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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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なんちゃってダイジェスト~カンスト勇者の超魔教導2~


――バーキャ王国第八王女、メイ・スキュール。
――『出来損ない』と呼ばれていた彼女の運命は、とある師弟に出会ったことで大きく変わり始めていた。
――そんな彼女は、今……。



「ヒャッハー! 観念しなぁ!」
「俺たちトリーム団から逃げられると思うなよぉ!」
「姐さん、右手側の方お願いシャス!」
「わかったわ!」
 メイは、むしろその不埒な盗賊団側に属しており。
「大人しくしていれば怪我はさせないわ! 素直に荷を渡しなさい!」
 今まさに、馬車の荷を奪わんとしているところなのだった。
「んはは、そうだー! 奪えー! 奪うのだー!」
 後方では、特に何をするでもないキリがご機嫌な調子で高笑いを浮かべている。
「奪い尽くすですー!」
 そして最前線では、これまた楽しげにエイムが護衛の者の武器を折ったり馬車の車輪を破壊してたりしていた。キリとエイムも、いつもの服装ではなくメイと……そして、盗賊団の面々とお揃いの格好である。



――盗賊団員となっていた。



(……私、なんでこんなことやってんのかしら)



――その始まりは、ただの偶然。



「止まれぃ……!」
 一行の行く手を塞ぐ形で、左右の木々が揺れて人影が飛び出してくる。
「俺たちゃ、泣く子も黙るトリーム団……!」
「命が欲しけりゃ、金目のモノを置いていきな……!」
「あと、食料も……!」
「というか、出来れば食いもんを重点的に……」
 そんな声と共に現れたのは、屈強な男たち………………では、なかった。



「……ねぇキリ。それ、本当に魔法使ってないの?」
 キリの後を歩きながら、メイは疑問の声を投げた。
「魔法、って形じゃ顕現させてないかんね。相手の魔力にちっと干渉してやってるだけさ。人間脆いもんで、身体ん中の魔力が乱れるだけで立ってることも出来なくなるんよね」
「だけって……他者の魔力に直接干渉するだなんて話、聞いたことないんだけど……」
「ま、聞いたことがないってのとありえないってのはまた別のお話ってことよな」
「確かに、アナタに会ってからはそんな経験ばかりね……」
 現代の人類に使用出来る最高位を遥かに超える高階位魔法を使ったり、既知の魔法を想像もしていなかった方法で使ったり。そういったことを思い出すと、確かにこの程度いちいち驚くほどのことでもないかという気がしてくる。
 そんな風に考えている自分に、だいぶ「毒されてるな」とメイは苦笑を浮かべだ。
「ここは行かせ……ぐぁ!?」
「待……ぐはっ!?」
「そっちは……ぐべっ!?」
 キリの行く手を阻める存在は、何もない。あえて言うならば、キラキラとした目でキリの真似をしようとして「こらこら、そんな乱暴にぶっ込んだら普通に死んじゃうからやめときなさい」と止められているエイムくらいか。
「んはは、にしてもわざわざお宝の在り処を教えてくれるたぁ親切さんばっかだな」



――襲ってきた盗賊たちを、逆に襲い返し。
――そして。


口絵1公開用


「おはようです?」
 自分を見つめる瞳がもう一対あることに、遅れて気付いた。
 他に比べて、随分低い位置にあったからだろう。
 どこか不吉さを予感させる、血の色のような……なのに、なぜか目が離せなくなる光を宿している瞳。全ての光を吸い込んでしまいそうな漆黒の髪が、サラリと揺れる。見た感じ、自分よりも少し年下くらいか。しかしそのあまりに整った造形は作り物めいてさえ見え、これが彼女の完成形なのだと言われても十二分に納得出来る。
「ボクはエイム! 立派な魔王を目指して修行中の身なのです!」
 けれど、ニコリと笑うと途端に幼さが前面に表れて。
 ようやく、彼女が血の通った生物であると認識出来た。
「あ、あぁ……オレは……」
 エイムと名乗った少女が、後半何を言っているのかはよくわからなかったけれど。
「カッチェ……」
 その瞳に見つめられていると、何かを言わなければいけないような気がしてきて。
「トリーム団の頭領、カッチェだ」
 カッチェは、気が付けばそう名乗っていた。



――二人の少女は、出会った。



「安心して欲しい!」
 そんな彼らに、キリはニッと笑って見せる。
「このキリ・タカゼキによるブートキャンプが終わる頃には、全員がこのくらい余裕で建てられるようになっている! そんな己の姿を、頭の中に思い描いてみよう!」
 そこで、少し間が空いた。
 カッチェを筆頭に、トリーム団の面々はどこかうっとりとした表情となっている。恐らく、キリに言われた通りに理想的な自分たちの姿を思い浮かべているのだろう。
 一同の心にキリの言葉がスルリと入っていく様が、見て取れるようだった。
「さぁ、諸君!」
 もう一段階声を大きくして、キリは大きく手を広げる。
「家を! 建てるぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
『おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』
 その応答には、最初に提案した時は比べ物にならない程の熱量が込められていた。
「建てるです!!」
 なぜか、エイムのやる気まで上昇している様子である。
 そんな光景に。
(見事に煽られてるわね……)
 一人、冷静な立場で苦笑を浮かべるメイであった。



