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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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逃げるは恥だが役に立つ

どうも、はむばねです。
これはちょっと本格的に無理なんじゃない?
という感じのスケジュールになってきております。
久々だぜ、この「全力でやってもギリで間に合わないんじゃない?」疑惑が常に付き纏って胸がザワザワする感じ……。
前職時代は、終盤ずっとそんな状態でしたけどね……まぁ、だからこそ辞めた部分もあるんですが……。
「もしかしたらガチれば間に合う可能性もあるんじゃない?」って感覚があるのも逆に厄介なんですよね……完全な無理ゲーなら、さっさとヘルプを上げるんですが……。

という感じであまり精神的におよろしくない日々が続いておりますが、それはそうと感想です。
割と終盤までのネタバレがありますのでご注意を。

逃げるは恥だが役に立つ(1) (KC KISS)
海野 つなみ
講談社 (2013-06-13)
売り上げランキング: 18,020


あらすじはAmazonより抜粋。
>派遣切りにあって、再就職もままならないみくりは、娘を心配する父親に、会社の部下・津崎さんのハウスキーパーを頼まれる。
>そしてある日、津崎さんから思いがけない提案が!?
>海野氏の久々オリジナル連載にして、話題の新連載“逃げ恥”、待望の第1巻!!

まぁ今更私が言うまでもなく皆さんご存知だと思いますが、ちょっと前に凄く話題になったドラマの原作ですね。
ただ、私はドラマ未視聴なので完全に原作のみの感想となります。
全9巻と、割と短めにまとまってるのが少し意外でしたね。
これ、ドラマは全部やったんですかね?
割と丁度いい尺って気がしますけども。

というのは、ともかくとして。
まーなんといいますか、素直に『面白かった』ですね。
ドラマ化されるのもわかりますし、それがウケるのもわかる。
あんま小難しいことはわかんねーですが、割と現代に即したテーマだったのでは? という気もしますしね。
個人的には、良い意味で少女漫画らしくなかったのが受け入れやすくて良かったです。
そういうとこが、ドラマで広い層にもウケたんじゃないですかね。

いや、なんつーんですかね。
主役二人、お互いにまぁまぁめんどいんですよね。
奥手男子と、考えすぎ女子? 的な?
まぁ、前者の方が圧倒的にめんどいんですがw
この手の話で、男の方がめんどいって珍しくないですか?
しかし、個人的には彼の気持ちがめっちゃわかりましたね。
海野先生は童貞男子だった……?
※一応確認しましたが、女性です。

つーかみくりさん、マジで人として良く出来てるな……。
この平匡さんは、ホント(死ぬ程同調出来るけど)男の目から見ても面倒くさい。
それを受け入れてくる人間の大きさよ。
流石は心理学専攻ってことで、客観的に分析出来るからなんですかね。
自分のことも、相手のことも。
にしても、ここまで自分のことを恋愛面で客観視出来る主人公ってのもちょっと心当たりがないですね。
年齢的にも、まぁまぁ大人だからですかね。
まぁ、私が26の時はこんな冷静に自分は分析出来なかったっていうか今でも出来ないんですがw

にしても、ここまで関係性がマジで進んでかないってのも珍しい気が。
大抵は、近づいては離れって感じじゃないですか。
いや、本作の場合は近づいては離れではあるんですけども。
その振れ幅がすげぇ小さいというか。
でもぶっちゃけ個人的には、その近づいては離れってのがなんかもうめんどくて最近少女漫画をあんまり受け付けなくなってきてたところがあるのでですね。
その点、このゆったりとした関係性は凄い心地よかったです。

みくりさんと平匡さん、どっちにも苛立ちがないのもすばらしい。
お互い、感情面でまぁまぁウジウジすることはあるんですけども。
それを読んでても全然イラッとしないんですよね。
めっちゃ気持ちがわかるのと、あといつまでもウジウジしてるだけじゃなくてちゃんと前向きに解決策を探そうとする姿勢が大きいのだと思います。
自分が言ったことに対して勝手に色々想像して死にたくなるスパイラルとか、ぐぅあるあるですしねw
お互い自分なりに良くない状況になったならそれをどうにかしないといけないという意識があって、そのための方策を模索するんですよね。
平匡さんについては最初ややみくりさんに引っ張られ気味ではありましたけども、そんな彼もどんどん変わっていきますし。
そんな成長が心地よいですし、これまたお互いに理性的なのでちゃんと話し合って解決に向かおうとし、実際それで解決するのも素晴らしい。
割とありがちな、読者サイドから見てると「いやこうすればえぇやん」っていうのも全くありません。
凄く論理的に解決策をお互いに導いている。

だから、物語としては結構地味です。
なんていうかホント、なんでもないことの積み重ねなんですよね。
劇的なことは(あんまり)なくて。
等身大の物語っていうか、リアルっていうか。
そう……実際、相手にとっては何でもない一言に傷ついたり逆に救われたりするんですよね。
でも、リアルではそんな何でもないことでさえも解決出来ないことが多くて。
だからこそそれを一生懸命に、奇跡もスーパーパワーも無しに、等身大に解決していく二人のことが見ていて気持ち良いのかもしれません。

主役二人がもどかしい分、百合さんとか風見さんとかの大人さもホッとしますね。
でも、そんな人たちでもやっぱり生きてるからには悩んだりヘコんだりすることもあるってのもリアルで。
主役二人ともまた違った、彼らだからこその解決を図っていくのも心地よかったです。
沼田さんのポジションには笑いましたがw
でもこの物語、彼の緩い部分があってこそって感じもしますね。

総じて。
結局最初から最後まで、劇的な何かがあるわけではないんだけど退屈さは全くなく。
非常に、暖かい気持ちになれる物語でした。
最終的に全員がそれぞれの形を手に入れたって感じのエンドも、安心出来て凄く好き。
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