スクウェア・エニックスノベルス『スタンプ・デッド』1~5巻&コミック版(完結)、
『太陽で台風』1・2巻(完結)発売中!
ガンガンノベルズ『魔法少女アーヤ☆アミー』発売中!
徳間デュアル文庫『魔王さんちの勇者さま』1~4巻(完結)発売中!
徳間文庫『欠陥妖怪住宅』発売中!
ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ『ブチ切れ勇者の世界征服』1~2巻発売中!
徳間文庫『パラレル家族計画』発売中!

2017年4月、第11回HJ文庫大賞にて『銀賞』をいただきました!
2017年5月、ジャンプ小説新人賞’16 Winterにて 小説フリー部門『銀賞』受賞をいただきました!
2017年9月、第30回ファンタジア大賞にて 『金賞』をいただきました!

2017年9月30日(土)、『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』HJ文庫より発売!
第11回HJ文庫大賞『銀賞』受賞作です!

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本日! 発売!

どうも、はむばねです。
はい、というわけでね。
本日発売の、『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』でございますが!
各所よりご購入報告をいただいております!
皆様、ありがとうございます!
私も早速、あちこち回ってみたんですけどね!

なんの成果も!! 得られませんでした!!

まぁ、そうなるな(知ってた)。
一応店員さんにも確認してみましたが、入荷は火曜のようですね。
今回は日曜も挟むので、3日遅れ。
というわけで、物理エゴサ行脚は火曜に改めて行います。

でまぁ、それはいいんですけども。
こうなってくるとますます、今月は9月1日に9月1日発売の本が売ってたのはどういうことなんだぜ?
土日挟んじゃうと4日遅れになるから、金曜だけは発売日通りになるとか……?
別に遅れること自体はもういいから、法則性を教えて欲しい……。

と、いうのはともかくとしてね。
本日発売の新作、引き続きよろしくお願い致します!

カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~ (HJ文庫)
はむばね
ホビージャパン (2017-09-30)
売り上げランキング: 12,741



以下、余談っていうか日常話。
本日は、経過観察のためまた歯医者へ。
多少違和感が残る程度でもう大丈夫かなって感じだったんですが、診断結果的にもそんな感じでしたね。
つーか歯医者さん、最初は「えー? まだ抜いて5日だしようやくピークちょっと過ぎたところでまだまだでしょ?」的なこと言ってたんですけども。
実際診てみると、「あ、ホント大丈夫だね」って感じになりました。
前回の診察時に「(抜歯後に)ガーゼしっかり噛んでた後が残ってるね」って言ってて、今回「それが良かった(ガーゼでしっかり血を止めてカサブタが早期に出来た)のかな」って言われたんですけども。
そういうことがあるなら、抜歯後にそういう指導をすべきかでは……? という気がしなくもない。
まぁ、今回たまたま良い方向に作用しただけでいつもそうなるわけではないってことなのかな?

ともあれ、思ったよか早期に復活したようなのでね。
これで、気兼ねなくお酒も飲めるね!
なお、昨日まで気兼ねしていたとは言っていない。
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明日! 発売!

どうも、はむばねです。
はい、というわけでね。
連日この話題ばっかで恐縮ですが、発売日前後に関してはご容赦いただければということで。




本日更新されましたHJ文庫様の新刊情報番組「HJ文庫放送部 2学期」にて、『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』をご紹介いただきました!
チラッと紹介されるだけかなーと思ってたんですが、想像以上にガッツリ時間を使っていただいておりまして……。
声優の松井恵理子さんと影山灯さんがたっぷり魅力を語ってくださっておりますので、是非とも確認してみてくださいな!
本文朗読もあるで!

ただこの本文朗読、ブチ切れの時も思ったけど滅茶苦茶ハズいな!
ありがたいし嬉しいんですけども! それはそれとしてハズい!
でもありがとうございます!


えー、そんなこんなでね。




早いとこだと、もう置いてくださっている場合もあるようですけども。
『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』! いよいよ明日! 発売でございます!
よろしくお願い致します!




以下、各種リンク。
公式特設サイト
公式ブログ紹介記事
店舗特典
キャラ紹介
なんちゃってダイジェスト

なんちゃってダイジェスト~カンスト勇者の超魔教導~




――バーキャ王国第八王女、メイ・スキュール。
――盗賊団に襲われ、絶体絶命のピンチを迎えたこの日。
――彼女は、出会った。



「こんにちはです! ボクはエイム! 立派な魔王を目指して修行中の身なのです!」



――魔王を志す少女と。



「ししょー! エイム、ただいま戻ったです!」



――そして。



「俺たちはどこにでもいる、魔王を志す少女とそれを育てる好青年さ」



――その師を名乗る、青年と。



「まず、俺って魔王を倒す勇者として異世界から召喚されたわけじゃん?」
「……ちょっと待って。なんかさも、そこは共通認識ですよね? みたいな話し方されても何の事か一切わからないのだけれど」
 メイの心構えは、早速一歩目で躓いた。
「そんで、俺はRPGとかだと十分すぎるほどレベルを上げてからボスに挑むタイプなわけ。むしろレベル上げこそが本番だと思ってる系男子なわけ」
「聞いてる? 聞いてないわよね?」
「まして今回はガチで自分の命がかかってるわけだしさ、そりゃあもう本気でやるよね。マジでやるよね、レベル上げ。圧倒的な力を持つに至るまで。十分に、時間をかけて」
「さっきからアナタが何を言っているのか全然わからないわ」



――この邂逅が、『出来損ないの美姫』たるメイの人生に多大なる影響を及ぼすことになるとは。



「でも、魔王倒されたわけじゃん?」
 そう言って、首を左方向へ傾ける。
「でも、魔王倒さないと帰れないわけじゃん?」
 そう言って、今度は首を右方向へ傾ける。
「でも、魔王倒されたわけじゃん?」
 そう言って、首を左方向へ傾ける。
「でも、魔王倒さないと帰れないわけじゃん?」
 そう言って、首を右方向へ傾ける。
「でも、魔王倒されたわけじゃん?」
 そう言って、首を左方向へ傾ける。
「でも、魔王倒さないと帰れないわけじゃん?」
 そう言って、首を右方向へ傾ける。
「でも……」
「ちょ、ちょっと、大丈夫……?」
 全く同じ言葉と仕草を繰り返すキリに、心配になって声を掛ける。
「大丈夫な奴は、魔王育てるとか頭おかしいこと言わねぇよ!」
 すると、キリはクワッと目を見開いてそう叫んだ。
「それ、自分で言っちゃうんだ……」
「魔王がいないと! 俺が! 元の世界に帰れねぇの!」



――当初、思いもしなかった。




「ししょー、お肉が沢山です!」
 素早く踵を返して、メイたちの座る板を音もなく受け止めたエイム。特段誇る様子もなく、ただ嬉しそうな彼女の声が下から聞こえてくる。
「おー、めっちゃ固そうだからしっかり下処理しないとなー」
 二人の発言は、災害級の魔物をただの食料としか見ていないものだ。
 その頃になって、メイはようやく自分が剣の柄を強く握ったままだったことに気付く。硬直気味の指を、やや苦心しながら外した。
「アナタたち……何者なの?」



――彼らとの旅は、豪快で。



「ぷあー……」
 心地よさげに、エイムが冷えた布で顔を拭く。
「炎症起こさないように要所はしっかり冷やす。水分もきっちり補給な。あとほら、ハチミツレモン食っとけ。んで、ストレッチ」
 次々と《収間》から物を出しながら、キリはエイムの手首足首に冷えた布を巻いたり水筒の水を飲ませたりレモンを咥えさせたり手足を伸ばさせたりしていた。なかなかの至れり尽せりっぷりである。エイムは、気の抜けた表情で為すがままになっている。
「んじゃ、あとは身体を休めとくように」
「はいですー」
 一通り世話を終えたようで、キリは手近な倒木にエイムを座らせた。その際、フカフカの座布団を敷く気遣いも忘れていない。



――穏やかで。



「んはは」
 キリも、笑った。
 それはやはりニヤけるような笑みでこそあったが、不思議と嘲りや皮肉、貶めるような調子は一切感じられない。
「そっか、すげぇじゃん」
 それどころか、続くのはメイにとって新鮮な言葉で。
「俺、結構好きだよそういうの。逆境にめげずに頑張る感じ」
 今度は先ほどよりずっと明確に、胸に嬉しさが満ちて。
「応援するぜ?」
 初めて受けた背中を押してくれる言葉に、不覚にもメイは泣きそうになった。
 ただ……キリのその目が、どこか遠くを見ているようで。メイを瞳に映しているにも関わらず、他の誰かを見ているように感じられたのは少しだけ気になったけれど。
「……そ。ありがと」
 どうにか涙をこぼすのは堪え、微笑と共に礼を言う。



――メイにとって、初めての経験で。



「……ねぇキリ、アナタもしかして」
 そんなキリの様子を見て、メイはふと思う。
「滅茶苦茶動揺してる?」
「どどどど動揺しとらんわ」
 完全にどどどど動揺していた。



――そして、ゆえに。



「あとは、私一人で大丈夫よ」



――メイは、決断せねばならない。



「ほら、出てきたろ?」
「確かに出てはきたけど……」
 得意気に片眉を上げるキリに対して、メイは口元をヒクつかせることしか出来なかった。
「貴様らかぁ!」
 そんなメイたちに向けて、バークレイは手にしていた石――若干赤い液体が付着している――をぶん投げる。
「んはは、相変わらず血の気の多いじーさんだ」
 先ほどのエイムにも劣らない速度で投擲された石を、キリは音もなく軽く受け止めた。
「今のは誰でも怒ると思うわよ」
 メイは半笑いでそうコメントする。



「その約束は出来ないのです」
 しかし間を置かず、エイムはきっぱりと断言した。
「でも、私のせいでエイムちゃんに怪我をさせるわけには……」
「それは違うです」
 笑顔のままではあるが、エイムの目に宿る力が強まったように感じられる。
「もしボクがここで傷付き、あるいは死ぬとしても、それはメイさんのせいでも、ましてメイさんのためなんかではないのです。ボクが死ぬとすればそれはボクの力不足のせいで、そして、ししょーのため以外にはありえないのです」



「何がおかしいってんだ、ガキンチョ」
 怒るでもなく、ミックはむしろ興味深そうに尋ねた。
「だってそういう意味じゃ、えーゆーさんが今いるそこも全然最高なんかじゃないのです」
「ほぅ?」
 やはり興味深げに、ミックは目を細める。
「そこは、えーゆーさんが力で奪っただけの場所なのです。力で奪ったものは、別の誰かに力で奪われるものなのです。えーゆーさんは、結局そこをまた誰かに奪われないかとビクビクすることになるのだけなです」
「はっ。今の俺から、誰が力づくで奪えるってんだ?」
 鼻を鳴らしたミックに、エイムはニコリ微笑んだ。
「とりあえず、今日のところはボクが」



「ちょ、無茶苦茶安い挑発に乗らないで!?」
「ししょーを愚弄する存在は」
 メイの叫びも届いていない様子で、エイムは凄まじい勢いで魔力を高めていく。
「今すぐ、消えるです」



【ほぅ、自信ありげだな。だったら、どうしようってんだい?】
「ししょーなら、きっとこう言うと思うです」
 エイムが笑みを深める。どこか、不敵な雰囲気に。
「この世界、大体の事は力技でどうにかなるです」



――これは。



(けれど)
 メイは、涙を流した。
 それは、恐怖の涙であり。
(けれどこんな私にも、出来ることがあったのね)
 同時にそれは、歓喜の涙でもあった。



――『出来損ないの美姫』の、終わりの物語であり。



「おおおお落ち着きなさいメイ・スキュールあんな褒め言葉数えきれないくらい言われてきたじゃないの慣れっこじゃないのないのあぁぁぁぁぁぁぁぁけどいつもは何とも思わないのにどうしてこんなにドキドキしてるの鎮まりなさい鎮まれ私の心臓……!」



――メイ・スキュールと。



「ボクもメイさんのこと、好きです!」



――後に魔王へと至る少女と。



「俺は、この世界のことが嫌いだよ」




――それを育てる勇者様。



「わぁい! ボクも、もっとメイさんと一緒にいたいです!」
「しゃあねぇな! いいよ!」
「そんなあっさりと!?」



――三人の、始まりの物語である。





カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~ (HJ文庫)
はむばね
ホビージャパン (2017-09-30)
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12周年

祝! ブログ開設12周年!