「綿の群生地……? 材料の持ち込みをしたってこと?」
「いや? そのまま俺が使ったんだけど?」
「……うん?」
「うん?」
 何やら認識に齟齬が生じているような気がしてメイが首をかしげると、なぜかキリも首をかしげ返してきた。
「今の言い方だと、アナタが手縫いしたように聞こえるんだけど……」
「えっ、そう言ったつもりだけどわからなかった……?」
「ちょっとやめて、その可哀想な子を見る目。微妙に久しぶりだけど、全然懐かしい気持ちにもならないし」
「じゃあ、また哲学の話でもする?」
「何がじゃあなのかわからないし別にしたくもないしそもそもアナタと哲学の話をした覚えもないわ……って、そうじゃなくて」
 またも果てしなく話が脱線していきそうな予感を覚えて、メイはコホンと咳払いを挟む。
「アナタ、お裁縫まで出来るの?」
 また一つ、キリの新たな能力が発見されたようである。
「あれ、言ってなかったっけ? 俺と弟子っ子の服も俺が作ったんだけど」
「初耳だけど……」



「姫さんって、本当に姫なのか疑わしい場面の方がどっちかっつーと多いよな」
「……褒め言葉として受け取っておくわ」
 実際、メイとしてもお姫様然とした振る舞いをしているつもりはない。
「んはは、褒めてる褒めてる」
「それ、狂戦姫的な意味でじゃないわよね……?」
 いつも以上に緩い笑みを向けてくるキリを、半目で睨む。
「え、狂戦姫って何その不気味なフレーズ……姫さんの発想力が怖い……」
「アナタねぇ……」
 わざとらしくドン引きの表情を返され、メイの頬がヒクついた。
「んはは、悪ぃ悪ぃ」
 キリが顔に笑みを戻す。言わずもがなではあるが、からかわれただけらしい。
(まぁ、冗談を言い合うっていうのも親しくなった証よね……)
 そんな風に、自分を納得させる。
(……割と、最初の頃からこんな扱いだったような気もしなくはないけど)
 直後に浮かんできた考えについては、気のせいだと思い込むことにした。

口絵2完成公開用完成



――盗賊団での、穏やかな(?)日々。



「ボクも、おとーさんおかーさんのこととか全然知らないです! でも、ししょーがいるからだいじょぶなのです!」
 エイムが、手を上げてピョンピョンと跳ねる。
「ボクも、ししょーに全部もらったです! だから、ボクの全部をししょーに返すです!」
 それは、以前にも聞いた言葉だ。
 記憶を失ったエイムにとっては、キリと過ごした時間だけが全てで。
 全てを与えてくれたキリのために生きて、彼のために死ぬのだと。
 その感覚は、未だメイにはわかりかねるところだったが。
「おっ、そうなのか。わはは! じゃあオレたち、お揃いだな!」
「お揃いです!」



「んはは。ま、その分伸び代と成長速度は折り紙付きだ。焦らずゆっくりやんな」
 雰囲気を緩め、キリはもう一度カッチェを撫でる。
「そんかわし、今日の午後は自由時間にしていいとしよう」
「ホントか!?」
「んはは、好きに野山駆け回るのもまた鍛錬だ」
 神妙だったカッチェの顔に、パッと笑顔が咲いた。
「じゃあエイム、昼からはとっておきの場所に案内してやるよ! なんとそこには……おっと、これ言っちゃダメだな。わっはは! 見てのお楽しみだ!」
 大口開けて、豪快に笑う。
「はいです! 楽しみです!」
 ニコニコと、エイムの笑顔もいつも以上に輝いていた。
「おら、その前にまずは飯だ。とりあえず、シャワー浴びてその泥全部落としてこい」
「おぅ!」
「りょーかいです!」



「あの花とあの花は、食べられるです。あっちのは、根っこに毒があるので注意が必要なのです。あれは、食べられるけどちょっとマズいのです。それから今あそこの花に寄っていってる虫は、炒めると結構おいしーです」
「お、おぅ……それは、女らしさ……なのか……?」
 なんとなく違うような気はしたが、一応疑問形に留めておく。
「つーか、アニキはそんなことまで教えてくれんのか……」
「ししょーも教えてくれるですけど、今のはメイさんに教えてもらった知識なのです」
「お、おぅ……」
 カッチェの中で、やはりこれは女らしさではないとの確信が生まれた。




――姉妹のように仲良くなった少女二人も、元気に明るく過ごしていた。



「まー、実際さぁ。姫さんは、何のキナ臭さも感じてないわけ?」
 特に隠す気もなかったのか、キリはあっさりと語り始める。
「こいつらの最初のヘッポコっぷりは、姫さんも知っての通りだ。なら、そんなヘッポコ共を率いて十年近くも盗賊団やってた前団長ってのは何者だ?」
 それは確かにメイも当初から思っていたことであり、昨日トリーム団の成り立ちについて聞いてからますます疑問を深めた部分でもある。
「そんな団長が抱えてた赤ん坊ってのはどこで拾ってきたもんなんだ? まして……」



――けれど、それは永久に続くものではなく。



「あっ……あっ……」
 カッチェの口からは、もう呻きとも吐息とも取れないようなものしか出てこない。
(オレ、死ぬのか……)
 胸を占める感情は、恐怖を通り越して諦観とも呼ぶべきものへと変わっていた。
 仇を前にしながら、怒りを抱く余裕すらも失っていた。
(オヤジみたいに、殺されるのか……)



「じーさんも知らねーってことは、ここ三百年でメジャーになった現象ってわけでもなさそうだな」
「少なくともワシの耳には入っとらんな」
 そんな風に話し合うキリとバークレイの傍ら。
「……いや、二人共呑気に喋ってる場合かよ!? どうすんだ、あれ!?」



