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2017-08

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Re:ゼロから始める異世界生活

どうも、はむばねです。
ここ最近「感想」テーマの記事がクソ多いですが、もうしばらくこの傾向は続く予定だよ!
とりあえず、昨日amazonで20冊ポチったからな!
なにせ、今年ももう10分の1残ってるかどうかって時期になって今年読んだ本まだ38冊ですからね……。
まぁ、去年以上になろう作品は読んでると思いますけれど。
来年の全感想記事が怖くて確認する気になれないぜ。

そんなこんなで、ややネタバレありでいってみよう。


Re:ゼロから始める異世界生活 1<Re:ゼロから始める異世界生活> (MF文庫J)
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私が唯一、なろうで読んだ後に書籍も買った作品。
読み返し用ですね。
実は友人の薦めで読み始めたのですが、今ではなろうで1,2を争うくらい好きになりました。

内容としては、異世界転生モノ。
「死に戻り」の能力を得た主人公が、バッドエンドを繰り返しながらハッピーエンドを目指すお話です。
主人公の能力に、死に戻り以外の補正は一切無し。
作中屈指の弱キャラで、普通の商人(ゴツい商人とかじゃなく、ガチでごく一般レベルの商人)にすら負けるレベルです。
そして、恐らくなろう作品の中でも屈指の酷い目に遭う主人公だと思います。
なにせ能力が能力なので、とにかく死にます。
だいぶ悲惨に死にます。
物語が進むほどに悲惨度が増します。
ついでに言うと、死に戻りの能力も縛りアリアリでなんだったらその能力自体が殺しに来るまである。

更に、死ぬだけじゃなく精神的負担も半端ない。
好きになった子を救えない未来、親しくなったと思ってた人に殺される未来、誰も信じられなくなる未来、誰からも信じてもらえない未来。
王戦という国の王様を決める戦い(ヒロインもその候補の一人)の中で、それぞれの思惑が渦巻きに渦巻きまくってとにかく各方面に地雷が埋まりまくりです。
何度も何度も絶望に心をへし折られそうになる中……というか何度かへし折れながらも、文字通り死に物狂いになりながら、自分じゃどうにかできねーからってとにかく借りれる手は全部全力で借りて、全部拾い上げようと頑張る主人公がかっこいい。
なんか、ここまで必死に頑張れる主人公って久々に見たような気がします。
#なお、文字通り必ず死ぬ模様。

難点を挙げるとすれば、そのお話の性質上sage展開(バッドエンドルート)がとにかくクッソ長いという点でしょうか。
1巻こそ1冊でまとまっているものの、お屋敷編に関しては2巻後半から3巻の前半、王都再来編に至ってはほぼ3巻~6巻の大半が鬱展開です。
#なお、~編というのは私が適当に付けた名前です。
ただそれだけに、それを乗り越えた後の展開がクッソ気持ちいいんですよね。
特に6巻のラスト。
作者さんも「ここに至るまでが一つの目標」と書かれていましたが、ここが作中屈指の名シーンです。
そして、7巻からの怒涛の逆転展開も凄くいい。
正直読んでて辛い展開が続きますが、主人公と共に是非とも折れずに辿り着いていただきたいところです。

ただこれ、どこまで計算されてるのかわかりませんが凄く上手い構成になってると思うんですよね。
1巻は、まぁチュートリアルというかお試し的な感じ?
主人公とヒロイン、そして主人公の能力のお披露目、どういう風に話が展開されるかをサンプル的に提示。
2巻からがっつりキャラを増やして、舞台設定明らかにして、3巻までで主人公がどのような苦境にいるのかを明らかに。
いよいよ4巻から本格的に苦境に次ぐ苦境を展開し始め、我慢に我慢を重ねて、もうそろそろキツい! ってなってくる6巻で一気に解放。
その勢いのまま、7巻以降駆け抜ける、と。
なんというか、1~3巻での(読者が)調教されてる感が凄い。
これたぶん、いきなり4感の展開から入ってたら付いていけない読者が大半だと思うんですよね。
でも3巻までで、大逆転の気持ちよさを知ってしまっている。
だからどんだけ悲惨な展開が続いても、それでも……それでもスバルきゅん(主人公)ならやってくれる……! って期待と共に読み進めてしまうんですよね。
上手いわー。
あとバッドエンドルートで主人公をヘコます(色んな意味で、あるいは物理的に)人たちが出てくるわけなんですが、その人たちにも事情があり、というかなんだったら主人公を思いやった結果であり、ハッピーエンドルートに入ったら許せる……というか、なんだったらむしろだいぶ好感度高くなってる所も上手い。