と、3日!



どうも、はむばねです。
いやぁ、このネタも久々ですね!
ブログ開設記念でやるのは、実に5周年の時以来7年ぶりですか。
その後2年は遅れてですら触れられず、8周年以降は毎年当日に記念記事上げてたんでね。
しかし、さらっと「7年ぶり」とかいう言葉が出て来る辺りに時の積み重ねを感じて感慨深いですね。

というのは、ともかくとして。
いや、流石に12年もやってるとですね。
確か9月の後半だったな、ってくらいはちゃんと覚えてたんですよ。
ただ、気がついたら9月が後半どころかもう終わろうとしていただけで。

ホントはねー。
今年は作家として復活出来た年でもあるので、記念にこれまでのまとめ記事をやろうと思ってたんですよ。
うん、まぁ、というか、これ10周年の時から毎年思ってるんですけどね。
毎年、時間がなくて(というか気付くのがギリすぎて)出来ていないのだ……。
#今年に関しては、割とガチで時間がないんですけども。
13周年という不吉な年に、あえてこれまでのまとめをやるというのもいいかもしれませんね。
まぁ、来年のこの時期にそんなに時間がある状況というのもあまりよろしくない予感しかしませんけども。


えー、そんなこんなでね。
今は、ブログ云々よりも明々後日発売の『カンスト勇者の超魔教導<オーバーレイズ> ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた』をよろしくお願い致します!(本音トーク)



あ、ちなみにこのリンクなんですけども。
どうやら、昨日までの分が携帯からだと上手く表示されてなかったみたいですね。
昨日ふくし氏に言われて初めて気づきました。
どうやら、imgタグのalt属性に< >が入っていたのがいけなかった模様。
まさか、ルビがこんなところで足を引っ張るとはな……。

一応全部直したつもりですので、まだ表示がおかしかったら教えてくださいな。

『カンスト勇者の超魔教導』キャラクター紹介的なもの

どうも、はむばねです。
HJ文庫様の公式ブログにて、『カンスト勇者の超魔教導<オーバーレイズ> ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』の紹介記事を更新いただきました!
青乃純尾様の新たなイラストも公開されておりますので、是非ご覧くださいな!
特設ページと併せて、要チェックや!

という感じで、続々と公式から情報が出てまいりましたところでね。
当ブログでも、キャラクター紹介などを行っていきたいと思いますよっと。
発売前の恒例行事ですね!
……いや、恒例だっけ……?
パラレル家族計画の時にやった覚えはあるけど、それ以前のやつはやってたっけ……?

ま、まぁそれはともかくね!
早速、いってみましょう!


1_桐

★高関 桐(たかぜき きり)
異世界に召喚された勇者的存在にして、RPGにおいてはレベル上げこそが本番だと思ってる系男子(320歳)。
圧倒的な力を持つに至るまで、十分に、時間をかけて……を念頭に修行した結果三百年ほどが経過し、世界最強クラスの力を身につけるに至った。
常にヘラヘラとした軽薄な笑みを浮かべており、力技での対応と弟子の甘やかしに定評がある。

「もしかして、俺がこの世界に来てから三百年以上経ってるって言ってなかったっけ?」
「初耳中の初耳だけど!? ……待って待って、三百年ってどういうこと?」
「それは、時が流れるとはどういうことかって話?」
「いやだからそんな哲学的なやつじゃなくて……ちょっと話を整理するわね? まず、アナタがそんなに強いのは物凄く鍛錬したから」
「その通り」
「で、鍛錬ってどのくらいの期間やっていたの?」
「えっ、今の話でわかんなかった……?」
「ちょっと、その可哀想な子を見る目やめて。さっきの話から導き出された結論が信じられないから確認してるの……で、何年鍛錬してたの?」
「ざっと三百年くらい」
「………………え、じゃあ貴方……いくつ?」
「砂糖の数?」
「なんで今、唐突に紅茶の話に移ったと思ったの?」
「コーヒーの話だけど?」
「どっちでもいいわ。そうじゃなくて年齢よ、年齢」
「えっ、今の話でわかんなかった……?」
「だからその可哀想な子を見る目やめて。念のための確認だってば」



2_メイ1

★メイ・スキュール(めい すきゅーる)
本作において貴重な常識人枠(ツッコミ役とも言う)にして、バーキャ王国のお転婆姫(16歳)。
魔法を使えない『出来損ないの美姫』と呼ばれているが、代わりに剣の腕を磨くことを選択するなど前向きな性格。
常識外のことでも受け入れる柔軟さを持つが、キャパ量を超えるとツッコミが荒ぶる。

「キリ! キリ!」
「んはは、なんだよその格好。お転婆姫にも程があんだろ」
「そんなことより! あのシャワー、《癒雨》って本当なの!? あの、第十階位の!」
「そうだけど?」
「世界で、エヌム教国の教皇しか使えないっていう!?」
「あ、そうなん? 三百年前は、ちょくちょく使い手いたもんだけど」
「今の世界で確認されてる中じゃ、第十階位魔法といえば人類に使用出来る最高位の魔法なのよ!? それを、シャワーとして使ったっていうの!?」
「形状がちょうどいいし、傷も治るしで一石二鳥じゃん?」
「……というか……もしかしてアナタ、第十階位より上の魔法も……?」
「使えるよ? 第二五五階位までだけど」
「桁が違ぇ!?」



3_エイム

★エイム(えいむ)
魔王の娘にして、桐の弟子っ子系女子(推定8歳)。
圧倒的な力を持つに至るまで、十分に、時間をかけて、桐に育てられ中。
天真爛漫に見えてクレバーな面も持ち合わせているが、重度の師匠至上主義者である。

「ほんで、何よそれ?」
「はい、ししょー! 女性です!」
「そういうことを聞いてるんじゃねー。何で拾ってきたんだよって話な?」
「はい、素手でです!」
「手段を聞いてんじゃねー、理由を問うてんだ。howじゃなくてwhy。オーケイ?」
「はい、おーけぇです!」
「んで?」
「はい! 走ってる途中にとーぞくだんがいたので、ぶっ飛ばしたです! その人はとーぞくだんに襲われてたので、拾ってきたです!」
「なるほどな……そんじゃ、拾った場所に返してきなさい」
「でもししょー、とーぞくだんをぶっ飛ばした後は金目のモノを回収するよーに、っていつも言ってるです? だから、えーと……ブロブ帝国? では奴隷制度があって、若い女の人は高く売れるって聞いたです。なら、これも金目のモノにならないです?」
「んなっ……!? まさに、魔王的発想……! お前、天才かよ……!」
「えへへ、ししょーのきょーいくの賜物です!」
「パねぇな俺の教育……俺の想像すら超える怪物を作り上げようとしてやがる……!」