「ふざけ……」
「ふっざけんな!」
 メイの言葉に被さったのは、幼さの残る少女の声だった。
「てめぇが……! てめぇが皆の村を……! オヤジを……!」



――明らかになっていく、過去の因縁。



「ししょー」
 すると、エイムの表情は前向きなものとなった。
 その目には、決意の光が宿っているように見える。
「ボク、カッチェさんたちを助けるです!」


――ある者は、成長を見せ。




「オレをどうするつもりだ……?」
 カッチェに出来るのは、より一層力を込めて睨むことくらいだ。
「まぁ、そう急ぐこともあるまい。もう少し昔話に付き合いたまえ」
 ジンは、何の痛痒も感じた様子はない。
「お前がお前として存在していられる時間も、もう残り少ないのだからね」



――ある者は、思惑を抱き。



(俺は……何だ……?)
 いくつもの戦場を通り過ぎる。
 それは、かつて実際に駆け抜けた光景。
 実際に目にした地獄。
(俺は……高関桐……)



――ある者は、『何か』に囚われる。



「キリ……?」
 しばらく待ってみても、キリは一向に動こうとする気配を見せない。
「……開けるわよ?」
 メイは、そう断って扉の前に立った。
 深呼吸一つ。
 ゆっくりと、扉を開けていく。



――絡み合う運命を前に、メイは何が出来るのか。
――その先に、何を見るのか。



「死ね」



――勇者と。



「消えるです」



――魔王と。




「キリィィィィィィィィィィィィィィィィ!」



――お姫様。



「じゃあな……また会おうぜ!」
「はいです! また、です!」



――彼らの物語が、どんな終焉を迎えるのか。



(って、深い絆だなんて……それじゃ、まるで深い関係になりたいみたいじゃない……! いやまぁそりゃなりたくないわけじゃないけど……って、そうじゃなくて! これは、その……仲間として! そう、あくまで仲間としてだから! エイムちゃんやバークレイ様と一緒に、その、そういう感じのアレだから!)



――今はまだ、誰にもわからない。



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カンスト勇者の超魔教導2 キャラクター紹介的なもの

どうも、はむばねです。
でぇじょうぶだ、熱は下がった。
最近は割と持ち直す系作家、はむばね。
他の症状なんかもないですし、やっぱ疲労から来るものだったんでしょうね。

ただ、進捗は大丈夫じゃないです。
昨日は結局抑えめにしときましたし、今日もめっちゃ寝てしまいましたからね……。
まぁそれで復帰出来たので必要経費ではあったわけなんですが、やべぇもんはやべぇ。

というわけで、早速キャラ紹介に入って参りま。



キリ

★高関 桐(たかぜき きり)
 レベルカンスト級勇者様。
 魔王としては品行方正が過ぎる(?)弟子を案じ、今回盗賊団に入った(乗っ取ったとも言う)。
 家事スキルもEXクラスであり、盗賊団ではオカン的ポジションをこなす。

「ただいま~」
「おぅ、おかえり。もうすぐ飯の準備も出来っからね。とりあえずシャワー浴びてきなよ。姫さん、いつも以上に獣臭がやべぇぜ?」
「まぁ、さっきスモールボアーの血をモロに浴びたからね……ていうか、いつも獣臭がしてるような言い方やめてもらえるかしら……」
「えっ……? もしかして、気付いてなかった……?」
「本当っぽい反応するのもやめてもらえる……?」
「なんか、ごめん……」
「だから真面目な顔で謝られると本当みたいになっちゃうでしょ!? ………………えっ? ちょっとねぇ、冗談なのよね……? それとも、まさか本当に……?」
「んはは、冗談冗談。ちゃんと姫さんは常にお花のいい匂いに包まれてるよ」
「そんな人間もどうかと思うけれど……」
「ホントだって。ほら、こうして嗅いでみると……」
「ぎゃー!? 今は本当に獣臭いんだから顔近づけてくるのやめて!」
「んはは。ぎゃー、て。姫が上げる声じゃねーな」
「姫だって、驚いたらぎゃーって言うわよ……」



メイ

★メイ・スキュール(めい すきゅーる)
 キリたちの存在に慣れすぎて、ちょいちょいツッコミを忘れつつあるツッコミ役。
 旅の行き先を任せていたところ、なぜか盗賊団に入ることになっていた。
 盗賊団では主に狩猟や訓練指揮などの肉体系作業を担当する。

「姫さんって、姫らしくないスキルばっか率先して習得してる感すげぇよな」
「……庶民的で親しみやすいって感じの意味で、褒め言葉として受け取っておくわ」
「いや、普通庶民は人のオトし方を鮮やかに披露したりしないっしょ……」
「急にドン引きした感じになるの止めてもらえるかしら……?」
「いやでも、実際褒めてはいるんだぜ? 親しみやすい狂戦士的な意味合いで」
「親しみやすい狂戦士って、どういう存在よ……」
「親しみやすい狂戦士ってのは、狂戦士に親しみを覚えない奴を片っ端から殺し尽くした狂戦士だけが得られる称号さ」
「それ、やればやるほどむしろ親しみ覚える人いなくなっていくでしょ……」
「だから親しみやすい狂戦士は、誰にも親しまれない存在でもある」
「何その、ちょっと哲学的っぽい存在……?」
「おっとー? はい、いただきましたー。哲学的のくだりー」
「どうしてそんなに嬉しそうなの……?」
「ところでこれ、何の話? 姫さん、隙あらば話逸らしてくるよね」
「隙あらば人に濡れ衣着せようとするのやめてもらえる!?」



エイム

★エイム(えいむ)
 師匠至上主義派な魔王幼女。
 無論、師の言うことであれば盗賊団に入ることを厭うわけもなく。
 だが、そこで初めて出来た同世代の友人の存在によって少しずつ心境に変化が生じていく

