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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

2020-08

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果たして世の創作者のいかほどが自作を魅力的に感じているのか

どうも、はむばねです。
やはり、実家にいると基本的に概念や空想的なお話しかできないのであった。
以前に何回か同じ話をしたような気はしないでもないですが、まぁ気にしない。

というわけで。
当ブログに来てくださっているような方の中には、自ら創作活動を行っている方も少なからずいるとは思うのですが。
ぶっちゃけ、自分の書いた(あるいは描いた、etc)ものを最高に面白いと思えますか?
少なくとも私は、一度たりとも思えたことはないのですが。
まぁそりゃもちろん、場面単位ややりとり単位で面白いと思うことはありますけどね。
あと、書き始める前は大抵「こいつぁかつてないほどに面白くなるに違いねぇぜ」などと思うのですが、終わってみると「……うん」という風になったり。
それなりの時間が経過した後に読み返すと「あれ? これ意外と面白いんじゃね?」と思うこともままありますが、やはり「意外と」という言葉はとれないわけで。
少なくとも一冊単位で、心から「こいつぁ面白ぇ!」と思えるような作品を書けたことはこれまでに一度もありません。
というかたぶん、そんな作品が書けた時は私が引退する時ですからね。
それが私のきっかけであり、至上目標なのですから。
逆に言うと、引退する(自らの意思による・よらないに拘わらず)までにそんな作品を書いてみたいものですが。
あぁもちろん、「最高に面白」くはなくとも、「(少なくとも今まで書いたものに比べて)面白いな」と思える作品は日々書くようにはしてますけどね(というか、そうでもない作品を流石に世に送り出したりはしない)


いやまぁ小説の賞などに応募されている方の話などを(ネット上で)見てみると、やけに自信に溢れてんなぁという方がたまにいるので、こんなことを書いてみたわけなんですけどね。
もちろん「そんな程度で自信とかwwwプギャーwwww」的なことを言いたいわけではなく、単純にそういう人を「凄いなぁ」と思うわけで(皮肉ではなく)。
実際、たぶん成功する人っていうのはそういう性質の方が多いんじゃないですかね。
なにせ、自信があるからこそ続けられるんでしょうし。
正直、私が昔もしガチで小説家目指して意欲的に新人賞とか応募してたとすれば、1年も経たず心が折れてた自信がある。
今も、「面白い」と言ってくださる方がいるから(あと、一応曲がりなりにも出版可能という判断をプロの方が下してくださるから)こそ続けてられるわけで。
何年も新人賞への応募を続けられている方というのは、本当に凄いと思います(だから皮肉じゃなくて)。

あぁでも、自信があるのは結構ですが落選の理由を「レーベルカラーに合わなかったから」に求めるのは少々どうかと思いますけどね。
ぶっちゃけ、毎年数千作の作品が落選する中で「カラーに合わなかったから」なんて理由で落ちる作品なんてそうそうないと思うんですよね。
まずもって、「レーベルカラー」なんてのを明確に表すことができるレーベルというのがそもそもどれくらいあるのかってお話で。
さらにその中で、「受賞するに値するほど面白い」作品を「カラーに合わないから」なんて理由で切ることのできるレーベルがどれくらいあるのか、ってことですよ。
だって「受賞するに値するほど面白い」んだから、自分のところが受賞させなければ他からデビューする可能性が大なわけで。
そりゃ例えばライトノベルの賞に純文学とかエッセイで応募してきたとか、その作品を出版することで出版社の品性が疑われるような作品、とかだったら別なんでしょうけどね。
まして一次や二次の選考ごときでそんなもんが考慮されるのかっつーと、これはもう「ない」とたぶん断言してもいい。
そのあたりは、以前日野氏もちょっと書かれてましたよね
だって、ちょっと考えてもくださいよ。
例えばあなたが下読みさんだっとして、「これ、面白いけどこの出版社のカラーじゃないよね」とか一個人が判断できると思いますか?
そういうのが影響してくるのって、少なくとも「出版するかどうか」のレベルの判断が必要となってくる段階ですよね。
ついでに言えば山ほどある作品を読まにゃならん立場の人が、そんな細かいところまで考えてらんねーってお話ですよ。

まぁもっとも、以前と違って一次選考通過の基準が「小説としての体裁をなしているか」なんて時代でもなくなってるとは思いますけどね。
だからこそ、落選の理由もわかりにくくなっているんでしょうけど。


ま、いつも通り話の結論もオチもないんですけどね。
終盤ちょっと否定するような流れになってしまった気もしますが、自信がないよりはある方がいいと思いますよ。
その方が自信持てるってーなら、別に「あれが落ちたのはレーベルのカラーに合わなかったからだし!」と思っていても構わないと思います。
ただし、それを理由に自己の向上を怠らないなら、という条件付ですが。
このあたりは就活と一緒ですよね。

