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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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忘却のカナタ 探偵は忘れた頃にやってくる

どうも、はむばねです。
ほげぇ、気がついたらもう帰省明日やないですか……。
まぁ、辛うじて準備は間に合うでしょう(まだ終わってないけど)。
というか、間に合わないというパティーンが許されませんからね……。
最悪、着の身着のままでも帰りますよ。
もう新幹線の切符(変更不可なやつ)取ってもうとるからな!

というわけで、感想です(いつもの『というわけで』の使い方)。
一応、ネタバレには留意しているつもり。


忘却のカナタ 探偵は忘れた頃にやってくる (ファンタジア文庫)
新井 輝
KADOKAWA (2018-06-20)
売り上げランキング: 270,443


あらすじはAmazonより抜粋。
>「気付けば彼のことを私はヒーローだと感じていた」
>忘却社。
>12階建てのビルの13階にあると噂の探偵事務所には、本当に助けを求めている依頼者だけがたどり着けるという。
>ヒーローに憧れる女子高生・三倉咲夜は、クラスメイトのストーカー被害を調査するため、誘われるようにここへ迷い込んだ。
>そこで出会ったのは、社長代行を名乗る青年・岬翼。
>彼は他人の自己意識の世界“固有世界”に侵入し、問題を解決する“忘却探偵”だった―。
>忘れがたい者たちが集う新宿歌舞伎町を舞台に、現実と記憶を駆け巡るニューヒーローの物語が今始まる。

おぅ、スタートから個性的なキャラ目白押しですね。
しかし、翼くん(主人公(?))を筆頭になんとも曲者ぞろいという感じ。
それも序盤だけだと単に『癖がある』程度の印象なんですが、物語が進んでいくにつれてなんというかそのアンバランスさ的なものが垣間見えていきます。
裏の顔……ともちょっと違うのかもしれませんが、表に出てる面が全てではないっていうね。
例外は、真っ直ぐな咲夜さん(ヒロイン)くらい?
これが、帯に書かれてた『歪み』というやつか。

にしてもこの世界、なかなかに物騒な感じですね……。
割とカジュアルに誘拐が蔓延ってる感よ。
ま、物語的にそういうところを切り取ってるからそう感じるだけなのでしょうけれど。
探偵業だからね、仕方ないね(なお、探偵よりも女子高生の方が主に危険に突っ込んでいく模様)。

そんな物騒な事件は起こりつつも、作品全体としてはなんか優しい雰囲気なのが個人的に好きです。
最初の依頼人くんからして、優しさ全開な感じでしたし。
翼くんも、シニカルな雰囲気を醸し出しつつもなんだかんだキッチリ助けを求める人を助けてくれる。
これはヒーローの器ですわ。
そして、そんなヒーロー性に憧れる咲夜さんもまたヒーローの器なのでしょう。
そんな二人が織りなす物語だからこそ、優しい雰囲気が感じられるんだと思います。

あと、あとがきに書かれてた件について。
『第二部のイメージでやってる』というのは、なるほどという感じでした。
なんというかこの物語、明らかに既に何かが『あった』人たちの話って感じなんですよね。
それは恐らく、本作開始時点では既に終わった物語で。
咲夜さんがそこに飛び込んだことで新たな物語が始まった、という感じなのでしょうか。

そういう意味で、1巻はまだプロローグ的な感じなのかなーとも思ったり。
明らかになってない過去も多いですし。
まぁこの辺りは、もしかすると最後まで匂わせる程度で終わる感じなのかもしれませんが。
少なくとも、能力的なアレコレはこれから明かされていきそうな感じですね。

ほんで、第一話はもしかするとこの『第二部』のゴールの光景なんですかね。
そこに至るまでの物語、ということか。
いや、めっちゃ適当に言ってるだけですけど。
1巻終了時点からどんなことがあればあそこに辿り着けるのか……非常に続きが気になります。

総じて。
個性的な人々による、物騒なことがありつつも全体としてはどこか優しい雰囲気で。
しかし裏側に渦巻くアレコレが果たしてどんな風に明かされていくのか、これからが楽しみな物語です。
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