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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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オレ、NO力者につき!

どうも、はむばねです。
最近、またちょくちょくブログにスパムコメントが付くようになってきました。
英語の割合が高いコメントを弾くようにしてからは、かなり頻度が減ってたんですけどね。
以前からあった、アラビア語? でのコメント頻度が高くなってるようです。
まぁ別にアメブロ時代に比べればそこまで頻度が高いわけでもないしツークリックで消せるんで別にいいんですけど、このスパムフィルタをくぐり抜けるためだけのコメントに何か意味はあるんだろうか……。
おっ、アラビア語でめっちゃ長文のコメント書いてあるやんけ! なんかわからんけどクリックしたろ! ……とはならないでしょ。

というのはともかくとして、感想です。
ズバリは書いてないつもりですが、終盤のネタバレをそこそこ含んでおりますのでご注意を。


オレ、NO力者につき! (電撃文庫)
阿智 太郎
KADOKAWA (2017-05-10)
売り上げランキング: 666,629


あらすじはAmazonより抜粋。
>人類のほとんどが、なんらかの特殊能力を持つようになった現代。
>神様からの贈り物という意味を込めて、この能力は『ギフト』と呼ばれている。
>当然、オレのまわりの人たちも、みんな『ギフト』を持っている。
>ただ一人の例外、そう、オレを除いて…。
>昔はこの現実に悩んだこともあったが、今は別になんとも思っちゃいない。
>だけど、いるんだな、そんなオレにいらぬ同情をする連中が。
>たとえば、オレが通う青葉高校の生徒会長とかね。
>だからオレは証明してやらなきゃならない。
>『ギフト』のない異常な人間のオレでも、オレらしく学校生活を楽しめるってことをね。
>みんなもこんなオレを応援してくれよな。

全人類(ほぼ)超能力者な世界。
なのですが、阿智太郎先生らしいゆる~い感じが良いですね。
消しゴムの色や形を変えれる能力てwwwそれもう、無能力者とほぼ変わんねーだろwww

ともあれ、そんな世界にて一千万人に一人の確率でいるという能力無しが主人公の航平くんです。
一千万人に一人って、意外といるくね? 日本だけでも十人くらいはいる計算ですよね?
……とか、ちょっと思ったのはともかくとして。
航平くんが、実に前向きなのが良きですね。
能力がないなら、他のことで頑張れば良い。
真理ですが、実際この世界で無能力者だったらなかなか至れない境地なのではなかろうか。
そこをブレることなく努力してる航平くんだからこそ、物語全体が前向きな雰囲気で気持ちいいです。
しかし、先述の通り役に立たねー能力もある中、それでも無能力者の扱いは厳しいというのはなかなか厳しい世界ですね……。
まぁでも現実でいうと、障害者の方もそんな感じなのかもですね。
実務上問題なくとも、障害があるというだけで扱いが難しいと思われそうですし。

閑話休題。
つばささん(ヒロイン)のお弁当まで航平くんのお母さんが作ってる、っていう場面でですね。
つばささんのお父さん(父子家庭)から、材料費と手間賃が払われているという話が出てきまして。
こういうとこ、こういう細かいところでフォロー入れてくる阿智太郎先生が凄く好きなんですよ。
コスモス荘で、ドッコイダーにかなりいい感じの給与が支払われてるって設定があった時にも思ったんですけども。
なんというか、一方的な善意に甘えるだけじゃないというか。
善意からの行動であっても、そこに対価を発生させてくれるんですよね。
こういう気配りの積み重ねが、阿智太郎先生らしい優しい世界を構築していると言えるのではないでしょうか。

再び閑話休題。
さほど大したことのない能力でも工夫を凝らせば強い、というのは実に能力モノっぽい。
にしても、水分を操る能力を腐った牛乳に用いるのは臭……もとい、草でしたがw

ほんで、1巻の山場であるサバイバルフラッグゲームでの戦い方も笑えましたw
ボディペイントてwwwほんで、パンツが最後の砦てwww
いやしかし、航平くんのためにと最後の砦をバッチリ守った輝夫くんはあっぱれでした。

一方、乾くんはある種の王道といいますか。
地道な特訓により強能力を破る展開は、やはり熱いですね。

他方、こちらは頑張る理由が明白な姫川さん。
彼女については能力云々よりも、あの性格であのミッションをこなしてくれたというのが熱い。
情けは人の為ならずといいますか、航平くんの人柄が最終的に生きた形ですね。

とかとか、各メンバーに見せ場がある展開なわけですけども。
それもこれも、航平くんの策略あってこそで。
最終的に、会長にもちゃんと納得してもらいたいってところが実に彼らしいですね。
なんだかんだでモテちゃう主人公はラブコメのお約束ですが、阿智太郎先生作品の主人公はモテるのが納得of納得なので気持ちいいです。

タイトルの『NO力者』が、ちゃんと作中で意味を持つのも良いですね。
てっきり、タイトルの語感のためだけの言葉かと思ってましたがw
確かに、『無能力者』より『NO力者』の方が肩の力が抜けてて素敵。

んでんでんで。
最後は、割と衝撃な展開ではあったのですけども。
それよりも、直前の乾くんの方が個人的には衝撃だったわwww
続刊は……なさそう、なのかな?
ここからどうなるのかも、非常に見たかったところではありますが……仕方ないですね。

ともあれ、総じて。
実に阿智太郎先生らしい、緩くて優しい世界。
しかし緩くはあっても工夫の凝らされたバトルが熱い、『能力』モノ作品でございました。
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