FC2ブログ
スクウェア・エニックスノベルス『スタンプ・デッド』1~5巻&コミック版、『太陽で台風』1・2巻発売中!
ガンガンノベルズ『魔法少女アーヤ☆アミー』発売中!
徳間デュアル文庫『魔王さんちの勇者さま』1~4巻発売中!
徳間文庫『欠陥妖怪住宅』、『パラレル家族計画』発売中!
ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ『ブチ切れ勇者の世界征服』1~2巻発売中!
HJ文庫『カンスト勇者の超魔教導』1~3巻発売中!
ファンタジア文庫『お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか』1~3巻発売中!
JUMP j BOOKS『ぼくたちは勉強ができない 非日常の例題集』発売中!

受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

«  | ホーム |  »

ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー

どうも、はむばねです。
昨日で今週必達の作業が終わったということで、本日は軽く部屋の掃除などをしておりました。
明日から人が泊まりに来る予定があるんでね……。
ちな、どのくらい軽くかというと「まぁとりあえず水回りちょっと綺麗にしてあとは布団敷くスペースあったらえぇやろ……」程度です。
というか、それ以上時間が取れない。
そして、その上で今日の作業が終わらん。
むしろ、まだ始まってすらいない。
突発タスク+障害という黄金パターンである。
前職場を思い出して懐かしい気持ちになりますね(ならない)。

まぁそれはともかく、今日も今日とて感想ですよっと。
ネタバレはあんまりしてないつもりですが、まぁあんまりネタバレ気にするような作品でもないと思います。


ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー (富士見ファンタジア文庫)
葵 せきな
KADOKAWA/富士見書房 (2015-03-20)
売り上げランキング: 1,725


あらすじはAmazonより抜粋。
>趣味はゲーム。
>それ以外には目立った特徴もなく、かといって平凡な日常を愛していたりもしない、真の意味でのモブキャラぼっち高校生、雨野景太。
>そんな彼が突然、生徒会でハーレムを宣言したり、ゲームであっても遊びではないMMO世界に閉じ込められたりするわけでもなかったのだが…。
>「…私に付き合って、ゲーム部に、入ってみない?」
>学園一の美少女でゲーム部の部長、天道花憐に声をかけられるという驚くほどのラブコメテンプレ展開に遭遇。
>ゲーム好きな美少女たちとのラブコメの始まりかと思いきや!?
>こじらせゲーマーたちによるすれ違い錯綜青春ラブコメスタート!

あー、これは上手い。
流石としか言いようがないキャラ造形の上手さですわ。
圧倒的なるほど感。

まず、雨野くん(主人公)の反応が実にリアルですよね。
実際、突然美少女とお知り合いに!? とかって状況になったら、ぶっちゃけメリットよりデメリットの方が大きそうな気がします。
スクールカーストにおける元の位置が低ければ低いほど、特に。
結局、環境が変わるというのは良くも悪くも様々な影響を及ぼすのだ。

……というのは、私がこの歳になったからこそ思うことなのかもしれませんけどね。
いつの頃か、自分主人公の妄想もすっかり鳴りを潜めるようになりましたし(やってないとは言っていない)。
しかし、ライトノベルの読者層の年齢が上がってきている昨今においてはメインターゲット層にこそ共感する人が多い主人公像なのではないでしょうか。

閑話休題。
ヒロインの性格に関しても、かなりのリアリティを感じました。
(その存在そのものの現実性は置いといて)いわゆる『学校のアイドル』的な人物が存在すれば確かにこんな性格になるかもな、という感じ。
実際、よくある高飛車系も無知純情系も、現代日本においてそうそうそんな性格が培養されるとは思えませんからね。
自分に人気があることは自覚し、しかし性格は悪くなく(対人関係においての成功体験が多いために自然とイケメンや美人の性格は良好に形成されがちだと言いますし)、さりとて聖人君子というわけではなく悪意なく人を傷つけてしまうこともあり、プライドは高い、と。
ここら辺、ホント年齢設定を鑑みても抜群のリアリティだと思います。
凄い計算された造形を感じる。

……とか思って最初は読んでたけど、この人猛烈な勢いでポンコツ化が止まらねぇな!?
最初がかなりキレイな感じだっただけに、落差がえらいことになってるぜ……。
いいねぇ……いいですねぇ……こういうの、滅茶苦茶好きですよ……!
スペック鬼高いのに残念な人、可愛いですよね!

再び閑話休題。
ゲーム部でのやりとりも、若干雨野くんにとってのストレス展開ではあるんですが、しかし悪人はいないというのがベリーベリーグッド。
先輩方も、彼らなりの価値観に則っての行動であり、その価値観も(受け入れられるかはともかくとして)非常に納得出来るものです。
まぁにしても初対面の人にその態度かって部分もなくはないですが、そこもコミュ力☓ということが作中で示されてますしね。
あとぶっちゃけて言うと、あらゆる道のガチ勢がエンジョイ勢を見下すという構図はリアルでも割と多いので、ここもリアルっちゃリアル。

ほんで、上原くん登場辺りでまたグッと話が盛り上がりましたね。
この人は、ホントいいですわ。
必ずしもいい人なわけでもなく(悪い人では全然ないけど)、彼もまぁまぁ残念な人ではあるんだけども、そこも含めて愛おしい。
つーか、この人普通に主人公気質ですよね。
雨野くんの主人公適正が低すぎるせいもあり、普通に上原くん主人公説まである。

しかし、それでも、やっぱりこの物語の主人公は雨野くんなんですよね。
彼もまた、真っ直ぐで好感度激高です。
まぁぶっちゃけ葵せきな先生の描く主人公の好感度が高いことなど、今更言うまでもないことなんですけども。
クセが強いように見えても、欠点がいくつあっても、結局ちゃんと主人公してるしなんだかんだ登場人物の中で一番好きになる。
主人公が魅力的というのは、基本的にして奥義ですよね。

まぁ、男気見せたのも最初の方だけで後はひたすら残念ポイントが積み重なってるだけという説もありますが!
つーかこの物語、登場人物全員残念レベル高ぇな!?

三度目の閑話休題。
これまた今更言うまでもない点ではございますが、この軽快なやり取りはホント葵せきな先生の魅力ですよね。
最初の入りがちょっと不穏な感じだったんでちょい身構えてしまいましたが、やはり無用な心配でした。
実に期待通り。
特に、上原くんのツッコミがいいですね。
オタクにこそ刺さる感じの、この言葉選びのチョイスよ(意味重複)。
普通に笑い的な意味でも、男女のあれこれ的な意味でも、ほぼずっとニヤニヤしっぱなしでした。
これは、人前で読むのは危険なやつやでぇ……!


うん、なんといいますか、総じていいますと。
シンプルに『面白かった』です。
あとがきでも書かれていましたが、葵せきな先生のシリーズの中でもとりわけ軽いノリですね。
重い話も嫌な展開もない、気楽に読める個人的にとても好きなタイプのライトノベルでした。
ただし、人前で読むのは危険やで!(大事なことなので二d(ry
スポンサーサイト



«  | ホーム |  »

プロフィール

hamubane

Author:hamubane

たぶんライトノベル作家的なもの


Twitter

既刊情報

最新コメント

最新記事

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

カテゴリ

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
日記
212位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
90位
サブジャンルランキングを見る>>

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR