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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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スパイ教室01 《花園》のリリィ

どうも、はむばねです。
どうにか今年も、KADOKAWAの新春会までに読み終えたぞ……!
ということで、前回のファンタジア大賞『大賞』受賞作の感想でございます。
今年は1月発売の受賞作がこれだけだったので楽は楽だったんですけども、それはそれでちょっと物足りない気持ちもないではないですね。

と、いうのはともかくとして。
直接的には言っていませんが、作中の重要なネタバレ要素に触れておりますので一応ご注意を。


スパイ教室01 《花園》のリリィ (ファンタジア文庫)
竹町
KADOKAWA (2020-01-18)
売り上げランキング: 3,236


あらすじはAmazonより抜粋。
>世界最強のスパイによる、世界最高の騙しあい!
>
>陽炎パレス・共同生活のルール。一つ 七人で協力して生活すること。
>一つ 外出時は本気で遊ぶこと。
>一つ あらゆる手段でもって僕を倒すこと。
>――各国がスパイによる“影の戦争“を繰り広げる世界。
>任務成功率100%、しかし性格に難ありの凄腕スパイ・クラウスは、死亡率九割を超える『不可能任務』に挑む機関―灯―を創設する。
>しかし、選出されたメンバーは実践経験のない7人の少女たち。
>毒殺、トラップ、色仕掛け――任務達成のため、少女たちに残された唯一の手段は、クラウスに騙しあいで打ち勝つことだった!?
>世界最強のスパイによる、世界最高の騙しあい!
>第32回ファンタジア大賞《大賞》受賞の痛快スパイファンタジー!

めちゃ厳しくて死亡者も出すスパイ養成所の校長が、「教え子は殺したくない」と言ってくれるのが好き。
ギード師匠といい、冷酷なスパイだけど根っこのところは人間で愛情を持ってるってところが良いですね。
殺伐としている世界だけに、尚更そう感じます。
そんな中、リリィさんのテンションがアレで笑うわw
親の心子知らずってレベルじゃねぇぞ!www

からの、クラウスさんの『先生』っぷりが異次元で草w
まぁ、そうなるな(そんな気はしてた)。
ちゅーか、この人も天然ですよね……いろんな意味で。
あまりにも『出来てしまう』ために、どう教えればいいのかわからない。
けど、その上でちゃんと前向きに思考を進めようとしているところが流石でした。
リリィさんたちがクラウスさんの予想をも上回る作戦を練り、しかしその上でクラウスさんがあっさりそれを撃退するという流れも良いですね。
どっちの格も下がらない感。

にしても、なかなかに雰囲気が独特ですね。
やってることはガチンコで重要な任務だしガッチガチにスパイ活動なんだけども、キャラの性格もあってシリアスな感じはあまりなく。
しかし、なんとなくずっと不穏が空気感が漂い続けているという。
まぁ、窮地に向かうことは確定してるわけですしね……。
だからこそ、決起会の時は特にその雰囲気が濃厚に感じられた気がします。
ただ、この時のクラウスさん死亡フラグ立てすぎィ!?

ほんで、ギードさんに関しては……そうくるかー、という感じで。
からの、はえー。
さすクラというか、全て手の平の上だったのはクラウスさんの方か。
まぁ、そうなるな(そんな気はしてた)。

からの、はえー(二度目)。
なるほどね、そこに仕掛けがあったのか。
妙なとこに傍点が付いてるなーと思ってたら、そういうことね。
今まであんまり名前やコードネームが出なかったのも、なるほどという感じ。
かつての師弟がどうしても縮められなかった0.1秒を、今の師弟が縮めるというのも実に熱い展開でした。

からの、最後も『これから』に期待が膨らむ爽やかな終わり方でございました。
ただ、あとがきに書かれてた通りマジで受賞時のあらすじと全然違ってて草w
これは、改稿の経緯とか苦労とか明日伺ってみたいところですねー。

ともあれ、総じて。
絶望的な任務に赴くことが決まっていながらも、個性的な少女たちと『先生』の生活は時にコミカルで楽しく。
積み重ねられた伏線が回収されていく様も美しい、『スパイ』を主題にするに相応しい物語でございました。
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百錬の覇王と聖約の戦乙女7

どうも、はむばねです。

        /.:::::::::::. ̄`ー‐‐-.、
         」:::::::::::::::::::::::::::.\::::.\
        ハ;;;;;;_:::::;;;;;;_::::::::::::.ヽ:::::::i
       |ミ゙   `´   `ヽ.::::::::ミ:::::|
       ||         i:::::::::::ゝj
         |!,___   _ ____  ¨`Y:::::}
        i ,;r;ァ、  ,.r:ゥ;、`  レ,.^j
        |  ̄ i :  ̄    !ri }
         !   j     ;   i⌒:
         ',  ,.'` ^` 、...     |ー'
          ヽ t、‐__ッ‐' ,.' / |
           ヽ.  ̄´  ,/   ト、
            _ー‐‐''´    /.:::\
        チョットー・サムスギヘン
        (1938~1994 ザンビア)

いやマジで。
最近、寒さのギアが2段階くらい上がった感がありますよね。
まぁむしろこれくらいが普通というか、今までが冬にしては暖かすぎた説が有力ですが……。
皆様、体調など崩されないようお気をつけください。

そんなこんなで、感想です。
ズバリは書いてないつもりですが、終盤の重大なネタバレが含まれますのでご注意を。


百錬の覇王と聖約の戦乙女7 (HJ文庫)
鷹山誠一
ホビージャパン (2015-02-27)
売り上げランキング: 483,962


あらすじはAmazonより抜粋。
>勇斗がついに現代へ。宗主を失った《狼》の運命は!?
>
>シギュンの秘法によって突如現代に帰還してしまった勇斗。
>最愛の幼馴染み、美月との再会に歓喜しながらも、ユグドラシルに残した「家族」のことが気がかりでならない。
>一方、勇斗が消えたことで大混乱に陥った《狼》軍。
>それに乗じた敵国《豹》の大攻勢に対し、フェリシアたちは決死の覚悟で臨むが……!?
>勇斗が最大の決断の時を迎える、第7弾!!

