FC2ブログ
スクウェア・エニックスノベルス『スタンプ・デッド』1~5巻&コミック版、『太陽で台風』1・2巻発売中!
ガンガンノベルズ『魔法少女アーヤ☆アミー』発売中!
徳間デュアル文庫『魔王さんちの勇者さま』1~4巻発売中!
徳間文庫『欠陥妖怪住宅』、『パラレル家族計画』発売中!
ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ『ブチ切れ勇者の世界征服』1~2巻発売中!
HJ文庫『カンスト勇者の超魔教導』1~3巻発売中!
ファンタジア文庫『お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか』1~3巻発売中!
JUMP j BOOKS『ぼくたちは勉強ができない 非日常の例題集』発売中!

受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

«  | ホーム |  »

少年は垣根を越える ~人間社会の落ちこぼれ、亜人の眷属になって成り上がる~

どうも、はむばねです。
本日は、久々になろう小説の感想なわけですが。
本作は、『聖なる騎士の暗黒道』で第12回HJ文庫大賞で金賞を受賞された坂石遊作先生の作品ですね(受賞作についての私の感想はこちら)。

聖なる騎士の暗黒道 (HJ文庫)
坂石遊作
ホビージャパン (2019-02-28)
売り上げランキング: 266,851


受賞作が面白かったので、最近なろうに投稿されていた本作も読んでみた感じです。
というわけで、感想いってみましょう。
なお、そこそこ重要なとこのネタバレを含んでおりますのでご注意を。


少年は垣根を越える ~人間社会の落ちこぼれ、亜人の眷属になって成り上がる~

異世界現地モノ。
無能と蔑まれていた主人公だったが、実は……系ですね。

んで、本編はケイルくん(主人公)は迫害されているところから始まるわけですが。
迫害シーンも程々に、ミュアさん(妹)という全面的な味方がいることを示してくれるのが上手い構成だと思います。
おかげであまり嫌な気分にならず、むしろミュアさんのブラコンっぷりが笑えました。
実質ケイルくんがミュアさんのヒモ状態となってるわけですが、ケイルくんがそれを『借金』と認識してちゃんと返すつもりでいるところも好き。
聖なる騎士の暗黒道の時といい、こういうところで好感度を高めてくれるのが良いですね。
友人に対して一方的に助けられる関係になりたくない……それはもう友人ではなくなってしまう、という価値観も、ちゃんと男の子してるなって感じです。

クレナさん(ヒロイン)がケイルくんに対してちゃんと護衛としての報酬を提示するのも良き。
労働には報酬を。
ブラックが蔓延する世の中だからこそ、物語の中でくらいはちゃんとしたいですね(大げさ)。
優しさは美徳ではありますが、それに依存しない関係性が個人的に好きなところです。
にしても、日本円換算で日給20万円近くは破格すぎてワロタw
とはいえ、(恐らく)オンリーワンの技能があるのに加えて危険手当も含まれるとなれば妥当ではあるのかもしれない。

ケイルくんの能力が眷属になることによって発揮されるというのも、なるほど。
これまで能力が発現しなかった理由としても納得出来る。
ちゅーか『眷属』という言葉の響きから一生隷属する系かと思ったのですが、意外とカジュアルになったり戻ったり出来るのね。

ともあれ。
ギルドの依頼達成を経てからの、舞台は吸血鬼領に移りまして。
今回のイベントボス的存在とのバトルでは、吸血鬼として頂点の『格』を見せつける様が爽快でした。
つーか、バトルにさえなってないっていうね。
まさしく『圧倒』である。
ていうか、世界中全ての血を支配下に置くとか滅茶苦茶やべぇな……。
無体っぷりがハンパねぇ。

からの展開は、外道相手とはいえ容赦ない扱いで草w
まぁ実際、そのまま死ぬのに比べれば有情もいいとこなわけですけれど。
下手な野望に取り憑かれていただけで元は温厚だった、ってところも救いのある感じで良かったです。

そして、ケイルくんの能力の真髄も明かされるわけですが。
思った以上に無体というか、やべぇ能力だな……。
確かにこれは、全勢力が放っておかない……というか、放っておけるわけがない存在ですね。
ぶっちゃけ、敵に回した時点で詰みまであるで。
自種族を一切接触させないか、成長しきる前に潰すくらいしか対処法が存在しないのではなかろうか。
下手なウイルスとかより断然タチが悪くて草w

という感じで、総じて。
『無能』と蔑まれていた少年に宿っていた『能力』は、思った以上に凄まじいもので。
種族間の勢力図を書き換えかねないこの力が世界にどう影響を及ぼしていくのか、今後の展開も楽しみです。
スポンサーサイト



«  | ホーム |  »

プロフィール

hamubane

Author:hamubane

たぶんライトノベル作家的なもの


Twitter

既刊情報

最新コメント

最新記事

カレンダー

04 | 2019/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

月別アーカイブ

カテゴリ

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
日記
438位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
176位
サブジャンルランキングを見る>>

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR