしても、やっぱり悟郎くんは周りに恵まれてますね。
でも、それも悟郎くんの人徳あってのものなのでしょう。
悟郎くんのことをよく知る人ほど、悟郎くんを気遣ってるんですよね。
ティッシュとの和解も、まぁ既定路線ではあったとは思いますけれど、グッときました。
ティッシュが、小春さん云々ではなく『悟郎に』信じてくれって(無自覚ではあっても)言って欲しかったっていうのがね。
しかも、それを素直に認めて謝れるイケメンっぷりよ。
やはりこの男、生き様がイケメンである。

イケメンといえば、真冬先輩もイケメンですよね。
やはり動いてくれていたか、という感じ。
でも、彼女も見た目ほどには……あるいは、普通の少女よりも脆い面があって。
そんな彼女に救いを与えてくれる悟郎くんもやはりイケメンである。

そうして、状況はどんどん良くなっていくんですけども。
時間が経過するということは、当然『終わり』に近づいているのと同義で。
むしろ明るければ明るいほど、その裏側に物悲しさが感じられます。
ふとした拍子に悟郎くんの脆さ的なものが描写されるので尚更ですね。
でも、それでも普段は明るく振る舞えるのが悟郎くんの強さ……というか、優しさでもあるのだと思います。

また、小春さんのご両親についても今回初めてフォーカスされたわけですが。
前を向きたい思いと、前を向けない未練。
これもまた、心から小春さんのことを愛しているからなのでしょうね。
悟郎くんも言っている通り、優しい矛盾。
そして、その優しさが理解出来てしまうからこそ悟郎くんも小春さんも辛い。
でも、全員、いずれは前に進まないといけないんですよね。
悟郎くんが、叫んだ通り。

そして。
小春さんのわがまま……という名の、優しさに悟郎くんも気付いて。
そして。
小春さんの、本当の意味での『わがまま』を聞いて。
受け止めて。
日常に戻って。
そして。

総じて。
色んな意味で、涙と共に閉じられた最終巻。
その結末の詳細を語るわけには参りませんが……ハッピーエンド。
きっとこれは、前を向けた彼らにとっての。
ハッピーエンド、です。

異世界建国記

どうも、はむばねです。
さぁ、本を読む時間がなくなって参りました!
昨日の今日でこれである(白目
いやまぁ、削るとこ削れば読書の時間くらい捻出出来ると思うんですけどね……主に、艦これとか艦これとか艦これとか……。
とはいえあれば完全にながらでやってるもんなので、単純に削れば時間を回せるかというとそれも微妙なんですけどね。
ていうかむしろ、そろそろイベントも出撃せないかんですしね……。

まぁ、そんなこんなで感想です。
ネタバレはしてるけど、まぁそれを言うと目次ページのあらすじからして自らネタバレしてるようなもんだしな本作の場合……。


異世界建国記

異世界転生モノ。
ほぼドン底なスタートから、猛烈な勢いで成り上がる系です。

ちな、どのくらいドン底からのスタートかというといきなり飢餓状態で死にそうなところかスタートです。
人外転生でもないのにいきなりムカデ生食とは、なかなかハードなスタートやなw
背に腹は代えられないからね、仕方ないね。
その割に『不味い』程度で住んでいるのは転生前からハードだったということなのか。

ただ、スタートの状態こそドン底ですが環境的にはそこまで絶望的ってわけでもありません。
環境というか、運?
この世界で最初に出会った存在であるグリフォンさんが、割と普通にいい人(人じゃねーけど)なんですよね。
いやまぁ超常の存在ですし、ホントに『善人』というわけではないんですけども。
本人が言を借りると、「飢えた子犬が縋ってきたら拾う」程度にはいい人。
そんな感覚で主人公たちが拾われたわけですね。
ぶっちゃけ育てるのは主人公に丸投げ気味ではあるものの、ちゃんと(一応)庇護下には置いてくれるしなんだかんだ結構相談にも乗ってくれる。
最初に出会ったのがこの存在である辺り、確かに神は見捨ててなかったのかもしれませんね。
いやまぁ実のところ、普通にこの方がいわゆる『神』と呼ばれる存在の一つなんですが。
ありふれた魔物かと思ってたら、世界の存在に関わるレベルの大物でワロタw

