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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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カネは敗者のまわりもの2

どうも、はむばねです。
ぐえー、今日動くと思ってた(というか今日動くと言われてた)案件が結局動かなかったンゴ……。
それ自体はまぁ別にえぇっちゃえぇんですけども、今日動く予定で色々と準備してたのが無駄になったのがね……。
2月も残り10日、なかなかヤバい感じになってk2月ってもう残り10日なん!?
サラッと確認して流しかけたけど、割と本格的にヤバくて草w(草生やしてる場合ではない
2月の短さを、まだ甘くみていたようですね……。
ま、とはいえ。
やらないといけないことも出来ることも変わらないわけなので、引き続き頑張って参りましょい。

そんなこんなで、感想です。
続刊モノは例によってネタバレあんまり意識してませんが、それを踏まえても割と隅から隅までネタバレしているのでご注意を。


カネは敗者のまわりもの2 (ファンタジア文庫)
玖城 ナギ
KADOKAWA (2018-06-20)
売り上げランキング: 602,327


あらすじはAmazonより抜粋。
>「…カネも命も、使わなければただのゴミだ」
>この世のすべてを買うことができる悪魔のカネ“魔石通貨”を巡る戦いで、一人の少女を助けるため、破産し地獄へと堕ちた失井敗斗。
>そこで出会った少女、クロエにメリアと同じ想いを抱いた敗斗は彼女を地獄から救い出すため動き出す。
>彼の勝利を決して許さない“敗者の呪い”が望んだ延長戦。
>何の後ろ盾もなく、無一文から一億リルを稼ぐため、敗斗は地獄の住人すべてを敵にまわし再び魔王となる!

前巻の感想はこちら

まさか続きが出るとは思ってなかった作品オブ・ジ・イヤー2018(私内調べ)。
というわけで、どう続刊を持ってくるのか非常に気になっていたのですけれど。
敗北の続き……『地獄』編、ですか。

んで……あらすじ冒頭にもあるセリフですが。
カネは、使わなければただのゴミ。
これはまぁ、その通りですよね。
お金そのものに興奮する人でもなければ、使ってこそカネは意味がある。
しかし……命も、使わなければただのゴミ。
命そのものに、素晴らしい価値などないと。
一部の人たちには怒られそうですが、しかし少なくともこの作品内で言われる分には大変に説得力のある言葉だと思います。
そして、敗斗くんはその命を価値あるものとして終え……『られなかった』、というのが実に本作らしい。
1巻で十二分に《敗者の呪い》を見せられたからこその納得感ですね。

ともあれ。
地獄っつっても、いわゆる血の池や針の山なんかがあるアレなワールドではなく。
これも、《悪魔》さん方によって作り上げられた世界的サムシングなわけですか。
確かに言われてみれば、そもそも(件の仕組みにおいて)命を奪われる者というのはいわば借金持ったままあの世へトンズラしたようなもの。
命を奪われただけでは飽き足らず取れる分だけ搾り取ろうってのは、なんとも悪魔的発想です。
基本は利息だけ払わせる構造になっているというのも、さもありなんという感じ。

んでんでんで。
新キャラとして、今回のヒロインであるクロエさんと、敗斗くんの愉快な仲間(?)となった鬼裂さんが出てくるのですけれど。
遊部さんの鬼裂さんイジメがエゲつなさすぎてワロタw
それ《資産》使ってまでやることかよwww
しかも、(敗斗くんの知る限り)遊部さんが唯一《資産》を使って攻撃した例がそれとかw
ほんで、最終的には敗斗くんにまで(一方的に)取引材料にされとるしw
鬼裂さんの好感度が逆に上がるわw
まぁ元々ストーカーだし、元はイケメンらしいので残当。

しかし、そんな鬼裂さんもただのネタキャラじゃなく一度外に出ればその戦闘力ゆえ畏怖される存在というのが熱い。
割と、敗斗くん最大の幸運は彼と最初にバトる展開になったことなのでは?
その戦闘力に比して、チョロさもパねぇですしねw
ちゅーかこの人、よく現世で資産家としてやっていけてたな……。
いや、やっていけなかったからここにいるのか……。
……と思わせてー、からのー!
という展開がある辺り、玖城先生の手の平の上で転がされている感よ。

いやぁ、しかし流石《地獄》の名前を冠してるだけあってシステムがえげつないofえげつないですね。
現世(1巻)でもかなりエグかったわけですが、それでもまだそれなりに勝ち筋は見える構造だったわけですけども。
今回はマジで、現状維持の筋さえ見えない。
そんな中、敗斗くんの策略と胆力さは流石。
はえー、そういう風にやってくんかいなー、とアホ面下げて読んでましたね。

しかしメリアさんに引き続き、クロエさんもクセ強すぎワロタw
敗斗くんは常識的なヒロインには出会えない運命なのかw
かーらーのー!
彼女の正体についても、なるほどという感じ。
何かしらあるだろうなとは思ってましたが、こういう形できましたか。
遊部さんが『知らない』ことそのものが情報を示唆しているというのも、彼女が優秀な情報屋であるからこそですね。
直接の出番すらなくとも、遊部さんのその存在感よ。

にしても、ことライトノベルにおいて主人公以外のキャラを一新というのはかなり思い切った構成ですね。
まぁ、展開上仕方ないとはいえ。
しかし、だからこそ。
この世界に『いない』人たちこそがキーになるというのは、実に熱い展開。
なんというか、なんだかんだで敗斗くんが築いてきた絆に救われた形といいますか。
うん、とても良い展開でした。

からの、敗斗くん無双なわけですが。
1巻に引き続き、やることが派手というか悪魔的というか。
文字通り全てを巻き込んで場をひっくり返すその様は、まさしく魔王的と言えましょう。
それがたった一枚の魔紙によって成された、というところも含めて。
けどその魔紙の入手経路的には、魔王というよりは超王道の主人公なんですよね。

ほんでー、かーらーのー。
ラストの展開もまた、王道的であり。
しかし、最後の最後で「ファッ!?」っとなりましたねw
果たしてこれはネタなのかマジなのか……3巻を読むのも楽しみです。

という感じで、総じて。
今回も実にハードな状況、しかしそんな中でも軽快なやり取りが楽しく。
どう見ても詰んだ状況からの逆転劇が爽快な、『敗者』の物語でございました。
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