4_バークレイ

★バークレイ(ばーくれい)
かつて桐と旅をしたパーティメンバーにして、人間嫌いで貴族嫌いの木妖精族。
基本的に頑固なじーさんだが、孫的な存在を弱点としている。
キレやすい現代の若者(571歳)。

「ふん、あの小僧っ子に弟子とはな。どうした、遠慮せずにケーキを食わんか。ふむ、育ち盛りじゃしそれだけじゃ足りんな。ワシの分も食え。そうじゃ、干しイチゴがあるからそれも食うが良いぞ。お茶のおかわりはいるか? うん? うん?」
「ありがとです、おじーちゃん!」
「ほぐっ!? ……ふ、ふん……お、お、お、おじーちゃんなどと、ワシを年寄り扱いするでない。ワシはまだ五七一歳の若者じゃ」




などなど!
こんな奴らが紡ぐ物語、いよいよ発売まであと4日でございます!


青乃純尾先生の応援コミック&特設サイトオープン!

どうも、はむばねです。
はい、というわけでね。
毎度、Twitterでの情報をダダ被りで恐縮なんですけども。




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青乃純尾先生に、応援コミックを描いていただきました!

いやもうこれね、ホント素晴らしいんですよ。
本編読んでいただければわかるんですけども、めっちゃ忠実に再現してくださっている感じ。
その上で、紹介要素を凄い的確に選んでくださっているといいますか。
そうそう、軽い感じで楽しめる作品で、でもシリアスもあって、ほんで魔王っ子が可愛いんですよ、と。
なんかもう、本作の全部を表わしてくれている感すらあります。

ハーレム系じゃねぇ、って部分もね。
これ実は、これまでの宣伝で言おうかどうか迷ってた部分なんですよ。
まぁ、実際ハーレム系ではないんですけども。
でも、ハーレム系なんだったらともかく、自分で「これハーレム系じゃないんです!」って言い出すのもなんか自意識過剰じゃなーい? みたいな?
そこを凄く綺麗に落とし込んだ上で紹介していただいて、もうホントこれ以上ないってくらいの応援コミックって感じです。
個人的には、本編とは違う姿のヒロイン二人も見られて大満足!
これは、本編を読み終わった後にも、是非もう一度ご覧いただきたいコミックだと思います。


そしてそして!
HJ文庫公式HP様の方にて、特設サイトも作成いただきました!
本作の見所を紹介いただいている他、こちらでも青乃純尾先生の新イラストがご確認いただけまして、それに合わせてキャラ紹介も載せていただいております!
こちらも是非ご覧になってくださいな!

発売まであと5日!
『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』、よろしくお願い致します!

特典と献本とドラマガと

どうも、はむばねです。
はい、一昨日はブログ更新直後にツイートを見たため触れられず、昨日は単体でネタにするには弱すぎて使いづらく、というわけでブログでは2日遅れでの反応となってしまいましたが。




9月30日発売HJ文庫作品の特典情報が公開されましたよー\(^o^)/
『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』については、アニメイト様、とらのあな様、メロンブックス様にてそれぞれ書き下ろしSS付きの特典がございます!
SSは全部違った内容となっておりますので、コンプしてくれてもえぇんやで!(結局言った
でも別に本編を補完するようなタイプでもなく読まなくても問題はないものとなっておりますので、無理のない範囲でね!
ちな、SSといえばギャグでぶっ飛ばすことに定評のある(?)はむばねさんですが、今回はほのぼの寄りの内容となっております!
表紙三人のやりとりをもうちょっとだけ見たい、という方にオススメですYO!


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あと、献本も届きました!
やはり、何度経験してもこの瞬間は感慨深いですね。
特に今回は状況が状況だけに、尚更です。
ライトノベル業界よ! 私は帰ってきた!

というわけでいよいよ今週末にまで迫って参りました『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』、よろしくお願い致します!




それと、ようやくドラマガも確認出来ました!

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(当たり前ですが)ちゃんと載ってました!
これも、永久保存版ですね!

はむばね式ライトノベル新人賞投稿活動~別に読んだからといって受賞とか出来るようになるわけでは全くない話~

どうも、はむばねです。
はい、というわけで本日はね。
この一年の投稿活動の中で思ったことなどを、備忘録的に書いてみます。
ただ、いくつか注意事項がございまして。

まず大前提として、本稿は新人賞を受賞するための方法論について記載したものではありません。
理論立った分析や、何かしらの技術を体系的にまとめたものでもありません。
そういうのを読みたい方は、沢山ハウツー本が出ていると思うのでそれを読んでください。
ちなみに私は、その手の本を読んだことがないのでオススメを聞かれてもわかりません。

いやまぁそら、一応多少伝えられることもあるとは思いますよ?
基本的には物語の開始一行目から山場に入りましょうね(ダラダラと説明とかしない、どうしても必要なら時系列を入れ替えて山場を先に持ってくる)、とか。
選考は減点方式から始まって高次になるにつれて加点方式になっていくことが多いらしいので、一次で落ちる方は欠点を直す方向で、高次で落ちる方は個性を尖らせる方向で修正した方が良いですよ、とか。
聞いた話、実地で学んだ話、まぁなくもない。
ただまぁその辺りは普通に小説講座とかで体系的に語られている内容だと思うので、そういうのを知りたい方はそっちの方がちゃんと学べると思いますし(鈴木輝一郎先生の講座とかが有名なんですかね)。
何より私、今年投稿したうちの75%落ちてるからね。
しかも、落ちたうち三分の一は一次選考落ち。
これで「選考を通る方法(キリッ!」とか言っても説得力無いにも程がありますよね。
(私の戦績については、一昨日の記事をご参照ください)

閑話休題。
あと、本稿は「それなりにライトノベルを読んでる人」を想定して書いてます。
ライトノベルとは……? から入る方は、このエントリとかが参考になると思います。



と、前置きが長くなってしまいましたが。
本題である、『はむばね式投稿活動』のやり方に入っていきましょう。
と言っても、やることといえばベリーシンプル。

1.小説を書きます
2.投稿します
3.受賞するまで1と2を繰り返します
4.受賞します

以上だ!
ね? 簡単でしょう?
出るまで回せばSSRが出る確率100%!
受賞するまで送り続ければ受賞する確率も100%!
(物理的に)死ぬか! 受賞するか! どっちが先かの勝負だ!

