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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

2019-08

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マッド・バレット・アンダーグラウンド

どうも、はむばねです。
帰省中に両肘両膝に漏れなく出来た汗疹が辛いです。
夏場に実家に帰るとこれがね……。
あと、右膝の裏にですね。
汗疹にしてはやけにデカい膨らみがあるんですけども、てめーまさか蚊に刺された跡か?
汗疹+蚊の二重苦とか、地獄かよ……ていうか、なんでそんなとこ刺すねん……。

というのはともかくとして、感想です。
ズバリは書いてないつもりですが、そこそこネタバレ要素を含んでおりますのでご注意を。


マッド・バレット・アンダーグラウンド (電撃文庫)
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あらすじはAmazonより抜粋。
>世界最悪の犯罪街で、一人の少女を巡る《愉快な誘拐劇》が始まる――。
>
>「ねえ、ラルフ。ところで今日の仕事、殺しの許可は?」
>「政府公認。愛と正義の為に、どうぞ連中を皆殺しにしてください、だとさ」
>おっと、勘違いするなよ? 俺とリザは、殺人もクスリも黙認してくれる寛容な犯罪街イレッダでご依頼主様のために、クズどもをぶっ殺す善良な賞金稼ぎだ。
>まぁ、ご依頼主様が良い奴か悪い奴かは関係ないがな。何より大切なのは金だ。
>そんな俺たちに与えられたのは、少女を捕らえろというちっぽけな仕事。だがそれも、悪魔の異能力者《銀使い》の襲撃で、狂気>に満ちた《愉快な誘拐劇》に変わってしまったわけだが――。
>第25回電撃小説大賞で物議を醸した最大の問題作、《選考委員奨励賞》受賞。

おっ、なんというかこれは洋画チックな雰囲気ですね(浅い感想)。
ハードな世界観といい、小粋なやり取りといい。
にしても、初っ端から借金取り立てられてる場面で草w
なんか格好良くはあるけども、借金取り立てられてる側なんかい! っていうねw
ただまぁ、ラルフさんの力の制約(?)を知ると金欠になるのもしゃーなしという感じではある。
ちゅーか、思ったよかシビアというか世知辛い力だな……。
格安購入すら許されないとはw

ともあれ。
割と脳筋……もとい戦闘狂……改め、お転婆なリザさんと。
状況から色々と推測して最悪を想定して動くラルフさん。
二人のバランスが良い感じですね。
まぁ、割と両方とも解決方法の方向性が物理に偏り気味ではありますけどもw
戦闘面では結構な頻度で死にかけるラルフさんをなんだかんだでリザさんがフォローしてくれるのも良き相棒感。
口で言ってる内容はだいぶアレですがw
ただこの辺りは、銀使いだからなのか元々の素質もあるからなのか。
戦闘狂な部分はともかくとして、口の悪さは元々なのでは? という気もしないではないですね。

んでんでんで。
ただの裏社会の抗争の話かと思いきや、話はどんどん『銀の弾丸』の核心に迫っていき。
この展開は、正直ちょっと予想外でしたね。
なんというか、この辺りは『そういうもの』として少なくとも1巻は終わると思っていたので。

からの、クライマックス。
状況はどう見ても絶望的で、まぁビターエンドかなーと思っていたのですけれど。
なるほど、その設定がこう生きてくるのか、って感じ。
この展開もまた予想外でした。
が、個人的には凄く好き。
やっぱ物語はこうでなくっちゃって感じ。
そして最後は、表面上は元通りでも、確かに変わったものはあって……と。
全てが上手くいったわけではないものの、前向きな雰囲気のラストで読後感も良い感じでした。

という感じで、総じて。
ハードな世界観から展開される、小粋なやり取りと派手なアクション。
練り込まれた異能の設定も物語に深く絡んでおり、非常に読み応えのある作品でございました。
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魔王が家賃を払ってくれない〈3〉

どうも、はむばねです。
伊藤ヒロ先生感想祭り第二弾その2。
相変わらず、表記がややこいな!?

と、いうのはともかくとして。
だいぶ前(2016年)に2巻まで読んでたのですが、今回からその続きをまたガッと読んでの感想となります。
伊藤ヒロ先生作品ではお馴染み、ネタバレは全力でしてるけどこの感想だけ読んでも意味わかんねーと思うのでセーフという理論でいきます(?)

魔王が家賃を払ってくれない3 (ガガガ文庫)
伊藤 ヒロ
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あらすじはAmazonより抜粋。
>ある日突然、AAカップからBカップ(隙間あり)の胸にサイズアップした魔王アーザ十四世は、生まれて初めてブラジャーをつけることに。
>パンツ丸出しなのは平気なくせに、ブラジャーには異常なほどのはじらいを見せる魔王。
>かつて見たことのない魔王のリアクションに胸のドキドキが止まらないヨシツネ。
>一方、幼馴染のトモザキはそんな二人にヤキモチが止まらない。
>そしてついに、魔王とヨシツネのあいだに愛の結晶が…超展開ラブコメで贈る「魔賃」シリーズ第3弾。

前巻の感想はこちら

相変わらずのパンツ。
表紙もパンツならカラーイラストもパンツなら本文もパンツ。
けど、辛うじて1ページ目にはパンツという単語は出てきてないのでセーフ。
いやセーフじゃねぇよ(セルフツッコミ
なお、2ページ目にはもちろんパンツの話題が出ている模様。

……あとでですね。
これは1巻・2巻とスルーしてきたのですが、流石にそろそろ触れておきます。
目次ページの文字が!! クッソ細けぇ!!!
一つ一つの章タイトル(?)が会話文な上にwww(3巻では)全27話+αwww
本文230ページもないのにwww
最初に見た時は、設定用語集か何かと思ったわwww


閑話休題。
それでは、ツッコミダイジェストいってみましょう(さも当然の如く)。

本文を前巻のコピペで使い回すなwww
そしてそれに本文で触れるなwww
確かに、言われなきゃわかんねーけどもwww

恥じらいのある時の魔王様を『いい方の魔王』とか称するなwww
綺麗なジャイアンかwww

しまブラwwwちょっと上手いこと言うなwww

ヨシツネくんチョロすぎワロスw
確かに恥じらう魔王様はちょっと可愛いけどもw

将軍さんの壁尻状態もハメられてのもの(ダブルミーニング)だったんかいw
災難すぎるだろ将軍さんwww
……うん、まぁ、半分くらいは本人がアレなせいもあるのですが。
罠にかかる小鳥くらいの知能なのかな?