「だいじょぶです! ししょーが加わったいじょー、トリーム団はすぐに大とーぞく団になるのです!」
「確かに……お前のお師さん、すげぇもんな……ぶっちゃけオレ、お前らと会った時にはもう死ぬもんだと思ってたんだけど……今はこんな元気になれたし……」
「ししょーにとっては、そんなのらくしょーなのです!」
「皆に飯も食わしてくれたし……服もくれて……」
「ししょーは、みんなの恩人さんなのです!」
「あぁ、恩人だ。昨日の飯、すげぇ美味かったし……またあんなの食えんのかなぁ……」
「昨日のは、びょーいんしょく? って、ししょー言ってたです。みんなししょーの《調体》で元気になったですから、今日からは普通のご飯になると思うです。昨日より、もっと美味しくて量もいっぱいなのです!」
「あ、あれよりもっとなのか……!?」
「ししょーは、頑張った子にはおまけもしてくれるです!」
「おまけまで……!? こりゃ、頑張らねぇとな……!」
(……んんっ?)
「ししょーは、偉大なのです!」
「おぉ、そうだ……お前のお師さんはホント偉大だよ……!」
「ししょーに従ってれば、全部安心なのです!」
「そうだな……新しい家まで作れるって言うし……」
「だから、ししょーの言うことはちゃんと聞かないとダメです?」
「わかった! オレ、なんでも言うこと聞くよ!」
「……いやこれ洗脳入ってるわよね!?」
「せんのー……? どゆことです?」
「素でやってるのが逆に質悪いわね!?」



カッチェ

★カッチェ(かっちぇ)
 盗賊団の頭領少女。
 先代から団長の座を受け継ぐも結果的に盗賊団を壊滅寸前にまで追いやってしまい、自分の力不足を痛感していた。
 そこにキリが現れ、団を立て直した上に自分たちを鍛えてくれる彼を崇拝……もとい尊敬している。
 大人の男に囲まれて暮らしてきた彼女にとってもエイムは初めて出来た友人であり、親友と呼べる存在に。
 楽しい日々を過ごしていたが、とある過去の因縁が迫り始めて……?

「な、なぁエイム。もしかして、お前もあんなこと出来んのか……?」
「流石に、あんなのは無理なのです!」
「だ、だよな……?」
「ボクがやると、もうちょっとガタガタになっちゃうと思うです」
「お、おぅ……ちょっとガタガタになる程度を許容すれば出来るは出来るのか……もしかして、魔導士ってそんなすげぇ奴ばっかなのか……?」
「……カッチェちゃん。これからキリやエイムちゃんと付き合っていく上で、大切なことを教えるわね。彼らのやることは大抵、世界でもこの二人にしか出来ないようなことだと思っておきなさい。間違っても、それが一般的だなんて思っちゃいけないわ。いちいち驚いてると疲れちゃうから、適当に流すことを覚えるのが大切ね」
「お、おぅ……」
「まぁ、そのうち慣れるわよ」
「それ、慣れていいやつなのかな……?」



バークレイ

★バークレイ
 素直になれない系ジジイ。
 とりあえず魔法をブッパすることと料理の腕には定評がある。
 それを活かし、盗賊団でも頼れる年長者ポジションに(主に後者のスキル的な意味で)。

「んはは、飯の時間だぞー」
「ふん……今日のメニューは角ウサギのステーキに山菜のリゾットと、アスクダケのスープじゃ。干しイチゴも用意してあるので、欲しい者は申し出るが良い」
「うんめぇ! じーちゃん、今日もめちゃうめぇな!」
「ふん、当然じゃ。ワシが作っておるのじゃからな。ほれ、おかわりもあるぞ。こらそこの貴様、ニンジンを残すでない。苦手? 愚か者め、そんなことはそれを食ってから言わんか。ほれ、イケるじゃろう? ちゃんと苦手な者でも食えるように味付けを工夫しておるのじゃ。ほう、貴様はもっと筋肉を付けたいのか。なら肉を食え肉を。ほれ、大盛りにしてやろう。こりゃ、そっちの貴様は肉ばかりを食い過ぎじゃ。野菜も食え。魚もな」



という感じで、1巻メンバーに新キャラも加わった第2巻!
いよいよ明後日発売です!


まぁ、そうなるな

どうも、はむばねです。

DSC_0286.jpg

\(^o^)/

いやー、なんつーかアレですね。
コイツ、最近マジで遠出したら確実に体調崩すようになってやがるな。
まぁ正直、覚悟はしてたっていうか崩れるだろうなとは思ってましたけどね。

というわけで、今日は引きこもってゴリゴリ作業してました。
ホントはね、病院行こうと思ったんですよ。
でも、昼頃からちょっと熱が下がってきたのと。

DSC_0288.jpg

(光の具合で見辛いですが、6.9度です)

あと、寒すぎて無理でしたね。
いやマジで、病院行こうと思って支度して外にまで出たんですよ。
でも、最寄りのコンビニまでしかたどり着けませんでした。
アカン、これは病院まで行くことでむしろ体調悪化するまである……と思った次第。
とりあえずコンビニでジャンプとご飯だけ買って帰りました。
明日も熱が続くようだったら、流石に病院行きます。


まぁそれはそうと、カンスト勇者2巻いよいよ明々後日発売なのでよろしくお願い致します!
やや熱でボーっとする中で作業し、宣伝のあれこれもようやく整って参りました!

カンスト勇者の超魔教導2 見本誌が届きました

どうも、はむばねです。
でぇじょうぶだ、昨日もたぶんやらかしてはねぇ。

はい、というわけでね。
昨日は吉野匠先生、朱鴉更紗先生、日野イズム先生と飲んで参りました。
朱鴉先生とは昨日ぶり、吉野先生と日野氏は半年ぶりくらい? ですかね。
スクエニの生き残り組飲み会です。
なんだかんだ長いお付き合いですし、お互いの状況などを話し合うと良い刺激になりますね。
めっちゃ楽しかったです。
皆様、お付き合いいただきありがとうございました!

