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2017-07

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終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?

どうも、はむばねです。
すき家の店員さんが「牛丼並盛りです!」と言いながらお水出してくれた姿を見て、あぁみんな疲れてるんだな……などと思う今日このごろです。
まぁ、私は特に疲れてねーですけど。

ところですき家といえば、すき家のネギトロ丼っていつの間に復活してたんです?
あのレトルトであることを微塵も隠す気のない円形のまま出してくるネギトロ丼、結構好きだったんですけどマグロ丼に置き換わっちゃった残念に思ってたんですよね。
でも、久々に行ってみたらなんか普通にメニューにネギトロ丼あったので。
それとも、私が勘違いしてただけでずっと残ってたのかしら?
正確に言うと「ネギトロ丼」と称されているのは「ミニネギトロ丼」のみで、普通サイズのはマグロのぶつ切りとネギトロが乗っかってる「マグロ丼」として存在しているようですし。


……という前置きとは一切関係なく、今日も感想いっくよー\(^o^)/
ネタバレはちょいちょいアリ。



amazonよりあらすじを引用。
>“人間”は規格外の“獣”に蹂躙され、滅びた。
>たったひとり、数百年の眠りから覚めた青年ヴィレムを除いて。
>“人間”に代わり“獣”を倒しうるのは、“聖剣”と、それを扱う妖精兵のみ。
>戦いののち、“聖剣”は再利用されるが、力を使い果たした妖精兵たちは死んでゆく。
>「せめて、消えたくないじゃない。誰かに覚えててほしいじゃない。つながっててほしいじゃない」
>死にゆく定めの少女妖精たちと青年教官の、儚くも輝ける日々。

このあらすじを見て、「あーあれね、なんかくら~い雰囲気で物語展開してって最後に泣かせに来るような奴でしょ? はいはいワロスワロス」とか思ってたのですけれど。
なんか、思ってたのと全然違った。
まず、思ってたよか全然明るい。
いやまぁそりゃ、ドタバタバカギャグやって、とかそういう雰囲気ではもちろんないのですけれど。
どう見ても悲惨な過去と身体を持ってるのに、主人公自身にそこまで悲壮感がないのがでかいのかもしれない。
かといって割り切ってるとか気にしてないとかそういうことでもなくて、なんというか「飲み込んでる」? って感じ。
つーか全体的に、かっけーよこの人。
凄く「大人の男」してる。
え、18歳?
嘘でしょ、40オーバーくらいの貫禄感じるんだけど。

あとは、主な舞台である倉庫(という名の、女子寮なとこ)の子たちが元気なのも大きいですね。
いずれ兵器となるべく育てられているはずなのに、めっちゃ明るく元気に育ってる。
主人公が好かれてる感もよくわかって、凄くほのぼのします。

とはいえもう戦場に出てて、あるいは自爆特攻を義務付けラている年長組までいくと底抜けに明るいとまではいかなくて。
ヒロインもその年長組なわけなのですが、なんというか押し潰される程弱くもなく、達観できるほど強くもない。
歳相応の葛藤(というには随分悲壮的な状況ですが)が見られて、それでも前を向こうとしている感が、物悲しくも心地よいです。

嫌な人が出てこない、ってのも個人的に高ポイントですね。
そりゃまぁ少女を自爆兵器として特攻させる指揮官もいるわけなのですけれど、彼も少女たちに敬意を払っており、相談を持ちかけられたら(やや迂遠な言い回しではあっても)誠実に答えたりしてて、凄く好感度が高い。
なんか全員が自分や周りについてちゃんと考えてて、かつ他人を思いやってる感が感じられる。
特に、グリックさんとかナイグラートさんとかマジいい人。
言ってみりゃ「拾った」だけの主人公に対して、無茶苦茶親身になって色々と世話焼いてくれてる。
主人公もそのありがたみを感じてて、ふざけたりからかったりもするけど、ちゃんと頼るとこでは頼って感謝してる。
なんつーか、大人組がしっかり大人してる作品って安心して読めますよね。

ラストも凄くあっさりしていて、なんというか盛り上げての「泣かせに来る」感はなかったです。
まぁこれは、続刊を前提としているからというのもあるのでしょうけれど。

……と、ここまで「明るい」要素を並べてきたわけですけれど。
にも関わらず、全体としてはなんか切ない雰囲気なんですよね。
でも湿っぽいかといえばそんなこともなくて、なんというか、「決して良くない環境にありつつも、懸命に生きている」感が凄く伝わってくるといいますか。
でも環境としては決して良いわけではないので、それが逆に切なくも感じるといいますか。
割と独特の空気を纏ってる作品な気がします。

設定としても凄く色々な背景がありそうで、まぁまぁ小出しにしか明らかにされないわけなのですが、ストレスを感じる程わけわからんって感じでもなくちょうどいい感じ。

まー、上手いですね。
設定も練られてるし、文章も読みやすいし、主人公は格好いいし、女の子は可愛い。
おかして、切ない。
このままずっと続いて欲しいとも思うし、最後が早く見たいとも思う。
うん、凄く高レベルで纏まってる。
タイトルも目を引きますしね。

あと、なんとなく「全盛期のスニーカー」感のある作品だったようにも思います。
作者さん、別にスニーカー出身じゃないのにね。
昔の、割と硬派だった(気がする)スニーカーが好きな方にオススメの一作かもしれません。
とはいえ、昔のスニーカーはあんまり好きじゃなかった私が「面白い」と感じてるわけなので、それもどこまで当てになるもんかわかんねーですが。
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