前巻の感想はこちら

悲願達成とはいえ、あまりにもなタイミング……から始まる今回なわけですが。
異世界でそれこそガチンコの武将やら大将やらとやりあった結果、幼馴染の父ごときでは動じないというのはなるほどw
しかし、かねてより確執のあった実父相手ではそうもいかないのですね。
なんというか急激に、『勇斗様』が『勇斗くん』になった感じがします。
向こうでは宗主でも、年齢的には16歳なわけですからね……。

他方、話はユグドラシルに移り。
勇斗様不在の隙を最良のタイミングで突く辺り、流石はロプトさんって感じですね。
もう勇斗様にしか執着してないのかと思いましたが、キッチリ《豹》を勝たせるつもりもあったのね。
実際彼自身後がないとはいえ、一応宗主の座にこだわりはあったのか。
まぁロプトさんが宗主になった経緯からしてもたぶん『宗主の座を引きずり降ろされる≒死』なんでしょうし、さもありなんというところではあるのか。

ちゅーかこの人も、普通に能力がやべぇですよねやっぱ。
あらゆる能力を模倣出来るわけで、見れば見る程に強くなっていくっていうね。
模倣出来るからこそ、その破り方までわかるというのもなるほど。
フェリシアさんの兄だけあり、各分野での一番ではないかもしれないけどオールラウンダーとしてクッソ強い。
手の内を知っている《狼》相手だと、更にそれが際立ちますね。
……ちゅーかこの人、勇斗様が消えて急からの方が輝いてる感があるな?
《狼》陣営が浮足立ってるのもあるのでしょうけれど、やっぱ勇斗様への執着が逆に足枷になってたのだろうか。

ともあれ。
めちゃ平和な日本の風景と、どんどん追い詰められていく《狼》の様子がまさしく対照的ですね。
ボロボロになっていく《狼》に浮足立つ周辺国と、勇斗様の存在がどれだけ大きかったのかがわかります。
けれど美月さんを筆頭とした日本での大切なものもしっかり描写されるので、勇斗様の葛藤もまたわかるんですよね。
そんな勇斗様の葛藤をフェリシアさんやルーネさんが理解してくれて、であるがゆえに葛藤もより深まるというのがまた。

そして、そんな勇斗様……勇斗くんが決断出来たきっかけが、かつて忌み嫌っていたお父さんで。
からの、美月さんはね。
やばいくらい良い女ですね、このお方は。
そら勇斗くんも惚れますわー。
そしてだからこそ、きっちりケジメを付ける勇斗くんも格好いい。

しかし、ラストは滅茶苦茶不穏な感じで。
この上げて落とされる「感じ、鷹山先生の手のひらの上で踊らされてる感ですわー。

という感じで、総じて。
危機と平和、歓喜と焦燥、色々と対照的な状況が描かれまして。
一つの大きな区切りを迎えた感はあるものの、同時に大変不穏な発言も投下され、続きを読むのがますます楽しみになる7巻でございました。

百錬の覇王と聖約の戦乙女 (6)

どうも、はむばねです。
1/25(土)の飲み会(詳細はこちら)、明日まで募集中です。
また、既に参加のご連絡をいただいている方には昨日TwitterのDMで詳細をお送りしております。
もし「参加するって言ったけど詳細の連絡来てないんやが?」という方がいらっしゃれば、その旨ご連絡ください。

そんなこんなで、感想です(特に前段との繋がりはない、いつもスタイル)。
直接は書いてないつもりですが、終盤の重要なネタバレを含んでおりますのでご注意を。


百錬の覇王と聖約の戦乙女 (6) (HJ文庫)
鷹山 誠一
ホビージャパン (2014-10-31)
売り上げランキング: 454,870


あらすじはAmazonより抜粋。
>黒狼VS狂虎!!
>勇斗の前に突然現れた、神帝シグルドリーファ。
>ユグドラシル全土に君臨する彼女が幼馴染みの美月と瓜二つであることに驚きながらも、勇斗はお忍び中の彼女を宮殿でもてなすことに。
>彼女から現代に帰る手がかりを聞き期待を膨らませる勇斗。
>だがそのとき、虎心王ステインソール率いる《雷》の軍勢が襲来!
>勇斗は新たな奇策をもって迎撃に挑むが!?

前巻の感想はこちら

短編集かと思いきや「ファッ!?」となるラストから続く今巻。
リーファ様との邂逅からスタートするわけですが、流石に誰もが知ってるレベルの高貴なお方なのですね。
まぁ実際のところは、もっとガチでやんごとなきお方なわけですがw
ほんで、実力もガチなのね。
まぁ護衛を落とすくらいだからそれなりに使えるんだろうとは思ってたけど、フェリシアさん以上とはな……普通に作中最上位クラスやんけ……。
美月さんそっくりな件といい、とても気になる存在ですね。
しかも、世界渡りの情報まで持っているとは。
メタ的に見ても最重要級の人物ですな。
とか思ってたら、ドヤ顔で能力披露からの正体バレの流れはワロタw
双紋がこの世界で二人しか確認されてない存在なら、もうそれ使った時点で自己紹介やんけwww
ほんでシギュンさんの存在は、帰還へのヒント……くらいに思ってましたが、まさかの直結パティーンですか?