んでんでんで。
帰るまではちゃんと覚えてるんですが、ホテルに帰って飲み直して早々から記憶が飛んでるよね。
なんだったら、今朝の記憶すら怪しい。
つーか我ながら、よくちゃんとチェックアウト時間までに起きて準備整えられたな……。
帰りの新幹線は4時間くらい爆睡してたので、あっという間でした(ホントは作業する予定だったんですが……)。


さて、それはそうと。

DSC_0278.jpg

カンスト勇者2巻、見本誌が届きましたー!
どうも東京行った直後に届いていたらしく、何度も不在通知入れてもらって申し訳なかったです……。

いやぁ、にしてもあれですね。
もう見本誌が届いてしまう時期なのか……。
やべぇ、全然宣伝してないし準備すら出来てない……。
と、とりあえず。



いよいよ4日後、2/1(木)発売!
よろしくやで!(雑な宣伝)

東京・二日目

どうも、はむばねです。
昨晩カプセルホテルの共用コーナーで酒飲んでたら、一緒になった人と意気投合してめっちゃ夜更かししてしまった……。
やめてくれ、一昨日から沢山の人と話しすぎて自分がリア充なのではないかと勘違いしてしまう……。
向こうは営業職の方だったんで、話すのが上手かっただけだ……。
※沢山の人と話す=リア充、という思考がそもそもリア充ではありえません。

はい、というわけ(?)でね。
昨日は日中ゴリゴリと作業しつつ、夜は朱鴉先生、anokoさん、ターシー氏と飲んで参りました。
せっかくなのでということで東京で飲みの予定を目一杯入れたわけですが、普通に作業時間が足りねぇな。
いや、というか、流石にこのタイミングで割り込みが入ってくるのは予想外だったというのが本音なのですが……。

というのは、ともかくとして。
3時間の食べ飲み放題のお店だったのですが、ラストオーダーの後も追い出される気配がなかったのでしばらく居座っていたんですけども。
気が付いたら終電の時間になっててワロタw
いや、割と笑い事でもなかったんですけどね。
色々と盛り上がってしまいましたねー。
私も、調子よく喋っちゃいました。
でも、昨日はたぶんやらかしてない。
記憶もちゃんと全部残ってるし、やらかしてないはず。
やらかしてないと信じたい。

ともあれ。
お付き合いいただいた皆様、どうもありがとうございました!
めっちゃ楽しかったです!



『長者屋敷の眠れぬ座敷』の冊子もいただいたやで!

朱鴉先生は、引き続き本日もよろしくお願い致します!
なお、今日の飲み会もまぁ最悪やらかしても大丈夫やろ判定なので特に自重する気はありません!
例によって予約更新でこの記事が更新される頃には真っ最中なはずなので、まだやらかしていないことを祈ってください。

ファンタジア大賞の授賞式&KADOKAWAグループ新年会に参加させていただきました

どうも、はむばねです。
はい、というわけで掲題の通りでございます。

新幹線は30分ほど遅延したわけですが、逆にそれで時間がちょうどいい感じになって15時頃にKADOKAWAビルに到着。
他の受賞者の皆様と顔合わせした後に、ホテルに移動して授賞式となりました。
授賞式といえば集英社様の時ホビージャパン様の時もやらかして心に傷となって残っている私なわけですが。
でぇじょうぶだ、今回はやらかしてねぇ。
三度目の正直ってやつですね。
なにせ、今回は挨拶そのものがなかったからな!
喋りさえしなければそれなりにこなせる作家、はむばね。
なお、その後もやらかしていないとは言っていない。

えー、というのもですね。
授賞式の後は、懇親会となりましてですね。
これが受賞者だけでなく、ファンタジア文庫だけでもなく、KADOKAWAグループ合同のものなんですね。
したらもう、あっちこっちに大先生がいらっしゃるわけじゃないですか。
私が普段から無茶苦茶読んでるあの先生やこの先生がいらっしゃるわけですよ。
ちょっとテンション上がっちゃったよね。
受賞者は基本的に固まっていて、編集さんにお連れいただいた先輩方にご挨拶する流れだったわけなんですけども。
ちょいちょい我慢出来なくなって単独行動で突撃する私。
名刺入れ2つにこれ以上なく詰め込んでいった名刺を全て使い切ってしまったレベルでした。
ぶっちゃけ、変に懇親会慣れしてしまってるのもあまりよろしくなかったですね。
ガチの新人だったら、そんな度胸なくて借りてきた猫のように大人しくしてたと思います(というか今までは概ねそうだった)。
食事を取りに行く先生を後ろから呼び止めてしまったりと、失礼なことをしてしまったような気もするし……。
ここに、私の新たなやらかしエピソードが刻まれました/^o^\
なお、やらかしエピソードがこれで終わるとは言っていない。

んでんでんで、その後は新人同期(の一部)だけで二次会に移動にしたわけなんですけども。
まぁ、ここのやらかしエピソードは簡単ですよ。
端的に申し上げて無駄に喋りすぎたよね。
なんかもう、我が我がで話してしまった感がある。
しかも、あんまり根拠もないクソみてーな持論を無駄に色々と展開してしまった……。
懇親会までほぼ飲んでなかった反動もあって、そこそこ酒を入れてしまったのもよろしくなかったですね。
喋りすぎーたー、翌朝ー、落ち込むことの方が多いー(zoo)。
同期の皆様、大変失礼致しました。
誠に恐縮ではございますが、引き続きよろしくお付き合いいただけますと幸いでございます。


