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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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ラッキーチャンス!

どうも、はむばねです。
なんかこのGW、微妙に忙しいです。
まぁまぁガッツリ艦これやってる時点であんま説得力ないですが。
というか、艦これやってるから他に時間が取れなくなってる説は割とある。
あとスキル『不眠』がなぜかここに来て割と荒ぶってるので、作業効率があまりよろしくないというのも関係しているかもしれない。

まぁ、それはそうと本日はライトノベル感想です。
基本ライトノベルは2010年以降のを選ぶようにしてるんですが、今回は作者買いなのでちょい昔(2007年)の作品となりました。

なお、結構ネタバレもしてるので注意。
つーか最近映画のネタバレ自重無し感想に慣れすぎて、ライトノベル感想も普通にネタバレ有りで書いてしまう癖が出来てきてるような気がしないでもない……。


ラッキーチャンス!<ラッキーチャンス!> (電撃文庫)
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>日本一不運で貧乏な“ごえん”使いの高校生・外神雅人。
>ある日、そんな彼のもとに、かわいい福の神の女の子・キチがやってきた。
>キチは福の神としての使命を果たすために、なんとか雅人を幸せにしようと頑張るが、なぜか雅人は不幸になるばかり…。
>実は彼女は福の神に転職したばっかりの元疫病神だったのだ!
>問題いっぱいの学園ハッピー・ラブコメディ。
>『いぬかみっ!』の有沢まみずが贈る待望の新シリーズ、ついにスタート!
>
>「わたしがマサトを幸せにしてやる!」
>「なんかますます不幸になってる気が…」。

『インフィニティ・ゼロ』も『いぬかみっ!』も凄く好きだったのに、なぜか読んでなかった有沢まみず先生の三作目の作品。
まぁ、なぜかっつーとちょうどライトノベル読んでない時期だったからなんですけど。
なぜだかわかってんじゃねーか。

というのは、ともかくとして。
雅人くん(主人公)、クッソ格好えぇなぁ……。
不幸度が笑えないレベルで笑えるくらいなんですけども、それでも前向きなのがいいですね。
それもただノーテンキなのとかポジティブシンキング過ぎるのとかなのではなく、キッチリ毎回ダメージを受けてヘコむんだけども、それでも最後は前向きになってるってとこが凄く心地良い。
真の意味の心の強さを感じる。
ほんで、不幸になっても(ほぼ)人のせいにしないんですよね。
仮に、人のせいであったとしても。
ここにもまた、真の意味の優しさを感じる。

キチちゃん(ヒロイン)も、まぁ足を引っ張ってはいるんですけども、無自覚とか気にしてないとかじゃなくて、ちゃんと認識してガンベコみしてるのが良かった。
雅人くんを幸せにするために来たはずなのに真逆の結果を引き起こしてしまっていることに対して真摯に悩んでいて、彼女にも本当に優しさが感じられる。
だから、足引っ張ってる展開でも全然不快にならないんですよね。
これ、キャラ作り間違えると酷い印象になってたと思います。
この辺り、流石の上手さ。

ていうか、キチちゃんめっちゃ可愛いな……。
なんか、久々に純粋に庇護欲に駆られるヒロイン(?)を見たような気がする……。
無知系ヒロイン、凄く好きなんですよね……。
つーか、知らなかったことを知ってはしゃぐヒロインが好きなのかな。
肉まんで喜ぶシーン、尊い……。
美味しそうに食べる女の子も好きなので、倍率ドンですよ……。

本編でも言及されてる通り、子猫っぽい可愛さですね。
性的な……部分もまぁ描写としてはなくもないのだけれど、本人が理解していないので実にプラトニック。
雅人くんサイドも、途中から彼女に接する態度が保護者のそれになってますよね。
割と、自ら思い込もうとしている感も出てますけど。

閑話休題。
冒頭に書いた通り雅人くんは精神面でも格好いいのですが、戦闘面でも格好いいです。
つーか、「日本最強の霊能者」って肩書が既に格好いい。
5円玉という変わり種が媒体なのは、カエル消しゴム使ってた(いぬかみっ! の)ケータくんと同じ感じですね。
あっちはちゃんと理由あったことが後に明かされたけど、こちらもたぶんそのうち明かされるのでしょう。
そして、変な武器(?)を使ってるのに全然格好悪い感じにならないのも流石。
ただでさえ貧乏なとこにお金を媒体してるので、実質「戦闘力=経済力」になってるって構図も面白い。