あぁそういう意味では、自信をつけるために(同じ作品に改訂を重ねてでも)色んな賞に送りまくるというのはいい方法かもしれませんね。
なんだかんだで賞やその回によって当然バラつきはありますので、全く同じ作品でも通過したりしなかったりはあると思います(ただ、どっかで受賞するレベルがあるなら一次落ちってことはどこでもほぼないとは思いますが)。
それでどっかの一次でも通れば、自信に繋がりますしね。
ただまぁ、たとえ「電撃の三次まで残った」なんて実績があったとて、そんなもん最終的には「だからなに?」という話にはなりますけどね。
多分に時の運というかその時の相対的なものや、それこそレーベルによる判断基準の差異なんてのもあるんでしょうし。
なにより、それは単に「第○回~賞の三次選考に残る作品を書く事ができた」というだけのことであり「常にそのクオリティのものを量産できる」ということは全く意味していないわけですから。
まぁ、もちろんそれは受賞者であろうと変わりはないわけですが。
なんでまぁ実績がある人はそれを自信の糧にすればいいですし、しかしない人でも他人の実績にビビる必要なんてありません、という相変わらず当たり前のお話に落ち着くのですが。
まぁ私も一次通過経験すら無し状態から受賞をいただいているわけで、世の中何が起こるかわかりませんよね。


相変わらず中盤以降がgdgdですが、まぁいいや。
しかし、やはり自信を持って実際に結果を出すというのは格好良いですよね。
「自分は仕事を請ける以上は必ず(会社に)利益が出るようにします」とかおっしゃって実際に売れる方や、「作品のクオリティに自信はあった。ただ、商業的に成功するかどうかはわからないので落選するとすればそれが理由」と言ってた方が新人賞の特別賞を受賞したりだとか。
やはり何かを創る者として、自分が生み出したものには自信を持つ、というのが理想ですね。
まったく、私もいつか「自分の書く小説が売れないのは読み手が悪いからだ」とか言ってみたいもんだぜ。

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コメント

1. 少なくとも

俺は自分で面白くないと判断したらそこで書くのやめるので自分で面白いと思わない作品ってのはないですね………… まあ最高にとは言えませんけど  でもそれを自信をもって世間に出せるかと問われると流石に「無理ッス」って言うんでしょうけど だからこそ同人という形で好きな様に書いてる訳で ですから商業誌として世間に作品を出せるはむばね先生や作家の方々は尊敬できるんですよね
例えはむばね先生に自信が無かったとしてもプロの方が客観的に見て世間に出せると判断でき、かつ俺の様な読者が面白いと断じれる作品を書いてらっしゃる訳ですから
俺もいつかそんな風になりたいなぁ

PS.結局正月も待ち伏せできませんでしたorz

2. 無題

俺は極端に自信のない人間だから自信に満ち溢れてる人がいると羨ましく思いますねー
ネガティブに考えるよりはポジティブに考える方がうまく行きますし
うー、俺も頑張って経験積まなきゃなー……


と、斜視の話を少し続けさせて欲しいのですが、左右で視力の差があると、遠いものと近いものを見る目が別々になり、さらに差が大きくなります だから眼鏡で矯正してるんですよ

3. 同人誌なら自己満足でいいのですが

商業誌だと全然皆目見当も付かない不特定多数の読者をいかに満足させられるか…ですもんね。

いつかのはむばねさんのブログに書いておられたとおり……

自信のある方は素晴らしいですが評価するのはあくまで他者ですからねえ。→小若菜は文章創作しない立場でがっつり書いてますね(笑)

と自信のかけらもないまま人生を過ごしてきた小若菜が断言していいのかどうか(笑)


先ほどまでに急いで読み抜けてるはむばねさんのブログを読ませて頂きました。

なんか

はむばねさんの一年を俯瞰したみたいでなんだか不思議な感慨が(笑)

・ブログ上のはむばねさんと小若菜
・著者のはむばねさんと読者の小若菜

この軸がどうも平行世界のようで不思議で不思議で(苦笑)

なかなか経験できないことをさせていただいてるとしみじみ思いましたww

4. 考えさせられました

はむばねさんはいつも謙遜をしてるんだと思ってたら、マジだったんですね。
昔の方が自信ありました。
今は自分のレベルがわかり、書いてはボツを繰り返してます。

5. センシング

森博嗣先生がおっしゃっていたことなのですが(確か)小説を書く上でもっとも必要な能力はセンシングだそうです.
自分の文章や小説の悪いところや十分ではないところをセンシングする能力さえあれば,あとはフィードバック制御できるため,アクチュエータ(ここで言う,文章を書く力)の性能自体はさして問題にならない,という考えらしいです.
おそらく大抵の作家さん(私も含め)は自分の小説のどこが悪いのか,足りないのかという点を粗方センシングする力を持っていて,その中で許容誤差を設けてなんとか作品を仕上げている,のではないかと思います.師匠はセンシング能力が高く,細かい単位でセンシングできるが故に自分の小説に不満を覚え,逆に自信満々で落選する方の中には,センシング能力が十分ではないために自分の小説がしっかり読めていない方もいるということではないでしょうか(しっかり読む力がないから,結局自分プラス補正が効き過ぎていい作品に見えてしまう).なのでまぁ大抵の出版されているような作家さんは師匠と同じく自分の作品に不満を覚えている方が多いと思いますよ.(あくまで許容誤差は,許容しているだけなので)
そういう意味では受賞するために一番必要な力は自分の小説をセンシングする能力なのかも知れませんね.

