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2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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マヨの王~某大手マヨネーズ会社社員の孫と女騎士、異世界で《密売王》となる~

どうも、はむばねです。
伊藤ヒロ先生感想祭り第二弾、はっじまっるよー\(^o^)/

はい、というわけでね。
第一弾のラストから半年ほど空いてしまいたが、ようやく第二弾の開始でございます。
つっても、実はこの記事自体はだいぶ前に書き終わってたのですが。
伊藤ヒロ先生の新作が出るタイミングで感想書いた方が良いかな、と思ってタイミングを図っていた次第です。


異世界誕生 2006 (講談社ラノベ文庫)
伊藤 ヒロ
講談社
売り上げランキング: 192,105


こちら↑が、8/30に発売される新作でございます。
発売日までもうちょっとあるけど、まぁ今日くらいから感想祭り始めとけば途中で日常記事が挟まったりで何やかんやちょうどえぇくらいになるやろの精神。


で、今回の感想は↓の作品に対するものでございます。
一応、そんなにネタバレはしてないつもり。



あらすじはAmazonより抜粋。
>「マヨネーズのように白い心であれ」]
>亡き祖母の教えを守り、真面目に生きてきた弦木恭一郎だったが、ある日痴漢の冤罪をかけられて、それまで築き上げてきた信頼や自負を失ってしまう。
>絶望して妹のふたばと共に、街を歩いていると、突如現れた謎の光に包まれ、二人は異世界へと転生した。
>だが、そこで二人を助けてくれた優しい姫や女騎士さえ、貴族たちによる非道な迫害や貧困に悩んでいた。
>世界は、正しい者が苦しむ絶望の牢獄だ。
>そんな姿を見た恭一郎は、自ら悪に堕ちて彼女たちを救う決意をする―この世界では禁断の調味料とされるマヨネーズの力で!!
>前代未聞の異世界転生ピカレスクロマン、ここに開幕!
>「小説家になろう」人気連載書籍化!

初っ端から安定のくっ殺騎士、安定の伊藤ヒロ先生で安心しましたw
なろうでも、その狂気は健在だったようですね(褒め言葉
まぁ、それを言うとタイトルからしてド安定という感じではありますが。

しかし、このタイトルなのにまたも綺麗な伊藤ヒロ先生なんですよね(当社比)。
えぇ、綺麗な伊藤ヒロ先生……なんですけども、基本的には。
婆ちゃんとキョーイチローくん(主人公)、なんでもマヨネーズに喩えるなwww
無駄に上手いのが腹立つwww
ていうか、『マヨネーズが正しさの象徴』ってどういう概念だよwww斬新な宗教かwww
と思ってたら、マジでマヨネーズを神扱いしだして草www
ほんで、婆ちゃんの時点でちょいちょい悪どいこと言っとんなwww
あと、カーラさんとの出会いが酷すぎワロタwww
ていうか、兄妹揃って反応が冷静すぎるwww
確かに、考えるべき優先度としてはそれが正解ではあるんだろうけどもwwwなんで目の前の光景完全スルーなんだよwww

とかとか、もちろん(?)ツッコミどころは健在でございます。
いやしかし、本作においてはこの『マヨネーズ』がガチンコでキーとなっておりまして。
マジで、マヨが『悪』の象徴となるピカレスクロマン的作品なんですよね。
何を言っているのかわからねーと思うg(ry
いやホントにね、「いつも通りアホなことやってんなーw」とか思って読んでたらいつの間にか引き込まれてキョーイチローくんの行動にwkwkしてるんですよね。

しかしこの辺りは、あとがきを読んで納得。
最初は、マジモンの薬物を扱う物語だったんですね。
確かに、そう考えるとストーリーラインはかなりそれっぽい。
にしても、『薬物』を『マヨネーズ』に置換するという発想力よw
けど実際、それによって取っつきやすさが全然違ってきてますし。
マヨがガチの麻薬になってるヤバさと、なのにマヨという字面の面白さ、というバランスが絶妙だと思います。

キョーイチロくんが基本的にクソ胆力なのも、読んでて気持ち良いポイント。
武力的には圧倒的弱者なのに、その堂々とした振る舞いよ。
これが、『覚悟』が決まった者の強さか……。
シックスさん(裏社会のドン的存在)との取り引きで強気な態度で示していくとことかは、特にその辺りが表れていたと思います。
もっとネタっぽくいくのかと思ってたので、これはちょっと意外なポイントでした。
しかし、この辺り……『悪』をより強い『悪』ムーブで上回っていく気持ちよさとか、実になろうっぽいです。
もちろん、良い意味で。
流石伊藤ヒロ先生、キッチリ照準合わせて来てんなって感じです。
かと思えば、オークが知恵者とか、テンプレを外して予想を裏切ってくるポイントもあったりでなかなか展開が読めません。

えー、ほんでね。
「かと思えば」、と言えば。
キョーイチローくんが日本での生活に絶望した原因も、この流れだとガチのやつなのかと思えば。
ぶっちぎりで、ガチでもなければ冤罪ですらなくてワロタwww
わざとでこそないとはいえ、完全に辱めてるじゃねぇかwww
しかも、初犯じゃないんかいwww

いやホントに、あの流れで来てただけにこのオチにはやられましたね。
これ、序盤でやられてたら「ですよねー」で終わってたと思うんで、ここに持ってきたのはめちゃ上手い構成だと思いました。
ちゅーか、「勘違いするな」と言われたから勘違いしない系男子は伊藤ヒロ先生作品では割とお馴染みの主人公像なんですけども。
キョーイチローくんは、まさかの「勘違いするな」とすら言われてないのに勘違いしない系男子なのか……?
これは流石に新境地。

ともあれ。
カーラさんの力が、ガチofガチでマヨネーズを作る秘訣というのも熱い展開でしたね。
まさしく文字通りの『力』がキーなのが、実にカーラさんらしいといいますか。
なんかフニャッとした精神論じゃなく、ガチofガチでカーラさんじゃないと果たせない役割だったってところが良いですね。

かーらーのー。
ラストは、ファッ!?
『あの人』の参戦(?)は予想外of予想外でしたね……。
それこそ、本格参戦するならライバルってレベルじゃねぇぞって話ですが……。
はてさて、『あの人』がどういう状態なのか含めて、今後の展開も非常に気になるところです。
……が。
なろうの更新の方も、1巻ラストのとこで止まってるのか……。

まぁともあれ、総じて。
このタイトルからの、またも綺麗な伊藤ヒロ先生作品(当社比)。
飛び道具系と見せかけて……いやまぁ実際そこそこ飛び道具系ではあるんですけども、『悪』をもって『悪』を制し人を救う、爽快感のある物語でございました。
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