あ、ちなみにここまで悲惨悲惨書いてきたので、なんか全体通して暗~い雰囲気を想像されるかもしれませんが。
全然そんなことはなくって、事件が起こってない時は結構なギャグテイストです。
むしろ笑いに関して言えば、私が今まで読んできたなろう作品の中では頭抜けてる印象。
なんというか良くも悪くも笑いがあっても天然系な作品が多い中、ここまで「自発(自覚)的なボケ」属性を主人公に付与してる作品って珍しいと思います。
若干の竹井10日テイストを感じるのは、私が毒されすぎているからなんだろうか。

ちょうど反撃開始な7巻が9月発売だったので、恐らく王都再来編が完結する(んじゃないかなぁ)と思われる8巻もそう遠くないうちに発売されることでしょう。
更にアニメ化も決まり、今が最も盛り上がってる時期と言えるのでしょうか。
決して流行語は口にしないと固く心に誓っている私が今ここに、流行に数年遅れで封印を解きましょう。
いつ読むか? 今でしょ!


……どーでもえーけど、王都再来編ですら全5巻(推定)か……。
これ、聖域編とか何巻になるんや……。
WEB版ベースで言うと、王都再来編84話に対して聖域編130話(+α)やで……(白目
聖域編も全然嫌いじゃないんだけど、個人的に聖域編のクライマックスは死に戻り周回入る前のスバルんと両親のエピソードなんだよなぁ……。
普通に泣いたわ。
しかしそれゆえに、それ以降にちょっと間延び感があるのも事実。
いや無論、クライマックス(本当の意味で)のガーフィール覚醒とかオットー覚醒(?)とかベア子とのやり取りもすごーくいいんですけどね。
その後のプリステラ襲撃編は81話とコンパクトにまとまってますし(錯覚)、スバルんへの周りへの信頼がものっそい厚くなってるのが実感でき、王都再来編の当初と比べると胸が熱くなるのでこれまたオススメです。
こういう薦め方をしていいのかわかんねーけど、ぶっちゃけWEB版と書籍版でそう大きな違いも見られなかった(気がする)ので、続きが待ちきれない方はWEB版で読んじゃってもいいかもね。
ただ1巻はWEB版に比べて読みやすくなってた気がするので、そこは書籍版読んでもらった方が入りやすいかも。
#読み比べたわけじゃないので、気のせいかもしれませんが。

なお余談ですが、私が「あれ? なろう作品って実は書籍にすると結構な量になる?」と気付くきっかけとなったのが本作である。
うんまぁ冷静に考えれば、丸一日(文字通り24時間)かけても読みきれねぇ作品もあるんだしそりゃ相応の量があるわな……。
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コメント

1. 次回仕入れ予定ですw

今日、異世界修学旅行と妹さえいればいい①を購入する際にこの
本が平積みされていましたが、あんまり積本を増やして読書に集中
すると全員怠慢家族になるので次の楽しみにしました(^^;;

2. れすぽんす

>anokoさん
最近書いてる感想はほとんどが1巻しか読んでないのが多いですが、本作についてはガッツリ7巻(というかWEB版含めるとそのだいぶ先)まで読んでの感想となっています。
記事内にも書いてますが、結構話が進んだ後のシーンが一番のオススメポイントですので、割と時間を取れる時に読んでもらうのがよいかもです~!

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