実際、私のやり方はこれが全てです。
就活論の時と同じように、はむばね式はとにかく数撃つ戦法ですね。
時間がある限り、とにかく書いて送れ! が、スローガンです。

ただ正直、これは効率の悪い方法だとは思います。
分析とか研究とかして、ちゃんと狙い撃った方が当然受賞の確率は上がるでしょう。
なのでこれは、これまた就活論の時に書いたように、基本的に分析とか研究とか勉強とかするのはめんどいから嫌だけど受賞だけはしたいというカス向けのお話です。

しかし、これまたまた就活の時と同じく。
この方法論で行く上では、落ち続ける覚悟と成長し続ける覚悟が必要です。

一昨日も書きました通り、10年プロでやってようがその年に複数受賞しようが一次で落ちる時は落ちます。
落選して落ち込んでしまうのはまぁ当然のことではありますが、それはそれとして落ち込みながらでもいいので今書いているものを仕上げるのに全力を注ぎましょう。

成長の方に関しては、必ずしも(自分の中で)前作を超える作品を生み出し続ける必要はありません。
そんなものは、見る人によって評価はバラバラです。
あなたにとっての最高傑作が誰かにとっては最低の駄作かもしれないし、逆もまた然り。
ただ、惰性で書くのではなく、前回の作品で良くなかったと思った点を重点的に強化するとか、今まで使ったことのなかった技法や展開にチャレンジしてみる等、一作に一つは「今回はここ特に頑張るポイント」的なものを設けると成長に繋がりやすいと思います。


えー、そんなこんなでね。
基本的には以上なんですけども。
それだけだとマジで精神論しかないので、もうちょっと細かい内容についてQ&A形式で書いてみたいと思います。
あくまで『今の』私なりのアンサーなのでもしかすると来年には変わっているかもしれませんが、ご参考までに。

なお、繰り返しになりますが、これはあくまで『はむばね式』であり私の独断と偏見によって記載しております。
これが正解だと言うつもりなど全くございませんし、これを実践したからといって良い成績を残せるようになるわけでもありません。
というか先述の通り、単なる力技でありむしろ効率は悪いと思っています。
あくまで、『私は、こうしていた』というスタンスであることをご理解いただいた上で読んでいただければと思います。



Q.レーベルの傾向分析とかしないの?
A.しません。

凄く尖った作品であれば、受け入れてくれるレーベルが限られるパターンはあると思います。
ので、そういう作品を書く方はちゃんと傾向分析とかした方がいいと思います。
ただ私の場合は、まぁある程度汎用的な作風だと思っておりますので。

とはいえ一応私も、「この作品だったらこのレーベルが合ってる……かなぁ?」くらいのことは考えてましたが。
ただそれは傾向分析というようなものではなく、『なんとなく今まで読んできた印象』程度に過ぎません。
逆に言えば、その程度の感覚くらいは持ってないと指針すら立てられずキツいかもしれませんが。
それに関しては、新しめのライトノベル読んでれば自然と培われるとは思います(詳細は後述)。

ただ、「この作品でこのレーベルを受賞出来るとは思ってなかった」というパターンもあります。
ぶっちゃけて言うと、今回のジャンプ小説新人賞(受賞した時にも書きましたが)。
個人的な見解ではありますが、少なくとも10年前に比べれば『レーベル毎の特色』も薄れてきたような印象もありまして。
レーベルの傾向分析をするのはいいけども、それで選択肢を狭めてしまうのは危険なんじゃないかなぁと思います。
まぁこれは私が『一読者としてのなんとなくの感覚』でしかやってないからで、ちゃんと分析してる方からすれば今回の一連の結果は必然的なものだったりするのかもしれませんが。
ただ、後述しますが、この辺りは「結局全部のレーベルに投稿すればいいんじゃない?」という気もしています。



Q.流行の研究もしないの?
A.しません。

今回の受賞では、「流行を押さえてる」って点も評価された作品もあるようなのですが。
ぶっちゃけ、「流行ってるからこれを書こう」とか思ったことは一度もないです。
意識せず適当にライトノベルを読んでたら当然流行してるものの割合が多くなって、その分野からのアイデアが出やすくなった、というのはあると思いますが。
これは方式云々以前に、影響を受けやすい私だからこそある程度無視出来た部分なのかもしれません。

ちな、『流行っているけど別に書きたくないもの』と『全く流行ってないけど書きたいもの』、どちらを書くべきなのかという状況に陥った場合。
難しいですが、あくまで新人賞という観点で言うと私なら後者を選択します。
というか、前者が出来る人は新人賞よりもWeb投稿がオススメですね。
新人賞だとどうしても、書いてから実際出版されるまでに時間がかかりますので。
それもあって、新人賞だと全く流行と異なる作品が受賞することもままあると思います。
というか出版社的には、そういう次の時代を切り開く可能性のある作品こそを新人賞では求めているのではないですかね(社の方針にも当然よるとは思いますけれど)。


Q.特定分野に関する勉強とか、人と違う経験を積むための努力とかは?
A.しません。

実際、私の作品において人生経験や特定分野の知識が明確に生きたことなんて一つもないと思います。
そもそも、そんな特殊なもん持ってないし。
まぁ流石に、何らかの形でこれまでの経験やら価値観やらが強く影響はしているのでしょうけれど。
ここで言いたいのは、「特別な経験をしようと努力する必要はない」ということです(はむばね式では)。
専門分野や特殊な経験は、あればもちろん強みにはなると思いますが、無いことは弱みにはならないと個人的には思っていますので。
また、世の中には「インプット=人生経験」とおっしゃる方もいらっしゃり、まぁそれもわからんではないのですが、私の言うインプットとは、イコール創作物です。
創作に必要な経験は創作物で補えるというのが今の私の持論です。


