スクウェア・エニックスノベルス『スタンプ・デッド』1~5巻&コミック版(完結)、
『太陽で台風』1・2巻(完結)発売中!
ガンガンノベルズ『魔法少女アーヤ☆アミー』発売中!
徳間デュアル文庫『魔王さんちの勇者さま』1~4巻(完結)発売中!
徳間文庫『欠陥妖怪住宅』発売中!
ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ『ブチ切れ勇者の世界征服』1~2巻発売中!
徳間文庫『パラレル家族計画』発売中!

2017年4月、第11回HJ文庫大賞にて『銀賞』をいただきました!
2017年5月、ジャンプ小説新人賞’16 Winterにて 小説フリー部門『銀賞』受賞をいただきました!
2017年9月、第30回ファンタジア大賞にて 『金賞』をいただきました!

2017年9月30日(土)、『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』HJ文庫より発売!
第11回HJ文庫大賞『銀賞』受賞作です!

2017-11

«  | ホーム |  »

ゲーマーズ!6 ぼっちゲーマーと告白チェインコンボ

どうも、はむばねです。
今日はこのコーナーに書く話題を考える時間も勿体無いので速攻で感想に行くぞ!

ネタバレ度合いは、例によっていつも通り。
あと、巻数の表記にちょいちょい揺れがあるのは私のせいじゃなくてAmazonの仕様です。

ゲーマーズ!6 ぼっちゲーマーと告白チェインコンボ (ファンタジア文庫)
葵 せきな
KADOKAWA (2016-11-19)
売り上げランキング: 4,897


あらすじはAmazonより抜粋。
>“シュピール王国”の一件で心がクラッシュした天道花憐と上原祐は、ゲーム部でただティッシュを頬張る。
>そして、亜玖璃と絶賛『修羅場』初体験中の雨野景太が語る驚くべき想い。
>「天道さんが僕に深く幻滅しているようなら…その時は潔く、別れようと思う」
>壊れかける恋人達の関係。
>そんなピンチに乗り出したのは、ほとんど外野なのに無駄に主人公体質なあの青年だった!
>「異議あり!きっとこれはいつもの勘違い的なアレです!」
>ゲーム部での逆転的裁判を経て、天道が出した結論とは!
>「雨野君…こんな関係は、終わりにしましょう」

前巻の感想はこちら


初っwww端wwwwからwwwwクソワロタwwww
なんだこのノリwwwww
ていうか、三角くんが出てくると大体作品のジャンル変わるよね!
しかし、滅茶苦茶適切に場を処理しているというw
こいつ、見事に天道さんと上原くんの心を落ち着けやがった……!
三角くんもなかなかにアレなのですが、そこを先輩方が上手くカバーしていた形ですね。
ゲーム部、有能……!

そっからの、雨野くん・アグリさんサイドの展開も笑いました。
つーか、こんなシリアス(なはずの)場面でこんなに笑い所が出て来るとかどういうことだよw
二人とも、ちゃんと(?)ガチで落ち込んでるはずなのに……。
相変わらず、この二人の安定感は異常。
今回は特に、この二人に関しては特に誤解も生じておらず、また相手側にどう誤解されているのかも認識しているという点も大きいですね。
……と思ったけど、星ノ守姉妹に関しては(主に雨野くん側のみ)やや誤解(?)アリか……。
相変わらず、絶妙にややこしい人間関係だな……(いいぞもっとやれ)。

といった、(いつもの)ゴタゴタはありつつも。
今回も、雨野くんは男を見せてくれましたね。
やっぱ、こういう時はホント格好いい。
というか作中でも言及されてますが、雨野くんの男らしさは巻を追う毎に増していってる気がしますね。
もはや益荒男を言っても過言ではないのでは?
……いや、うん、それは普通に過言か。

閑話休題。
その雨野くんの成長が、「周りの人の影響を受けて」っていうのが凄くいいですね。
実際それは、言葉だけじゃなくて行動にも凄く出ていると思います。
無論それも、雨野くんの「影響を受けられる素直さ」みたいなのがあるがゆえなのですが。
主人公の成長というのは基本的に見ていて気持ちの良いものですが、雨野くんに関してはそれに加えて凄くほっこりする感じがあります。

んでんでんで。
今回は、雨野家の次男たる光正くんが登場するわけですが。
うおー、弟くんはこれ、こういうキャラでくるかー……って感じ。
なんというか……うん。
コノハさんの、「普通にイカれてる」って評がピッタリすぎるw
相変わらず、この作品のツッコミは的確過ぎるぜ……。
……うん、まぁ、そのコノハさんも割と普通にイカれてる部類なんですけどね。
この作品の弟妹にはやべぇ奴しかいないのか……?

いやでも光正くんの場合は、単にナチュラルボーンブラコンってだけではなさそうなことも示唆されておりまして。
過去に、自分自身も含めて何かしらの過ちがあってのブラコン、って感じなんですかね。
そこら辺の事情が明かされるのも楽しみです。

んで、ラストはデカい山が動いたなーって感じ。
毎回ラストに関しては同じ感想書いてる気もしないでもないですが。
しかし今までのが概ね「勘違い」「すれ違い」だったのに対して、今回は自らの意思でもって行われたガチのやつですからね。
毎度「動いたなー」と思ってたら次の巻で「結構あっさり戻ったな!?」ってのが常でしたが、果たして今回はどうななるのか。
続きが非常に楽しみです。
これまた毎回同じ言葉で締めてるような気がしなくもないですが、実際楽しみなので仕方ない。
スポンサーサイト

妖怪ごはん ~神饌の料理人~

どうも、はむばねです。
さて、本日の感想は漫画作品ですね。
以前読み切りの時に感想を書かせていただいた『妖怪ごはん』が無事連載となり、単行本まで発売されましたのでね。
……まぁ、発売されたのもう先々月なんですけども。
遅くなりましたが、とにもかくにも感想でございます。

ネタバレは、そんなにないつもり。

妖怪ごはん 神饌の料理人(1) (サイコミ)
十凪 高志
講談社
売り上げランキング: 25,765


>東京の奥地、神様のために料理を作る包丁人、狼谷猟平(かみやりょうへい)。
>喰らうことによって様々な恵みをもたらし妖魅の呪詛を祓う豊穣の神、
>狼谷に住まう全てを喰らう狼の神格、大口真神(おおくちまかみ)。
>村でトラブルの元となった妖怪たちを調理し、大口真神へと神饌として奉げることによって妖魅の呪詛を祓うため、猟平の料理の腕が今日も唸る!