とはいいつつ,私自身は「この一行は最高だな」,とか「この一帯の表現は文句の付けようがない!」と自画自賛することがよくあるんですけどw

6. れすぽんす

>shitiseiさん
何度か書いてますが、私は「面白くなかろうととりあえず書く」派ですからねぇ。
そのあたりの差異は確かにあるのかもしれません。
あとこれも前に書きましたが、たぶん私の場合商業でやっても同人でやってもそんなにクオリティは変わらないですねw
(その時は商業<同人とはなりえない、という語り口でしたが、逆もそこまで差が出るとは思っていません)
まぁしかしだからこそ、編集の方に「面白いですよ~」とか言われてもいまいち信じられない私がいるわけですがww
>待ち伏せ
いつかお待ちしておりますね~w

>みけさん
私も生来はネガティブな性質だと思うので、なんともw
事象に関してはかなりポジティブに捉えられるようになってはきたものの、作品に関してはまだそうはいきません(苦笑
まぁ、そこに関しては今のままの方がいい可能性も大いにありますけど。
>斜視
なるほど、広がっていくのですか。
私も、あんまり例の手段は多用しないようにしますw

>小若菜モトカさん
まぁ実際問題、書いてる最中の判断というのは自分自身にしか下せないわけで。
そういう意味では、「前のが面白かったらしいし、これも面白いはずだろう」という判断しか下せないのかもしれませんね。
たとえ自信があろうとなかろうと、商業面で考えると。
編集の方でも、「これ面白いのになんで売れねーんだろうなー?」なんてのもよくある話のようですしw
>ブログ
私は割と私生活がオープンな感じなので、ブログから小説家臭はあまりしないでしょうねw
まぁ、たまにはこういうのがいてもいいんでないかと思ってますww

7. れすぽんす

>むらちゃんさん
私は常にマジですぜ!
私の場合、昔からあんまり自信は変わってない気がしますねぇ。
相対的な評価をいただいて得た自信はあれど、それが作品の絶対評価に関する自信に繋がるのかというと……(苦笑
ただ、流石に「転がし方」とでもいうのでしょうか。
物語の作り方に関しては、こなれてきた感はありますね。
もっとも、その分勢いがなくなった気がするというのも何度か書いたお話ですが……w

>日野氏
あぁなるほど、それはとても納得のいくお話ですね。
頭の中でもやっとしてた部分が、形になった気がします。
しかしそのあたりは、なんとなく「どれだけ書いてきたか」より「どれだけ読んできたか」に依存するような気がしますよね、感覚的には。
無意識に、自分が今まで読んできたものと比較した上で自作の評価が成り立っているのかもしれません。
書けば書くほど修正能力は上がっていくのでしょうけれど、逆に書き過ぎると感覚が麻痺してくるのかも?
そういう意味でも、やはり世に出てくるものはどんどん吸収していかねばなりませんね。
最近、ライトノベルはおろかマンガすら若干読むのが億劫になってきてるのはかなりの危険信号……(苦笑
ちなみに私も、「この場面は神懸かってるな」と思うことはありますw
いつか、そんな場面のみで一冊を構成するのが私の夢です。
きっとそれが、私にとって最高に(他者の作品と比較しても、最も)面白い作品に違いない。

8. 乗り遅れた感はある

なんだろね。
自分的には面白いはずなんだけど、結果面白くなってないってことなんだろうね。

世の中は難しいものですな(結論がおかしい。

9. れすぽんす

>雪魔氏
まぁ結局、自分の中の物語は誰にとっても面白い。
それをいかに面白いまま外に出せるのかが力量なのでせう。

10. こんばんは。

私も常日頃頭の中でお話作っているのですがちゃんちゃらあははな感じです。

ともだちやネットの片方は変わってて面白いとか色々いってくれるのですが……難しいですね

ひとつラノベ大賞にだしてみたいのですがうーむ……です

書ける人たちすごいです

11. れすぽんす

>雨おんなさん
一度出してみる、というのはいいと思いますよー。
まぁ、賞に出すという形にするかはともかく、何かを目標にして書き上げた経験があるかないかっていうのは割と大きい気がします。
私のように、そこから数奇な運命で業界に入っていくこともありえますしねw

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