戦闘力のないキチちゃんが、しっかり戦闘面でもアシスト出来てるってのもいいですね。
ただ両替崩しが伏線になってたのは、無茶苦茶格好いいシーンなのに笑ってもうたw
いやしかし、ここの雅人くんは本当に格好良かったです。
いぬかみっ! の時もそうでしたが、有沢先生は主人公を魅せるのが本当に上手い。
普段が割と良いトコないからこそ、マジになった時の格好良さが映えるんですよね。
普段も成り行き上そうなってるだけで、本当の意味でどうしようもない奴だと読者はわかってるってのもデカい。

托鉢が成り立ってる時点で、友人関係が良好なのがわかるってのも個人的に凄く好きなポイント。
特に和尚、めっちゃいいやつw
更衣室を覗かれて尚、女子にも一定の優しさが残ってるってのもいいですね。
二ノ宮さんに至っては、最初は単純に「はえ~、えぇ人やな~」と思ってたのが、えぇ人すぎて後半は「え、まさかこれはラスボス化への伏線……?」とか思っちゃいましたよ。
疑ってすみませんでした。

校長も、別に普通のいい人ですよね。
むしろ、雅人くんがなんで嫌ってるのかわからないレベル。
まぁ、描写されてないとこで色々あったんだろうなってことなんでしょうけども。
結局は、雅人くんのことちゃんと考えてくれてる感がありますよね。
そして、無茶苦茶雅人くんを(あるいは雅人くん本人以上に)理解してる。
嫌がらせ(?)も、きっちりラインを弁えてシャレで済ませられる範囲にしてる感があります。

第二話では、完全に巻き込まれただけなのに名司会っぷりを発揮する雅人くんにクッソ笑いましたw
この人、やっぱ運さえ絡まなければ無茶苦茶高スペックなんじゃね?
これは(あくまでこの話の中では)誰も不幸にならず、雅人くん的にもハッピーエンドを迎える良いお話でしたね。
※ハッピーエンド(ボロいテントを家として手に入れる)。

そして、ラストエピソードはね。
まぁ、ハッキリ言ってしまうと、ショボい。
最初は「きっと雅人くんが手強い霊をバシッと退治して終わるんやろうな~」と思ってたけど、そんなことは全くなかった。
でもね、それでいいんです。
この物語は、それだからこそいい。
読み終わって、そう思いました。
悪者をやっつけるんじゃないんですよ。
悪者なんていないんですよ。
ただ、なんつーのかな。
純然と存在する、仕方ないこと、どうしようもないこと、ただ運が悪かったこと。
あえて言うなら、誰にでもあるそういうのを、吹き飛ばしてくれたのがキチちゃんなんですよね。
言ってみれば、雨が止んだだけ。
でも、当然それを成そうとすると物凄いパワーが必要になる。
そのクソデカいパワーを、ある意味無駄に、でもこの時に限っては最大限有効に使われるところに、やっぱり優しさを感じるのです。

総じて。
基本的にコメディメインで、主人公が不幸な目に合って、女の子がエッチな目にあって、なのに全体としてはとても優しい世界。
これで全く不快感がないというのが凄いです(人によるかもしれませんが)。
読んだ後、優しい気持ちになれる物語でした。
話も文体も軽快なので、サラッと読めるとこもいいですね。
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麺や兼虎




※追記:本記事で紹介しているお店は、既に移転しております。



どうも、はむばねです。
「普段めちゃくちゃ利用しまくってるけど普段使いすぎてそういやブログでは紹介してなかったお店を紹介しよう」のコーナー、第5回。
今回は、ラーメン専門店の兼虎さんです。
ここに至っては何回か紹介してすらいるんですが、このカテゴリでは紹介してなかったからというガバガバ判定。
まぁ実際、今までの紹介の仕方は「かつて食べた油そばに近いものが出る」という括りだったので……。
今回は、しっかりお味もご紹介していきたいと思いますです。


moblog_5e860d49.jpg

私がいっつも頼むのは、濃厚つけ麺850円(税込み)です。
麺は、並盛なら200g。
中盛(300g)まで無料です。
画像は、中盛のもの。

いわゆる関東系つけ麺っていうんでしょうか。
たぶん、一般的に「つけ麺」っつってイメージする普通のつけ麺です。
魚介豚骨ベースのスープに、ストレートの太麺。
他の土地にオープンしてたら、もしかするとそんなに目立たない店になってたかもしれません。
クオリティは高いけど、普通のつけ麺、って感じで。
ただ、福岡においてはめっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃくちゃ希少なお店です。
つーか普通に、関東系つけ麺を出すのってここだけ? っぽいですね。
少なくとも、関東で最もメジャー(らしい)三河屋製麺謹製麺の麺を使ってるのはここだけだとか。