えー、まぁあらすじ……というか、タイトルを見ていただいた時点でおわかりいただけるかと思いますが。
基本コンセプトとしては、妖怪を調理しちゃおうって漫画です。

んでですね、妖怪って普通に妖怪なんですよ(?)。
ぶっちゃけて言うと、ゲテモノ系といいますか。
え、これ食うの……? って見た目の奴なんですよ。
でも、出来上がったのを見ると「美味しそう!」ってなるんです。
調理風景が細やかに描写されているのが良いんですかね。
なんというか、「あぁそら美味いわ」と思わせてくれる説得力があります。

現実にある調理方法をアレンジしてるんですかね?
だから、ある程度は味も想像出来まして。
しかしそこに『妖怪』というハッタリというか特性が付与されることによって、未知なる旨さに想像が更に掻き立てるのです。
毎回、めっちゃ食べたい! と思わされます。

また、意外と……と言っては失礼かもしれませんが、ストーリー性が高い。
ぶっちゃけ、毎回何かしらの妖怪を調理していく感じだと思ってたんですけどね。
思ったよか早々から話が動き始めてちょっと驚きました。
まぁ1巻時点ではまだそこまで大きく動いたってわけでもないのですが、色々と不穏っぽい空気も出てきてまして。
普通に、ストーリー漫画として続きが気になります。
なるほど、これは美味い……じゃなくて、上手い構成。

そういう大きな流れでの楽しみもありつつ、1話1話の起承転結も楽しいです。
ホントにね、妖怪を調理するだけじゃないんですよ。
ちゃんと、人間ドラマがあると言いますか。
結果として調理に至るにしても、その過程がしっかり描かれてるんですよ。
単に、「見つけた」→「じゃあ調理するか」って感じでは全然ないのです。
だから、毎回飽きずに新鮮な楽しみがあります。

ほんで、全体的にほっこりとした話なのも個人的に凄く好きです。
不穏な空気で始まっても、ちゃんとほんわかしたとこに落ち着けてくれる安心感。
なんというか、登場する皆さんが凄く思いやりの心を持っているのが印象的でした。

とはいえ、果たしてこれからもその雰囲気は継続するのか。
猟平さんの過去話なんかもあるでしょうし、これからどう進展していくのか非常に楽しみです。

勤労魔導士が、かわいい嫁と暮らしたら?「はい、しあわせです! 」

どうも、はむばねです。
よし、この週末を使って終わらせる予定だった作業が今日の時点で全部終わったぞ……!
これで、少しは余裕が……!
余裕が……。
……うん、特には発生しないな。
というか、これでようやくギリ終わる見込みが立ってきたレベル。
むしろ、週末丸々使ってたら詰んでたのではなかろうか。
まぁしかし、ここでなんだかんだ前倒し終了出来た辺りが悪運のはむばねたるところですね。

そんなこんなで、本日の感想は今月発売のHJ文庫の新作です。
冒頭からある意味かなりのネタバレをしているので、一応ご注意を。

勤労魔導士が、かわいい嫁と暮らしたら?「はい、しあわせです! 」 (HJ文庫)
空埜一樹
ホビージャパン (2017-10-31)
売り上げランキング: 6,189


>健気でかわいいお嫁さんと、ほんわか甘々新婚生活!
>
>仕事が好き過ぎて恋愛とは無縁の生活を送ってきた勤労魔導士の青年ジェイク。そんな彼のお嫁さんになりたいと訪ねてきたのは、八歳も年下の小柄で華奢な美少女リルカだった!!
>明るく朗らかな性格と完璧すぎる家事能力。その上、ジェイクのことを心から想う健気さも持ち合わせた超ハイスペック嫁であるリルカとの暮らしによって、
>仕事一筋だったジェイクの日常は、より楽しく、より優しく、より温かなものへと変わっていく――。
>一緒にいるだけで幸せな二人の、ほんわか新婚ファンタジー!

なんと言いますかこれは、潔いというか思い切った構成ですね。
端的に申しますとこの物語、イチャラブ一点突破! な作品です。
最初から最後まで、徹頭徹尾イチャラブ。
俺の放つイチャラブの甘さを味わえ! という空埜先生の強い意思を感じる思いでした。

というわけでね。
まず断言出来るのは、イチャラブ好きな方には間違いなくオススメ出来るということです。
一点突破に踏み切っただけのことはあると言うべきか、非常に良質なイチャラブが提供されています。
旦那様を想う健気な幼妻に、最初は戸惑いつつも妻を気遣う主人公。
そして、徐々に打ち解けいく二人。
なんかもう、理想的なイチャラブですよ。
ぶっちゃけで言うとですね、一冊通して事件らしい事件もそんなに起こらないんですよ。
ただただ、二人の距離が縮まっていくのを見守る物語。
だが、それがいい。

ただですね、イチャラブがそこまでツボじゃないって人にはオススメ出来ないかというとそんなことはないんです。
というか、まさしく私がそうでもない人だったので。
イチャラブは、あってもいいけど別にそこまで……って感じです。
この物語で結構開眼してしまったところもないではないですが、それはともかく。
先述の通り事件らしい事件もないのに、すげぇ読ませる力があるんですよね。

まず、掛け合いが凄く楽しい。
全体通して、ずっと仲間たちとの軽妙で笑える掛け合いを見せてくれまして。
これだけで、読み進めるには十分なパゥワーを有しているのですけども。
お仕事モノとしての側面もあって、そこも魅力的なのです。