Q.でもインプットって、ライトノベルだけじゃなくて色んなものに触れる必要があるんでしょう?
A.ライトノベルだけでいいです。

『ライトノベルを書くにもライトノベルしか読まないようじゃ駄目』という説もありますが、少なくともほぼライトノベルしか読んでねー私が複数受賞出来ているので、反証は示せているのではないでしょうか。
個人的には、ライトノベルを書く上ではライトノベルを読むのが一番効率いいと思ってます。
私はあんま意識したことないんですが、やっぱライトノベルにはライトノベルの文脈が(たぶん)あると思うので、それを身に付ける意味でも。
あんまりライトノベルライトノベルしたライトノベルは書きたくないという方も、じゃあライトノベルライトノベルしたライトノベルって何なのよ? というのを知るために読んでおくに越したことはないと思います。

また、先述の通り(新しめの)ライトノベルを読むことで『レーベルの傾向』やら『最近の流行』やらも(ある程度は)わかるようになってきます。
研究とか分析とか肩肘張ったことしなくても、読んでるだけでその辺りは(多少は)カバー出来ると思いますのでね。
ただ、漫然と読むよりは「何が面白かったのか(あるいは面白くなかったのか)」などを考えながら読むとより良いと思います。
オススメは、感想を書くことですね。
自分の中にある感情を言語化するこで、自分の創作にも活かしやすくなると思います。

無論言うまでもなく、ライトノベル以外のインプットはライトノベルを書く上での武器になります。
ライトノベル作家だけどライトノベルはあんまり読まないという方も結構いらっしゃる印象ですし、『ライトノベルを読まなければいけない』ということはないと思います。
ただ、ライトノベルのみをインプットしてもそれはそれでライトノベル的な武器は磨かれていくと思います、という話。



Q.とにかく数撃てって言うけど、スピードとクオリティはトレードオフだよね? そこの優先順位は?
A.クオリティを多少犠牲にしてでもスピードを最重視します。

別に、一作一作を雑に書けと言っているわけではありません。
書いている時は全力を尽くしましょう。
ただし、細かいところにこだわっていつまでも修正し続けるのはやめましょう。
なんだったら、致命的な欠点だって残ったままでも構いません。
とにかく完成させて、締め切りになったら投稿しましょう。
逆に、完成から締め切りまでは時間のある限り修正すべきではありますが。

これは、先の流行の観点にも関わってくるのですが。
今回私は、10ヶ月で12作投稿しました。
つまり、去年~今年の流行に12回挑戦出来たことになります。
これが半分のペースだったら、6作は次年の流行に挑戦することになります。
もしかしたら今年だったら流行に合致して受賞していたかもしれないのに、来年の流行には合致しなくて落選するかもしれない。
世の中の流行り廃りも結構な速度で変わっていきますので、普通にあり得る話だと思います。

それでなくとも、(当たり前ですが)手数が多いに越したことはありません。
はむばね式においては、スピードこそがパワーです。
単にチャンスが多いというだけでなく、精神的余裕にも関わってきます。
一つしか選考がない状態での落選は、かなり心にキます。
しかし幾つか選考が残っている状態であれば、「まだあっちの選考が残ってるし……(震え声」と思うことが出来ます。
それは強がりでしかありませんが、しかし投稿を続ける上では強がりもかなり重要だと思います。
無理矢理にでも精神を上げて書き続けるためには、強がりが必要なのです。

しかしそうは言っても、なかなか時間も取れずペースを上げられないという事情もあるでしょう。
そんな人のためにも、次の項目です。


Q.落選した作品の使い回しはしていいの?
A.是非ともするべきです。

今回の一連の投稿において、実は私が一番実感したのがこれだったりします。
そして、なんだったらこの記事はこれを伝えるために書いていると言っても過言ではない。

えー、まず。
一般的に、使い回しは悪手であると言われています。
その言わんとしているところも、わからんではない。
実際、一つの作品にいつまでもこだわっているよりも新しい作品を書いた方がよほど力になると思います。

ただ、そもそも私の場合はデビュー作からして処女作の使い回しでして。
まぁこの場合は2回の大幅改稿を経て違う作品を3作書いたに等しい気もするのですけれど。
ぶっちゃけ、今回の受賞作にも他の一次選考で落ちた作品をそんなに変えず使い回したのが混じっていたりしまして。
事ここに至っては、流石に私の実体験としてはこれを有用と認めざるをえないわけです。

世の話を聞いても、一次で落ちた作品が他の賞で受賞に至るなんて例はままあります(あるいは、同じ賞で使い回して翌年受賞したという例も?)。
レーベル……というか下読みさんによって評価基準が異なることも多いわけなので、当然とも言えましょう。
というわけで私は、どっかで受賞するまで全部の賞に使い回すくらいの勢いでいいと思っています。

ただし、基本的には『並行して新作を書くこと』と『出来る限り使い回す際に修正すること』という前提ありきではありますが。
後者は、まぁ少しでも受賞率を上げるために当たり前の話ではありますよね。
先程『クオリティよりスピード』と言いましたが、「これで落ちても使い回す時に直せばいいや」と思えば投稿時の心理的ハードルもちょっと下がります。
また、使い回すということは(選考期間を経ているので)書いた時から数ヶ月は空いているということであり、冷静になった目で見ると新たな修正箇所も見えてくるはずです。

けれど、やはり時間の都合上等で新作とリライトの両方は難しい場合もあるでしょう。
その場合は、使い回しの方をそのまま他賞に流してでも新作の方を優先すべきだと思います。
先述の通り、やはり新しく書く方が断然経験値は高くなりますので。
全くの別物と言える程に書き直すならその限りでもないかもしれませんが、ぶっちゃけそれするくらいなら完全新作書いた方が労力少ないと思います。
そして何より、新作を書けば書くほど使い回し出来る残弾が出来ていくんでね。
チャンスがどんどん広がっていくって寸法ですよ。

どうしても思い入れがあるのでこの作品で勝負したい、という方もいらっしゃるかもしれませんが。
そういう場合でも、いやむしろそういう場合こそ、新作も書くべきだと思います。
新作を書くことで新たな観点も培われ、使い回し作品を修正する際にも大いに役立つと思いますので。

