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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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食べないお嬢と魔術学園の料理番

どうも、はむばねです。
朝起きてトイレに向かい、流した時にちゃんと水が出ることのありがたさですよね。
なんでもないようなことが~、幸せだ~ったと思~う~。

と、いうのはともかくとして。
本日は本来の予定(?)に戻りまして、去年のファンタジア大賞受賞作(1月刊行分)の感想でございます。
ボヤボヤしているうちに、今年の後期の二次通過作品まで発表されちゃいましたからね……。
通過者の皆さん、おめでとうございます。

そんなこんなで、感想です。
中盤までのそこそこのネタバレが含まれておりますのでご注意を。


食べないお嬢と魔術学園の料理番 (ファンタジア文庫)
駿河 ゲンゾウ
KADOKAWA (2019-01-19)
売り上げランキング: 427,689


あらすじはAmazonより抜粋。
>王立クライエス魔術学園のスゴ腕料理番カイルが作る料理は魔術の授業よりも生徒たちの注目を集めるほどの絶品ばかり。
>ところがただ一人、生徒会長レクティアはカイルの料理を口にせず…
>「食べたくないのよ、『人が作ったモノ』なんて!」
>“魔術創造者”を父に持ち、幼い頃から狙われ続けたレクティアが信用するのは己のみ。
>しかし、彼女の血筋は世界の均衡を崩すとして、最高峰魔術組織から抹殺対象になり―
>「料理ってのは料理人への信用があってこそ成り立つんだ。だから俺はレクティアを護る」
>魔術の常識を覆すカイルの真価が発揮される!魔術と包丁が交差する新世代学園バトルファンタジー!!
>第31回ファンタジア大賞金賞受賞作品。

まず、最初に注意事項なのですが。
お腹すいてる時に読んだんで、飯テロ感謝がヤバかったですw
めっちゃラーメンが食べたくなってくるんですよね……。
今食事できないなら絶対に見ないでください、という警告を最初に記載しないといけないレベル。
あるいは、ラーメン業界と提携しても良いかもしれぬ。
ちな私は、実際その日の食事はラーメンにしましたw

と、いうのはともかくとして。
学園の一番のウリにまでなるレベルの食堂とは。
カイルちゃん(主人公)の学園への貢献度、ハンパねぇ。
割と真面目に、学園の最重要人物レベルですよね。
まぁ、『魔術学園』の最大のウリを食堂にすんなっていうお嬢の憤りもわかりますがw

ちゅーかカイルちゃん、自腹まで切って新メニュー開発してるとは……これは確かに料理バカと称すべき存在。
ほんで、本人が料理バカって呼称に誇り持ってるのが笑うw
生徒の皆さんが当たり前のように、カイルちゃんが追放されたあとでも彼の料理を食べに行くって考えてる辺りもね。
カイルちゃんとの信頼関係が見て取れて、ほっこりします。
まぁカイルちゃん、完全に弄られキャラになってますがw
これはこれで、親しさの証なのでしょう。

んでんでんで。
そうなんだろうなーとは思ってましたが、期待通りにカイルちゃんが強者だったのもグッド。
弱者ゆえの強者、とでも呼ぶべきか。
あまりの容赦の無さというか、冷たさを見せるギャップも良いですね。
例のアレに属してたっていうのも予想の範疇ではありましたが、まさか一位さんだったとは。
ガチンコの世界最強やんけ。
でもお嬢にとって本当の意味で救いになったのが、カイルちゃんの戦闘力ではなく料理だった、というのがこの作品らしくて良かったです。

反面、ロザリーさんについては完全に予想外でした。
とはいえ、考えてみればその配置自体はさもありなん。
そら、お嬢の重要性を鑑みればね。
まぁ、そうなるな。
それを踏まえてもお嬢の周囲、結果的にめちゃくちゃ強者が集まってんなって感じですがw

閑話休題。
カイルちゃんの料理にかける思いも、なるほど。
これは料理人であり暗殺者でもあったという過去ならでは、という感じがしますね。
ほんでメイちゃんも、思ったよか重いものを背負ってたんやな……ガチで。

からの、ラスト。
結局、まだ誰もがトラウマを完全に乗り越えたわけではないのでしょうけれど。
それでもお互いがお互いにとっての救いとなる、という。
ジンとくるエンドだったと思います。

あと個人的な好ポイントとして、色々と論理立った魔法が出てくるのも良かったです。
なんというかこう、あぁちゃんと考えられてるんだなーってところに惹かれるというか。
こういうのがあると、世界観に深みが増しますよね。
ちゃんと『歴史』があると感じられます。
まぁ、私自身はその辺りクッソ適当に済ますタチなんですがw
だからこそ、ちゃんとしてる作品はリスペクトを抱きます。

というのはともかくとして、総じて。
お腹が空いてくる系グルメバトルファンタジー。
各々が抱えた過去の傷に対して、各々の存在が救いになっていく……という関係性に胸が暖かくなる物語でございました。
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