いや、つけ麺自体は(他の土地に比べればクッソ少ないけど)出す店もそこそこあるんですよ。
ただ、大部分が「豚骨ラーメンメインですがつけ麺もやってます」って所でして。
かなりの高確率で細麺なのです。
もちろんそれはそれで美味しいんですけど、普通のつけ麺を求めていくとコレジャナイ感が……。
極々々々々々々稀に太麺で出してくれるところもあるんですが、今度はその店独自のオリジナリティに溢れすぎてて、「うん、わかる。こだわってるね。凄く美味しいです、これ。でも、食べたいのはこれじゃねぇつってんだろうが!」と理不尽な怒りを感じてしまうのです。
そんな乾きを唯一満たしてくれるのが、この兼虎さんなのです。
実は私、こっちに来て割とすぐにこのお店とは出会ってるんですよね(確か、ハロワの近くにあったからだと思います)。
その時は「おっ、こっちにもこんなつけ麺出す店あるんや」程度に思っていたのですけれど。
今となっては、己の豪運に感謝しかありません。
もしこの時出会っていなければ、私はつけ麺を食べるためだけに飛行機や新幹線に乗っていたかもしれん……。

……と。
ここまで、「関東系つけ麺を出す店がここだから仕方なく行ってる」みたいな論調に見えてしまったかもしれませんが(つーか、長々とすみません)。
そんなことは、全くありません。
仮に(同系統の店がアホみたいにあった)名古屋時代に出会っていたとしても、私は足繁く通っていたことでしょう。
まぁ、つーか、単純に美味いんですよね。

スープを一口啜れば、肉と魚介の混じり合ったコクのある旨味が口の中で爆発します。
めっちゃ濃厚なんですがしかし胸焼けを起こすような類のものではなく、ぶっちゃけスープだけでもゴクゴクいけるレベル。
濃厚なのに、マイルドなんですよね。
凄く口当たりがいい。
そして、太めの麺はモチモチしててこれまた単体で食べても味わい深いものです。
それがスープと絡まった時のハーモニーが素晴らしい。
普段私は割とチンタラ食べる方なのですが、ここのつけ麺はガツガツいってしまいます。

ほんで、スープに埋まって見えないんですけど、これ実はかなりの具沢山なんですよ。
中でも特にオススメポイントなのが、チャーシュー。
一口大……というにはちょっと大きいかな? くらいの肉塊が、めっちゃゴロゴロ入っているのです。
ほんで、それがとっても柔らか。
割と脂身も多めで濃厚な肉の味が感じられるのですが、しかしこちらもしつこさは全くありません。
麺と一緒に食すと、主食・おかず感覚でベリーグッドです。

他の具材も、アクセントになって非常にいい感じ。
ちなみに、ネギは無料で増量できます。


moblog_aaf26e3e.jpg

あと個人的には、ヤサイアブラ(120円)をトッピングするのがベリーベリーオススメ。
初回は、純粋に味を楽しむために無しでもいいと思いますけどね。

でも、これが凄い威力でして。
アブラとニンニクを大量投入することで、途端にジャンキー感が激増します。
この旨味が、またスープと非常にマッチするのですよ。
ニンニクに食欲を促進され、アブラで脳内物質を分泌し、「うぉぉぉぉぉぉぉ! 俺は今! 美味いものを食べている!」という満足感が得られまくりんぐ。
病みつきになるお味です。
#ちな、ニンニクは無しにも出来ます。

野菜を足すことで、(気持ち)健康面にも気づかえ(たような気になれ)ますしね!
まぁ、総合で見ると圧倒的にマイナスだろうけどな!
それでも、どうしても食べに行ってしまうんや……。


というわけで、毎度行く度に大満足なのですけれど。
ただ、一点だけ不満な点がございまして。
それは、結構頻繁にメニューと営業時間が減ること。

そもそも、私は見つけた当初ここには「まぜそば」をメインに食べに行ってたんですよね。
それが、夜限定になったかと思えばメニューそのものか消え失せ
以前に比べて、麺が細くなり
それでも当初は追加料金払えば「極太麺」というのを注文出来たんですが、そのメニューもなくなり。
そしてついに先月からは、平日の昼営業すら消滅しました
もうホントね、前にも書いたけど好きだったところを一つずつ一つずつ丁寧に潰されていくこの感じよ。
まぁ、慢性的に人不足みたいなので仕方ないのでしょうけれど……。
そして、それでも行ってしまうんだよなぁ……。
どれだけ削られても尚、どうしても行ってしまう魅力を備えたお店なのであります。

あ、ちなみにめっちゃ混みますのでその点はご注意を。
こないだ日曜の昼に行ったら、開店(11時)前から人が並んでて11時10分にはもう入れない人の列が出来てました。
開店直後に滑り込むのがオススメですね。
だからこそ、平日昼に行きたかったんだけどなぁ(平日昼でも11時半には余裕で行列出来てたけど)……。

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