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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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百錬の覇王と聖約の戦乙女4

どうも、はむばねです。
感想、宣伝、感想、感想ときて、金虎を挟んでまた感想。
当ブログらしくなってきましたね。

ほんでは、割とやることが多いので早速感想です。
例によってネタバレはマシマシでお送りしておりますのでご注意ください。


百錬の覇王と聖約の戦乙女4 (HJ文庫)
鷹山誠一
ホビージャパン (2014-04-28)
売り上げランキング: 117,083


あらすじはAmazonより抜粋。
>チートVSチート!! 義兄との対決に勇斗は!?
>
>《狼》の将来のため様々な改革に取り組みながら、いよいよ美月のいる現代 へ帰るための方法を模索し始める勇斗。
>慰安に訪れた温泉地でヨルゲンが仕掛 けた「引き止め美人局作戦」に内心焦りつつも、その決意は固い。
>だがそんな 中、遊牧氏族《豹》が妹国の《角》に侵攻。
>《豹》を率いるのは、一年前に 《狼》を去った義兄・ロプトだった!!
>勇斗は迷いながらも兵を挙げるが!?

前巻の感想はこちら

今回、まず提示された問題点が『人材不足』。
あれだけ有能な人材が揃っててもまだ不足してるのか……とも思いましたが、まぁ言うて現時点で集まってるのっていわゆる幹部クラスのみですし。
能力に加えて信頼出来る仕事を任せられる相手となると、流石に限られますよね。
他勢力を猛烈な勢いで取り込んで大きくなってきてる形なので、尚更なのでしょう。
ちゅーか、有能な人材はいて困ることはないわけですし。

そして、その解決に繋がるアンサー(の一つ?)が『義務教育』というのも、なるほど。
まー、気の長い計画ではありますが。
副次的な効果で、経済発展とかにも貢献しそうですしね。
とはいえ、民が知識を持ちすぎるのも問題……ってのもどっかで見たことある気がするので、支配者階級としては良し悪しではあるのでしょうけれど。
戦闘訓練も義務付けるというのなら、そこも差し引きプラスってところでしょうか。
しかし、自分が帰った(帰ることが出来た)後のことまで考える勇斗様は流石ですね。
考えられる余裕が出来た、ということでもあるのかもしれませんが。
けれど、その過程でフェリシアさんを極力傷つけたくはない、というのがなんとも勇斗様らしいと思えます。

一方、ロプトさ……ん゛んっ、もといルングさんですが。
こちらも、有力な味方を付けて着実に地盤を築いてきてる感じですね。
勇斗様とはまた違った意味で王の器であると見出す人たちがいるというのも、なるほどという感じ。

と、不穏な空気からの温泉回で草w
女性陣と一緒に入るのを回避すべく咄嗟に出した発言が、戦で鍛えられた機転ゆえというのも笑うw
だが、(サービスシーンという)運命からは逃れられないのだ……。
貫禄の見開きイラストなのも草w
流石にこれだけ人数がると壮観ですね。
ほんで、いちいちこの状況を戦で例えるな笑てまうやろwww

ともあれ、この流れが実のところ《狼》の将来のために仕組まれたことでもあったというのが実にこの作品らしいですね。
ヨルゲンさんを筆頭に、勇斗様に心からの忠誠を抱いているのは事実なんだけども、それはそれとして組織の利となることも考えているという。
この辺りの狡猾さは勇斗様にはまだまだ足りていないところだと思いますし、上手いことバランスが取れているのでしょう。
ただの良い人でもただの信者でもない、キャラの深みが感じられます。

それはもちろん、勇斗様においても同じ……というか、むしろ一番顕著とも言えるレベルかも。
これだけの功績を残してはいるものの、失敗も経験しており、だからこそ周囲を頼ることの大切さを知っていますし。
人間の醜い部分も知っているがゆえに恐れもあり、それでもメリットを見据えて決断するっていうね。
これは、前巻で過去の出来事が描写されたこその重みって感じがします。

で、その過去から続く因縁なわけですが。
ルングさんの正体について、割とあっさり勇斗様サイドに伝わったのがちょっと意外な展開でした。
けど、それも考えてみればこの作品らしいですね。
作中視点に立つと、これだけの動きをして『そこ』に思い至らないというのも考え難く。
ルングさんの方から書簡を送ってきたのも、どうせバレるからというところもあったのですかね。
挑発的なアレもあったのかもですが。
……と思ってたら、精神に不具合が生じてる的な事情があったのね。
しかしこれも、(メタ的に見れば)ルングさんほどの方が勇斗様への仕掛けを急ぐ理由付けとして納得。

んでんでんで。
これまで勇斗様は現代知識をベースに戦に勝ってきたわけですが、今度は相手が同じレベルの知識を有しているという初の戦。
これまでの知識の有用さを知っているからこそ、それが敵になった時の恐ろしさもよくわかりますね。
しかし、そんな中でも一定の理想は貫こうとするのが勇斗様らしく。
それが実現出来ているのは仲間がいるからこそ、というのも良いですね。
ちゅーか勇斗様傘下の方々、専門分野についてはマジで有能揃いだな……。

そして、同等の『知識』を持っている相手に対して『経験』も積んだ勇斗様だからこそ対抗出来たというのも熱い展開。
まさしく、ロプトさんの『知らない』勇斗様だったわけですね。
とはいえ、変化があったのはロプトさんの方も同じであり。
今回は、局所的には勝利でも全体としては痛み分けってところですかね。
元の世界に帰るための鍵(?)も見えたことですし、ここからまた話が大きく動いていく感じでしょうか。
あとがきにも、今回からが『承』だと書かれてますしね。

という感じで、総じて。
過去編で明らかになった因縁が、早速ぶつかり合った今回。
周辺国も巻き込み今後それらがどう動いていくのか、また続きを読むのが楽しみな4巻でございました。
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