えー、という感じで今朝になって反省しながらホテルにてこの記事を書いている現在。
本日も予約更新ですので、この記事が公開される頃には今日の飲み会の場にいるはずなんですけども。
今日の相手はまぁ最悪やらかしても大丈夫やろと思っている皆さんなので、普通に自重することもなく飲むつもりでございます。

ちな、東京滞在編は明後日まであるやで。

今年最初の東京

どうも、はむばねです。
本日はファンタジア大賞の授賞式&KADOKAWAグループ懇親会に参加させていただくため東京に来ております。
まぁ、「来ています」っていうか例によって予約更新なんですけどね。
現在、東京行きの新幹線の中でこの記事を書いております。
差し当たり、ここまでの旅路は順調ですね。
雪の影響で遅れは生じてますが、早めの便を予約してたのでむしろちょうどくらいになる見込み。
やったぜ。

まぁ、危うくバスの中にPC忘れそうになる一幕などもありましたが。
あの時お声をかけていただかなかったら、ホントにヤバかった……。
感謝しかないです。

それはともかく。
実家帰った時も書きましたが、やっぱ新幹線の方が楽ですね。
流石に、時間面では飛行機に敵いませんけれど。
そこを差っ引いても、疲労度が全然違います。
いやまぁ、まだ着いてもないんですけどね。
あとはもう座ってるだけで着きますし。
現在、名古屋を出発したところですので。

今回は、ここで時間がかかるっていうのも逆にありがかたかったです。
車中で、他の受賞作を読む時間が取れたんでね。
こちらも、どうにか全部読み終わりました。
どれも、非常に面白かったです!
感想については、また順次こちらで書かせていただきます。

はい、まぁそんなこんなでね。
とりあえず今日のところは、ここまで。

女騎士さん、ジャスコ行こうよ3

どうも、はむばねです。
うーん、どうにも最近『睡眠力』が下がってきているといいますか。
いや、寝入りは凄い良いのですよ。
でも、満足いく前に目覚めてしまうといいますか。
たぶん眠りも浅くて、めっちゃ夢見ますし。
そんなこんなで、イマイチ疲れが取れきれない感。
電池切れも早くて、進捗も微妙にアレな感じです。
ある意味、そのおかげで寝入りが良いところはあるのでしょうけれど……。
コイツ、毎年なんか新年から不調起こしてやがんな。

それはともかく、感想です(慈悲のない切り替え)。
前回に引き続き、ネタバレはあるけど気にする作品ではないと思います。

女騎士さん、ジャスコ行こうよ3 (MF文庫J)
伊藤 ヒロ
KADOKAWA/メディアファクトリー (2015-05-25)
売り上げランキング: 533,587


あらすじはAmazonより抜粋。
>相も変わらず日常が続いている平家町。
>田舎暮らしが板に付いてきた女騎士、クラウはテレビ番組で観たホタルの美しさに感動し、町役場のホタル育成事業で雑務バイトをすることに。
>「リンイチローよ、この大自然に選ばれし伝説の戦士を案内しろ!」
>「お前、意外と姫に似てるんだな?」
>一方その頃、麟一郎の学校ではクラスのマドンナ水神さんがお見合いをするという噂が立ち学校全体を巻き込む騒動に!? 
>「クソッ、なんてことだ! シット!」
>「汝、フンコロガシらしいリアクションじゃな?」
>関連RT数1万越え! 話題沸騰の女騎士系田舎日常コメディ、懲りずにまだまだ第三弾!

前巻の感想はこちら


クwwwwソwwwww
熱い水神さん推しやめーやwwwwまーたカラーイラストだけで本文一文字も読んでないうちから笑ってもうたやんけwwww
相変わらず、イラストも渾然一体となって笑わしに来てるな……w

ほんで、1ページ目の一行目からwww
ジャスコ関係ないネタwww
やはり、確信犯(誤用)であったかwww

そしてwwwピ○リ守山www
あかんwww1ページ目の時点まででどんだけツッコミ所用意してんだよwww

ダメだ、このままでは1ページ毎にツッコミを入れてしまう……。
とりあえず、ツッコミは封印しよう……。
……と思ったけど、やっぱあかん。
プロローグ終わったとこで耐えきれなかった。
というわけで、ツッコミ入れさせていただきます。
このプロローグ、本 編 に 関 係 ね ぇ の か よ !!!!!

いやもうなんというか、ここまで綺麗に伊藤ヒロ先生の手の平の上で転がされると気持ちいいですよね。
ただ、ホントいちいちツッコミ入れてたらキリがないんでね。
以下、ツッコミはダイジェストでお送りさせていただきます。

ロボwwww二十九歳独身まで含めて型番なのwww

キザクラさんをなんかもうさも当然の如く出すもやめーやwww
出る度に笑てまうやろwww

水神さんのwwww目が真っ赤wwwww
水神さん関連では、もうツッコミ入れないでおこうと思ったのにwww入れざるをえないwww
目って! どこだよ!!!!!!!

