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第11回HJ文庫大賞"銀賞"受賞作『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』
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2018-07

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2014年に読んだ本全部感想書いてやんよ その5

どうも、はむばねです。
7ヶ月空いた割には早いもんで、約1週間で既にこのシリーズもその5に突入しております。
これまでにストックしてたのを一気に放出してるだけという説もありますけれど。
何気にこれ、結構時間がかかってですね。
というのも、「これってどんな設定だっけ……?」と思って最初の話を読み始めると、いつの間にかめっちゃ先まで読んでる現象が頻発するんですよね。
片付け中に漫画を読み始める現象の類似パターン(?)である。
恐ろしいのは、片付け中は読み始めなければどうということはないのに対して、感想を書くためには少なくとも序盤程度は読み返す必要があるところですよね。
しかも、流石の上位作品ってなもんで序盤の引き込み力がものっそい強いんや……。
あまりに危険なので、その日の更新を終えた後でないとこのネタでは書けないレベル。

そんなこんなで、今回もまたネタバレありありです。


ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた
職業異世界転移者モノ?
ハロワで紹介されたお仕事が異世界でのテストプレイ(?)だったお話。
何気に結構なホワイト求人ではなかろうか。
-月給25万+歩合給
-ノルマ無し、完全裁量労働制
-研修(実践付きチュートリアル)有り
-制服(初期装備)支給
-働きの応じて臨時ボーナス(クエストクリアによるスキルポイント)有り
※ただし、命の危険が伴います
※あと、20年後に世界滅びます
……うん、ブラックな実態を隠したブラック企業の典型みたいだな。
米印の部分の説明無しで契約させられる所とか特に。
という感じで取っ掛かりこそ変わってますが、内容としてはある意味意外な程に? 真っ当にファンタジーしてんなって印象です。
ファンタジーというか、一般冒険者?
それなりのチート能力なはずなんですが、最初期は野うさぎ相手に死闘を演じる程ですからね(なお後に二つ名となる模様)。
まぁとはいえそれは慢心による所も大きく、初期値も成長度もチート級なのでガシガシ頭角を現してはいくわけですけれど。
それも圧倒的な力で蹂躙するような感じではなく、味方サイドではまぁまぁ最強クラスの力を持ってるんですが、それゆえに毎度最前線でひぃこら言いながら戦って命からがら勝ってる印象です。
本人的にも、英雄願望とかあんまりないみたいですしね。
しかし仲間(兼ハーレム要員)が集まり、なんか知らんけど激戦に遭遇し、手柄を立て、領地を持ち、やがて英雄として語り継がれる存在になってゆく……。
……の、かな?
俺TUEEEEEEではなく、さりとて凄惨な道を歩むでもなく、嫁たちと共にまぁまぁほのぼのしながらもちょいちょい死線をくぐり抜けていく、そんなお話です(たぶん)。


金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
異世界召喚モノ。
しかも今となっては逆に珍しいかもしれない、勇者としての召喚モノです。
ただし、主人公は勇者様一行に巻き込まれて召喚されただけの人ですが。
しかしながらじゃあ一般人クソ雑魚なのかというとそんなことはなく、むしろ勇者様一行を余裕で凌ぐ「文字魔法」というチート級能力者なのであった。
なんだかんだRPG的魔法設定な作品が多い中、そして作中でも基本的にはそんな感じの魔法体系の中、明確に別体系の魔法が主人公の能力ってのがまず本作のユニークな点ですかね。
文字魔法ってのは、(まぁ大体わかると思いますが)文字として書いた事がそのまま実現するアレです。
文字数制限等ちょいちょい制限はありますが、ほぼ万能の能力と言えましょう。
主人公の唯我独尊的な性格も相まって、やりたいようにやる系のストーリーですね。
つっても、やることといえば基本的には異世界観光ですけれど。
※ただし割と頻繁にトラブルには巻き込まれる模様。
※なお、積極的に動くのは概ね食に関する時だけの模様。
別に主人公が中二病患者ってわけでもないのですが、個人的にはなろう作品で最も中二病精神がくすぐられる作品の一つだと思ってます。
やっぱ主人公はこのぐらい尖ってるのもいいよね。
まぁ、なんだかんだで続々と仲間は増えていくわけですけれど(幼女多数含む)。
始まりこそ主人公のある種自分勝手な動機(魔王なぞ知るか、俺は異世界を観光するぞ!)なわけですが、なんだかんだ異世界で様々な人々と出会ってそれらを守ろうという気持ちが生まれていくのは王道展開ですね。
対立してた勢力が徐々に和解し、共通の敵と戦うべく協力していく展開も熱い。
最後の方はかなり色んなキャラに見せ場があり、こういう総力戦展開は凄い好きです。
これまた(本編)完結済みの作品なので、読み始めるにはちょうどいいですね。
#めっちゃボリュームあるけど。
#あと、私もまだ最後までは読めてませんが。


詰みかけ転生領主の改革
異世界転生モノ。
ただし、転移した先が賄賂に横領、重税、領主軍を使っての領民拉致&奴隷化etcが蔓延るタイトル通りの詰みかけ領地の領主の息子。
当然それをどうにかしようとするのが話の主軸となるわけですが、最初の手を打つのが二歳児の時という。
頭角現すの早すぎワロタw
しかも魔法等によるチート能力は無し。
もっとも、前世の知識がある意味チートとして働いてますが。
「転生してチート級の能力を手に入れた」ではなく、「転生したことがチート級の能力になった」ってパターンですね。
元の世界の知識を利用して儲けたりする作品は数あれど、ここまでそれ一本メインで戦う作品ってのは何気に珍しいのではなかろうか。
なんだかんだ世界に出て行く作品が多い中、自分とこの領土内で大体物語が閉じてるって点もちょっと珍しいポイントかな?
基本的にガチ政治モノで、知恵と知識(あと嫌らしさ)で戦う感じですね。
まぁ無論、ガチ政治つってもファンタジー準拠ではありますけれど。
戦闘もなくはないですが、策を以って打ち破る感じ。
クソみてーな性格の人が沢山出てくるのですが、その尽くを奇計奇策で打ち破るのが痛快です。
割と細かく区切りがあり(ランキング上位作品にしては珍しく)さほど分量もないので、サクッと読みたい方にオススメの一作ですかね。
#サクッと読めるとは言っていない。
差し当たり、教会編の終わりくらいまで読んでみるのが良いのではないかなーと思います。
なお、ハーレム要素も無くはないけど薄めかな?
割と男も味方サイドに多いし、仲間内の絆の強さも見所の一つですね。
#まぁそれを言うと、仲間内の絆が弱い作品の方が珍しいような気もしないではないですが。
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