まぁ、それはともかく。
やはり本編にも絡んできたヒルドールヴちゃん、可愛いなw
流石のルーネさんも、小動物(現時点)には甘々にならざるをえないかw
飼い主は往々にして甘くなっちゃうからね、仕方ないね。
からの、イングリットさんも可愛いなw
ちゅーか料理も出来るとか、相変わらず女子力高ぇ……。

続く新年祝いといい、思ったよか和やかムードで進んでいきますね。
前々巻、そして前巻の引きから、割と風雲急を告げる的な感じかと思ったのですが。
まぁでも再戦は春と名言されてましたし、冬の間はこんなもんなのか。
もっとも、フェリシアさんだけは和やかではありませんけどもw
ほんで、勇斗様としても自分が去った後の地盤固めもあって決して心休まる時間でもないのでしょうね。
……とか思ってたら、それ以前に色んな意味での危機が訪れてて草w
やっぱ酒は恐ろしいでぇ……(迫真

んでんでんで。
リーファ様の体質も、思った以上に虚弱。
それでもあのキャラを保っている辺りに、彼女の強さも伺える気がします。
多分に強がりではあるかもしれませんが。
しかし、リーファ様も堕とされてしまいましたか……勇斗様、流石の天然ジゴロっぷりよ……。
まぁリーファ様に関しては、その天然なところにこそ惹かれたのでしょうけれど。
そしてそんなリーファ様を、経験を積んでしまったからこそ見送らざるをえなかった勇斗様も切ない。

とまぁ前半は割とゆる~い感じで進行し、少し切ないながらもラブコメ空間を経て戦へ。
ステインソールさんは、相変わらず正面対決だと無双オブ無双ですな。
しかし、敵ながら気持ちよさがありますよね。
突き抜けた脳筋というか。
だからこそ、その補佐に回っている方々も映えるわけですが。

ともあれ、そんな化け物+切れ者との再戦。
今回は戦場も不利(というかフラット)で、しかしそれでも勇斗様なら……! と思わせてくれるところがこれまでの積み重ねですよね。
部下の皆さんが心からそう信じてるのが伝わってくるのも良き。

しかし、敵もさる者。
馬といい鉄といい、裏での盃がかなり効いちゃってる感じですね。
まぁ、それもステインソールさんの剛力あってこそですが。
ていうか、まさに鬼に金棒状態である。
単純な腕力だけでなく、戦闘センスがずば抜けてるのがやべぇですね。
視界を奪ってさえ、手傷の一つも負わせられないとは。
まさしく戦神って感じ。
しかも前回の敗北で、(多少とはいえ)慎重さも持ち始めちゃってますからね。

とはいえ、向こうが戦神ならばこちらは軍神。
見事、思い描いた絵に相手を落とし込む……も。
どうにかステインソールさんを往なせても、そっちまで来ちゃいますかーって感じ。
しかし、それすらも凌ぐ勇斗様の『器量』が流石です。
まさしく勇斗様のこれまでの積み重ねがあったからこそ生まれた粘りというのが熱かったです。
けれど精神論的なものだけでなく、ちゃんと計算も加味した上ってのがまた良いですね。

かーらーのー!
はえー、そう来ましたかー。
思わぬ形で悲願が成し遂げられることとなったわけですが、流石にこれは『思わぬ形』すぎますね。
奇しくも、勇斗様の存在あってこそ戦を乗り切った直後だっただけにね。
まぁ相手さんも、だからこそこのタイミングを狙ってきたのでしょうけれど。

という感じで、総じて。
比較的穏やかな前半からの、ピンチに次ぐピンチが訪れる激戦。
かーらーのー。
急激な『転』を迎え、ここからの展開がめっちゃ気になる6巻でございました。

俺のことを嫌いなはずの許嫁がやけに積極的なんだが。

どうも、はむばねです。
本日も、今年読んだ作品の感想です。
今回ご紹介するのは、第30回ファンタジア大賞の同期受賞者である秋月月日先生がカクヨムに投稿されている作品ですね。
カクヨムコン5にも参加されているので、読んで面白いと思った方は評価など入れてくださいな。
昨日ちょうど第一部が終わったところですので、今ならキリの良いところまで読めますよ。

ちなみに余談ですが、カクヨムのレビュー(★)って『レビュー』と銘打ってはいますがレビュー書かずに★だけを入れることも可能です。
『レビュー書かないといけないと思って★入れてない』という方もいらっしゃると聞いたので、今更ながらちょい補足でございました。

そんなこんなで、感想です。
ネタバレは、そんなにしてないつもり。


俺のことを嫌いなはずの許嫁がやけに積極的なんだが。

あらすじは、カクヨムのあらすじ欄よりそのまま抜粋。
>学園一の美少女・雨宮雫に俺は嫌われている。
>それなのに、まさか彼女が俺の許嫁だっただなんて!?
>雨宮さんからしてみればさぞかし迷惑なことだろう。
>――そう思っていたのに、雨宮さんは手作りの弁当を作ってきたりお風呂に一緒に入ろうとしてきたりと何故かやけに積極的で……!?
>雨宮さん。君、俺のこと嫌いなんじゃあなかったの!?

現代ラブコメで、主人公のことを嫌いなはずの許嫁がやけに積極的なお話です(ほぼタイトル言っただけの説明)。

『許嫁』という言葉から上流階級の方々の話かと思っていたのですが、斜め上の許嫁経緯でワロタw
大地くんパパがアレなだけかと思いきや、雨宮さんパパも大概で笑うわw
まぁ基本は双方の合意がないと許嫁なんて発生し得ないわけで、必然といえば必然ではあるんですけども。
とか思ってたら、雨宮さんも(無表情のまま)ノリノリで草ぁ!w
大地くん包囲網、最初から完成済みの構図である。

んでんでんで。
雨宮さん、タイトルで想像していたより10倍くらい積極的だった……。
ていうか、どう見ても完全に好きやないかーい!w
割と早々に笑顔もいただいてますしね。
そして早々に同棲と、展開が爆速w
大地くん包囲網の狭まり方がヤバい。
そして、同棲お約束イベントをこなす速度もヤバいw
非常にニヨニヨしながら読めますね。

