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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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最底辺からニューゲーム! ~あえて奴隷になって異世界を実力だけで駆け上がります~

どうも、はむばねです。
本日は七夕ですが、案の定といいますか生憎の空模様ですね(@福岡)。
………………。
…………。
……。
……うん。
知ってはいたけど広がらねぇなこの話題。
七夕とハロウィン、なんか世の中的にはそれなりに盛り上がるけど個人的に何に言及していいのかわからないイベント二大巨頭である。
まぁ最近はクリスマスも、自分の誕生日でさえもイマイチ何書いたもんか迷うんだけども。

そんな感じなので、サクッと感想いってみよう。
ちょいちょいネタバレ気味な言及もあるのでご注意を。


最底辺からニューゲーム!  ~あえて奴隷になって異世界を実力だけで駆け上がります~ (HJ文庫)
藤木わしろ
ホビージャパン (2017-06-30)
売り上げランキング: 9,263


あらすじはAmazonより抜粋。
>日本人の青年タクミは、生まれ育った環境が恵まれ過ぎていたため、自分の本当の実力を知る機会を得られずにこの世を去った。
>その未練から異世界転生の資格を得た彼は、これ幸いと女神に対して【実力だけが評価される過酷な世界への転生】を要求!
>優しい環境もチート能力もすべて断り、無事、非力な奴隷の子どもに転生したタクミは、牢屋の中で奴隷の子どもたちを相手に情報収集を開始!
>さらにエルフと獣人の奴隷美少女を交渉の上で配下に加え、あっという間に奴隷商人へと出世していき――!?

異世界転生モノではあるんですが、このパターンは珍しくて面白いですね。
普通前世で上手くいかなかったことがあって転生先ではそれを解消しようとするのに、前世で「上手くいきすぎていたこと」が後悔とは。
ヌルゲーに飽きて、最難関モードを更に縛りプレイでやるようなもんでしょうか。
そう考えると、突飛な発想ではありつつも割と理解出来なくもない気がしてきますね。

しかし、タイトル通りではありますがマジで猛烈な勢いで駆け上がっててワロタw
奴隷スタートが実質縛りになってない、ていうかむしろアドバンテージになってない? と思うレベル。
それほどの主人公無双です。
にも関わらず、身体能力的には(たぶん)ガチのチート無し一般人なんですよね。
完全なる頭脳無双。
それも、「知識」というよりは「知恵」によるところが大きいタイプです(ちょいちょい知識系も用いるけども)。
知識だと『知っている』だけでアドバンテージですが、知恵の場合は色々と捻る必要があるので描く難易度がより高くなると思うのですけれど。
そこを、納得のいく形でしっかり描いてくれてますね。

にしても、タクミさん(主人公)の無双感が凄い。
後半になるにつれて、負けるどころか焦る姿さえも想像出来ないくらいになってきます。
全て手の平の上って感じ。
これ、前世でどんな経験積んでこうなってるのか……。
その力の根底を成すのが『人の本質を見抜く目』なわけですが。
それは前世で『億にも匹敵する人間を見てきた』がゆえに培われたものって言及されてるんですよね。
億に届く人と会うって、どんな職業だったんだ……。
人類の70人に1人に会ってる計算ですからね。
マジ、前世がチート。
この辺り、今後の続刊で明かされていくんですかね?
その点も、楽しみの一つです。

逆に現世に関しては、1巻からほとんど頂点に近いところまで上り詰めちゃった感がある気がするんですが今後どう展開していくんだろうな……。
……と思ってたら、ちゃんとラストで今後の指針が示されてましたね。
なるほど、次は個人の名声を上げる方向ですか。
確かに、1巻時点では裏方に徹してる感がありましたからね(あくまで外野視点で見れば)。
まだまだ駆け上がってく気満々で面白い。

また、登場人物にちゃんとバックボーンが感じられるのも個人的には好ポイント。
特に、敵さんサイドですね。
今までに何度も何度も書いている通り、主人公を無双させるために今ここで主人公にやられるためだけに生えてきたような薄っぺらな敵を出す展開が私はとても好きではないのですが、本作に関しては全くそういうことがなく。
むしろ、敵さんもしっかり考えて最善の手を打ってきた上で、それを更に上回ってるところが非常に読んでて気持ちいいですね。
タクミさん自身が、敵さんのことを評価しているのもグッド。
そうそう、ある程度の地位に上り詰めるからには、ちゃんと(性格的にはともかく)有能じゃないと辻褄が合いませんからね。
そこをかなり手厚くケアしてくれてる感があって、とても好印象でした。
しかし、最終的にああいう形で落ち着くとは予想外でしたがw

総じて。
チートに頼らない、飛び道具(ほぼ)無しの頭脳戦を見せてくれる作品。
主人公が勝つことで主人公周りに利が生じるだけでなく、多くの方位に救いがあるので読後感も非常に爽やかでした。
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