今更ながら少し設定について説明しますと、主人公のジェイクさんは史上最年少で魔導士として最高の称号を手にした天才でして。
けれど名誉や金のためじゃなく誰かの笑顔のために、を信条として働いてるんですね。
ほんで、それが口だけじゃないってのが凄く伝わってくるんですよ。
仕事に誇りを持っていて、割と無茶な案件でもやると言ったらやる。
優先順位は、基本仕事が最優先。
そのせいで、生活は壊滅的なんですが。
そこを、奥さんであるリルカさんがカバーするというか補っていくんですよ。
リルカさんも家事に関してはパーフェクトで、危なげなくてですね。
この辺り、ストレスフリーで気持ちよく読めます。

あと個人的に好ポイントだったのは、非常に優しい世界であるということ。
出て来る人が、凄くイキイキしていると言いますか。
同僚も上司も、有能でジェイクさんやそれを取り巻く環境に非常に理解があって。
ライバル的存在も、突っかかっては来るものの姑息な手は用いたりせずキッチリ実力で勝負仕掛けてくるんですよね。
何気に、ここまで登場人物全員が有能で自分の役割を果たしてるのって珍しいのでは?
足を引っ張ったりするキャラがいないので、ここも非常にストレスフリー。
もちろん主人公ほどの天才ではないんですけども、自分の実力を弁えた上でキッチリ自分に出来ることをやろうとする姿勢が好印象でした。
事件らしい事件が起こらないのも彼ら彼女らの有能さと優しさゆえであり、そしてだからこそ事件らしい事件が起こらなくとも読み終わった後の満足感が高いのだと思います。

総じて。
主役二人のお互いがお互いを必要としている、していく様が、甘ったるくも微笑ましく。
優しい人々で構成される世界が心地よく、掛け合いの妙もあって読み終わった後に素直に「楽しかった」と思える物語でございました。

山本五十子の決断

どうも、はむばねです。
ブログに書いた日から、日に日に腰痛が快方に向かっている……。
これぞはむばね式、「ブログに最近○○ですって書いたら翌日からその状況が崩れる法則」逆利用治療法よ……!
うん、まぁ、実際のところ、29日をピークにやや忙しさは緩和してきてますからね。
やはり、座りっぱな状況が続きすぎたことによる影響説が有力か。

そんなこんなで微妙に本を読む時間も出来てきたので(余裕があるとは言っていない)、ぼちぼち積んでた本の感想も書いていきますよっと。
今回、ネタバレはそんなにしてないつもりです。

山本五十子の決断 (ファンタジア文庫)
如月 真弘
KADOKAWA (2017-10-20)
売り上げランキング: 6,760


あらすじはAmazonより抜粋。
>目の前に現れたのは戦艦大和。
>頭上に飛ぶのは九六式艦上戦闘機。
>高校生・源葉洋平は修学旅行中、第二次大戦時代に酷似した世界に飛ばされた。
>そこで、彼が出会ったのは…
>「おめでとう、君はこの大和に乗艦した初めての男の人だよ」
>伝説の名将・山本五十六ではなく、五十子と名乗る女の子!?
>小柄で不思議系な天才大佐や、血の気は多いけど可愛い一面もある少将などなど美少女だらけの艦で過ごし、問題を解決するうちに一目置かれていく洋平。
>そんな彼を五十子は特務参謀に指名して…!?
>洋平は敗北の運命を覆し、彼女たちを救えるのか!?
>現代高校生と美少女提督の軍事系ラブコメ戦記、開戦!

おっ、艦これで見たことある単語がいっぱいやな(小並感)。

という、前にもどっかで書いた気がするアホみたいな感想はともかくとして。
まず戦記というジャンルで身構える方がいらっしゃるかもしれませんが(少なくとも私は身構えた)、その点に関する心配は不要だと思います。
私はそれこそ「艦これで聞いたことあるなー」程度で一般常識程度の知識があるかもかなり怪しいレベルですが、問題なく読めました。
歴史的知識がないとついていけないということは全くないと思います。
もちろん、あった方がより楽しめるのだと思いますけれど。
あんまよく知らない私でさえも、凄く詳細に調べてあるなって印象はありましたし。
#まぁでも、よく知らないので本感想ではその点については触れません。

思ったよか緩い雰囲気だったのが、取っ付き易くなってた印象でした。
#1巻の時点では、という注釈が付くのかもしれませんが
なるほど確かにこれは『軍事系ラブコメ戦記』と呼ぶのが相応しいのかもしれない、って感じです。
想定してたよりラブコメ成分が多い。
これは、個人的には嬉しい誤算でした。

まぁそら第二次大戦時代(っぽい世界)なんで、何も考えずキャッキャウフフ出来る雰囲気ではないんですけども。
悲壮感が薄く、前向きであろうとしている人たちが多いのが印象的でしたね。
#戦況的に、これから悲壮感が強まっていくのかもしれませんが。
#史実もあんまり知らないので何とも言えませんが、これからシリアス方面に向かっていくんだろうなって空気は感じました。

なんというか、個性的な人が多いので意見がしょっちゅうぶつかり合うんですけども。
各人方針が違うだけで、それぞれ真剣に国の行く末を考えてるっていうのが凄く伝わってくるんですよね。
だからこそ、意見の衝突もガチなものになる……というか、ならざるをえないという。
ここら辺、必ずしも明るい場面ばっかりではないのですが、凄く前向きな空気を感じて良かったです。
#主に海軍の方々に関しては、ですが。
#とはいえ陸軍の方々はちょっと悪役っぽくは書かれてますが、持っている情報というか状況からするとあぁいう風になるのも仕方ないのかなぁという気もしますね。
#これは、史実でもこういう感じだったんですかね?