ほんで、高良多家の女性陣も巨乳化してるんかいw
いやまぁそれはいいとして、ヨシツネくんなんでそこに気付いてるんだよwww

ツッコミポイントを『※』であらかじめ示しておくなwww

ヨシツネくん、安定の『勘違いするなと言われたので勘違いしない系男子』すぎるwww
なんでそこだけめちゃくちゃ素直に言葉通り受け取るんだよwww
トモザキさんの視線の意味とかは正確に読み取れるのにwww

絆創膏を乳首隠し専用アイテムとみなすなwww
ブラがあれば必要ないとかそういう概念じゃねぇよwww

トモザキさんの説得を省略で流すなwww
ていうか、なんでそのタイミングでの章タイトルで解決させてんだよwww
いや、そもそもなんで章タイトルの中で物事が解決に向かってるんだよwww
そして、本文で『サブタイ』言うなwww

将軍さん、普通に消防に助けられるんかいwww
ていうかもうこの人、お母さん以外の全員から存在忘れられてない?www

ブラジャーを修行用の拘束具扱いするなwww
そして、絆創膏を衣類扱いするなwww
ほんで、ピクシブのマニアックなイラストの状態を挿絵に指定するセンスwww編集さんもやべぇ奴(褒め言葉)かよwww

冒頭の格闘技が伏線になってるのはさりげなさすぎて普通に気づけんかったわwww
確かに、言われてみればあの部分ほぼ丸々意味なかったけどもwww
ほんで、パワーアップしてないんかい!www
ちゅーか魔王様はともかく、トモザキさんでも勝てないって妖怪リモコン隠しの強キャラ度がガチすぎるwww

各々の誤解(一部わざと)ポイントが綺麗にオチてるのも笑うwww
確かに、他種族のこととかわからんけどもwww
ほんで、将軍さんに常識を説かれるオチwwwこの人、今回ずっと穴にハマってたのにwww

からの、ダチョウwwwそっちのロングパスで来たかwww
そして、まさかの妖怪リモコン隠しの慈愛www
何なんだよこいつらwwww
いや特に、ダチョウさんはマジで何なんだよwww
なんで途中からその存在がフワッとスルーされてんだよwww
ツッコミ仕事しろwww

ほんで、オヴィラプトルも結局出るんかいwww
からの、あとがきへのロングパスwww試合終了してるとこへパス出すなwww
あと、基本的にあとがきは「登場人物が挨拶するところ」でもないwww


以上、ツッコミダイジェスト終了。
なの、です、が。
いやぁ、凄いですねこの作品は。
まさか、最初から最後までツッコミどころしかないとはな!
ジャスコでさえも、一応多少は他の感想も出てきたというのに……。
まぁ今回とかぶっちゃけ、あらすじにすると実質「魔王が卵を産んだかと思ったらダチョウの卵だった」ってだけの話だしな……。
それでもちゃんとフリからオチまで完璧に決めて一冊分にしているのが実に伊藤ヒロ先生という感じです。
なおこのあらすじだけを見ても意味がわからないと思いますが、本文を読んでも意味はあまりわからないのでご安心ください。

という感じで、総じて……いや、総じられるかこの話!?
えー……誇張無しに、最初から最後までツッコミ所しかない展開で。
大変、大いに、めっちゃ、笑わせていただきました。


なお、そんな伊藤ヒロ先生の最新作も今月末8/30に発売やで!

異世界誕生 2006 (講談社ラノベ文庫)
伊藤 ヒロ
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マヨの王~某大手マヨネーズ会社社員の孫と女騎士、異世界で《密売王》となる~

どうも、はむばねです。
伊藤ヒロ先生感想祭り第二弾、はっじまっるよー\(^o^)/

はい、というわけでね。
第一弾のラストから半年ほど空いてしまいたが、ようやく第二弾の開始でございます。
つっても、実はこの記事自体はだいぶ前に書き終わってたのですが。
伊藤ヒロ先生の新作が出るタイミングで感想書いた方が良いかな、と思ってタイミングを図っていた次第です。


異世界誕生 2006 (講談社ラノベ文庫)
伊藤 ヒロ
講談社
売り上げランキング: 192,105


こちら↑が、8/30に発売される新作でございます。
発売日までもうちょっとあるけど、まぁ今日くらいから感想祭り始めとけば途中で日常記事が挟まったりで何やかんやちょうどえぇくらいになるやろの精神。


で、今回の感想は↓の作品に対するものでございます。
一応、そんなにネタバレはしてないつもり。



あらすじはAmazonより抜粋。
>「マヨネーズのように白い心であれ」]
>亡き祖母の教えを守り、真面目に生きてきた弦木恭一郎だったが、ある日痴漢の冤罪をかけられて、それまで築き上げてきた信頼や自負を失ってしまう。
>絶望して妹のふたばと共に、街を歩いていると、突如現れた謎の光に包まれ、二人は異世界へと転生した。
>だが、そこで二人を助けてくれた優しい姫や女騎士さえ、貴族たちによる非道な迫害や貧困に悩んでいた。
>世界は、正しい者が苦しむ絶望の牢獄だ。
>そんな姿を見た恭一郎は、自ら悪に堕ちて彼女たちを救う決意をする―この世界では禁断の調味料とされるマヨネーズの力で!!
>前代未聞の異世界転生ピカレスクロマン、ここに開幕!
>「小説家になろう」人気連載書籍化!

初っ端から安定のくっ殺騎士、安定の伊藤ヒロ先生で安心しましたw
なろうでも、その狂気は健在だったようですね(褒め言葉
まぁ、それを言うとタイトルからしてド安定という感じではありますが。

しかし、このタイトルなのにまたも綺麗な伊藤ヒロ先生なんですよね(当社比)。
えぇ、綺麗な伊藤ヒロ先生……なんですけども、基本的には。
婆ちゃんとキョーイチローくん(主人公)、なんでもマヨネーズに喩えるなwww
無駄に上手いのが腹立つwww
ていうか、『マヨネーズが正しさの象徴』ってどういう概念だよwww斬新な宗教かwww
と思ってたら、マジでマヨネーズを神扱いしだして草www
ほんで、婆ちゃんの時点でちょいちょい悪どいこと言っとんなwww
あと、カーラさんとの出会いが酷すぎワロタwww
ていうか、兄妹揃って反応が冷静すぎるwww
確かに、考えるべき優先度としてはそれが正解ではあるんだろうけどもwwwなんで目の前の光景完全スルーなんだよwww

とかとか、もちろん(?)ツッコミどころは健在でございます。
いやしかし、本作においてはこの『マヨネーズ』がガチンコでキーとなっておりまして。
マジで、マヨが『悪』の象徴となるピカレスクロマン的作品なんですよね。
何を言っているのかわからねーと思うg(ry
いやホントにね、「いつも通りアホなことやってんなーw」とか思って読んでたらいつの間にか引き込まれてキョーイチローくんの行動にwkwkしてるんですよね。