閑話休題。
基本、偉い人が有能なのが個人的な好ポイントです。
ロサイス王さんなんかは立場的には完全に味方サイドではあるんですけど、決して無条件に味方というわけではないんですよ。
というか、隙あらば自分の利になるよう立ち回ろうとする。
ただ、善性で動いているわけではないんですが、しかし善性がないわけでもないんですよね。
統治者としての正解を選んでいるし、人間的にも好感を持てる感じ。
このバランスが上手いです。
実質の最初の敵だったフェルム王とかも、舐めプが過ぎた感があったとはいえやってること自体貴族としてはまともっちゃまともですしね。
最後の最後で非情になりきれなかったのが実質の敗因っていうのも好き。
え? リガル様やアルド様? その辺は……まあ……そう……そうねぇ……(目逸らし
言うて彼らは、実際ただの世襲なわけですしね……。

ともあれ。
味方サイドの有能勢揃い感もヤバいですね。
加護の恩恵をフルに受けてる初期メンバーズに、感覚派・理論派の両輪で呪術を発展させるお嫁さんズ(開発も出来るよ!)、軍事面でなんだかんだ世界有数のバルトロさんにアレクシオスさん、外交無双のイアルさん、内政補助のライモンドさん、隠密特化のアリスさん。
自分で育てたメンツはともかく、この部下ガチャでSSR引きまくり感よ。
特にイアルさん、この人の働きヤバすぎやろwww
実質、作中でメインで描かれてないことのほとんどを裏でこの人がどうにかしてる感がある気さえする。
ジェバンニってレベルじゃねぇぞ……。
本来、大した教育も受けてないただの村人……どころか難民だったはずなのに……。
外交に関してはアルムス様(主人公)の加護も関係ないでしょうし、実質この人が素のスペックでは最強なのでは……?
ちゅーか、最初は「他に人員もおらんし、しゃーなしで行ってくれや」的な感じだったのになにいつの間にか「外交と言えばお前や! お前なら大丈夫やろ!」的なポジに収まってるんだよwwww
いやマジで、作中で描かれてないか、私が見逃してるだけでどっかで覚醒イベントでもあったんだろうか……。
……と思ってたら、途中であとがきでも似たようなこと書かれててワロタw

にしても、この手の物語で主人公が戦下手ってのも珍しいですね。
いやまぁ比較対象がやべーだけで、下手というわけでもないんですけど。
技術革新なんかもやってたのは最初の頃だけで、外交なんかでも奇策を提案するのはイアルさんとかですし。
アルムス様、本人も言っている通りある程度のオールラウンダーではあっても得意分野がないんですよね。
単騎戦力としては最強クラスなんですが、流石に王がそんな前線出るわけにもいきませんしね……(ちょいちょい出てるけど)。
ぶっちゃけて言うと、地味。
にも拘らず存在感は常にあって、要所で見せ場もあり、ちゃんと主人公してるところが上手いです。

ただ個人的にちょっと引っかかったところは、作中で建国される国が長く繁栄することが本編内外で明言されてまして。
そういう意味で、先が読めてしまうという部分はありました。
ま、お約束ではあるのでホントに『明言されてるかどうか』の違いだけではあるのかもしれませんけれど。
これも、ストレス展開を嫌う読者さん向けの配慮なんですかねー。

しかし、その当初に示された終着点に向けてキッチリと走りきった印象。
これはお疲れ様でした、って感じですね。
ま、妖精さん関連についてはやや中途半端感がなきにしもあらずですが……ここも、エピローグ的なのである程度は補完されていますし。
後の世にも関わってくるのであれば、アルムス様時代に片付けるわけにもいきませんしね……。

ちゅーかこのエピローグというか、後日談……という範囲では収まらないので、『歴史』ですかね。
そんなに尺が割かれているわけではないのですけれど、めっちゃ濃厚でワロタw
後の時代のことについては、本編中でもちょくちょく出てきてましたが……。
しっかり考えられてるんだなーと思いました(小並感)。

ともあれ、総じて。
一人の男の人生を描いた英雄譚であり、一つの国の起こりを記したタイトル通りの建国記であり、そして長く続く時代の一部を切り取った歴史書でもあり。
結構な作中期間を描いているのですが中だるみもなく、激動の時代を共に体感しているかのように感じられる物語でございました。