まぁ新作に注力する場合でも、使い回しの方も休日の1~2日くらいを使って最低一周書き直すくらいはした方がいいとは思いますが。
ぶっちゃけ、その時間すら取れない人は受賞に至っても続けるのは厳しいと思います。
受賞したら仕事辞める前提とかならまぁアレですが、あまりオススメはしませんね(これはどこの編集さんでもおっしゃることだと思います)。

……あ、ちなみに一応言っておきますが。
複数の賞に同時に同じ作品で応募するのは、絶対に駄目です。
必ず、選考終了後に使いまわすようにしましょう。
前提とか以前の話ですね。

あと、あんまりいい顔されないと思うので編集さんとかの前では使い回しのこととか話さない方がいいと思うよ!
マナーとしてちょっとアレな部分もあるんでね。
全力でブログで書いといてなんだけど。
しかし私は実地で実感した身として、どうしてもこの話は伝えておきたかったのだ……。


という感じで。
後はもう、おまけみたいな話です。


Q.あらすじ書くのは最後でいいの?
A.何回か全体推敲を残してる段階で書くのが良いと思います。

やっぱあらすじって、本文をギュッと濃縮するものなので。
自分がその物語をどういうつもりで書いているのか、というのが結構端的に出てくるんですよね。
すると、「あれ? このキャラはこういう動機で動いたはずなんだけど、それって本文でちゃんと表現出来てたっけ?」みたいなことが発生してくるわけです。
なので、少なくともあらすじを書いた後にそれなりに修正出来るだけの時間は用意しておいた方がいいかなと思います。
まぁこれは、私があんまり詳細なプロット立てない(立てても従わない)からかもしれませんが。


Q.ページ数が規定を越えたけど、お気に入りの場面ばかりなので切りたくないんだけど?
A.容赦なく切り捨てましょう。

気持ちは非常にわかります。
本筋には直接関係ないけど、渾身のネタを仕込んだ場面とか。
切りたくないですよね。
でも容赦なく切り捨てましょう。
なんだったら、規定数超えてなくても切り捨てましょう。
私の作風で言うのもアレではあるのですが、本筋に直接関係ない場面は全部切り捨てるくらいの覚悟の方がいいと思います。
面白いことは、本筋に直接関係あるところで書きましょう。
切り捨ててみたら、案外「やっぱあれは無くてもよかったな」と思えるものです。
……まぁ、私自身それが徹底出来ているかというと全く否なのですが。




とかとかとかね。
答えられることであれば(あくまで個人的な見解で)お答えしますので、もしご質問等ございましたらお気軽に問いかけてみてくださいな。

そして、こんな方式でどうにか受賞に至りました作品、今月30日発売です!
よろしくお願い致します!(何がなんでも宣伝に繋げていくスタイル)

饗宴は終わらない

どうも、はむばねです。
本日、昼ご飯を食べている時に左下の歯に妙な違和感が生まれまして。
それ以降噛む度に痛みというか違和感が噴出して、まともに噛むことが非常に困難になりました。
ので、私にしては珍しく迅速に歯医者に行ったのですけども(逆に言えば、この私が迅速に歯医者に行くレベルである)。
結論から言えば、原因不明でした。
原因不明とかシステムだけで勘弁して欲しいっていうか、いや、え、こういうので原因不明とかあんの?
ま、まぁ人体なんてどんな情報システムより複雑な構造なんだろうし不思議ではないのでしょうけれど……。

んで、対策としてはホントにそこが原因かはわからないけどとりあえず親知らずを抜くことになりました。
お、おぅ……。
しかも本日金曜は、翌日から休みで術後の経過に対応出来ないため抜歯はしないとのこと。
え、私この状態で少なくとも土日過ごすの?
更に抜歯後は痛みと腫れが発生することはほぼ確定で、しかもそれで今発生してる現象が治るかも定かじゃないという……。
なんだこれ……。

しかし、どんな状況だろうと感想は書くよ!
というわけで本日の感想は、以前に感想を書かせていただいた『たったひとつの冴えた殺りかた』の三条ツバメ 先生がなろうで連載されている作品です。


結構ネタバレしてるんで、未読の方はご注意を。


饗宴は終わらない

異世界現地モノ(たぶん)。
魔神への生贄にされるために(そうとは知らず)育てられていた主人公が、魔神の力を借りて全てを壊そうとするお話です。

……と書くと、復讐譚っぽいですが。
というか、少なくとも私はそう思って読み始めたんですが。
本作のユニークなところは、実は主人公の動機が復讐じゃないってとこなんですよね(もしかすると多少はそういう部分もあるのかもだけど)。
元々全てを壊したい願望を持ってた系主人公なのです。
主人公が育てられた環境もアレだけど、主人公自身がもっとアレだったという。
紆余曲折あって闇落ちする展開とかより、だいぶ闇が深い感じがしますね。
つーか、主人公がここまでナチュラルボーンガチ狂人なのって珍しいのでは?
むしろ、完全にラスボスのパーソナリティですよね。
というか、ラスボスの中でもだいぶピュアな悪って感じだよ……。
こっからどう話を転がすんだ……。

……と思ってたら、ヒルデさん(ヒロイン)が出てきてから一気に雰囲気が変わりました。
ダークだった雰囲気が、一気にギャグ時空に。
……と思ってたら、この子も相当アレだった。
いやまぁ、ヒルデさんの場合は境遇(幼い頃から自由を拘束され視力も奪われ利用され続けてきた)を考えれば仕方ないか。
……と思ってたら、この子も割とナチュラルボーンキラーなとこあるなw
復讐とか関係ない相手まで余裕で殺すのに躊躇ない。
やべぇな……ここまでやべぇ主人公とヒロインのカップリングはなかなか無いのではなかろうか……。
普通どっちかがブレーキ役になるもんなのに、どっちもブレーキぶっ壊れで常にアクセル全開にしてやがる……。
暴走車にロケットエンジンが更に積まれただけじゃねぇか……。

というかむしろヒルデさん、アルヴァンくん(主人公)より人を殺すハードル低い感すらある。
魔神に魅入られる程の破壊衝動を抱えた主人公より軽く人を殺そうとするヒロイン……。
魔神に魅入られる程の破壊衝動を抱えた主人公の方がブレーキ役を担うカップル……。
これはなかなかに斬新なのでは?

そして、更にそのアルヴァンくんの常識を補う役目を担っている感のあるフィーバルさん(魔神)。
オゴゴゴ……魔神とは一体……。

いやしかし、読み進めていくとわかるんですが、フィーバルさんもガチの魔神ではない様子……?
果たしてその正体が何なのかも、非常に気になるところです。

閑話休題。
当初破壊衝動以外何もないかと思ったアルヴァンくんですが、話が進むにつれて色んな面を見せてくれるようになります。
約束はちゃんと守るとか、意外にもというかなんというか良識はあるんですよね。
まぁ、まがりなりにも17年普通に(?)生きてきたわけだしな……。

というか、普通に謀も出来る。
むしろ、かなりの策士……。
まぁ、まがりなりにも17年普通n(ry
いや、というか、17年間周りを(破壊衝動があることを隠して)欺き続けていたがゆえの演技力か。
何気にこれ、応用力の高い良設定ですね。

にしても、ホントこの主人公勢徹頭徹尾悪役だなwww
ほんでこの物語、生き残る奴ほぼバーサーカーしかいねぇwww
まぁ、生き残る≒主人公に殺されない≒バーサーカー、という図式が成り立ちつつありますからね……。
辛うじて、ローネンさんが常識人枠か。
鳥だけど……。
自ら望んで鳥になっちゃった人だけど……。
常識とは一体……。

ともあれ。
物語的には、まだまだ風呂敷を広げていってるところって感じですかね。
読み始める前は凄い暗くてダークな雰囲気かと思ってたんですが(実際最序盤はそんな感じでしたが)、笑いどころもどんどん増えてきて明るいイメージに。
それでも敵対する者は徹底的に潰す容赦の無さは健在で。
今後各種大勢力も交わってきてどのような展開を迎えるのか、非常に楽しみな物語です。
アルヴァンくんが結局どこに着地するのかも非常に興味深いですね。
普通に考えるとこういう物語は仲間と心を通わせることで人間味を取り戻していくとかの展開なのでしょうけれど、彼ならばガチで世界を滅ぼすところまでいっても不思議ではなく感じるのが凄く先の読め無さに寄与しててワクワクします。
……うん、まぁ、というか現状、そもそも人の心を持ってるか怪しい仲間しかいない気がしなくもないしな……。

総じて。
容赦なく敵をぶっ潰す痛快な物語を読みたい方にオススメですね。
あと、主人公に一途でアホ可愛いヒロインを見たい方にも超絶オススメ。

今期最終戦績

どうも、はむばねです。
実は昨日、こっそりとサイドバーに新刊のAmazonリンクを追加していたのですけれど。
一番下に追加だとなんだかんだでまぁまぁスクロールしないといけないようになってきましたので、これを機に(作品毎に)発売日の降順に並び替えてみました。
見づらかったらまた変更致しますので、何かございましたらご意見いただけますと幸いです。


さて、それはそうとタイトルの件ですね。
昨年からおよそ一年に渡って続けて参りました投稿活動も全ての結果が出ましたということで。
結局、戦績はどんなもんだったのかというのをまとめたいと思います。


【投稿期間】
2016/04~2017/02

【総投稿数】
12作

【戦績】
金賞:1
銀賞:2
最終選考落選:2
三次選考落選:1
二次選考落選:3
一次選考落選:3

【打率】
一次選考通過率: .750 (9/12)
二次選考通過率: .500 (6/12)
三次選考通過率: .417 (5/12)
最終選考通過(受賞)率: .250 (3/12)

※選考過程別打率
一次選考通過率: .750 (9/12)
うち、二次選考通過率: .667 (6/9)
うち、三次選考通過率: .833 (5/6)
うち、最終選考通過(受賞)率: .600 (3/5)


最終的に、なんか妥当というか平準的な数値になった感じがしますね。
総数に対する受賞率は2割5分ですか。
ホームラン率と考えたら、結構な強打者なんじゃないですかね(適当)。
まぁガチ新人だとしたら期待の大型ルーキーなんでしょうけども、私の場合は経歴がアレなんでね……。

ちなみに、二次と三次で落ちたのはぶっちゃけ全部えんため大賞様でして(三次で落ちたのは去年のえんため大賞)。
えんため大賞様を抜かすと、以下のような成績となり。

金賞:1
銀賞:2
最終選考落選:2
一次選考落選:3

一次選考通過率: .625 (5/8)
二次選考通過率: .625 (5/8)
三次選考通過率: .625 (5/8)
最終選考通過(受賞)率: .600 (3/5)

※選考過程別打率
一次選考通過率: .625 (5/8)
うち、二次選考通過率: 1.00 (5/5)
うち、三次選考通過率: 1.00 (5/5)
うち、最終選考通過(受賞)率: .600 (3/5)

4割弱の確率で一次で落ちるけど、一次さえ通れば100%最終まで行き、うち6割で受賞するというロマン砲な感じに。
まさしく三振かホームランかである。
つーかこれ、えんため大賞様とは相性がいいのか悪いのか……。
まぁ所詮は一年分のデータでしかないので、たまたま偏りが出ただけの可能性が高いですが。

ただ、アマ時代も含めた去年以前の成績も『一次落ち』or『受賞』しかなかったりするのですよね。
実のところ、『一次選考以外で落ちる』という経験が今回初めてだったりします。
元々、大振りバッターだったのかもしれない。
まぁ実際のところ、作風的にまず『笑いのセンスが合わなければ即アウト』という部分はあるからな……。


ともあれ。
果たして、(私の経歴を鑑みて)これを低いと見るか高いと見るかは人次第でしょうけれど。
とりあえず、(当ブログの読者さんにいるかは不明ですが)現在投稿を試みている方に贈りたい言葉はね。
10年以上商業で続けて最終的に同年で3つ受賞する人間が全力で書いた作品でも結構ガッツリ落ちるぞ!
ってことですかね。
別に、だから落ち込むなとか頑張って書き続けようとか言うつもりはありませんが。
一つの事実として、ご参考までに。

ま、10年続けたといっても、なんかいい感じに緩い波に乗り続けられた結果でしかないですし。
逆に言えば、10年で死んだ程度の存在なんでね。
ホント参考値って感じです。
しかしこれ、所謂トッププロの皆さんが同じチャレンジしたらどうなるのかは気になるところではありますよね。


そんなこんなで。
この戦いをくぐり抜けた戦果一発目、来週末発売ですよ!
よろしくお願い致します!(とりあえず宣伝に繋げていくスタイル)

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