しかしこの辺りは、あとがきを読んで納得。
最初は、マジモンの薬物を扱う物語だったんですね。
確かに、そう考えるとストーリーラインはかなりそれっぽい。
にしても、『薬物』を『マヨネーズ』に置換するという発想力よw
けど実際、それによって取っつきやすさが全然違ってきてますし。
マヨがガチの麻薬になってるヤバさと、なのにマヨという字面の面白さ、というバランスが絶妙だと思います。

キョーイチロくんが基本的にクソ胆力なのも、読んでて気持ち良いポイント。
武力的には圧倒的弱者なのに、その堂々とした振る舞いよ。
これが、『覚悟』が決まった者の強さか……。
シックスさん(裏社会のドン的存在)との取り引きで強気な態度で示していくとことかは、特にその辺りが表れていたと思います。
もっとネタっぽくいくのかと思ってたので、これはちょっと意外なポイントでした。
しかし、この辺り……『悪』をより強い『悪』ムーブで上回っていく気持ちよさとか、実になろうっぽいです。
もちろん、良い意味で。
流石伊藤ヒロ先生、キッチリ照準合わせて来てんなって感じです。
かと思えば、オークが知恵者とか、テンプレを外して予想を裏切ってくるポイントもあったりでなかなか展開が読めません。

えー、ほんでね。
「かと思えば」、と言えば。
キョーイチローくんが日本での生活に絶望した原因も、この流れだとガチのやつなのかと思えば。
ぶっちぎりで、ガチでもなければ冤罪ですらなくてワロタwww
わざとでこそないとはいえ、完全に辱めてるじゃねぇかwww
しかも、初犯じゃないんかいwww

いやホントに、あの流れで来てただけにこのオチにはやられましたね。
これ、序盤でやられてたら「ですよねー」で終わってたと思うんで、ここに持ってきたのはめちゃ上手い構成だと思いました。
ちゅーか、「勘違いするな」と言われたから勘違いしない系男子は伊藤ヒロ先生作品では割とお馴染みの主人公像なんですけども。
キョーイチローくんは、まさかの「勘違いするな」とすら言われてないのに勘違いしない系男子なのか……?
これは流石に新境地。

ともあれ。
カーラさんの力が、ガチofガチでマヨネーズを作る秘訣というのも熱い展開でしたね。
まさしく文字通りの『力』がキーなのが、実にカーラさんらしいといいますか。
なんかフニャッとした精神論じゃなく、ガチofガチでカーラさんじゃないと果たせない役割だったってところが良いですね。

かーらーのー。
ラストは、ファッ!?
『あの人』の参戦(?)は予想外of予想外でしたね……。
それこそ、本格参戦するならライバルってレベルじゃねぇぞって話ですが……。
はてさて、『あの人』がどういう状態なのか含めて、今後の展開も非常に気になるところです。
……が。
なろうの更新の方も、1巻ラストのとこで止まってるのか……。

まぁともあれ、総じて。
このタイトルからの、またも綺麗な伊藤ヒロ先生作品(当社比)。
飛び道具系と見せかけて……いやまぁ実際そこそこ飛び道具系ではあるんですけども、『悪』をもって『悪』を制し人を救う、爽快感のある物語でございました。

勇者様が友達になりたそうにこちらを見ている!

どうも、はむばねです。
昨日は天神周辺グルメ記事だったので、本日は感想記事です。
なお、例によって当ブログにおいて『ので』は万能の接続詞として用いておりますのでご了解ください。

はい、というわけでね。
本日ご紹介致しますは、『そのオーク、前世(もと)ヤクザにて』(私の感想はこちら)で第8回GA文庫大賞≪優秀賞≫を受賞された機村械人先生の新作でございます。
なお、割と隅から隅までネタバレしておりますので未読の方はご注意を。


勇者様が友達になりたそうにこちらを見ている! (GA文庫)
機村械人
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Amazonの内容紹介、(文庫の方だけ)タグ閉じミスっとるやんけ草ぁ!
えぇ……? ていうかこれ、Kindle版と完全に別物として作ってるの……?
文庫の方だけキャラ紹介があるし、その関係かな……?

というのはともかくとして、あらすじはAmazonより抜粋。
>容姿端麗・完全無欠のお嬢様――
>彼女の孤独を癒せるのは僕だけ
>
>「ザ・高嶺の花」×「ザ・凡人」の学園・甘々ラブコメ
>
>「私、初めてだったんです。ああやって、普通に話し掛けてもらえたの」
>まるで、村人Aのように大事ない日々。
>そんな人生を愛する僕、村野和人が偶然話しかけた少女は、かつて異世界を救った《勇者》だった!!
>彼女は桐条莉央。単身で魔王軍を打倒し、現代に帰還した超絶VIP。全人類から崇拝される孤高の存在だ。
>「わ……私と友達になってください」
>そんな莉央様が、僕と友達になりたいと言い出した。そんな大役は務まらないと断固拒否するが、彼女のアプローチはどんどん過激になる!?
>「私は……村野さんがいいんです! 」
>これは、平々凡々なモブキャラの僕が、女神の如く崇敬される少女の孤独を癒し、支え続ける学園交友録(ラブコメ)。

はてさて、あの機村械人先生のラブコメということで。
大きく期待していたのは間違いなんですけども、同時に少し不安があったのも事実ではあるのです。
やはり、従来の機村先生の作風が好きだったところもありますのでね。
しかし、結論から申し上げるとそんな心配は全くの杞憂でございました。

まず、個人的に機村先生作品の大きな魅力の一つは『主人公の格好良さ』にあると思うんですけども。
ここがね、ラブコメになっても微塵も揺らいでいないのですよ。
今回の主人公である和人くんは普通の高校生で、元ヤクザでもないし異世界にも(たぶん)行ってません。
けれど、だからこそ際立つ格好良さがあるいいますか。
やはり、弱くても弱いなりに女の子を守ろうとする男の子ってかっけぇですよね。
そりゃ惚れるでぇ……! という説得力も生まれるってもんです。
こういう王道的な気持ちよさがあるのが、流石といったところ。
※なお、和人くんが弱いとは言っていない。

あとは、世界観もですかね。
《勇者》によって救われた異世界と、繋がるようになった世界が今回の舞台です。
全然和人くんが臨む普通の学園生活じゃなくてワロタw
しかし、だからこそ普通のいわゆる一般的な学園ラブコメとはまた少し違った味わいがあります。

そして、やはりキャラと掛け合いが良いですね。
莉央様の熱烈なアプローチに対して全力でお断りする和人くんに草生えるw
からの、体臭を気にする莉央様可愛いなwww
しかし莉央様は、まぁ普通にコミュ障でちょっと視野が狭くなることもあるんですけども。
基本的には《勇者》らしい、自分より他者を優先する気高さを持っているのが良き。
ただのポンコツじゃないところが好きです。
でも、普段は気高い勇者様なのに和人くんと一緒にいると高確率でポンコツを晒すところも愛おしい。