恋愛至上都市の双騎士 2

どうも、はむばねです。
さぁ、本日は紙の本の感想ですよっと!
今年はマジで紙の本全然読んでねーので、残り3ヶ月半でもうちょっとどうにかしたい所存。
でぇじょうぶだ、1日1冊読めばあと100冊はいける。
問題は、最近は酒を飲み始めると1冊分読み切るだけの脳力も残らないという点ですね。
改めてのインプットを意識し始めた5年前なんかは、酔った状態でも3冊くらいなら余裕だったんですけどね……。
まぁ、うち1冊半分くらいは結局頭の中に残ってなくてもっかい読み直すことになってたのですが。

そんなこんなで、今日の感想いってみよう。
ふわっとした感じにはしてますが、割と隅から隅までネタバレしておりますのでご注意を。


恋愛至上都市の双騎士 2 (ファンタジア文庫)
篠宮 夕
KADOKAWA (2018-05-19)
売り上げランキング: 349,123


あらすじはAmazonより抜粋。
>世界を救うため、恋愛感情が強さに変わる世界に送り込まれた双騎士・勇也と藍葉。
>彼らが次に挑む任務は…いちゃいちゃ競技で世界最強のカップルを決める「恋愛祭」への出場!?
>この祭を狙うテロリスト「カップル殺し」を警戒しつつ、参加する2人だが…
>「勇也さん、私の胸についたクリーム。舐め取ってくれませんか?」
>勇也が王城の黒髪美少女から熱烈アプローチを受け、パートナー交代の危機に発展!?
>ライバル登場に藍葉は…
>「せ、先輩。私のバニーコス、どうですか?」
>なりふり構わない攻めに踏み切り、恋愛磁場を取り戻す!?
>2人は互いの距離を縮めて、カップル殺しを撃破できるか!?

前巻の感想はこちら

冒頭から、主人公コンビが犯罪者から厄介者扱いされててワロタw
そして、それを更に余裕でぶっちぎる華恋さんよ……。
確かにこの犯罪者さんからすれば、「この国頭おかしいやつしかいねぇのか!?」とも言いたくなりますよねw
犯罪者が可愛そうになってくるという謎の構図よ。

ただ華恋さん、なんだかんだでちゃんと自分の役割としてやることはやってるのがグッド。
ふざけてはいても、ちゃんと『格』を感じるぜぇ……。
まぁ、全力でふざけてはいるんですけどね……!
いや、本人的には真剣なのかもしれませんけれど。

にしても。
なんというか、今回もこのやってることはバカバカしいのに状況としては割と真面目っていうバランスが良いですね。
ホント、やってることはクッソいちゃついてるだけなんですよ。
カップル殺しさんも、名前の割に被害温厚ですし(基本的にカップルを別れさせるだけ)。
いやまぁ作中でも触れられてる通り、貴重な資源を奪われるわけなんでそれなりに深刻ではあるのでしょうけれど。
そして、カップル殺しさんの動機も割とこの世界のシステムそのものの被害者って感じで結構重かったりもします。
いちゃいちゃも重要なミッションですし、このアホっぽいところから始まってシリアスに繋がっていく流れが相変わらず美しいです。

んでんでんで。
相変わらず、アリスさんのイケメンっぷりがやべぇな!
普段はポンコツ幼女なのに!
普段はポンコツ幼女なのに!(大事なこt(ry
しかし華恋さんにせよ、普段ポンコツなキャラがいざという時に魅せる格好良さって凄く良いですよね!
華恋さんについては、この(恋愛力=パゥワーである)世界観において非モテという存在であるにも拘らず近衛隊長という立場まで上り詰めていることこそが強者の証左である、という展開も熱かったです。
ポンコツ要素が逆に、強者であることへの伏線になっているっていうね。
これは構造的にも非常に美しい。

勇也くんと藍葉さんの精神性が、なんだかんだで『英雄』なのもいいですよね。
自分たちがやらねばならぬならやってやろうじゃないか、っていう。
でも元々は全然そんな風じゃなくて、叩き上げの英雄といいますか。
培ってきた経験によって『英雄』という精神性を身につけてきた、というところが個人的に熱いポイントです。

皆の力を終結して戦う展開も、王道で凄く好き。
そう、彼ら彼女らも(この世界においては)強者なんですよね……。
ここも、ちゃんと『格』が感じられて良かったです。

そして、ラストは。
まだまだ波乱を予感させつつ、ついにあの人も復活?
ということで、次も楽しみな2巻でございました!