ほんで、『嫌われてる』誤解も思ったよか早めに解消されまして。
かと思えば外部からの邪魔も入ったりするわけですが、そこに悪意が感じられないのが優しい世界で好きでした。
>あなた個人を嫌ってはいませんが、雫様の許嫁という立場を与えられたあなたのことは嫌いです
という発言、実に理知的で森屋さんも良い子なんだというのが伺えます。
というか、この歳でここを切り分けて考えられているというのが凄い。
この考え方を出来ていない大人がどれだけいることか……。

閑話休題。
そんな森屋さんが、二人の関係を進めるキーになるというのも良いですね。
というか、まさに適役。
この、ド正論ウーマン感よ。
からの、ちゃんと然るべき時には男を見せてくれる大地くんも好き。
そして最後は安定のドタバタからの、最後まで甘さったぷりの展開。
ごちそうさまでございました。

という感じで、総じて。
無表情系グイグイガールとネガティブボーイの甘々ラブコメ。
全体的に優しい世界でノーストレス、ずっとニヨニヨしながら読める作品でございます。

悪魔に選ばれた優等生の俺は、欲望解放〈エロコメ〉に夢を見る 1

どうも、はむばねです。
去年読んだ本の感想を上げつつも、時折並行して今年読んだ感想も上げていくスタイルでしばらくいこうかと思います。

というわけで今回の感想は、年末発売……実質今月分のHJ文庫新刊で、去年のHJ文庫大賞の奨励賞受賞作ですね。
ズバリは言っていないつもりですが、多少展開を示唆するネタバレ要素がなくもないので一応ご注意を。


悪魔に選ばれた優等生の俺は、欲望解放〈エロコメ〉に夢を見る 1 (HJ文庫)
叶田キズ
ホビージャパン (2019-12-27)
売り上げランキング: 74,283


あらすじはAmazonより抜粋。
>――俺は女子高生のパンツが見たいんだ!!
>
>“青春は灰色だ"。日々の癒しはHな動画探しで、ガリ勉ぼっちな俺・神矢想也にとっては、それが真実だ。だけど、そこに奴はやってきた。
>美少女悪魔・チチーは、俺に物質変換能力を強制的に与えた挙句「その力で、世界征服でも金儲けでもして、ボクを楽しませるのである!!」と言いやがった。
>……いいさ。お前の期待は別として、この力で楽しくHな“青春"を送ってやる!!
>――最強の能力と天才的頭脳が合わされば、女子高生のパンツも見放題!?
>美少女たちとのちょっとHな学園ラブコメ、開幕!!

なるほど……魔界の漫画家がヒロインで、人間界を描くためのネタ出しで人間界に来ると。
これは思いつかなかった設定ですね。
人間界を舞台にした漫画……ってことは、向こうの世界的には異世界モノってことになるんですかね?
にしても、悪魔でも編集は怖いのかw
まぁ、編集さんも悪魔なわけだしな……。
※リアル編集さんのことを指しているわけではありません。

あとこれはめっちゃ個人的な趣味なんですが、頭のいい主人公が普通に成績良いのが好きなので、想也くん(主人公)がかなり好きです(小並感)。
頭脳バトルを描きたいから全国模試1位を観察対象に選んだ、ということで合理性があるのもグッド。
ていうかチチーさん(ヒロイン)、自分の血ベースの飴を食べてもらうために味を工夫するとか地味にちゃんとしてるなw
悪魔なのに、しっかり人間のことを考えてる……。
いや、悪魔だからこそか。
しかも、人間を描こうとしているのだから尚更か。
なるほど、そう考えるとこのキャラ造形も実に合理的である。

ともあれ。
流石というべきか、想也くんの能力理解が爆速ですね。
初っ端から「なるほど、そういうのもあるのか」と思わせられる使い方。
そして、与えた能力で脅されるチチーさんに草w
この人(悪魔)、やってること見るとめちゃ優秀なのになんかポンコツ臭が漂ってるのがいいですね……好き。
あと、想也くんの能力の使い方もワロタw
悪魔もドン引きで草でしたw

ほんで、パンツをパン粉にのくだり、ただの能力活用の一例かと思いきやガッツリ本編に関わってくんのかいwww
これは予想外www
ちゃんと頭脳戦してるのにwwwキーとなるのはパンツwww
そして、想也くんが窮地を切り抜けた理由が『ただの変態だったから』というのも酷いwww
ていうか、バレそうになっても逃げ切る方向じゃなくて犯行を続ける方向でいくんかいwwwマジで何がそこまで君を駆り立てるんだwww

あと、能力の幅を広げていくのが大体エロ関連なのも笑うわw
一応真面目な場面なはずなのに、絵面が酷いw
からの、会長と組むという変態×変態の最悪タッグよw
ていうか、チチーさんの変態引き当て力が強すぎるwww
そして、割とマジでやることが最低で草w

とか思ってたら、会長思った以上にやべぇ人だった……。
流石にやってることも言ってることもだいぶアレだなと思ってたけど、コメディかと思って流してたわ……。

で、普通に考えればそこからはシリアス展開になるわけなんですけども。
いや、実際シリアス要素もあるんですけども。
シリアス方向に舵を取りつつも最終的にはエロと笑いで締める、実に本作らしい終盤戦でございました。

という感じで、総じて。
エロと頭脳戦の化学反応。
両方あるよ、ではなく両方が一つになっているという巧妙さで、コメディとシリアスのバランスも絶妙でした。

百錬の覇王と聖約の戦乙女5

どうも、はむばねです。
はーい、というわけでねー。
サクサクっと百錬の感想を上げていきますよっと。
下手こくと、以前のように2019年の感想まとめがクッソ後の方になりかねないからな……。
なお、今の試算の時点でとりあえず1月中は厳しい模様。

