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2017年4月、第11回HJ文庫大賞にて『銀賞』をいただきました!
2017年5月、ジャンプ小説新人賞’16 Winterにて 小説フリー部門『銀賞』受賞をいただきました!
2017年9月、第30回ファンタジア大賞にて 『金賞』をいただきました!

2017年9月30日(土)、『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』HJ文庫より発売!
第11回HJ文庫大賞『銀賞』受賞作です!

2017-10

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(仮)花嫁のやんごとなき事情

どうも、はむばねです。
アルコールを入れた上で眠れないってのが一番(色んな意味で)ダメージでかいよね。
失うばかりで得るものが何もない。
課金したのに、強くなるどころかバッドステータス抱えるようになったじゃねぇか! みたいな。
そもそも、不眠の何がイラッとくるって「睡眠時間」は減るのに「睡眠のために費やす時間」はむしろ増えるという点ですよね。
結果、寝てないのに一日のうち睡眠時間の占める割合がめっちゃ高いというわけわからん事態になる。
クソ仕様になったのに課金額だけ増えるみたいな。
何度も書いてる通り、これが眠くないならそもそも寝ようともしないのですが、眠いし眠れそうな気がするから寝ようとしてしまうんですよね。
絶妙な排出率で課金を煽ってくるガチャかよ。
先程から、なぜちょいちょいソシャゲで例えたがるのか。

そんなこんなで、お約束のごとく今日も感想だよー\(^o^)/
ここ最近の感想頻度は、いよいよ書評ブログっぽくなってきましたね!
※書評ブログではありません。

なお、今回は全力でネタバレありなので注意!



病弱な王女の身代わりとして、敵国の皇子クロウ様に嫁ぐこととなったフェルさん。
彼女に与えられた任務は、円満離婚して何事もなく王女が再び自国で活動できるようにすること。
鬼畜な策略家と名高いクロウ様相手に、(金につられて任務を受けた)フェルさんは無事嫌われて離婚することができのか!?

というストーリーラインで、ぶっちゃけあらすじ読んだ時は「ほーん」て感じでした。
庶民が王女様と入れ替わるのも、オレサマな感じの王子さまに嫁ぐのも、なんかもうテンプレすぎるっつーか今回ポチった10冊強の中でもその設定数冊あるわって話です。
が、読み終わった感想としては。
あー、こら面白いわ。
各所でオススメされているのも納得。

まず、序盤の引きが強い。
1ページ目からしてクロウ様が目撃した光景が笑えるし、2ページ目以降のフェルさんと院長先生とのやり取りも軽快。
最初数ページで、「あ、これ面白いやつや」と思わされました。
院長先生とのやり取りが軽快すぎて「あー、これ結婚生活始まったら嫌な展開になるんだろうなー。ずっとこの感じがいいのになー」と思ったものですが、結婚生活入ってからもやっぱり軽快。
ホントは、展開だけ見るとあんまり好きくない部分も多いのですよ。
オレ様キャラはあんま好きじゃないし、主人公が正体隠して活動する展開も好きじゃないし、露骨に嫌なやつが出てくる展開も好きじゃない。
でもクロウ様言うほどオレ様じゃないのが割と早期段階で判明するし、フェルさんの変装も割と早期段階で見破ってるし、露骨に嫌な奴相手でもこの二人なら大丈夫だと思わせてくれる。

終始面白く読めたのは、やはり主人公組を筆頭に概ね(主人公サイドの)皆の好感度がずっと高かった事も大きいですね。
フェルさんは高スペックド庶民で能力的にもの凄い安定感があるし、何より前向きなのが素晴らしい。
この手の物語でありがちな「庶民ゆえに王族的な振る舞いが出来ずボロを出す」展開もないほどの高スペックっぷり。
正真正銘ド庶民オブド庶民の癖にどういうことなの……。
まぁ「王女」として周りに接する機会は少なめっつーか、王女の病弱設定を利用してそこそこ一人の時間作ってたって作中でも触れられてますしね。
この辺りのフォローも上手い。
あとは、地味に5年前から入れ替わってるそこそこ筋金入りの影武者ですしね。
それなりの素地は培われてたのか。
あ、この点も個人的にはポイント高くて、本作の場合はポッと出で生じた影武者の機会じゃなくて以前からフェルさんちょいちょい王女の影武者してたんですよ。
最初はお遊びとして、どっかの時点からは仕事として。
で、(少なくともフェルさんから王女への)信頼関係は結ばれてるんですよね。
最終的には金に釣られたとはいえ、「王女のために」という部分も少なからずあるのが更に状況を前向きな印象にしていると思います。
王様も、(だいぶ含みはありつつも今のところは)フェルさんへの気遣いがあるようですし。
これが無理矢理影武者に仕立てられて、「こんな状況に放り込みやがって王族共クソが!」と思いながらの生活だとだいぶ印象が違うことでしょう。
まぁ、それはそれで味付けによっては面白いと思いますけどね。
ちょっと違うけど、プリンセスハーツはどちらかといえばそっち系の面白さでしたね。

閑話休題。
クロウ様も最初の印象こそアレなものの、先述の通り割と早期段階で素の顔を見せてくださいます。
ていうかクロウ様、言う程オレ様じゃないっつーかむしろ普通に気配りできる好青年じゃねーか。
ちなみに、こっちもやっぱり高スペック。
まぁ、この手の物語で王子さまが高スペックなのは最早お約束なのかもしれませんが。
つーかこの人、毒殺に対抗するため毒耐性付けようと研究してるうちに毒好きになって付いた渾名が「毒龍公」らしいけど、やっぱり王宮もので毒が活躍するのもお約束なの?

再び閑話休題。
侍女の方々も、ちゃんと反省できる辺り好感度が高い。
元々、嫌がらせしてた理由も割と納得できるものでしたしね。
クロウ様からも侍女の方々からもそれなりにフェルさんは酷い目に合わされるのですが、理由を聞くと「なるほどね、まぁどうかと思う所もあるけど仕方ないっちゃ仕方ないね」と思わせてくれる。
何より、フェルさん自身が前向きに対処しているためそもそもそこまでの嫌悪感もないんですよね。

あとこの手の話だと入れ替わり元のお姫様に王子さまが恋してる展開が多いと思うのですが、端っから恋してたのは入れ替わった先の主人公というのもいいですね。
その後、本物のお姫様と何度か接する中で不信感を募らせていたがゆえの最初の冷遇というのも、納得できる。
ていうかシレイア様、クロウ様に何したんや……。

という点も含めて、恋愛要素はそこそこ……かな?
むしろ、1巻時点ではフェルさんがどう城に馴染んでいくかって点がメインかな。
元々離婚するための結婚だからね、仕方ないね。
しかし、1巻の終わりからしてその関係にも変化が生じるんでしょうね。
ぬあー、2巻以降二人の関係がどうなるのかめっさ気になるー!
オゴゴ……とりあえずある程度タイトル数こなすまで続刊はポチらない方針でいこうと思ってたのに、早くも撤回してしまいそうだぜ……!
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