ご眷属様ジャーニー

どうも、はむばねです。
はい、本日の感想はですね。
当ブログ的にはたぶんお馴染み、朱鴉更紗先生が『都築隆広』先生名義で書かれた短編でございます。

三田文学 2018年 08 月号 [雑誌]

慶應義塾大学出版会 (2018-07-10)


こちら、三田文學二〇一八夏季号に収録されております。

というわけで、純文学です(たぶん)。
だが、はむばねには純文学がわからぬ。
なので、普通にエンタメの文脈で読みます。
にしても私、朱鴉先生作品の感想を書く時いっつもこの手の注釈入れてるような気がしなくもねーな……。

あと、割と隅から隅までネタバレしているのでご注意を。
そもそもネタバレとか気にする文化なのかも知りませんけれど。
とにもかくにも、いってみましょう。


・ご眷属様ジャーニー

まず、登場人物の呼び名が全体的にシャレてていいですね。
鈴虫、目黒公爵、花火眼鏡、などなど。
どういう人なのかな? なんでそんな呼び方なのかな? と、名前が出た時点で興味を惹かれます。

特に、『スマホ泥棒』って何だwww
一体何をしたらそれが呼び名になるんだよwwww
いや、まぁ、たぶんスマホを泥棒したのでしょうけれど……。
しかも彼については、結局その名前の由来が明かされないっていうね。
マジで何をやったんだスマホ泥棒……。

また、呼び名だけでなく、どの人もいい味出してます。
短編なんで、それぞれに割かれる尺なんてごく短いものなんですけども。
それでも、めっちゃ印象に残ってくるんですよ。
ナンカレーをなかなか食べない問題を抱える武蔵野夫人とか、実際には出てきてないのにその字面だけでワロタw。
スマホ泥棒に至っては、名前だけでめっちゃ印象に残ってますしw

と、短い間で次々に(出てきてもないのに)社内の人々がキャラを立てていく中。
花火眼鏡さんに関しては、最初から出てきてるのにどこか影が薄い。
つーか、これまた『花火眼鏡』って何やねんって話なのですが。
こちらは、ちゃんと呼び名の理由も明かされます。
明かされた上で、なんでその呼び方やねんwwwという感じではあるのですがw

ともあれ。
実のところ、彼女こそがこの物語の中心人物なんですよね。
鈴虫さんが花火眼鏡さんと一緒に『ご眷属様』を借りに車で目黒公爵のところに向かうところから、真の意味で物語が転がり始めます。

ちな、クッソ今更ですが(クソ雑に)ストーリーラインをご紹介致しますと。
怪談話してたら会社の事務所に女性の幽霊的なサムシングが発生するようになった(気がする)ので、『ご眷属様』(ワンコ的守り神?)を借りに行く……という感じのオカルトラブストーリー(公式(朱鴉先生)より)です。
なお、怖い要素はほとんどありません。
『ホラー』じゃなくて『オカルト』ですしね。

怪異の類が実在してるのかどうかも、曖昧なままなのです(もしかしたらここは私の解釈違いかもしれませんが)。
女性の幽霊的なサムシングも、結局目薬で対応出来るらしいですしw
ご眷属様の気配も、実のところ二人……特に鈴虫さんの勘違いというか思い込みみたいな可能性もあるんですよねたぶん。
鈴虫さんはご眷属様に背中を押された形で大胆な行動に出たわけではあるんですが、それも本当は深層心理で考えてたことが『ご眷属様』の存在を意識したことで発露しただけなのかもしれない。
でも、この件がなければ永久にこんな行動に出ることはなかったかもしれなくて。
そういう意味では、少なくとも鈴虫さんにとってはご眷属様は確かに『いた』、そして『いる』のでしょう。

にしても、序盤から結構スローペースで展開されてきた中で、ここにきての急展開は驚きましたね。
まさしく、いきなりハンドルを逆方向に切ってアクセルを踏み込んだかの如し。
そういう意味で、花火眼鏡さんと心境がシンクロしていたのかもしれません。

で、その花火眼鏡さんは自分の心境を言葉にすることはなかったわけなのですけれど。
結局そこにいることと、「ジャーニー」という言葉を返したことが答えなのかもしれませんね。
ま、いずれにせよ、お幸せに! という感じですw

総じて。
ちょっとだけ不思議なことが、あったかもしれないしなかったかもしれないオカルトラブストーリー。
挟まる小ネタにクスリとしつつ、『ご眷属様』に後押しされた二人の旅路が良きものであることを願いたくなる物語でございました。

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