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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~

どうも、はむばねです。
昨日あれから色々と新しいスマホをいじった結果、いくつかの問題は解消されました。
入力キーとホームキーの間隔狭すぎ問題:キーボード部分を拡張できたのでだいぶマシに
メールへの添付画像でかすぎ問題:Image Shrink Liteを導入することで解決
やっぱ、なんやかんやどうにかなるもんですね。
なお、Kindleについてはどうにもならなかった模様。
ゴミデータと思しきものを直接削除しようかと思いましたが、流石にちょっと怖いんで結局放置……。

というのはともかくとして、感想です。
そんなにネタバレはしてないつもりですが、ふわっとネタバレ的な要素もなくはないので一応注意?


ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)
村谷 由香里
KADOKAWA (2019-04-25)
売り上げランキング: 121,510


あらすじはAmazonより抜粋。
>「最後に食べるものが、あなたの作るカレーでうれしい」
>
> 家賃四万五千円、一部屋四畳半でトイレ有り(しかも夕食付き)。
> 平凡な大学生の俺、七瀬浩太が暮らす『深山荘』は、オンボロな外観のせいか心霊スポットとして噂されている。
> 暗闇に浮かぶ人影や怪しい視線、謎の紙人形……次々起こる不思議現象も、愉快な住人たちは全く気にしない――だって彼らは、悲しい過去を持つ幽霊すら温かく食卓に迎え入れてしまうんだから。
>
> これは俺たちが一生忘れない、最高に美味しくて切ない“最後の夕食”の物語だ。

とあるシェアハウス『深山荘』を舞台にした物語で、そこの料理番を担っているのが夏乃子さんという方なのですが。
この人の味覚が本格的にイカレてて草w
冷凍食品をそのままいくのは、もはや味覚とかそういうレベルではないのでは……?
しかし、にも拘わらず料理は上手いのか……どういう理屈なんだ……。
……と思ってたらなるほど、『レシピに忠実』なのか。
確かにこれはある意味、自身の味覚に下手に自信を持っている人よりよっぽど信頼度は高そう。
ほんで、一人暮らし始めたての人を気遣ってご家庭の味を再現するとかマジお気遣いの淑女。
これは惚れますわー。

そんな夏乃子さんを筆頭に、深山荘の面々が非常に良いキャラなのです。
児玉さん(8留してる先輩男性)とか、人当たりは良いのに生活と性癖が終わってんなって感じでw
そんな児玉さんに対して、浩太くん(主人公)が辛辣で笑うw
中村さん(後輩女子)もぼっちキャラかと思いきや謎の言動を発したりご家庭がちょっと特殊だったりしますし、みんなホントにいいキャラしてますねぇ。
人によって露骨に対応を変えるポテトさん(猫)も可愛い。
ていうかポテトさん、自力で解錠までしてドア開けれるのクッソ賢いなw

とかとか、ちょっと変わった大学生たちの生活を描くのかと思いきや。
いやその部分も間違いなくあるんですけど、サラッと幽体離脱(ガチ)が出てきたりもします。
これはまさしく『ふしぎ荘』。
ちゅーか、あやかし系かと思ってたらこういう系なのね。
ワイあらすじを読まずに読み始める勢、これは良い意味で予想を裏切られました。
なんというか、あやかしよりも現実感がある……というと、ちょっと語弊があるかもですが。
全然普通に思えた住人さんたちにちょっと不思議なところがあって、でもそこ以外は本当に普通の人で。
だからこそ、もしかすると自分の身近にいる人だってそういうことがあるのかも? みたいに思えるんですよね。
この生活感というか日常感みたいなのが、個人的に本作品の魅力の一つだと思います。

そして何より、めっちゃ優しい世界なのが好き。
世界というか、人というか。
常磐さん(霊能力者的な人)とか登場時点ではどう見てもアレな人だったのに、蓋を開けてみれば意外にも思いやりがあるといいますか。
凄く、人のことをちゃんと見てくれる方なんですよね。
そして、素直に自分が思ったことを口にする。
これについては、よくも悪くも、という感じなのかもしれませんけれど。
でも、それだけ誠実さを感じます。
自分のことしか考えていない、なんて口にするところも含めて。

んでんでんで。
夏乃子さんの味覚、笑って読んでたら思ったよかその背景が重くて驚き。
けれど、だからこそ生まれた出会いがあったんですね。
そして、そこから今の深山荘が始まって。
最後は、とある別れがありつつも。
これからも続く深山荘の生活を思うと微笑んでしまう、爽やかなラストでした。

という感じで、総じて。
ちょっと不思議なシェアハウスを舞台にした、個性的な住人たちの暖かい物語。
ご飯も美味しそうで、「こういうところで暮らせたらいいな」と素直に思える作品でございました。
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