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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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百錬の覇王と聖約の戦乙女3

どうも、はむばねです。
最新刊を読んだタイミングで一気に感想を上げていこうと思ったてたら毎回読むのが遅れてその間に次の巻が出るせいで永久に上げられていなかったシリーズの感想をついに上げていくぜ!
ちなみに、現在の最新巻は19巻です。
というわけで、しばらくは高確率で本作の感想更新になるかと思います。

そんなこんなで、感想です。
相変わらず、続編はネタバレありありでいくのでご注意を。
特に今回は、無茶苦茶重要なネタバレを結構そのまま書いちゃってますので。

百錬の覇王と聖約の戦乙女3 (HJ文庫)
鷹山 誠一
ホビージャパン (2014-01-31)
売り上げランキング: 333,695


あらすじはAmazonより抜粋。
>今や《狼》の宗主として押すに押されぬ存在となった勇斗。
>だが二年前、この世界に迷い込んだ頃の勇斗は未熟な一人の"少年"に過ぎなかった。
>そんな勇斗を成長させたのはフェリシア、イングリットら麗しき戦乙女達、そして頼れる兄貴分の存在……。
>弱肉強食の世界で勇斗はいかにして王に成り上がったのか?
>今語られる覇王降臨編《エピソード・ゼロ》!

前回の感想はこちら

あちゃー、過去編来ちゃいましたかー(ノ∀`)
あたし過去編嫌いなのよね。

……そんな風に考えていた時期g(ry
いやー、ちょっとこれはね。
誠に、失礼な物言いになってしまうのですけれど。
思ってたのより、断然良かった。
私が過去編を嫌いな理由は、主に「主人公が(ほぼ確実に)今より未熟」「大体すっきりしたハッピーエンドにならない」辺りなのですけれど。
この辺りを、うま~く処理してくれてた印象です。

特に、本作においては勇斗くんが最初舐められてたのが1巻の時点で明示されてたわけですからね。
どんなクソムーブが来るのかと思っていたのですが……。
なんといいます、前向きさと後ろ向きさのさじ加減が絶妙といいますか。

まずですね、勇斗くんが周りから蔑まれる流れ。
sage展開っちゃsage展開なんですけど、これが無茶苦茶妥当なんですよね。
そして、勇斗くん自身がその妥当性を理解しているというのがデカい。
なんつーかですね、理不尽な展開じゃないんですよ。
いや、転移というきっかけそのものは割と理不尽なんですけども。
勇斗くんが自分でも言っている通り、蔑まれて当然の事をしちゃってるんですね。
読者としてもそれがわかるし、しかし勇斗くんがそうなってしまうのも凄くよくわかる。
仕方無さというか、物凄い説得力と納得感。

ほんで、(一応)理不尽の元凶であるフェリシアだけは味方してくれてるというのもまたデカい。
これがあるから、更に理不尽要素が減るんですよね。
展開そのものは割とよくあるストレス展開に近いと思うのですが、物凄いストレスフリー。
ストレスフリーなストレス展開という矛盾する言葉ですが、まさにそんな感じなのです。
なるほど、こういう配置にすればいいのか……。
めちゃ参考になるな……。

あと、個人的に勇斗くんの魅力の最たるところはやはりその覇王の資質にあると思っていて、その点が過去編でも既に発揮されてたってのも凄く良かったですね。
そして、ここがロプトさんとの相違点にもなっていると。
ロプトさんも、それを自覚してるからこその闇落ちだったのですかね。
この辺りは、続きでどう語られるのかが楽しみです。

つーか、ロプトさんのこの展開も普通に予想外でした。
てっきり死ぬと思ってたよね。
まぁ、そう誘導されてたところもあるとは思うのですけれど。
その伏線があったらこそ最後まで油断出来なかったんですが、なるほどこう来たかって感じ。
ある意味、普通に死なれるよりキツい感までありますよね。
こういうので死ぬ場合、大抵は主人公に未来やら夢やらを託したりで前向きなパターンですし。
むしろ、全力で後ろ向きに楔を残していきやがった……って感じ。
ただ、勇斗くん自身は凄く後悔してて、その気持ちもわかるんですけど、しかしぶっちゃけロプトさんの自爆な部分も多く、ここでもストレスが非常に少なかったのがベリーグッドでした。
どこで再会があるのかも、今後楽しみなポイントですね。
やはり勇斗くんに格の違いを見せつけられるのか、それとも彼は彼でラスボス級に至るまで堕ち続けるのか……。

という感じで、総じて。
主人公は、確かに今より未熟ではありますが確かな存在感と今に受け継がれる資質を見せ。
確かにすっきりとしたハッピーエンドではないかもしれないけど、なるべくしてなってしまった感のある仕方ない部分があるだけで、全体的には前向きな終わり方。
個人的に好きじゃない要素を綺麗に排除してくれてた、大変良い過去編でございました。
次はまた現在に戻って、どのような覇道を見せてくれるのかが楽しみですね(相変わらず、とっくに発売してっけど!)。
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