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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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フェンリルの鎖I

どうも、はむばねです。
今日で7月終了とかマ?
ていうか、気がついたら帰省の予定もう来週やんけ……「帰省までにはやっとく必要があるけどまだ余裕やろーwww」とか思ってた案件がやべぇ……。
あ、ちなみに8月の9日から20日まで帰省予定です。
関係者の皆様、よろしくお願い致します。
毎度のことではあるけども、実家でどの程度作業出来るかが8月の肝やな……。

そんなこんなで、感想です。
ネタバレは……まぁ、ちょいちょいある感じかな?


フェンリルの鎖 I (HJ文庫)
うかれ猫
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>世の中で一番大事なものは金だよ!
>
>様々な奇跡を起こすことが出来る『神々の遺産』を求めて旅をしている少年・カッピ。
>立ち寄ったエムール王国で彼が手に入れたのは、なんとエムール王国のお姫様・エフだった!
>高値で売り飛ばすためにエフを保護し、共に旅をすることになったカッピだったが、旅を続けていくうちに世間を知り成長していくエフとの間には絆が育まれていき――。
>金にがめつい少年と、世間知らずなお姫様の凸凹な二人が『神々の遺産』を巡って冒険する、王道バトルファンタジーここに開幕!!

カッピくん(主人公)、全力で金へのがめつさがアピールされてるけど言うほどじゃなくね?
早々にバックボーンが明かされるからそう思うのかな……?

というのは、ともかくとして。
なんというかこう、神話と地続きみたいな世界観ってそれだけでワクワクするものがありますよね。
物証的なものがあれば、尚更。
こういう世界での物語、凄く好きです。

んで、ですね。
最初は、エフさん(ヒロイン)の造形はちょっとキツいなって思うところがあったんですよ。
世間知らずの王族という設定上、仕方ないとはいえね。
ちょくちょくデレは見せているとはいえね。
反面、守銭奴キャラ(?)のはずのカッピくんの好感度がどんどん上がっていく。
んで、十分に上がったところで今度はエフさんの好感度を上げると。
これ、完全にうかれ猫先生の手の平の上で転がされてる感ですよね。
読み終わる頃には、二人共凄く好きになってました。

とはいえ、やはり個人的にはカッピくんの方に強く惹かれましたね。
ちゅーか、地味にこの子が作中で一番人間くせぇ感じがすると思うのですよ。
フェンリルの生まれ変わりで、産まれた時からの記憶があるっていうのに。
話し相手が出来たことを、(半ば無意識ではあっても)嬉しいと感じていたり。
かと思えば、冷徹な……というか残酷な判断だって迷いなく下す。
このアンバランスさというか、多面性が彼のこれまで生きてきた環境を思わせる感じでグッドですね。

というか、全体的にキャラがいい。
特に、ドップさんがただの野心家の筋肉バカじゃないっていうのが凄く好ポイント。
彼なりに王家に恩を感じていたがゆえの反乱だった、ってとこもいいですね。
こういうキャラが薄っぺらじゃなくちゃんとした考えを持っているってわかると、物語に厚みが増す感じがします。

魔女さんのイカレっぷりもなかなかにやべぇ。
作中で筋金入りの守銭奴と呼ばれてますが、マジで筋金入りの守銭奴。
まさに、カッピくんとはレベルが違う。
この人、金が生み出すサムシングに価値を見出しているわけじゃなく、金そのものに価値を見出してるんですよね。
金を手段と考えているうちはまだまだ甘いぜってことか。
これはなかなかいない、ガチの文字通りの意味での守銭奴キャラ。
血も涙もない、の意味を理解しつつ地で行くところもやべぇ。
理知的なだけに、逆にヤバさが際立つパティーンですね。
でも、なんだかんだ優しい……というか、甘いところもあるのが好き。
割と、そういうとこは師弟で似ているのかもしれない。
ま、カッピくんは少々甘すぎのきらいがなくもないですが!
だが、そこがいい。

総じて。
色々背負いすぎたきらいのある二人のボーイミーツガール。
ある意味で非常に人間臭く、ある意味では逆に人間離れしている、敵味方共にそんな魅力的なキャラクターたちで彩られる王道ファンタジー作品でございました。
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