そんなこんなで、感想です。
ネタバレは、そんなにしてないつもり。


百錬の覇王と聖約の戦乙女5 (HJ文庫)
鷹山 誠一
ホビージャパン (2014-08-29)
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あらすじはAmazonより抜粋。
>お父様、おねだりしてもいいですか?
>《豹》の侵攻から一ヶ月。族都に凱旋した勇斗は、冬に備えて用意したコタツに入り、ほっと休まるひと時を過ごす。
>だがそんな折にもさまざまな出来事が。
>アル&クリスは波乱含みの学校生活を送り、ジークルーネは山賊討伐でかつてない"強敵"と遭遇。
>さらに現代では美月がユグドラシルの謎に肉薄し……!?
>ますます目が離せない覇道ファンタジー第5弾!!

前巻の感想はこちら

初っ端からこたつでまったりしてて草w
クリスティーナさんとのやり取りといい、今回は割と軽めのノリからスタートですね。
ちゅーか、今回は、あれか。
短編集的な感じなんですね。
前巻のあとがきでも、キャラの日常にフィーチャーするって書いてましたしね。

と、いうことで。
最初は、エフィちゃん……とみせかけて、クリスティーナさんの掘り下げですかね。
というか、アルクリ姉妹の転入は予想外でワロタw
ともあれ、割とガチ親(兄?)バカな勇斗様に対して有益な手段を講じるのは流石クリスティーナさんですね。
まぁ、対価(国家間レベル)も貰っとるしな……仕事はキチンとするということか。
こういうとこでも有能さを提示してくれるのが好き。

で、次はルーネさんですか。
武力のガチっぷりは毎度見せつつも勇斗様関連では若干のポンコツ感なきにしもあらずだっただけに、本来の性格が比較的ずっと続くお話は新鮮ですね。
ともあれ、今回の最大の敵は自身の二つ名の元にもなっている存在なわけですが。
だからこそ、本人も言ってる通り、それを打ち倒したことで一層の高みに至れた感があります。
もっとも、彼女としてはまだまだといった認識のようですが。
勇斗様に教わった『居合い』の心得こそが理想というのも、なんとも彼女らしいです。
からの、獣を倒した後のある種のお約束……な展開もあるわけですが。
この子も、今後本編に関わってくるんですかね?

んでんでんで。
次は、美月さんですか。
正直、これは思ってもみなかったチョイス。
けれど、だからこそ今回掘り下げる形なのかもしれませんね。
勇斗様の心の支えでありずっと存在感は示し続けてはいても、実際出番は決して多いとは言えないですからね……。
にしても、この物語において普通の……いや普通ではないけども、学園ラブコメっぽい空気感が出てくるとはな。
……とか思ってたら、結構重要な伏線出てきたな!?
ただの閑話ではない、ってことですね。

まぁそれはそうと、次はイングリットさん。
男前な性格ではあるものの、乙女力で言うと彼女が一番高い説までありますよね。
今回は、存分にその可愛さを堪能出来るお話でした。
にしても勇斗様も、彼女相手だと鈍感主人公っぷりが加速する感があるなw
まぁ今回に関しては、純粋にモノ作りを楽しんでるからってのもあるのかもですが。
こういうとこは、勇斗様も未だ男の子って感じでほっこりします。
ともあれ、最終的にはちゃんと(?)イングリットさんの好感度も上昇させ(元々マックス説が有力ですが)。
良いラブコメでございました。

からの、例の盃はもうこの巻で結んできますか。
とはいえ、ここではステインソールさんの掘り下げメインですね。
ほんでステインソールさん、改めて化物すぎてワロタw
完全に、個人で戦術級の兵器やないかw
またこれを相手にするとか、どうすんねん……って感じですわ。

という感じで、総じて。
意外な人選含め、敵味方共にキャラが更に深掘りされまして。
最後には思ってもみなかった情報も提示され、今回も続きを読むのが楽しみな5巻でありました。

百錬の覇王と聖約の戦乙女4

どうも、はむばねです。
感想、宣伝、感想、感想ときて、金虎を挟んでまた感想。
当ブログらしくなってきましたね。

ほんでは、割とやることが多いので早速感想です。
例によってネタバレはマシマシでお送りしておりますのでご注意ください。


百錬の覇王と聖約の戦乙女4 (HJ文庫)
鷹山誠一
ホビージャパン (2014-04-28)
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あらすじはAmazonより抜粋。
>チートVSチート!! 義兄との対決に勇斗は!?
>
>《狼》の将来のため様々な改革に取り組みながら、いよいよ美月のいる現代 へ帰るための方法を模索し始める勇斗。
>慰安に訪れた温泉地でヨルゲンが仕掛 けた「引き止め美人局作戦」に内心焦りつつも、その決意は固い。
>だがそんな 中、遊牧氏族《豹》が妹国の《角》に侵攻。
>《豹》を率いるのは、一年前に 《狼》を去った義兄・ロプトだった!!
>勇斗は迷いながらも兵を挙げるが!?

前巻の感想はこちら

今回、まず提示された問題点が『人材不足』。
あれだけ有能な人材が揃っててもまだ不足してるのか……とも思いましたが、まぁ言うて現時点で集まってるのっていわゆる幹部クラスのみですし。
能力に加えて信頼出来る仕事を任せられる相手となると、流石に限られますよね。
他勢力を猛烈な勢いで取り込んで大きくなってきてる形なので、尚更なのでしょう。
ちゅーか、有能な人材はいて困ることはないわけですし。

そして、その解決に繋がるアンサー(の一つ?)が『義務教育』というのも、なるほど。
まー、気の長い計画ではありますが。
副次的な効果で、経済発展とかにも貢献しそうですしね。
とはいえ、民が知識を持ちすぎるのも問題……ってのもどっかで見たことある気がするので、支配者階級としては良し悪しではあるのでしょうけれど。
戦闘訓練も義務付けるというのなら、そこも差し引きプラスってところでしょうか。
しかし、自分が帰った(帰ることが出来た)後のことまで考える勇斗様は流石ですね。
考えられる余裕が出来た、ということでもあるのかもしれませんが。
けれど、その過程でフェリシアさんを極力傷つけたくはない、というのがなんとも勇斗様らしいと思えます。

一方、ロプトさ……ん゛んっ、もといルングさんですが。
こちらも、有力な味方を付けて着実に地盤を築いてきてる感じですね。
勇斗様とはまた違った意味で王の器であると見出す人たちがいるというのも、なるほどという感じ。

と、不穏な空気からの温泉回で草w
女性陣と一緒に入るのを回避すべく咄嗟に出した発言が、戦で鍛えられた機転ゆえというのも笑うw
だが、(サービスシーンという)運命からは逃れられないのだ……。
貫禄の見開きイラストなのも草w
流石にこれだけ人数がると壮観ですね。
ほんで、いちいちこの状況を戦で例えるな笑てまうやろwww

ともあれ、この流れが実のところ《狼》の将来のために仕組まれたことでもあったというのが実にこの作品らしいですね。
ヨルゲンさんを筆頭に、勇斗様に心からの忠誠を抱いているのは事実なんだけども、それはそれとして組織の利となることも考えているという。
この辺りの狡猾さは勇斗様にはまだまだ足りていないところだと思いますし、上手いことバランスが取れているのでしょう。
ただの良い人でもただの信者でもない、キャラの深みが感じられます。

それはもちろん、勇斗様においても同じ……というか、むしろ一番顕著とも言えるレベルかも。
これだけの功績を残してはいるものの、失敗も経験しており、だからこそ周囲を頼ることの大切さを知っていますし。
人間の醜い部分も知っているがゆえに恐れもあり、それでもメリットを見据えて決断するっていうね。
これは、前巻で過去の出来事が描写されたこその重みって感じがします。

で、その過去から続く因縁なわけですが。
ルングさんの正体について、割とあっさり勇斗様サイドに伝わったのがちょっと意外な展開でした。
けど、それも考えてみればこの作品らしいですね。
作中視点に立つと、これだけの動きをして『そこ』に思い至らないというのも考え難く。
ルングさんの方から書簡を送ってきたのも、どうせバレるからというところもあったのですかね。
挑発的なアレもあったのかもですが。
……と思ってたら、精神に不具合が生じてる的な事情があったのね。
しかしこれも、(メタ的に見れば)ルングさんほどの方が勇斗様への仕掛けを急ぐ理由付けとして納得。

んでんでんで。
これまで勇斗様は現代知識をベースに戦に勝ってきたわけですが、今度は相手が同じレベルの知識を有しているという初の戦。
これまでの知識の有用さを知っているからこそ、それが敵になった時の恐ろしさもよくわかりますね。
しかし、そんな中でも一定の理想は貫こうとするのが勇斗様らしく。
それが実現出来ているのは仲間がいるからこそ、というのも良いですね。
ちゅーか勇斗様傘下の方々、専門分野についてはマジで有能揃いだな……。

そして、同等の『知識』を持っている相手に対して『経験』も積んだ勇斗様だからこそ対抗出来たというのも熱い展開。
まさしく、ロプトさんの『知らない』勇斗様だったわけですね。
とはいえ、変化があったのはロプトさんの方も同じであり。
今回は、局所的には勝利でも全体としては痛み分けってところですかね。
元の世界に帰るための鍵(?)も見えたことですし、ここからまた話が大きく動いていく感じでしょうか。
あとがきにも、今回からが『承』だと書かれてますしね。

という感じで、総じて。
過去編で明らかになった因縁が、早速ぶつかり合った今回。
周辺国も巻き込み今後それらがどう動いていくのか、また続きを読むのが楽しみな4巻でございました。

百錬の覇王と聖約の戦乙女3

どうも、はむばねです。
最新刊を読んだタイミングで一気に感想を上げていこうと思ったてたら毎回読むのが遅れてその間に次の巻が出るせいで永久に上げられていなかったシリーズの感想をついに上げていくぜ!
ちなみに、現在の最新巻は19巻です。
というわけで、しばらくは高確率で本作の感想更新になるかと思います。

そんなこんなで、感想です。
相変わらず、続編はネタバレありありでいくのでご注意を。
特に今回は、無茶苦茶重要なネタバレを結構そのまま書いちゃってますので。

百錬の覇王と聖約の戦乙女3 (HJ文庫)
鷹山 誠一
ホビージャパン (2014-01-31)
売り上げランキング: 333,695


あらすじはAmazonより抜粋。
>今や《狼》の宗主として押すに押されぬ存在となった勇斗。
>だが二年前、この世界に迷い込んだ頃の勇斗は未熟な一人の"少年"に過ぎなかった。
>そんな勇斗を成長させたのはフェリシア、イングリットら麗しき戦乙女達、そして頼れる兄貴分の存在……。
>弱肉強食の世界で勇斗はいかにして王に成り上がったのか?
>今語られる覇王降臨編《エピソード・ゼロ》!