一方の和人くんは自他共に認める一般人……で、あろうとしていて。
そんな一般人だからこそ救える人がいる、というのもなるほどという感じ。
確かに、古来英雄は一般人に鼓舞されてこそみたいなとこがありますしね。
ただぶっちゃけ和人くんの場合、君一般人のメンタリティじゃなくない??? という気もしますがw
むしろ英雄寄りの人間なのでは……?
あえて『一般人』としての振る舞いを意識しているように思えますし。

……と思ってたら、やはりといいますか。
あらゆる状況で普通の対応をするために努力を惜しまないスタイルでワロタw
プロ一般人的じゃねぇか!w
しかしなるほど、そのあらゆる相手に普通に接するための訓練のおかげで、普通の人なら良くも悪くもその肩書に影響を受けてしまう莉央様相手にも普通に接することが出来るわけですか。
……うん、ここまでくるとやはり特殊スキルの域では???w

からの、まぁそうだろうなと思ってたら《魔王》相手にも普通に接する『一般人』っぷりよ。
これはもう、新ジャンル『あらゆる相手に一般人ムーブを貫く自称一般人』とか呼んでも良いのかもしれません。
そしてそれはそうとこの作品、コニュニケーションに難のあるヒロイン多すぎ問題であるw
しかもメアリーナさん(魔王)に至っては、コミュ障と同時にダークオーラ(物理)も発生するからタチが悪いw
ほんで、そんなメアリーナさんよりもある意味タチが悪い女木城さんェ……。
《勇者》をもビビらす稀有な存在である。
それぞれ違った方向で拗らせてて笑うわw

ウルフマンさんたちがこっちにきた理由とか、小ネタも効いてて良き。
ここで物騒なことにならず、Win-Winの関係で協力でしてくれるという流れが好きです。
からの山場も、思っていたような醜い感じになることもなく。
なんというか、『話し合えば解決出来る』というのが、コミュ障の多いこの物語らしい解決方法だと思いました。
誰相手でも物怖じしない和人くんだからこそ、その話し合いに繋げることが出来る……というのも、物語開始時から変わらないコンセプトのままで上手い着地どころだったと思います。

んでんでんで。
ラストは、新たな波乱を予感させるもので。
和人くんの『普通』に対する意識に大きく影響を及ぼしたらしいお父さんも、今後関係してきそうですし。
そもそも和人くん自身についても、全てが語られているわけではなさそうな雰囲気を感じますのでね。
次巻以降、どう展開されていくのかも楽しみです。

という感じで、総じて。
コミュ障系ヒロインズが可愛く、『普通』を貫かんとする主人公が格好いいラブコメ作品。
ちょっと変わった、だけど優しい世界で繰り広げられるドタバタが楽しく、終始明るい気分で読ませていただきました。

オネエ軍師 ~庶子たちの戦争~

どうも、はむばねです。
4日ぶりなので全然久々でも何でもないのに、なんか感想更新が久々という感覚。
まぁ実際こないまだでのは書き溜め分だったので、新規で書き下ろしたのは久々だったりするのですが。

という読んでる側にとってクッソどうでもいい話をしつつ、時間がないのでさっさと感想入っていきましょう。
ラストまでのネタバレを含んでおりますのでご注意を。


オネエ軍師 ~庶子たちの戦争~

異世界転生モノ。
前世の知識と『魔女』の力を持った主人公(オネエなイケメン)が、暗殺されかけてた王女を助かるところから物語は始まります。

にしても、転生したオネエ口調の主人公……何気に、これは新しい設定では?
しかもその背景、及び必要性がちゃんと提示されてるので納得感があります。
イケメンなオネエとハンサムな王女とのバランスも良いですし、第一話から大きく状況を動かしてキッチリ引き込んでくれますし、これは上手い。
最序盤からノイエさん(主人公)がオネエなのに普通に格好いいところも良きです。
身内がちゃんとその能力を評価してくれてる点もグッド。
……と思ってたら、(人狼への転生、魔王の副官の)漂月先生か。
それならば納得、という感じです。
というか、書籍化してないのが信じがたいレベルのクオリティ。
改めて、クオリティが高ければ上がっていけるわけではない、というのを見せつけられた気分です。

と、いうのはともかくとして。
この複雑な関係にありながら家族仲が非常に良いのが微笑ましい。
これについては、ノイエさんが転生者で大人の振る舞いを出来たからというのも大きそうですが。
にしてもノイエさんが弟くんから母性を求められてる辺り、本当に複雑な関係で草w
とか思ってたら、リン王女までノイエさんを母親とみなし始めてワロタw

ともあれ、父上を筆頭に身内も甘いだけでなくちゃんと有能なのが大変に好ポイントです。
にしても、その中にあってノイエさんが汚れ役担当というのは笑うw
日本人の倫理観ェ……。
まぁ異世界には異世界の流儀があるからね、仕方ないね。

また、敵方にも切れ者が複数いるのもグッド。
散々言ってることではありますが、無能な敵を崩しても「まぁ、そうなるな……」としかなりませんからね。
有能な敵を、それを上回る策で打ち破るからこそカタルシスが生まれるというものです。

にしても、ノイエさん……というか、『魔女』の力は相当に無体だなw
この御方、転生とは関係なくチート持ちである。
とはいえ、簡単に習得出来るものではないというのがバランスが取れてますね。
確かに、7割成功に命を賭けるのは割と文字通りに致命的すぎる。
しかもその存在を秘匿しないといけないとなれば、学問やら武術の方が有用な場面が多いというのもなるほどって感じ。
まぁそれ以上に、魔女の力への『適正』が不幸によるものだからというのが大きく。
ノイエさんがリン殿下にそれを語ること自体が、彼女……じゃねぇ、彼の誠実さを表していますね。
そしてそれに対して真っ直ぐ応えるリン殿下といい、良いコンビという感じがします。

ともあれ、人間関係の機微についてはまさしく年の功と言うべきか。
相手のタイプを推察し、本当の意味で歩み寄るのが無理なら利に徹するという合理的な考え方は転生者ならではといったところなのでしょう。
そして、そんなノイエさんが結果的に味方を引き寄せる様も良き。
にしても、教皇様の思い切りの良さは凄いなw
狸と言うべきか、狼と言うべきか。

他方、敵のツバイネル公もさるもの。
内でも外でもバタバタしている状況で、キッチリ最善手を打ってくるこの感じですよね。
先述の通り、敵方もちゃんと強者だからこそそれに挑む物語が映えるというものです。
暖かさと冷酷さ、二陣が対比的な構図になってるのも良き。
自分では薄情者を謳ってますが、なんだかんだノイエさんも情に厚い人ですからね……。
まぁ、相手陣営の内情まで加味して搦め手を打つところなんかは普通にまぁまぁ悪辣ですがw