太陽神ケプリ先輩のイラストやべぇなwww
ていうか、人型なんかーい!www

ハイドォラさんの過去、全然入ってこねぇよwwww
何言ってんだコイツ感しかないwwww

モテモテ仙人のくだり、クッソ雑www
そんな感じだろうとは思ってたけどもwww
落差に笑うわw

ていうかこの物語、ツッコミ不在すぎやろwww
本来ツッコミ役のはずのリンイチローくんが、機能しなくなる場面多すぎwww
ポー姫も結局ツッコミきれてないしwww

以上、ツッコミダイジェストでした。
以下、普通の(?)感想。

今回は、役所での描写が結構出てくるんですけども。
役所の考え方が滅茶苦茶リアルで笑うw
いやまぁ、私は役所の内部のことなんて知らないんですけども。
これは、取材してマジの事情を描いているのかハッタリなのかわかんねーけど完全に「そうなのかー」って思わされますね。
ホタルのくだりも、普通に「へぇ」でした。

いや、つーか、アレですね。
役所のアレな部分を全力で暴露しながらも、不快感がないのが凄いですね。
まぁ、クラウさん自身がアレなところもあるからなんでしょうけども。

そして、ラスト付近では恒例のロングパス。
今回のロングパス伏線は普通に伏線として上手かったですね。
完全に騙されてたぜ……。
ゾンビ登場もめっちゃ笑いましたw
まさかオープニング投げっぱまで伏線だったとはw
普通に意表を突かれたので悔しいw

からの、ラストwwww
まさかの展開wwwこれまでイラストがなかったのは、まさかの伏線?www
2巻の時も書きましたが、果たしてこれは次巻への布石なのかぶん投げなのか……。
まぁ2巻のラストも結局今回出てきてない要素もあったわけですが、しかしそれっぽい繋がりは感じますしね……。

あと、全体的にハイドォラさんのカット多すぎてワロタw
見る度に笑てまうやろwwww
いや、でも、なんかだんだん可愛く見えてくる不思議ですよね……。
伊藤先生の描写に加えて、霜月えいと先生の作画力も凄い……。

にしてもこれ、書く方も書く方ですけどオーケー出した編集部も凄いですね。
ここまでハイドォラさん推しのストーリーで、イラストまでハイドォラ推しさんとは……。
普通、この手の作品だと一般的な意味でのお色気シーン的なものを要求してくると思うんですけどね編集部は。
触手のお色気シーンじゃなくて。
触手のお色気シーンってなんだよ。
もうその字面がカオスだわ。
しかし、読者層をよくわかっていると言わざるをえない。



とかとかね。
まとまりのない感想になってしまった感がありますが、ちょっとこれ冷静に感想書ける自信がないのでこのままでいきます。
相変わらず、酷い内容でした(褒め言葉)。

やりなおし英雄の教育日誌 2

どうも、はむばねです。
急激に日常に戻るスタイルですが何か?
そして、日常と言いつつ早速の感想記事ですが。
最早当ブログ的にはそちらの方が日常説。

ただ、一応ちょっとだけ宣伝もさせていただきます。

ツタヤ_0122

お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか (ファンタジア文庫)
はむばね
KADOKAWA (2018-01-20)
売り上げランキング: 2,580


地方での発売効果か、TSUTAYAデイリーでも15位まで戻って参りました!
ご購入いただいた皆様、誠にありがとうございます!
引き続き、よろしくお願い致します!


では、感想です(真顔)。
例によって、続刊モノはネタバレ配慮あんまりしてないのでご注意を。

やりなおし英雄の教育日誌 2 (HJ文庫)
涼暮 皐
ホビージャパン (2017-12-29)
売り上げランキング: 31,296


あらすじはAmazonより抜粋。
>アキの指導により、効率的にその実力を向上させていく救世科の面々。
>そこに突如現れた転入生リューリは、アキの知る未来にはいないはずの救世衆だった。
>しかし、彼女はアキを知っているらしく彼のことを『パパ』と呼んでくる。
>混乱するアキをよそに、早々にクラスに馴染むリューリ。
>しかしある日、教え子の一人・イフリアが突如昏睡状態に陥り――。
>失敗した未来を覆す、元英雄によるバトルファンタジー第2巻!!

うおー、冒頭から凄い雰囲気ありますね。
なんていうなんですかね、この『既に全てが終わってる感』といいますか。
直接的には何ら悲劇とか描かれていないんですけども、なのに酷くうら悲しい空気感。
たぶんリズムとか言葉の止め方とかがこれを生み出してるんだと思いますが、初っ端からいきなり引き込まれる感じが凄いです。

かと思えば、相変わらずのシリアスから笑いへの緩急も流石。
生徒たちには実力面でも精神面でも着実な成長は見られるものの、相変わらずのところは相変わらず過ぎてワロタw
そしてそして、リューリさんの登場でしばらくはコメディに振るのかなー、とか思ってたらそんなことはなかったぜ!
しかも、そこから『彼』も登場とは。
しかもしかも、他にも色々と裏で繋がってそうで? と。
なんというか、色々と複雑性を増してきてますね。

そんな中、リシェさんの可愛怖さが癒やしw
1巻の時はそういうもんかと流してましたが、彼女も物語の根底に関わってくるんですかね。
そうして欲しいという思いもあり、しかし彼女には日常の象徴であって欲しいという思いもあり。
複雑な心境です。

閑話休題。
1巻の時にも増して、アミさんのシリアスクラッシャーぶりがやべぇw
どんなにシリアスな前振りがあろうと、彼女がそこに存在するだけでコメディ時空に変えられるレベル。
……と思ったけど、ラークくんも大概だったぜ!
ていうか、もう大体全員そうだな!?
いいねー、いいと思います。

というか今更ではありますが、この救世科の皆さんのキャラ性は素晴らしいですね。
なんというか、常に誰かはボケてる印象。
まさか、終盤のクッソシリアスな場面に至って尚ボケ要員を残しているとは。
なんというか、非常に見習いたいところでございます。

とはいえ、どちらかといえば2巻はシリアスの比重が多めですかね。
まぁ、実際背景を鑑みればさもありなんというところなのですが。
まして、不穏な空気が更にマシマシな感じですし。