しかし、やはり中でも大きいのは五十子さんの人柄でしょうか。
この人がいつも前向きで明るく振る舞っているからこそ、物語全体にもそういう雰囲気が表れているのだと思います。
もちろんただの能天気じゃなくて、有能な指揮官であるところも見せてくれるんですけども。
それでも人間らしさというか、人を想う気持ちを捨ててはないんですよね。
洋平くんを『お客さん』にしておきたかったってところなんかは、彼女の優しさが端的に出ている部分だったと思います。

閑話休題。
先述の通り、1巻の構成としては比較的緩い部分が多めになっているのですけども。
あとがきによると、2巻はミッドウェー海戦とのこと。
果たして史実とは違った結末を迎えられるのか、これからが楽しみな作品ですね。

ゲーマーズ! (5) ゲーマーズと全滅ゲームオーバー

どうも、はむばねです。
締め切りが終わった瞬間に進捗がガタ落ちする事象をいい加減どうにかしたいですね。
マジで気を抜いてる場合ではない……。
まぁ、本日に関しては下準備的な意味合いが強い作業だったんでね……成果物としては大したものが出ていなくても仕方ない……。
仕方ないのだ……(自分に言い聞かせる)。

あ、ちなみに腰痛に関してはなんか快方に向かってるような気がしなくともない感じです。
まぁそれはそれでどうなのって話ではあるんですが、しかし優先順位としては下がらざるをえない……。

そんなこんなで、感想です。
ネタバレ度合いは、いつも通り。


ゲーマーズ! (5) ゲーマーズと全滅ゲームオーバー (ファンタジア文庫)
葵 せきな
KADOKAWA/富士見書房 (2016-07-20)
売り上げランキング: 3,229


あらすじはAmazonより抜粋。
>『ゲームよりも亜玖璃を優先する』という、モブキャラぼっち主人公らしからぬ突然のキャラぶれを起こした雨野景太。
>さらに、千秋とはファミレスでイチャついたり、心春とはエロゲ的な×××したり―まるで、ハーレムラノベの主人公みたい!
>この素晴らしくない世界を祝福できない上原&天道。
>ゼロから異世界生活始めたい気分だけど、作風的に転生はNGなので…だったら、既成事実を作るっきゃないだろう!
>という訳で舞台はRPG中盤の地味な街感溢れる“シュピール王国”(遊園地)へ!
>こじらせゲーマーによる本気の壮絶な知略戦が始まる!
>!―って、ゲームで解決しないのかよ!?

前巻の感想はこちら


冒頭の上原くんの葛藤は、なんというか、実に妥当といいますか。
妥当すぎワロタwといいますか。
非常に、よく雨野くんのことを理解した表現ですよね。
確かにこの物語が始まってからの雨野くんは、その勇気を以って人間関係を広げてきたのです。
そして、ヒロイン選択がおかしいというのも正しいw
いやまぁ正確に言いますと、雨野くんにそのヒロインを選んだ意識はないのですが(そしてそのヒロインに選ばれた意識も)。
むしろ、雨野くん的にはずっと正ヒロインを選び続けているという。
にも関わらず、むしろ正ヒロインは選ばれていないと感じ続けている。
なんといいますか、この物語のややこしさを端的に表現していますねw
ただ、そんな客観的でいい奴な上原くんがニーナ先輩と関わると途端にクソヤロー(褒め言葉)になるの何なのwww

ほんで、星ノ守さんの言い訳の件は素直にワロタw
クリエイターであるがゆえの辻褄合わせの上手さとかwwwこんなところで設定活かしてくるとはwww
しかも、実際めちゃ辻褄が合っているという。
ぼっちなのに会話の中にて即興で合わせられるとは……やはり星ノ守さん、(ゲームクリエイターとしては)天才……?

そして、からの。
そっからの雨野くん評価の完全回復っぷりは鮮やかでしたね。
つーか、前巻からの引きをこんな早々に解決するとはwww
まぁ、ここを引っ張ってもドロドロしてきますものね。
ちゃんとオチも付いてたし、流石w

しかし実際問題として、雨野くんを一番理解してるのってアグリさんではありますよね……。
逆もまた然りなのかもしれませんが。
この二人が一番安定感があるというか、見ていて安心できる。

というのは、ともかくとして。
ゲーム部のくだりも、そうくるかーって感じ。
まぁ確かに、ここでゲーム部に入っちゃうと人間関係が広がりすぎる感もありますしね。
断る理由についても、妥当。
そして、笑ったw
にしても、あとがきに書かれてましたが、ゲーム部の先輩方は第一話のゲスト的な予定だったのか……。
私も、てっきりレギュラーだと思ってましたね。
にしては全然出てこねーな、とは思ってましたけども。

閑話休題。
ほんで、ダブルデートのくだりに入るとですね。
最初は、んんっ……? って感じだったんですけども。
そwwwうwwwいwwwうwwwこwwwとwwwかwwwwww
雨野くんの心情を知ってから振り返ると、色々とアレでアレですね(語彙力の消失)。
そこからの、珍しい(むしろ初?)完全ぶっ壊れモード雨野くんもクッソ笑いましたw

いや、なんつーんですかね。
本人たち的には凄い真剣なはずなのに、なんでこんなに笑えるんでしょうね。

ほんで、うおー。
なるほど、うおー。
コノハさんを、こういう役割で使ってくるか。

そして、ラスト!
いっちゃいましたね!
いっちゃいましたか!
つーか、前巻からの引き全然解決されてなかったわ!
むしろ界王拳十倍だわ!
確かに、これは「全滅ゲームオーバー」だわ!