にしても、(作中でもツッコミ入れられてるけど)ノイエさん自分の命賭けすぎてて草w
とりあえず重要な局面になったら自分の命をチップにする癖がありますよねこの人……。
まぁ重要な場面で自分が動くのが最善というのが秀でた能力の証であり、優しさの証左でもあるのでしょうけれど。

ともあれ、最後まで無敗でノイエさんが大勝を重ねまして。
新たな戦の火種もあり『これから』を予感させつつも当初の目的を果たしきり、大団円という感じのラストでございました。

という感じで、総じて。
前世の知識と『魔女』の力を用いて、オネエなイケメンがほぼ詰んでた王女を女王まで祭り上げる話。
敵味方に有能が揃っており、しかしその上で彼らの予想を超える主人公の活躍が爽快で、最後まで気持ちよく読ませていただきました。

セブンス

どうも、はむばねです。
最近、変な時間帯で生活リズムが固定されててヤバいです。
というか、紛いなりにもちゃんと朝に起きる生活をしていた頃にどうしていたのかが思い出せない……。
別にそんな遡らなくても、先月くらいは割と調子良かったはずなんですけどね。
……と思ったけど、これアレだ。
単純に睡眠(に費やす)時間が増えすぎててリズムもクソもねぇんだな。
一日の半分くらいを布団の上で過ごしてるまであるで。

というのはともかくとして、感想です。
割と隅から隅までネタバレしておりますのでご注意を。


セブンス

異世界現地モノ。
豹変した周囲によって生家を追い出された主人公が、歴代当主のスキルと人格が記録された宝玉を手に入れて活躍していくお話です。

妹に勝負を挑んで負けて家を追い出されるという、初っ端からアレなスタートではありますが。
そこから拾ってくれるゼル爺さんの優しさが染み渡る感じで、そこまでのストレス感ではありません。
ノウェムさん(ヒロイン)といい、周りには恵まれてる感。
妹ちゃんの件も、何かしらの特殊能力っぽいですし。
むしろそれでもライエルくん(主人公)が生きているのが親の愛情ゆえ(かも?)というのも良かったです。

ライエルくんがちゃんと実力者なのも良き。
ていうか本人も言ってるけど、序盤は玉がマジで足かせにしかなってねぇなw
しかし盗賊団のくだりからは、いよいよ本領発揮って感じ。
まぁ、魔力を吸われまくるというデメリットはそのままではあるわけですがw
最初は勢い(というか嵌められた形)だったのが、なんだかんだちゃんと初代がライエルくんを認めてくれるのも良きですね。
というか、歴代全員に認められるライエルくんの優秀さよ。
ほんで、ノウェムさんが猛烈な勢いでダメ男製造機で草w

しかしライエルくん、ポテンシャルお化けというか、技術チートというか。
言うなれば、レベル1の状態で努力値的なもののみで戦ってきてたのね。
そりゃ歴代も力を見誤りますわ。
それを家族からも冷遇された状態でたった一人でも続けてこられたのが、ライエルくんの何よりの才能ということか。
そして、いよいよスキルも発現するわけですが。
努力型に経験値ボーナスとか、普通にチートレベルでは???

ほんで、猛烈な勢いで格好良くなっていくな……。
ハッタリでカッコつける系男子、大好きですよ。
ちゅーか、普通に実力も伴っとるしな。
しかし、当初は一番非協力的だった初代がいつの間にか最大の親ライエル君派になっとなるなw

んでんでんで。
ご先祖様については、そういうスタイルですか……。
せっかく慣れてきたところで、悲しいですね……。
というか、初代が消えた時点で終わりがなんとなく見えてきてるのがもう……。
ほんで、ネームドキャラもあっさり退場していくのか……。
せっかく、『これから』って感じだったのに……。
なかなか、思った以上にハードな物語ですね……。

ともあれ。
スタートこそちょい重めでしたが、章を重ねるごとに軽妙さが上がっていくところが個人的に好きです。
特に、ライエルくんがらいえるサンになるところは毎回笑うわw
とか思ってたら、『再会』は思ったより早く訪れましたね。
ここはニアミス程度かと思っていたのですけれど。
しかし、そこから真の『ライエルくんの』物語が始まるというのが熱い展開でした。
今までなんとなく流されて生きていたライエルくんの、初めて持った明確な『自分自身の目的』。
ウォルト家じゃなくてライエルくん自身の戦いに、それでもご先祖様たちが力を貸してくれるというのも熱い。
ていうかこの人達、割とノリノリであるw

からの『国取り』も熱かったですねー。
真正面から突破するのも好きですが、こういう搦め手系も好きです。
というかライエルくん、どっちもこなせる万能っぷりよ……。
ご先祖様、スキルもクッソ有用ですけどやっぱ一番強いのは領主を勤め上げたことによるその頭脳と経験ですよね。

からの、魔物からの防衛戦も然り。
『成長』までを計算に入れるとは、流石という感じ。
しかしまぁ考えてみれば、『成長』のある世界では有用な策ですよね。
上手く運用しないと、動けない人ばっかになってその時点で詰みそうですが。
そんな中で、ライエルくんがついに覚悟完了する流れも熱い。

ほんで、らいえるサンって伏線やったんかい!?
ファッ!? ってなりましたよね。
……と思ってたら、違うんかーいwww
らいえるくんにも同情されるらいえるサン、マジパねぇッス。

とか言ってる間に、物語はどんどんその規模を大きくしていきまして。
基本的には、犠牲を出しつつも勝利を重ねていくわけですけども。
ついに訪れたウォルト家との戦いは、流石にそれまでとは毛色が違うと言いますか。
最強の敵であり、同時に最も倒したくない相手で。
けれどそれを正面から打ち破り、見事に討ち果たしてみせたところにライエルくんの心身共に成長した姿が伺えました。
そして、最も救いたかった人の一人が救えず、しかし彼の残した力によって他の人を救えるようになるというのも熱い展開でした。

んでんでんで。
物理的にだけでなく、概念的にも規模が広がっていきまして。
古代の人類が滅亡しただのなんだのと、話が大きくなるわけですが。
それをどうにかするでも放置するでもなく、『次世代に託す』というのが実にこの物語らしいと思いました。
歴代のご先祖様が次世代に託してきて、その結果ライエルくんがここにいる、というこれまでの積み重ねがあってこそですよね。

にしても、エアハルトくんがこんな最後まで引っ張られるキャラになるとは思いませんでしたw
てっきり、最初の噛ませで終わるのかと思ったぜ……。
しかし彼は彼でその成長の軌跡がずっと描かれてきたので、感慨深いものがあります。
ライエルくんとは別ベクトルというか、自力で地道に歩いてきた感があるからこそなおさら。
ある意味でもう一人の主人公というか、何の柵も助力もなかった場合の冒険者としてのライエルくんって感じなのかもですね。
ていうか彼、実質ライエルくんの唯一の友人と言えるのでは?w