イフリアさんの過去はこれ、『前回』との差異なんですかね?
『前回』は、普通に普通の少女だったんでしょうか。
『底上げ』の事実がある以上、そうっぽい?
いくらなんでも、『前回』これを抱えたままあの結末を迎えたんじゃ悲しすぎますしね。
しかし、じゃあなぜ『今回』はそんな出生に関わるレベルのことで差異が生じたのか……。
うーん、ここも気になる。

再び閑話休題。
終盤のアキ先生とイフリアさんのやり取りは、無茶苦茶グッときましたね。
特に、アキ先生の覚悟といいますか。
まぁ当然そうするんだろうなという予想はあったわけなんですけども、それをホント期待通りに達成してくれる。
つーかもう、素直にかっけぇですよこの人。
なんというか、ここまで言葉通りに命懸けで誰かのために動けるっていうのがね。
言うて主人公の基本形ではあるんでしょうけども、ここまで説得力がある造形もなかなかないのではないでしょうか。

そして同時に、ここまで格好悪くて格好いい『元世界最強』って肩書きもなかなかないのでは?
それは、繰り下がりによって得られたもので。
けれど、紛れもない事実でもあって。
だからこそ、『現代』では『最強』でこそなくとも、それでも揺るがぬ強さなんですよね。

ほんでほんでほんで。
ラストは、そうきますかーって感じ。
ここで、全てが明かされるんですかね?
いやまぁ、たぶん明かされはしないんでしょうけども。
でも、めっさ続きが気になって仕方ない。

と、ネタバレに一応配慮した結果なんか全体的にフワッとした感想になってしまいましたが……。
1巻から順調に進展していくのかと思いきや、思わぬ変化球的な展開で。
次が全く読めない、続きが気になりすぎる終わり方な2巻でございました。

あとこれ1巻の時から思ってたんですが、戦闘面での駆け引きの上手さ……そしてその説明力が素晴らしいです。
割と複雑なことしてるはずなんですが、一度読んだだけでスッと頭に入ってくるんですよね。
ここも、見習いたいところ。

ともあれ、3巻も楽しみです!

『お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか』(一部地域では)本日発売!

どうも、はむばねです。
はい、というわけでね!
いよいよ福岡でも発売となりました!
もちろん、エゴサ(物理)に行ってきたよ!

DSC_0263.jpg

ゲーマーズ。
どうでもいいんですけど、2冊以上購入キャンペーンのお知らせが全然関係ないとこにあってホントにやってるのか不安でした。
前情報がなかったらたぶん気付いてなかった。


DSC_0264.jpg

ゲーマーズの1階下、紀伊國屋書店。
お助け~だけちょっと凹んでるような感じがしますが、これは売れた結果なのか入荷数の問題なのか……。


DSC_0266.jpg

メロンブックス。
こっちに至っては結局キャンペーン情報が見当たらなかった……2冊買ったら貰えましたけど。


DSC_0267.jpg

ジュンク堂書店。
専門系のお店じゃなくても、特集っぽく置いてくれてるんですね。


DSC_0268.jpg

アニメイト。
こっちはちゃんとすぐそこにキャンペーン情報を書いてくれてました。
ただレジで写真を求められる様子もなく、「あの、彼女とデートなうキャンペーンって……」って申し出たら対応してくれたんですけども。
え、こっちから言う制度なの?
いやまぁ確かに、比率で言えば興味ない人の方が多そうだしな……「リア充っぽい写真ありますか?」とか言われても「は?」ってなるだけだろうし……。
あ、ちなみに写真はこないだスペースワールド行った時の(男のみ)で通りました。
たぶんなんでもいい。
あと、アニメイトが用意してくれているという『リア充っぽい背景』のポスターも見当たらず。
これも、言ったら出してくれるんだろうか……そこまでハートの強い猛者だったらリア充っぽい写真の一つも持ってると思うんですが、それは。


DSC_0269.jpg

とらのあな。
行く度に思うんですけど、とらのあな福岡店の位置アングラ感が過ぎません?
アングラというか、隠れ家というか。
すげぇ寂れたビルの階段を上ってくと、急にアニメアニメした明るい空間が広がってくるんですよね。
というか、福岡のアニメ系ショップって一見わかりづらいところにありすぎじゃないですかね……?
ゲーマーズもアニメイトも看板出てないし。
メロンブックスは一応看板は出てるけど、なんでツクモ電気の上やねんって感じですし(位置も微妙に外れてる)。
福岡では、アニメ系ショップは隠れなければいけない運命なのか……。


あ、ちなみによく行くTSUTAYAも覗いたんですがそちらではまだ入荷してないみたいでした。
ないパターンもあるのかよ。
店によって違うんだろうか……。
だから、もう遅れるのはいいんですけど法則は固定しといてくださいよ……。
ドラマガは今月3日遅れだっていうし……。


というのは、ともかくとして。

DSC_0270.jpg

戦果リザァルトが上がったヨー!
ただ、これ並べてる時に気付いたんですけどとらのあなの特典貰ってねぇな。
うぐぐ……まぁぶっちゃけ二冊購入特典は他のと同じみたいだし、自著の特典なんてほぼ見ることもねぇけど……コレクターとしてのサガが……。
しかも絶妙に行きづらい場所になるので、もっかい行くのもめんどいんですよね……。
これがせめてアニメイトかメロブだったらあと1冊2冊くらい買いに行くのに……。
いやまぁそんな大した距離でもないんですけども、今はその時間も惜しいのだ……。


ま、それもともかくとして。

お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか (ファンタジア文庫)
はむばね
KADOKAWA (2018-01-20)
売り上げランキング: 3,351


たぶんそろそろ全国的にも行き渡ってるのではないでしょうかという本作、引き続きよろしくお願い致します!
アキバBlogさんにも取り上げていただきました

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