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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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Hello,Hello and Hello ~piece of mind~

どうも、はむばねです。
昨日はふくし氏宅で、ふくし氏関係者(?)の方に軟骨ペペロンチーノやらナムルやらを振る舞っていただきました。
めっちゃ美味しかったですし、めっちゃ酒が進みました。
そして、当然の因果として本日はグロッキー気味です。
割と久々だな……。

というわけで、さっさと感想いきましょう。
ズバリは書いてないつもりですが、そこそこネタバレ要素アリですのでご注意を。


Hello,Hello and Hello ~piece of mind~ (電撃文庫)
葉月 文
KADOKAWA (2018-08-10)
売り上げランキング: 108,348


あらすじはAmazonより抜粋。
>「わたしたちは最後の瞬間、お互いに向かって同じことを願ったの。会いにきて、名前を呼んでって。だって、それは――」
>大学生活も終わりの足音が近づいてきた春の日に、僕は見知らぬ少年に声をかけた。
>その横顔はやけに真剣で、切実で、かつての自分に重なった気がした。
>こんな風に新たな出会いを紡ぎ、僕は明日を歩いていく。
>いつか失った“願い”を手に、幸のように笑う“誰か”のもとへ。再び辿りつくことを祈りながら。
>
>電撃文庫MAGAZINEに掲載され、好評を博した短編3本に加え、書き下ろし中編『Contact.214+1 僕たちの辿りついた場所』を収録した待望の続刊が登場!

前巻の感想はこちら

おっ、プロローグも初っ端からものっそい雰囲気出してきますねぇ。
なんだろうな、この『物悲しいハッピーエンド』みたいなの。
あるいはそれは、二人の辿り着いた先を既に知っているからなのかもしれませんが。
二人の間に、他にどんなエピソードがあったのか。
読み進めていくのが楽しみで、同時にどこか寂しさも感じてしまいます。

ともあれ、読み進めていきますと。
由希さんの家族との思い出なんかも語られるわけですが、これも既に失われたものだと思うと……。
それが幸せそうであればあるほど、胸が締め付けられます。
ものっそい家族仲良いのがまたね……。

そして、由希さん自身も過去を想って涙するわけですけれど。
そこに寄り添ってくれる由くんの優しさが、また胸に染み渡ります。
由希さんも、こんな気持ちだったのですかね。
そこからの天体観測は、ザ・青春って感じなのですけども。
それもまた、『残り一日』であることを思うとね……。
けれど、後にこの時に由希さんが書いた『願い』は叶えられ。
そう思うとただ切ないだけのエピソードではない、というのが良いですね。


んで、次のエピソードに移りまして。
卓磨くんが、由くんの性格をめっちゃ理解して信頼してるところが良いですね。
そして、ミスコン開催のエピソード・ゼロがバカバカしくも熱い感じで笑うw
やっぱり、少数ながら精鋭が集まって何かを成し遂げる展開っていうのは燃えますよね。
なのに、やってることは高校生らしい馬鹿やってる感。
すっげぇ『青春』って感じがして好きです。
責任を全部新聞部部長に押し付ける気満々なのもワロタw

からの、現代に戻っても『青春』してる感ですよね。
素直に気持ちを表明出来ない朱音さんも可愛いし、ヤキモチ焼いたかと思いきやすぐ機嫌が直っちゃう由希さんも可愛い。
そして、両者から女心がわかってないと言われる由くんも可愛いなw
けれど、いざやるとなったらめちゃ有能という格好いいとこも見せてくれるという。
これは、色んな人の色んな側面が見える楽しいエピソードですねー。

にしても、朱音さん可愛いな(2回目
写真のくだりとか、凄く恋する乙女なのが良き。
まぁ、当の由くんは全く気付いていないわけですがw
30年前のエピソードと繋がってるのも良いですね。


んで、次のエピソード。
由希さん、由くんときて、今度の語り部は朱音さんですか。
ホント、色んな切り取り方してくれてますねー。

ともあれ。
一応私も運動部の端くれではあったので、部活を引退した後の感覚はわかりみが深い。
そして、朱音さん可愛いな(3回目
彼女もまた、由くんのことを凄く深く理解してますよねー。
流石は恋する乙女の瞳である。

一方、由くんは由くんで彼女のことを理解してるところも好き。
言わなくても、知らなくとも、ちゃんと伝わってるっていうね。
まぁ、肝心な想いについては全く気付かない鈍感っぷりではあるのですけれどw

朱音さんが、引退してなお、とても良い『先輩』してるところも良いですね。
そら後輩ちゃんからも慕われますわー。
けれど、そんな部活モードから恋する乙女モードに入るところも好き。
一度だけの邂逅で、由希さんとある意味でわかり合えるところも良かったです。


んで、次のエピソード。
今度は一転、また由くんと由希さんのエピソードですね。
冬の海。それもまた、青春の象徴の一つって感じがしますね。
夏の海より、随分と『大人』なイメージではありますが。
由くんに可愛いと思われたいと、日々努力していた由希さんも可愛い。

そして、やっぱり『冬』っていうのがね。
終わりが近づいているわけなので。
どうしても切ない気持ちになってきちゃいますよね。
けれどそんな中、何もわかっていないはずの由くんが、ピンポイントで「消えてなくなっても、何かは残る」と口にするところが実に由くんですね。


からの、次のエピソード。
あれから、3年。
カントクさんが成功者への道を踏み出してるのが良いですね。
なんというか、それぞれがそれぞれなりに自分の道を進んでいたんだな、というのがわかります。
私は基本的に物語がエンディングを迎えた後の『その後』を見るのがめっちゃ好き派なので、卓磨くんや朱音さんたちが今どうしているのかが描写されて凄く楽しかったです。

ともあれ。
二人で過ごしたはずの時間は、一人で過ごした時間ということになっているわけですけれど。
それでも、由くんの中ではそれが『愛おしい時間』として刻まれているのですね。
けれど、彼女がいないままでも日常は何ら問題なく流れていって。
それでも、由希さんとの『思い出』は確かに刻まれていて。
あの日、由希さんからもらった言葉を、今度は由くんが別の人に送るというのがね。
なんというか、『繋がってる』んだな、という感じで良かったです。


からの、エピローグ。
その、『繋がり』がね。
『これから』に繋がっていって。
そして、起こらないと断じられた奇跡が起こって。
それを胸に由くんは進んでいくんだろうなと、とても前向きな気持ちで読み終えられたラストでございました。


総じて。
”世界一幸せな恋”の狭間、そしてその『先』のエピソード。
もう一度彼ら彼女らに会えたことが嬉しく、そして、彼女の存在が確かに未来へと『繋がっていく』様が見て取れた良き短編集でございました。


ちな、葉月先生の新作も今月の9日より発売中やで!

あの日、神様に願ったことはI kiss of the orange prince (電撃文庫)
葉月 文
KADOKAWA (2019-03-09)
売り上げランキング: 3,143


今度こそは早めに読みたいと思います……(こいつ一昨日も同じこと言ってたな
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