といった、最後のお気楽パートを経ての最終決戦。
まさに総力戦オブ総力戦ですね。
セレスさんと対峙するのがライエルくんの嫁たち(ほぼ)勢揃いという構図も熱い。
総合力ではセレスさんが一番でも、各分野であれば互角程度に戦える人もいる、というバランスも良いですね。
ここまで育ててきたユニット・仲間にしてきたユニットを最大限活用するSLG的な楽しさがあります。
にしても、これまでに鍛えられたライエルくんの煽りスキルが遺憾なく発揮されてて草w
ご先祖様によって一番鍛えられたの煽りスキル説まであるでw

ほんで、最後の最後までらいえるサン大活躍なんかーいwww
このシリアスな流れでwwwそう来るかwww
ともあれ。
まぁそうだろうなとは思ってましたが、ここでご先祖様勢揃いはクッソ熱いですね。
……とか思ってたら、まさかそれだけに留まらず。
いやぁ、死者大集合はメチャクソ熱いですよね。
特にこの作品、ぶっちゃけ死んだ人多いですしね。
にしても、早々に消えたせいで状況がわかってない初代と二代目かわいいなwww
あと、改めてウォルト家の女性陣強すぎて草w
こいつぁ、泣けて笑える最高の展開でしたね。
ていうか状況は結構切迫してるはずなのに、ご先祖様たちが全く自重しないせいで全く締まらねぇw

しかし思わぬ人たちも参戦し、ポーターの活躍、そして素のライエルくんでのらいえるサン超えなど、まさしくこの物語の総決算とでも言うべき盛り上がりで。
ある意味で最大の爆弾であった女性問題にも一応一段落(?)が付き。
最後も『次』へと繋がった、実にこの作品らしいラストだったと思います。

という感じで、総じて。
『怪物』によって実家を追われた嫡男が、ご先祖様たちと共に全てを取り戻す物語。
主人公の成長、そして徐々に周囲に認められていく様が気持ち良く、笑いあり涙ありで最後まで楽しく読ませていただきました。

ちょっぴりえっちな三姉妹でも、お嫁さんにしてくれますか?

どうも、はむばねです。
昨日の更新で「来週海の日ですよ?」って書いたけどよく考えたら来週どころか明日やんけ。
ま、まぁ週が変わることには違いないから……(震え

しかし、未だに海の日といえば7月20日という意識が消えませんね。
言うて、他の祝日とかいつがいつだか全然覚えてねーのですが。
やはり、海の日っつーと夏休み開始日のイメージだからでしょうか。
なんとなくこれだけ意識に残ってる感じがします。

という前振りとは一切関係なく感想です。
ネタバレは、そんなにしてないつもり。




あらすじはAmazonより抜粋。
>「学園でも人気な自慢の三姉妹と住み、名家の嫁候補に育てよ」
>貧乏高校生の俺・一条天真は、娘を溺愛する社長から謎バイトを頼まれるが―姉妹全員人に言えない趣味を持っていた!?
>姉妹の目的は、俺とえっちな欲望を発散することで…この惨状、父親にバレたらクビになるぞ…。
>ああもう!こうなりゃ俺が、お前らの性癖を更生して、立派な花嫁にしてやるよ!
>ひとつ屋根の下で贈る、エロカワ×3倍シスターズラブコメ!

三姉妹がメインかと思いきや……いや実際、三姉妹がメインではあるのですけれど。
本編開始早々、実妹ちゃんの存在感がデカすぎてワロタw
口だけツンデレというか、身体はデレデレというか。
いや、エロい意味じゃなくて。
つーか、口先ですらもほぼデレのみであるw
このデレっぷり、いいですねぇ、いいと思います!

ともあれ。
天真くん(主人公)の好感度がバカ高いのが良いですね。
なんつーか環境的にはかなりアレなんですけども、腐らず前向きに頑張ってるところが好きです。
短期的な視点でバイトを詰め込むだけじゃなく、ちゃんと長期でのことも考えて勉強を頑張ってるのが良き。
これはハーレム構成も許される主人公。
実際、そういった点を買われての『夫役』抜擢なわけですしね。

あと肇さん(ヒロインズの父)も、天真くんの『仕事』を始めるに当たって前職のケアが万全だったりとこちらも好感度が高い。
こういうとこをキッチリ潰してくれてると物語に入り込みやすくなるので、ここも個人的に好きなポイントでした。
まぁ肇さん、ちょいちょいクレイジーな面も見え隠れ……というか、全力で見えてはいますがw

そしてこの父にしてこの娘ありというか、月乃さんのクレイジーっぷりがパねぇなw
クレイジーというか、ナチュラル変態というか。
天真くんがエロさより断然恐怖を感じてるのも笑うわw
しかし、実際この状況に置かれると怖い(確信)。

とか思ってたら、結局姉妹全員クレイジーで草w
ていうかそれぞれが秘密を抱えてるせいで、変な三つ巴みたいになってるじゃねぇかwww
かつて、ここまで緊張感の漂うエロコメがあっただろうか……。
ヒロインがほぼエネミー状態で、エンカウント毎に緊張感が発生するっていうねw
しかし状況としては変態に囲まれているというだけ(?)なのに、それはそれとして普通に天真くんにとってのピンチでもあるというバランス感覚は凄いな。
ほんで、なんだかんだでちゃんと真剣に、そして割と有効な手立てを講じてくる辺り天真くんの好感度がやはり高い。
そんな天真くんのおかげもあり、三姉妹の変態度も若干改善の兆しを見せて……いる、のか……?
マジで小さな一歩すぎて笑うけど、それでも一歩改善に向かったことは事実ですからね、うん、たぶん。
しかし、その辺りを見越してあらかじめ対策を用意してる辺り天真くんがマジで流石すぎるwww
そして結果的にそれが仇となる展開、これは酷い(褒め言葉)。

からのラストは、いつもの日常に戻る……かと思いきや?
この引きは予想外でしたね。
果たしてここからどう繋がっていくのか、そして新たな登場人物はどんな変態なのか、続きも楽しみです。
……ワンチャン、真人間な可能性も微レ存?

という感じで、総じて。
ヒロイン全員の変態レベルがバカ高い変態カーニバルな作品(褒め言葉)。
実に酷いシーンが多く(褒め言葉)、次はどんな狂気を孕んだ変態が飛び出してくるのか続刊も楽しみです(褒め言葉だっつってんだろ!)