……って、途中から何言ってんだかわかんない感じになってしまいましたが。
終盤は怒涛の畳み掛けって感じでした。
正直、こんな急に動かしてくるとは思わなかったレベル。
……うん、よく考えたらここまでずっとそんな感じで続いてきたような気もしますけれど。
それでも一向に慣れないといいますか、毎度凄い意表を突かれます。
果たしてこっからどう転がっていくのか、続きが気になりすぎな5巻でございました。

ゲーマーズ! (4) 亜玖璃と無自覚クリティカル

どうも、はむばねです。
一日毎に減っていく記事ストックの数に震えを隠しきれません。
おかしい、つい最近まで「管理ページにストック記事が表示しきれなくて、いちいち表示方法を変更しないといけないの面倒だな……へへ」とか嬉しい悲鳴を上げてたはずのに……。
かつてないペースでストックが減っていっている……。
ここ最近、マジで新規の記事を書く時間が全く取れてねーのでね……。
時間っつーか、気力って方が正しいかもしれないですが……。
一応、読んだけど感想を書いてない本とかはまだあるんですけどね……今、感想記事で気力体力時間を消費するわけにはいかないのだ……。

というわけで、本日も『ゲーマーズ!』の感想ですよっと。
まぁ、大体これまで通りのネタバレ具合だと思ってください。

ゲーマーズ! (4) 亜玖璃と無自覚クリティカル (ファンタジア文庫)
葵 せきな
KADOKAWA/富士見書房 (2016-03-19)
売り上げランキング: 4,135


あらすじはAmazonより抜粋。
>星ノ守千秋にとって、家族以上に大事なネット上の恩人―“ヤマさん”。
>その正体が宿敵、雨野景太だと気づいた時、彼女の本当の初恋が始まってしまう―
>全てを明かすことを決意した千秋だが―。
>一方、ゲーム初心者の亜玖璃は雨野のせいでDLCの虜に!?
>やはりゲーマーたちの青春ラブコメはまちがっている!

前巻の感想はこちら


4巻まで来て! 更にこじれる関係性!
しかしなるほど、今回はこういう方向で来ましたか……。
よく考えたら妹さんが出た時点で予想出来てもおかしくなかった気もするんですが、全然考えませんでしたね。
まぁ、私が先の意外な展開を読めることなど実際ほとんどないのですが!

にしても、上原くんはアレですね。
なんかもう、そういう星の元に産まれついてるのかな? ってレベルですよね。
放置してたらこじれ、介入(?)を決意してもこじれるという。
今回に関しては100%善意なだけに……いや善意ではあるけど、やらかしてないかと言えばそうでもないような気もするな……。
うん、まぁ、というか、ここまで来たら何をどうしてもこじれる感しかしないw

いやしかし、今回の会話劇は物凄いキレでした。
勘違い云々もまぁ面白さに大きく寄与はしてるんですが、単純に笑い力が高すぎる。
結構痛烈な感じで雨野くんへの当たりが強く、下手こくと不快感が生じてもおかしくないとは思うのですけれど。
それが全くないというのが素晴らしいです。
なんでなんでしょうね、これ?
結局、お互いに相手のことを信頼した上での軽口ってのがわかってるからなんでしょうか。
もしくは、もうイジリ芸として昇華されてきってる感があるから?
……うん、というか、これに関してはマジで圧倒的なお笑い力で他の感情を抱かせてないだけという気もするな。
だとすれば、もはやテク云々の話じゃねぇな……。

まぁ、それはともかく。
今回は割と序盤にこじれポイント(?)が来てですね。
ほんで、あとは面白日常系の話が続いたんで。
あ、今回はこういう構成なのかな? と思っていたんですけども。
なんかもう、これこそまさに掌の上で転がされた感といいますか。
ラストのラストに、ぶっ込んできやがったw
しかも、ラストの見開きイラストwww
めっちゃ畳み掛けてくるな……w
しかも、あのキレのある会話群がまさか伏線(?)だったとは……。
これは構成の上手さも光ってますね。

いやぁ、ホントに引きが抜群でした。
続きが気になって仕方ありませんわ。
一部の誤解は解消しつつも、次々に誤解を投入。
もう流石にこれで落ち着くやろうと思わせてからの、更なるカオスに突入するというね。
巻を追う毎に更に続きが気になっていくこの感じ、お見事です。
ていうかぶっちゃけ、1巻の時点でここまで勢いが切れないとは思ってませんでした。
それどころか、むしろ増しているという。
有無を言わさず続きを読みたくさせる腕力を感じます。

ゲーマーズ! (3) 星ノ守千秋と初恋ニューゲーム

どうも、はむばねです。
昨日は第二幕(アルコールイン状態)での作業が非常に順調で、久々に起きたら知らない話が出来上がってる状態になってました。
元々微妙にキツかったスケジュールに新タスクがぶっ込まれてまぁまぁヤバくなってる現状、とてもありがたいですね。
流石はむばね(酔)、本当に欲しい時にいい仕事をする良アシスタントである。

うん、まぁ、というか。
ちょっとマジで時間がねぇ。
たぶん11月を乗り切ると多少余裕が出来る見込みなんですが、結局新たなタスクがぶっ込まれてくるだけという気もしなくはない。

というわけで、さっさと感想いきましょう。
ちなみに『ゲーマーズ!』連チャンなのは、流石に葵せきな先生がこんなブログの感想記事読むことなんてないだろうという思惑あってのことだったり。
普段は、作者の先生に見られた時どう思われるかとか一応気ぃ使ったり使ってなかったりしてるんでね……。

なお、今回はまぁまぁネタバレしてるのでご注意を。


ゲーマーズ! (3) 星ノ守千秋と初恋ニューゲーム (ファンタジア文庫)
葵 せきな
KADOKAWA/富士見書房 (2015-11-20)
売り上げランキング: 5,314


>私立碧陽学園生徒会室―そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園。
>碧陽学園美少女ランキング一位の第三十七代生徒会長コノハは今日も生徒会室の中心で愛を叫ぶ。
>「始めるとしましょうか…“伝説のエロゲー”探しを!」
>美少女が生徒会室で秘宝探索を続ける一方―複合エンターテイメント施設“アラウンド1”では、ぼっち高校生、雨野と学園のアイドル、天道による死闘の幕が上がる。
>水着着用で!
>「…では雨野君、始めましょうか…私達の『戦争』を」
>これは、残念ゲーマーの愛すべき日常をつづった記録の一端である。
>―大丈夫。「ゲーマーズ!」3巻のあらすじだよ。

前巻の感想はこちら


2巻ではぶっちゃけあんまり見せ場のなかった感もある雨野くんですが(ある意味で最大の見せ場はあったけど)、3巻ではキッチリ男らしさを見せてくれますね。
デートを決めてからの潔さは流石。
なんというか、開き直った時の強さというか、開き直れる強さが頼もしいです。
まぁ、そのデートは割と散々な感じだったわけですが。
そこも含めて、雨野くんクオリティ。

そしてwwww4話目wwww
ファーwwwクロスオーバーwww
つーか、さっきコピペする時に初めて見たけどガッツリあらすじにも侵食してきてんじゃねぇかwww

……と思ってたら、あれ?
これ、一発モノの企画じゃなくて?
もしくは、ちょいちょい挟まる番外編的なやつじゃなくて?
ガチのヒロイン追加?
しかも、出会って二分で即陥落。
雨野くん、普段の攻撃力はゼロに等しいのに決戦時の攻撃力だけやべーですよね。
特定の相手に対する超強力特攻持ちと言いますか。
他の人には一ミリも刺さらないだろうけど、対象の相手に対しては効果がバツグンすぎるという。
これが……これが、主人公の器……!