前回の感想はこちら

あちゃー、過去編来ちゃいましたかー(ノ∀`)
あたし過去編嫌いなのよね。

……そんな風に考えていた時期g(ry
いやー、ちょっとこれはね。
誠に、失礼な物言いになってしまうのですけれど。
思ってたのより、断然良かった。
私が過去編を嫌いな理由は、主に「主人公が(ほぼ確実に)今より未熟」「大体すっきりしたハッピーエンドにならない」辺りなのですけれど。
この辺りを、うま~く処理してくれてた印象です。

特に、本作においては勇斗くんが最初舐められてたのが1巻の時点で明示されてたわけですからね。
どんなクソムーブが来るのかと思っていたのですが……。
なんといいます、前向きさと後ろ向きさのさじ加減が絶妙といいますか。

まずですね、勇斗くんが周りから蔑まれる流れ。
sage展開っちゃsage展開なんですけど、これが無茶苦茶妥当なんですよね。
そして、勇斗くん自身がその妥当性を理解しているというのがデカい。
なんつーかですね、理不尽な展開じゃないんですよ。
いや、転移というきっかけそのものは割と理不尽なんですけども。
勇斗くんが自分でも言っている通り、蔑まれて当然の事をしちゃってるんですね。
読者としてもそれがわかるし、しかし勇斗くんがそうなってしまうのも凄くよくわかる。
仕方無さというか、物凄い説得力と納得感。

ほんで、(一応)理不尽の元凶であるフェリシアだけは味方してくれてるというのもまたデカい。
これがあるから、更に理不尽要素が減るんですよね。
展開そのものは割とよくあるストレス展開に近いと思うのですが、物凄いストレスフリー。
ストレスフリーなストレス展開という矛盾する言葉ですが、まさにそんな感じなのです。
なるほど、こういう配置にすればいいのか……。
めちゃ参考になるな……。

あと、個人的に勇斗くんの魅力の最たるところはやはりその覇王の資質にあると思っていて、その点が過去編でも既に発揮されてたってのも凄く良かったですね。
そして、ここがロプトさんとの相違点にもなっていると。
ロプトさんも、それを自覚してるからこその闇落ちだったのですかね。
この辺りは、続きでどう語られるのかが楽しみです。

つーか、ロプトさんのこの展開も普通に予想外でした。
てっきり死ぬと思ってたよね。
まぁ、そう誘導されてたところもあるとは思うのですけれど。
その伏線があったらこそ最後まで油断出来なかったんですが、なるほどこう来たかって感じ。
ある意味、普通に死なれるよりキツい感までありますよね。
こういうので死ぬ場合、大抵は主人公に未来やら夢やらを託したりで前向きなパターンですし。
むしろ、全力で後ろ向きに楔を残していきやがった……って感じ。
ただ、勇斗くん自身は凄く後悔してて、その気持ちもわかるんですけど、しかしぶっちゃけロプトさんの自爆な部分も多く、ここでもストレスが非常に少なかったのがベリーグッドでした。
どこで再会があるのかも、今後楽しみなポイントですね。
やはり勇斗くんに格の違いを見せつけられるのか、それとも彼は彼でラスボス級に至るまで堕ち続けるのか……。

という感じで、総じて。
主人公は、確かに今より未熟ではありますが確かな存在感と今に受け継がれる資質を見せ。
確かにすっきりとしたハッピーエンドではないかもしれないけど、なるべくしてなってしまった感のある仕方ない部分があるだけで、全体的には前向きな終わり方。
個人的に好きじゃない要素を綺麗に排除してくれてた、大変良い過去編でございました。
次はまた現在に戻って、どのような覇道を見せてくれるのかが楽しみですね(相変わらず、とっくに発売してっけど!)。

氷川先生はオタク彼氏がほしい。1時間目

どうも、はむばねです。
さぁ、忙しくなって参りました……!
まぁ、年末年始も普通に割と忙しかったんだけどな!
というわけで、サクッと感想に入るモードです。

そういや、感想書いてなさすぎて最近注釈入れるの忘れてたのですが。
ネタバレは、そんなにしてないつもり。


氷川先生はオタク彼氏がほしい。1時間目 (ファンタジア文庫)
篠宮 夕
KADOKAWA (2019-09-20)
売り上げランキング: 101,561


あらすじはAmazonより抜粋。
>オタクでつながる男子高校生×先生の禁断甘々ラブコメ!
>
>「可愛くて優しいオタク彼女がほしい」
>儚い願望を抱くオタク高校生の俺、霧島拓也は春休み――理想の彼女に、出会った。
>
>「そ、その、もう少し君と話せたらなって思ってて……」
>
>オタク美少女、氷川真白さんに!
>趣味も相性抜群な俺たちはすぐに仲良くなって、氷川さんの手料理をご馳走になったり、オタクデートを重ね、晴れて恋人になった>んだけど……新学期。
>
>「私が皆さんの担任となりました……えっ?」
>「……はっ?」
>
>彼女の正体は、学校の鬼教師“雪姫”こと氷川先生だった!?
>ちょ、え……生徒と教師って絶対アウトなやつじゃねぇか!
>
>これは俺と氷川先生の、禁じられた二人の、秘密の恋物語だ。

とりあえず、若干ツッコミダイジェスト気味に。

序盤から、氷川先生の誤魔化し方ワロタw
おじいちゃんを転生準備ガチ勢って設定にするなwww
あと、拓也くんのツッコミも的確で草w
ほんで拓也くん、普通に影響受けるタイプのラノベ読みなのかw
キャンプとか筋トレとか、話題がタイムリーだなwww
この辺りのオタクあるあるが、本作の楽しいところの一つですね。

ほんで氷川先生は、とりあえず誤魔化して自爆するタイプかw
まぁ、初手からそうだとは思ってたけどな!
にしても、拓也くんがハードル上げすぎで草w

かと思えば、意外と(?)積極的な一面もあり……と思ってたら、仕込みやったんかいw
というのは、ともかくとして。
拓也くんも(意図せぬ形とはいえ)告白して、思ったより早く付き合い出すんですね。
だが、この物語の本番はここからだぜ!
というか、始まったかと思ったら終わりだったぜ!(かと思えば終わらなかったぜ!

にしても氷川先生、この迂闊さでよく今までキャラ保ててたなwww
ま、まぁ、それだけ拓也くんが特別な存在ということで。
とはいえ、拓也くんが気付いてることには気付いてくだちぃwww
ちゅーか、可愛いなこの人!?
内心で悶々としているのも可愛いし、だけどそれを言えないのも可愛い。
拓也くんは拓也くんでいい感じに彼女の気持ち察し損ねるので、お互いに譲り合った結果すれ違ってて草w
あと、ナチュラルに月日の積み重ねを実感させるのはやめて差し上げろ。
それはワイにも効く。

ほんで、木乃葉さんもいいキャラしてますね。
恋愛感情ではない? のかな? ですが、拓也くんをちゃんと鼓舞してくれる存在。
大きく話が動く時には(=拓也くんが大きく動く時には)、大体彼女の影がある。
ただ、拓也くんへの信頼度が限りなくゼロに近くて笑うw
そして、拓也くんは拓也くんで木乃葉さんの扱いが雑で草w
この、なんだかんだいいコンビ感よ。

いいキャラといえば、紗矢さんもグッド。
この、狙ってやってるボケ感が好き。
天然系のボケもいいけど、狙いすましたボケもいいですよね。
ただこの物語、ボケ率高ぇな!?
流石は篠宮先生やでぇ……!

にしても、氷川先生チョロすぎ問題であるw
拓也くんも思っている通り、壺とか絵とか買わせられそうで草w
とりあえず1回拒絶してから割とすぐ受け入れるので、むしろチョロさがより際立つぜ……。
ただ、制服のくだりはマジでアカンやつでワロタw
しかもイラストでそのシーンを切り取るなwwwR-18入れなくちゃいけなくなるだろwww
別に露出してるわけでもないのにエロいという高等テクである。
かと思えばちゃんと『先生』するギャップも良きです。

あと、シリアスとコメディの割合も良い感じ。
生徒と先生という関係を(特に氷川先生が)気にするんですけども。
そこでちゃんとリアルを感じさせつつも、シリアスに傾きすぎないところが好きです。
あと、二人の関係性の始まりであったオタク要素が最後のキーになるところもグッドでした。

という感じで、総じて。
氷川先生がポンコツ可愛い。
だけでなく良いキャラ揃い、締めるところは締めつつもコメディベースで笑って萌えさせていただきました。
ちな、2巻も来月発売されるぞ!

友人キャラは大変ですか?(7)

どうも、はむばねです。
よく考えたら、2019年に読んだ本の感想結構残ってるな?
というわけで、とりあえず直近感想記事が増えると思います。
2月の頭くらいには、まとめ記事が書けると良いですね(願望
い、一応感想自体はほぼ書き終わってるから……(震え

そんなこんなで、新年一発目の感想記事でございます。

友人キャラは大変ですか? (7) (ガガガ文庫)
伊達 康
小学館 (2019-06-18)
売り上げランキング: 283,623



あらすじはAmazonより抜粋。
>VS魔神編、クライマックス!
>
>連絡の途絶えたシズマを追って、異界に突入することになった火乃森龍牙と仲間たち。
>
>もちろん、友人キャラの俺も同道している。
>なんてったって、シズマは俺の息子(育ての意味での)。普通に心配なのだ。
>
>異界の意外な姿に驚くのも束の間、俺たちはキュウキ陣営の襲撃を受ける。
>
>ええい、ここが正念場だ!
>第三部以降ややこしくなっちまったが、元凶のキュウキをぶっとばせば龍牙の異能バトルストーリーはめでたく終了、俺の本来の居場所(日常パート)も取り戻せるって寸法よ!
>
>コミカライズも決定した大人気名助演ラブコメ、佳境を迎える第7弾!

毎回書いてる気がするけど、のっけから全力メタ視点で草w
巻きが入ってる言うなやwww
いやしかし実際問題、ここからどう展開されていくのかは普通に気になる。

にしても小林くん、今更フェードアウトを狙うのは無理筋すぎるwww
キミ、もう完全に物語のど中心やろwww
あと、亀ちゃんを目の敵にしすぎwww
なんでや! 最近はそんなにやらかしてないやろ!
………………ないやろ?
こ、今回はクレバスの封印という重要な役割も担ってるから……(震え

あと小林くん、ストーリーのために自分の学生生活を犠牲にすることも辞さない覚悟で草w
いや、本人ノリノリなんですけどもw
もう今さらフェードアウトは無理だよwww諦めろwww
あと、『異世界に行くから』って欠席理由をダンプに轢かれたからってことにしようとすんなwww
それ、帰ってこれない方のやつだからwww

からの、小林くん不在の間にどんどん変化していく人間関係にもワロタw
確かにこれは何話か見逃してる感じだわwww
そして、よりにもよって日常パートを全スルーしてしまった小林くんwww
まさか、今度はこっち方向で『友人キャラ』の役割を外れてくるとはwwwこれは予想外www
ほんで、テッちゃんに説得される小林くんwww
確かに、この流れで最終決戦に小林くんがいない方が不自然だわwww
ちゅーかテッちゃん、小林くんのこと理解しすぎててワロスwww
ただ、五木ひろしで例えるな小林くんwww言いたいことはわかるけどもwww

それはそれとして、バトルパートはかつてないまでのガチっぷりだな……。
……当社比で、ですが。
ちょいちょいコメパートを挟んでくるのは流石である。
ともあれ、大団円……と、見せかけてかーらーのー?
亀ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
まさかの、ここで亀での引き!
ここまでの頑なな亀ディスは、このためだったというのか……!?
果たしてここから続くのは新章なのかエピローグなのか。
続きも、ますます楽しみです。

という感じで、総じて。
今回はかつてない程のシリアス(シリアスとは言っていない)でしたが、それでも大いに笑わせていただきました。
からの、亀! ということで、次巻も相変わらず楽しみです。

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