呼び出された殺戮者

どうも、はむばねです。
1週間連続飯の話を避けるべくどうにか感想を書き上げました。
なぜ両極端というか、同じカテゴリの話ばかりが続いていくのか。
一応言っとくと別にわざとそうしてるわけではないし、むしろ極力バラけさせようとは思ってるんですけどね。
まぁ感想ストックがある時は感想に偏りがちだし、ストックが切れると飯の話でもたそうと新しい飯屋に行くことが多いので、さもありなんという感じではあるのですが。

まぁそれはそうと、時間もないのでさっさと感想いきましょう。
全体的にそこそこネタバレしておりますのでご注意を。


呼び出された殺戮者

異世界転移モノ。
鍛え上げた武道によって『殺したい』欲求を抱えていた主人公が、異世界で魔物やら人やらを殺しまくるお話です。

にしても、第一話でいきなり神を斬り殺す一二三さん(主人公)に草w
一応、自分に力を与えてくれた神なのに……。
まぁどう見ても裏があったからね、仕方ないね。
反面、純粋に一二三さんを心配した神様二柱は「お、おぅ……」というリアクションで笑うわw
ほんで、転移直後に早速人を殺すんかいwww
『理由があれば殺す』どころの話じゃねぇなwww
にしても、暴れっぷりがガチンコのガチ。
ま、まぁ、いきなり誘拐されたようなもんだからね、仕方ないね。
だいぶ過激派ではありますが、一応筋は通ってる。
そこらのチンピラなら殺してもよくて王様なら許されるなんてこともありませんからね。
しかし王女様、ヒロインかと思いきや復讐者ポジになるとはな……。

一二三さんの考え方が奴隷さん方に感染していくのも草。
でもまぁ、殺すべき奴は殺しとかないとだからね、仕方ないね。
その過程で邪魔になる人がいればそれも殺しとかないとだからね、仕方ないね。
ていうか敵対した時点で皆殺しだからね、仕方ないね。
と、読んでる方までも一二三さんに影響されていく感よ。

しかしまぁ、言うて一二三さんもすぐ殺す以外はそれなりに常識人。
いや、その一点を以て常識人とは程遠いわけですけどもw
ほんで、異世界の人に(殺されるという)緊張感がないと憤り始めるのも草w
ていうか、世界を掻き乱す気満々やんけwww
やっぱ全然常識人じゃなかったわwww
からの、筋書きと演技も出来るのか一二三さん……w

で、物語は一二三さん個人の戦いだけでなく戦争にも突入していくわけですが。
(一二三さんの動機はともかくとして)戦争の準備描写というのはやはりワクワクしますね。
一二三さんのことだから、圧倒的な結果に終わるのは確実なので、尚更です。
にしても、一二三さんは完全に遠足感覚で笑うw
しかし、流石にこの世界の戦争、清廉潔白すぎでは? という気もしないではないですね。
夜襲を警戒すらしていないとは……。

んでんでんで。
宰相さん周りは、死神さんが暗躍してて不穏な空気……。
……かと思いきや、一二三さんの差し金やったんかーいwww
これで、完全にずっと一二三さんのターンが確定したのでは……?

というところで、一旦人族の支配地域を離れて新章に突入するわけですが。
荒野編、サラッと一二三さんが集落を幾つか潰すだけで終わってワロタw
まぁ、獣人自体はその後の騎士の国編にも関係してくるわけですが。
ほんで、いてもいなくてもあちこちで『心配』される一二三さんに草w

そして、獣人を仲間(?)にしまして。
人間の街にワクワクする獣人二人可愛いわけですが。
何より一二三さん自身がが、『国取り』に一番ワクワクしてて笑うわwww
ほんで、猛烈な勢いで『街』作りが進んでいく。
前に領地を貰った時と違って、ベースとなるところがあってそれに手を加える形じゃなくて一から作ることになってるのに。
むしろ、ゼロベースの方が作りやすいということか。
あるいは、前回である程度のノウハウを手にしていたということなのか。
そして、そこまでやって本人がやってるのが『釣り』というのも草w

ちゅーか、全体的に進行が早ぇな騎士の国編……。
猛烈な勢いで王まで殺してもうたやん。
……と思ったけど、よく考えたら転移数分で既に王を殺してたなw
ほんで、獣人連中もこの上なく一二三さんのことを理解していって草w

からの、魔人族編。
魔人族が今までで一番一二三さんの共感を得るのもワロタw
ちゅーか割と初手敵対を選んできた人間・獣人・エルフに対して、対話から入ってきたのは魔人族が初めてでは?
一番理性的な種族な印象まであるで。

そしてこの辺りから、各勢力の様子を描いての群像劇的な感じになってきます。
全ての中心は一二三さんなわけですが、しかし本人はその辺りそっちのけで魔人殺しエンジョイしてるのは笑うw
まぁ、そもそも一二三さんは最初からずっと一貫して自分の欲求に従って動いてるだけですからね。
世界を巻き込むのも含めて。

ほんで一二三さんの教えが着々と受け継がれているので、一二三さん不在の間の戦いもどんどん一二三さんっぽくなっていくっていうね。
しかし、良くも悪くも一二三さんの理解者は増殖していくなw
そして大体が物騒な方向に向く中、確かに一二三さんの教えは踏襲しつつも完全に平和方向に向いてるレニさんのレア感と天使っぷりよ。

しかし、やはり一二三さんが直接動くと更に面白さが増しますね。
周りも成長してきた(させられた)状況だからこそ尚更に。
ていうか一二三さん、マジでどんどん物騒な方向に突っ走ってて草w
そして、もう一二三さんが動かなくてもこれまでに撒いてきた種が芽吹いて勝手に絡み合っていく様も面白いです。

また、終盤で王女様(もう女王様だけど)がデレを見せるわけですが。
覚悟と凄惨な思いを秘めて、ってなところが実にこの作品らしいですね。
というか、普通の話だとこれはデレ扱いじゃねぇw

一二三さんが、オリガさんのことを『この世界の最高』と認めるところも熱い。
一番長く、ずっと一番傍で、唯一一二三さんと同じ価値観を持とうとしていた彼女だからこそですね。
そして、最後までそれは変わらず。
一二三さんもまた最後の最後まで一ミリも変わることなく、潔く退場していくところも良きでした。
明らかに平和には向かわないだろう流れも含め、実にこの作品らしい最後だったと思います。
続編もあるようなので、そちらも楽しみ。

という感じで、総じて。
鍛え上げた力での『殺戮』を望んでいた男が、異世界に解き放たれ殺戮しまくる物語。
ブレない価値観によって立ち回る様が爽快で、しかしそれによって救われた人も多く、やがて世界を変革する大きな流れを作っていくところ含め、ずっとワクワクしながら読めました。

バグゲーやったら異世界転移したので、可愛い女の子だけでギルドを作ってみた

どうも、はむばねです。
俺たちの感想はこれからだ!
というわけで、本日も感想でございますよっと。
なお、これで弾切れの模様。

そして地味に時間がねぇので、さっさと感想いきましょう。
ネタバレは、そんなにしてないつもり。


バグゲーやったら異世界転移したので、可愛い女の子だけでギルドを作ってみた (HJ文庫)
アカバコウヨウ
ホビージャパン (2018-07-31)
売り上げランキング: 762,963


あらすじはAmazonより抜粋。
>バグを使って俺だけ無双! !
>
>モガミ・ユヅルはある時、散々やり込んだバグまみれのゲームによく似た異世界へ、かわいい女神に導かれて転移する事になる。
>そこはあらゆるバグが排除された秩序あふれる世界のはずだったが――ユヅルだけには、ある「チート能力」が与えられていた。
>「ていうか……バグ、普通に使えるんですけど……」
>世界で唯一「バグを利用すること」が許されたユヅルは天性の射撃スキルと、バグを利用した超絶テクニックでこの世の頂点を目指し動きだす。
>すべては美少女を集め、自分だけのハーレムを作り上げるために!