ほんでラストのラブラブ人生ゲームは、これ。
なんだこれ、これ(語彙力の消失)。
やべぇな……。
いやもうね、言っちゃアレですけど基本に忠実なんですよ。
あーこうなるねー、こうなったら面白いねー、という流れを忠実にやってる。
そしてだからこそ、普通は半笑いというか「はいはい面白いね」みたいな反応にどうしてもなっちゃうんですけども。
なんでこんなに面白いんでしょうね。
ホント、これはもう卑怯なレベルですよね。
現実がある意味でゲーム内よりもこじれてるからこそ、ゲーム内のこじれっぷりが更に面白いといいますか。
なんだろうな……うん、これは言葉を重ねる程に無粋になっていく気がしますね。
シンプルに、めちゃ笑いました!

そして、からの、ラスト。
これはねー。
最初は、「お、流石にそろそろこじれを解消するのかな?」って思ったんですよ。
でまぁ、実際その予想はある程度当たってて。
一部の誤解は(恐らく)解消されてる。
そして、隠れていた秘密も露呈した。
これで、かなりシンプルな構図にはなりましたよね。
しかししかし。
まさしく、星ノ守千秋の初恋ニューゲームであり。
同時に、ゲームオーバー?
……なの?
もう、こっから更に拗れる予感しかしませんよね。
そして、それが楽しみで仕方ありません。
普通に考えれば結構ドロドロな関係になりそうなもんなのですけども、その点は葵せきな先生への信頼がありますからね。
ただただ、続きが楽しみです。



あとクッソどうでもいいんですけど、上原くんの声が常にスーパーマラドーナの武智さんで再生されてます。
上原くん、全然関西弁でもなんでもないんですけどね。
なんか、ツッコミの勢いとか言葉選びとかが似てる気がするんですよね……。
いや、実際には大して似てもいないような気もするんですけども……。
そんな、ホントにどうでもいい話でした。

ゲーマーズ! (2) 天道花憐と不意打ちハッピーエンド

どうも、はむばねです。
はいはい、本日も感想ですよっと。
え? こないだ、本を読む時間取れないってツイートしてたのに感想記事が続いてるって?
イェス、もちろんストックの切り崩しだよ!
ワシの感想記事は百八日分まであるぞ。
※そんなにはないです。

ちなみに、『ゲーマーズ!』についてはガチで最新刊(DLC)の感想まで書いてあります。
うん、まぁ、というかですね。
ファンタジア大賞に応募した後で読み始めて、マジ面白くて一気にその時点で出てた分全部読んでそれ以来最新刊も追ってるんですけども。
なんか、選考結果が出る前に感想書いたら媚びてるみたいでアレかなと思ってまぁまぁ長らく封印してたんですよね。
#葵せきな先生が選考委員なので。

まぁ、それはともかく早速いってみましょう。
ネタバレは、そんなにないつもり。

ゲーマーズ! (2) 天道花憐と不意打ちハッピーエンド (富士見ファンタジア文庫)
葵 せきな
KADOKAWA/富士見書房 (2015-07-18)
売り上げランキング: 4,507


あらすじはAmazonより抜粋。
>美少女からのゲーム部勧誘を拒否し、相性抜群のゲーマー少女とは大喧嘩をかます―もはや完全に自業自得なぼっち高校生、雨野景太。
>そんな雨野と学園のアイドル、天道花憐をくっつけるため、ゲーム同好会を発足したリア充、上原だったが、なぜか自分のカノジョに浮気を疑われ!?
>一方、天道は雨野のことが気になりすぎて原因不明の胸の痛みを発症中。
>そして唐突に開催される“総合テレビゲーム大会”。
>科学と魔術こそ交差しないものの、遂にラノベ的な異能は覚醒する!
>!…主人公以外の人物の中で!こじらせゲーマーたちによるすれ違い、未だ猛加速中!


前巻の感想はこちら


カwwwオwwwwスwwww
一冊の中で色んな話が展開されすぎて、迷子になりかけたわw
連載+書き下ろしの形式だからこうなるんですかね?
いや、だとしても普通はならないような気はしますがw

特に、三角くんのエピソードのカオスっぷりはヤバかったですね。
読みながらずっと、「これ何の話なんだよwwww」って笑ってました。
しかし、しかも、それで最後は普通にいい話で締められましたからね……。
いや、ホントこのエピソードの最後はいい話。
あんだけ取っ散らかしてここに落ち着けるとか、どんな豪腕だよ……流石すぎるぜ……。

ほんで、人間関係もめっちゃカオス。
というか1巻の時点でかなりカオスだったのに、まだこんなこじれんの!? って感じ。
つーか、天道さんがヤバい。
ヤバいくらいアホ可愛い。
つーかこの人の場合は、頭が良すぎた結果逆にアホになってるパターンですよね。
いいねー、そういうのめっちゃ好きですよー。

そして、そんな天道さんが(本人の認識的にはともかくとして)雨野くんに惚れる理由も凄く伝わってくるのも良いですね。
話の都合で動かされてる感が全くないといいますか。
なるほどそれは惚れるわって納得感が凄くあるんですよね。
いやまぁ天道さん、完全に1巻時点で陥落してるんですけども。
そこから更に(完全無意識で)ダメ押ししてくる雨野くんの強さよ。
もっとも今回の場合、雨野くんでなくともそんなことになってるとは気づけないでしょうけれどw

