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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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やりなおし英雄の教育日誌 3

どうも、はむばねです。
最近、ちょくちょく過眠気味の日が発生して困ります。
今日とか、16時間くらい寝たのではなかろうか……。
おかげで昼夜が逆転しまくりです。
ちゅーか、不眠で過眠ってマジどういうことなんですかね。
まぁ、たぶん薬が効きすぎてるんだとは思いますけれど。
起床時の抗いがたい眠気の半分でも就寝時に持ってこれれば全て解決するというのに……。

というのはともかくとして、感想です。
いつも通り、続刊はネタバレに(あんまり)配慮しておりませんのでご注意を。

やりなおし英雄の教育日誌 3 (HJ文庫)
涼暮 皐
ホビージャパン (2018-07-31)
売り上げランキング: 286,508


あらすじはAmazonより抜粋。
>全てを知る灰色の魔女登場。
>
>かつて辿った仲間との旅を夢に見たアキ。
>懐かしい記憶に感傷を覚えながら目を覚ますと、その枕元には《灰色の魔女》を名乗る少女が姿を現していた。
>ソニカたちを攫って消えた魔女を追ったアキはその終着点で世界の真実を知ることになる。
>人類とは、魔族とは。そして、過去にアキを送った灰色の魔女の真の狙いとは。
>失敗した未来を覆す、元英雄によるバトルファンタジー第3巻!

前巻の感想はこちら

割と冒頭から、安定のリシェさんでワロタw
ていうかこの人、なんか巻を追うごとに謎みが増していってる気がしますね……。
割と重要な人物への伏線……って可能性もあるのだろうか。
2巻の時にも書きましたが、そうなって欲しいという思いもあり、彼女には日常の象徴であって欲しいという思いもあり、複雑な心境です。

しかし、相変わらずコメディとシリアスのバランスが絶妙ですねー。
表裏一体というか、いつそれが入れ替わるかわからない感じ。
にも拘わらず、入れ替わることに違和感がないんですよね。
シームレスに両者の間を移行し合ってる。
特に、『過去』の仲間についの描写は全てなんとも言えない物悲しさが漂います。
その場面自体は決して暗い雰囲気ではないのですけれど、既に『終わった』という事実はわかっているわけで。
でもそれでいて暗くなりきらないところが、やっぱり凄く好きです。
シリアスな場面でもコミカルなやりとりが入ることで余裕が演出されたりだとか、その場面でコメディをやれてることそのものが覚悟の現れであるというシリアスの裏返しだったりだとか、それぞれが相乗効果をもたらしてるところがますます面白いですね。

閑話休題。
3巻にして、ついに……というか、個人的にはむしろ「え、もう出るの!?」という感じではあったわけですが。
ともかく今回登場した『魔女』さんは、なんかこう、『上位者』というのが凄くよくわかる感じで。
この得体の知れない感じが、凄く不気味で良かったです。
……とぉ! 思わせてぇ! からのぉ!
この正体は、完全に予想外でした。
なるほどそうきたかー、って感じ。
これまた、完全に手の平の上で転がされた感ですね。

あと、全体的に今回は(今回も?)生徒たちの覚醒回だったわけなんですけども。
中でも、ラークくんの覚醒はマジ格好良かったですね。
なんかこう、あまりにサラッとした覚醒が逆にゾクリと来ます。
あっさり覚醒といえば、アミさんも同じくなんですけどね。
彼女の場合は、尚も見られる底知れ無さ。
アキ先生と同じく、「何者なんだ……?」という感情が先立ちました。

いやぁ、にしても絶望的ですね。
割と1巻の時点からかなり絶望的な状況だったのに、まだ絶望要素を追加してくるかって感じ。
でも、それでも折れないアキ先生が格好いい。
確かに、今更絶望程度で足を止めるような経験はしてきてないんですよね……。
ただの絶望が、よりやべぇ絶望になっただけだぜって感じ。
この開き直りというか異常な精神性というかタフネスさが、魅力でもありこれまでの経験を感じさせてある種の物悲しさも感じます。

ほんで、そのアキ先生こそが何よりのキーとなる存在だったっていうのもなるほどなって展開。
今までは教官ポジで最終的には見守ることしか出来ないと思われていたアキ先生が、いよいよ本格参戦ってところですかね。
まぁぶっちゃけて言うと何かしら理由を付けてそうなるのだろうとは思っていましたけれど、示された回答は思った以上にスマートなものでした。
ていうかそもそも、3巻の段階でもう示されること自体が予想外でしたね。
アキ先生の成長も、本来であればありえないほどのレベルでありながら、しかし『魔女』が文字通りの命を賭したからからこそのものであると考えると説得力があります。
気持ち的な面だけじゃなく、ちゃんと論理性も持たされてる。

んでんでんで。
3巻にして、アキ先生の打ち立てた戦果は相当なものとなったわけですけども。
敵の最大戦力の一角を打ち崩したとはいえ、あくまで一角を打ち崩しただけというのがなかなかに微妙なところですね。
言うて、相性というか相手の性格ありきの勝利やったしな……。
完全に実力で上回ったというわけでもないので、今後も苦戦は続きそう?
ちゅーか、しれっと今回の脅威を遥かに上回る敵が出てきてもおかしくないのがこの作品の恐ろしいところですね。
ぶっちゃけ、今回もこのレベルの敵とガチバトルするとは全く思ってなかったしな……。

総じて。
今回も、物語全体としてはクソシリアスな流れなのに定期的に挟まれるコメディが楽しく。
予想外に次ぐ予想外の展開に絶望と希望の両面が深まった感じで、次も大変に楽しみな3巻でございました。
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