初っ端から全力でバグ利用しててワロタw
ていうか、マジで致命的なバグすぎるwww
まぁとはいえこれに関しては通常のテストプレイでは想定されないケースだろうからね、仕方ないね。
ただ、他のに関しては言い訳不可能だろwww
ちゃんとテストしろwww街のNPCの動きくらいちょっとやったらわかるだろwww
まぁとはいえ、そこは製作者が神様だからね、仕方ないね……とはならねぇよwww
むしろ神なら、よりしっかりしろwww

しかし、流石に実際の世界を作る時にはちゃんとデバッグしたのね。
他の神様も思いっきり稼働させてますがw
そして、バグを愛した男であるユヅルくん(主人公)がバグに愛された(?)スキルを取得するというのも熱い。
まぁ、完全に偶然とミオン様のものぐさの産物なわけですがw

ともあれ、NPCはNPCのままだったりとかなりゲームの世界に寄ってはいるわけですが。
『女の子の反応』の部分はリアルで草w
まぁネカマはあくまでネカマだからね、仕方ないね。
ネトゲの女キャラは大抵ネカマだと思え!(過激派

とはいえ、基本的にヒロインズはチョロイン勢なわけですがw
でもユヅルくん普通に(ちゃんとしてる時は)頼りになるからね、仕方ないね。
基本的にはバグ技使いなわけですが、バグ技無しでも熟練のプレイヤー感があるのが良き。

しかしユヅルくんのスキル、バグを有効化するだけでなく強度まで変更出来るのが鬼ですね。
もはやデバッグモード状態であるw
もっとも、それもバグまで知り尽くしたユヅルくんのやりこみあってこそなわけですが。
タイミングがシビアな場面も多いですし、プレイヤースキルあっての賜物という感じがします。
まぁそれを踏まえた上で、最後まで全力でバグ技押しでいくわけですがw
最後も、イマイチ締まらずドタバタしているところ含めて実にコメディチックで本作らしいラストだと思いました。

という感じで、総じて。
バグを含めてゲームの全てを愛した男が、そのゲームの世界に転移する物語。
全力でバグ技を駆使して状況を打開していく爽快感もあり、明るい世界観なのでとにかく楽しく読ませていただきました。

魔王を倒した俺に待っていたのは、世話好きなヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。 4

どうも、はむばねです。
はいはい、感想感想。
というわけで、中一日空けて今月1日発売の新刊の感想でございます。
今年は積極的に新刊の感想も上げていきたいと思っているのですが、なかなか実行出来ておりません。
新刊って、なんでしばらくすると新刊じゃなくなるんでしょうね?
マジで、ちょっと積んどくといつの間にか新鮮さを失っていきますからね……。
下手な野菜より足が早いまであるで。

ともあれ、今回は新鮮なうちに感想を書けたのではないでしょうか。
なお、結構ネタバレ要素がありますのでご注意を。


魔王を倒した俺に待っていたのは、世話好きなヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。 4 (HJ文庫)
かじいたかし
ホビージャパン (2019-07-01)
売り上げランキング: 33,417


あらすじはAmazonより抜粋。
>イザヤが倒したはずの魔王が復活!しかも美少女なんですけど!?
>
>錬金術普及のため、雪と氷の国にやってきたイザヤたち。
>みんなで雪合戦をしたりスケートしたりと楽しい時間を過ごしていると、突如、ナナという仮面の少女が現れる。
>「こんにちは~。あたし、復活した魔王だよ☆」
>なんか魔王が復活してるんですけど!? 
>しかもナナは「復讐のチュウだ☆」と、なぜかイザヤの唇を狙ってきて……。
>「今度は魔王娘ですか。イザヤさん、あなたという人は……」「いや全く知らない子なんだが……」
>この少女は本当に魔王なのか?その正体は?スイート錬金生活第4弾!!

前巻の感想はこちら

相変わらず1ページ目からカオスofカオスで草w
パパ呼びすることを『パパ活』と称するなwwwそんなもんに金を払うなwww
ていうか、悪酔いするのわかってるんだからいい加減酒は自重しろwww(ブーメラン
しかしこの作品の恐ろしいところは、別に酔ってなくてもカオスなところなんですよね……。

とか思ってたら、やっぱり本編始まってもカオスで笑うわw
からの、今回の新キャラは自称魔王な女の子・ナナさんなわけですが。
初登場からやっぱりカオスw
しかし、真意が謎なことを除けば意外と言ってることはまとも感があり。
この面子の中にあっては、むしろ一番常識人ポジまであるで。
本来の常識人ポジであるはずのヨメさんは『パパ菌』とか言ってるしな……。
この世界における『パパ』、我々の持つ概念とは別物説。

ただ、今回に関しては流石にイザヤさんの油断っぷりも目立ちますがw
いや、元々そういう人ではあるんですけども。
仮にも魔王を名乗る存在への警戒心が薄すぎるw

しかし、ナナさんの正体はそういうことでしたか。
まさか、マジのガチで『パパにされた』事例が存在するとはな……。
これはちょっと、シリアスなのかコメディなのか判断に迷うぜ……。

ともあれ。
今回の山場の一つが、イザヤさんのキスを賭けたトーナメントなわけですが。
イザヤさん本人参戦でワロタw
「男なら、女の子になって(中略)自分で守りなさい」って字面がカオスすぎるwww
ほんでイザヤさん、そんなんで説得されるなwww
イザヤさんの説得チョロすぎ問題である。
そして、なんだかんだで勝ち上がるのも草w
とはいえ、捨て身(?)で勝利を掻っ攫うところは流石でした。
他ならぬヨメさんとナナさんのため、というところがイザヤさんらしいですね。

んでんでんで。
VS魔神さんでも、流石の活躍を見せてくれまして。
ナナさんを呼び戻すところも、熱いシーンなのですけれど。
『パパ活』、まさかのここに向けての伏線やったんかいwww
この辺りはもう、どういう顔して読めばいいのかわかりませんでしたねw

という感じで(?)、総じて。
今回も、カオスでありながらも優しい世界が絶妙なバランスで描かれており。
心温かくなりつつも、大いに笑わせていただきました。

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