ほんで、ラストはファッ!? ってなりましたね。
はー、そう来るのかー、って感じ。
つか、2巻でもうこの展開か……凄まじいな……。
しかし、これならこのサブタイも納得ですわw
そして、ぶっちゃけ天道さん以外の全員にとってほぼバッドエンドというw

総じて。
今回も、めっちゃニヤニヤさせていただきました。
相変わらず、外で読むのは危険な本やでぇ……。
次にどんな笑いが来るのか、全員の関係がどうこじれていくのか、楽しみで仕方ありません。
基本的に最近は(色んな作品に触れるためと、あと感想が書きにくくなるため)続刊には手を出さないようにしていたのですが、これはもう続きも読まざるをえないレベル。

文字魔法×印刷技術で起こす異世界革命

どうも、はむばねです。
昨日は、ふくし氏と軽く飲みに行って参りましたよっと。
ウエストでビール2杯→サイゼで(二人で)ワインデカンタ500ml×2。
よし、軽くだな。
その後帰って一人でビール一本飲んだけど、記憶は飛んでないのでセーフ。
なお、本日はやや二日酔い気味な模様。

そんなこんなで、感想です。
ネタバレは、なくもないので一応注意。

文字魔法×印刷技術で起こす異世界革命 (HJ文庫)
藤春 都
ホビージャパン (2017-03-31)
売り上げランキング: 691,549


あらすじはAmazonより抜粋。
>文字無き世界を変えるため―― 君が描いて、俺が刷る!
>
>印刷屋の跡取り息子で、三度の飯より印刷が好きな青年・坂上宗一郎は、ある日女の子の声に呼ばれ異世界へ召喚される。
>彼を召喚した少女・アイリによると、この世界では文字が禁忌とされ、字の魔法を受け継ぐアイリの一族は迫害されているという。
>「本も読めない世界を変えて! 」そんな願いを叶えるため宗一郎が考えたのは、アイリが描いたえっちなイラストに文字を載せて世界中にバラ撒くこと!?
>街の片隅に置かれたエロ本で世界を変える、異世界情報革命ファンタジー、開幕!

おー、凄い印刷技術についての描写が詳しいですねー。
この手の知識無双モノを見る度に思うのですが、実際関連する仕事をなさっている中で培われた知識を活かしているのか本作を書くために調べているのか……。
前者だとすれば仕事の知識を作品に活かせるのが凄いし、後者だとすれば調査のスキルが凄E。
私は、どっちも苦手なんでね……。
……と思ってたら、あとがきに書かれていましたね。
調査した系ですか……でも考えてみれば、印刷技術ってのは作家にとっては身近なものではありますよね。
だからといって、調査が楽になるとかってことはないと思いますが。
事実、私はやれと言われたところでこのテーマで書ける気など一切しない。

というのは、ともかくとして。
あらすじを読んだ時点では単に引きを強くするために書いてるだけか思ったのですが、思ったよか徹頭徹尾エロ本無双でワロタw
物語に引き込むためのジャブとかじゃなく、マジでずっとエロ本で戦ってる感。
まぁでも割と真理というか、有効な手段ですよね。
新たな媒体を広めるに当たって、最も重要なのはエロ!
よく言われることですが、ビデオが広まったのもインターネットが広まったのもエロの力が大きいですからね。
#まぁ、功罪あるのはともかくとして。

そして、エロ本を広めるための情熱と技術革新もガチ。
ここは、序盤でサクッと2年飛ばしたのも上手いと思いました。
無論試行錯誤も見ていて楽しいものなのですが、これで非常に良いテンポになってるんですよね。
二年の間に仲間も見つけて、しっかりと下地が作られた上でのことなので無双展開にも非常に納得感がありました。
なお、無双展開=道端にエロ本放置。
この世界のエロ耐性が小中学生並と考えると、これがどれほどの威力を持つのかもわかろうってもんですよね。

にしてもアイリさん、ここまで恵まれてるのに不遇なヒロインもなかなかないのでは?w
相方たる宗一郎さん(主人公)は無茶苦茶頼れて、アイリさんの目的のためにマジ全力で取り組んでくれて、しかしそれであるがゆえにアイリさん自身への扱いがおざなり気味になるという。
しかもアイリさんの望みに近づけば近づくほど結果的に彼女の恥ずかしいアレが広まっていくわけですからね。
恥ずかしがりながらも頑張るアイリさん健気可愛い。

いやしかし、色々と天秤に掛けた上でなお自らの悲願のため頑張るアイリさんも勿論そうなんですけども。
なんというか、みんながちゃんと考えて動いてる感じが凄くいいですね。
特に、マルティナさん勢力は非常に限られた手の中で最善手を選ぼうとしている感じがベリーグッド。
この切れ者感、非常に好きです。
(ジギスムントさんはともかく)ビーターさんも、今回は完全にしてやられた形ではありますが無能ではない片鱗を端々で見せてくれてますね。

あと、宗一郎さんのこのブレなさっぷりがホントめっちゃ頼もしいです。
男らしすぎて、そら惚れますわって感じ。
エロ本を誰憚ること無く推し抜く態度も男らしいw
にしてもこの兄ちゃん、肝の座り方がハンパねぇな……。
本のためなら命を懸けられる、をまさしく地でいってる。

ほんで、エロ本がガチの決戦兵器になってるのはワロタw
笑いつつも、この流れは素直に感心しましたね。
この流れは全然予測出来ませんでした。
けど、いざ提示されたら凄い納得感がある。
長々とした説明があるわけでもなし、むしろ説明なんて数行しかないのに。
これは滅茶苦茶上手くしてやられた感があるというか、見事な伏線の仕込まれ方でした。

そこ含め、構成がめちゃ上手い。
なるほど言われてみれば、結果的にこの世界では『印刷技術』と『高速運搬手段』が主人公サイドの独占状態になっているのか。
教会が排斥した部分こそが決め手になるというのは、皮肉げでもあり痛快ですね。
ラストも、次に繋がりつつも非常に気持ちの良い終わり方でした。

総じて。
主人公サイドはかなり絶望的な状況からのスタートなんですが、主人公の前向きさが悲壮感を許さず非常に心地の良い雰囲気で好きでした。
文字・印刷といった設定も興味を引くための飛び道具的な扱いになっているわけでなく、しっかりとそれを踏まえた上での物語となっているのも流石の上手さって感じです。

異世界の魔法言語がどう見ても日本語だった件

どうも、はむばねです。
最近、また胃袋が縮んできているような気がする今日この頃です。
一時期はココ壱の普通(300g)もイケるくらいまで復帰してたんですが、今日は200gでもキツかった。
やはりハーフ(150g)にすべきだったかと後悔するレベル。
まぁ、今日の体調がアレだっただけ説もありますが。
あとどうでもいいんですけど、ココ壱はハーフだと値段が安くなる上にドリンクまで付いてくるのでなんかお得感がありますよね(ホントどうでもいい)。

そんなこんなで、本日の感想です。
ちょいちょいネタバレしてるのでご注意を。

異世界の魔法言語がどう見ても日本語だった件
トラ子猫
宝島社
売り上げランキング: 289,463


あらすじはAmazonより抜粋。
>日本に住んでいた大学生・緒方和彦は事故に遭い、少年・ジェラルドとして異世界に転生することとなった。
>魔法言語を唱えることによって魔導が使えるその世界では、魔法言語の習得が難しく、魔導を扱えるのは限られた人たちだけだった。
>そんな中、魔法言語が日本語だったおかげでジェラルドだけが魔導を使いたい放題で…。
>日本語がペラペラというチートな能力を駆使して異世界を無双する冒険ファンタジー、ここに開幕!
>兄妹の微笑ましい日常を描いた新作短編も収録!
>「小説家になろう」発第4回ネット小説大賞受賞作!

導入部の爆速っぷりハンパねぇな……。
僅か1ページで、転生、覚醒、能力(魔法)獲得までいくとは。
そして、通常魔法の活躍シーンもなく即オリジナル魔法習得。
しかし実際、『魔法が日本語である』がゆえのチート性はオリジナル魔法にこそあるわけなので、なるほどこれは上手い構成ですね。

という感じで導入こそ爆速ですが、その後は割とゆったりとしたほのぼのストーリーという印象でした。
ジェラルドくん(主人公)周りの交流をじっくりと描いてくれていて、非常に優しい世界が展開されていきます。
無論、設定から期待される無双要素もしっかり組み込まれていますが。
安心してください、主人公は無茶苦茶活躍しますよ。

しかし本作の魅力の一つは、活躍するのが主人公だけではないってところだと思います。
まぁ戦闘力で言えば、今んとこジェラルドくんがぶっちぎりで作中最強なんですけども。
けど、力がないからといって周りも人任せにしたりはしないんですよね。
むしろ、弱い者を守らねばと強大な敵に無謀とも言える戦いを挑んでいく。
この辺りは、序盤ジェラルドくんの実力が周りに知られていないからってのもあるにはありますが。
けれど、大切な人たちを守るために自らの命を賭けられる『大人』たちが非常に格好良く描かれているのです。
ジェラルドくんのお父さんとか、作中の実力で言えばかなり下の方になっちゃうんですけども、それでも無茶苦茶格好いい。
ナチュラルに、『自分が守らねば』と思える人たちなんですよね。
ゆえに、最終的にジェラルドくんの活躍によって危機を脱したとしても、決してそれが『主人公に都合の良い一人無双』にならない。
戦局を決した戦力こそジェラルドくんかもしれませんが、間違いなく『みんなで勝ち取った結果』だと思えるのです。
実際、皆が自分勝手に逃げ回ったりしていたらジェラルドくんがいたとしてももっと被害が大きくなっていたはずですからね。
なんというか、非常に美しく『人間』を描いてくれているなって感じです。

実力者に対するリスペクトがきちんと感じられる点も好ポイント。
実力があろうと子供相手だから舐める、みたいなところが無いのが良かったです。
最初は子供相手だからと舐めプしていても、その実力がわかれば謝罪もするし態度も改める。
ここも、なんというか凄く『ちゃんとした人』という感じがしました。
社会生活を送っている以上当然一定以上の社会性はあるわけで、こういう細かいところがちゃんとしてると凄くこの世界で人々が『生きてる』印象が強まりますよね。

また、主人公サイドもまた反省すべき点についてはちゃんと反省する謙虚さがあってグッド。
冒険者初依頼のあのくだりは「うーん……」と思う部分があったのですが、そこがちゃんと作中で指摘されてて安心しました。
こういうとこに気遣っていただけてる作品は読んでて気持ちいいですね。
キャラの人間らしさもグッと深まります。

いやホントにね、この世界。
とっても『綺麗』で『優しい』んですよ。
誰もが当たり前の常識や良識を当たり前に持っていて、正しく在ろうとしているといいますか。
こういう作品、凄く好きです。
もっとも、最後の方ではやや不穏な雰囲気のお方が出てきたりもしてますが……。
彼が果たして言われている通りの人物なのか何かしらの事情がある人なのか。
今後明かされるのであろうその辺りも楽しみです。

と、いう点も含め。
ラストについては……んんっ、なるほどここで終わるのか……って感じですね。
元々連載されてた尺の都合って感じでしょうか。
いよいよこれからってところで終わっているので、続きも早めに読んでいきたいと思います(もう続刊も出てるので)。

«  | ホーム |  »

プロフィール

hamubane

Author:hamubane

たぶんライトノベル作家的なもの


Twitter

既刊情報

ほぼ全部絶版だけどな!

カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~ (HJ文庫)

最新コメント

最新記事

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
ブログ (4397)
スタンプ・デッド (73)
情報系 (23)
短ネタ (35)
太陽で台風 (2)
しゅーかつ (18)
レパートリー確認PJ (27)
自著を無理矢理褒める (7)
感想 (316)
天神周辺グルメ (49)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR