スクウェア・エニックスノベルス『スタンプ・デッド』1~5巻&コミック版(完結)、
『太陽で台風』1・2巻(完結)発売中!
ガンガンノベルズ『魔法少女アーヤ☆アミー』発売中!
徳間デュアル文庫『魔王さんちの勇者さま』1~4巻(完結)発売中!
徳間文庫『欠陥妖怪住宅』発売中!
ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ『ブチ切れ勇者の世界征服』1~2巻発売中!
徳間文庫『パラレル家族計画』発売中!

2017年4月、第11回HJ文庫大賞様にて『銀賞』をいただきました!
2017年5月、ジャンプ小説新人賞’16 Winter様にて 小説フリー部門『銀賞』受賞をいただきました!

«  | ホーム |  »

妹さえいればいい。

どうも、はむばねです。
ついに1週間連続のテーマ「感想」である。
栄養補給だからね、仕方ないね。
ていうか、ぶっちゃけなろう作品の感想を書いてた時に比べるとものっそいサクサク(感想を書くのが)捗る感。
やっぱあれ、読む分量長い上に、1記事にまとめる量じゃなかったよね……。
1冊読んでサクッと感想を書くことの、なんと楽なことか。


そんなこんなで、今回はネタバレ(するほどのネタが)ありません。


妹さえいればいい。 (ガガガ文庫)
平坂 読
小学館 (2015-03-18)
売り上げランキング: 8,131


お、おぅ。
なんというか、これは凄いな。
ストーリーを説明すると、「妹好きのライトノベル作家が作家仲間や家族や元同級生と遊ぶ話」。
以上である。
凄いなこれ。
まさしく日常もの。
日常ものの4コマをライトノベルにするとこんな感じになるのかもしれない。
正直、これは平坂先生だからこそ許されるレベルではなかろうか。
凄いな(大事な事なので3回言いました)。

はがないも相当なものでしたが、あちらはまだ隣人部というコミュニティがあり、そこに客員が入部してくるというドラマがあり、「友達を作る」という目的がありました。
その目的ゆえに、(たとえ形式上だけであっても)ただただ遊んでいる状況であっても(一応の)理由付けがあった。
しかし本作は、舞台はなんとなく溜まり場となっている主人公の部屋であり、集まってくるメンツもなんとなく集まった知り合いたちです。
出会ってから割と経ってる馴染みのメンツなので、関係性もほぼ確立されてます。
更に言うとメインキャラ5人のうち3人が(割と)常識人枠なので、それほどぶっ飛んだ展開にもなりません。
更に、メタネタ・パロネタも満載。
これはまさか、如何に叩かれる要素を詰め込めるかという点に重きを置いた実験作なのか……? とすら思いました。
文字装飾、メタネタ、パロネタ、中の人ネタ等、かなり肯定的な私でさえも「お、おぅ……」ってなった。
これ系でここまで「お、おぅ……」ってなったのは竹井10日先生のらき☆すたノベライズを読んで以来である。

……と、だいぶネガティブな情報から書いてしまいましたが。
「すげぇ叩かれそうな内容だな……」と思ったのは事実ですが、個人的には楽しめました。
帯の煽りは、「これが、青春ラブコメの到達点。」。
なるほど、その通りなのかもしれないと思います。
青春ラブコメという要素一点のみを、混じり気なしに詰め込んだ一作と言えるかもしれない。
ストーリーも、話の目的も、オチもいらん! ただただ、青春ラブコメしているシーンを書くんだ! という意欲作(という可能性も微レ存)。
もっと言うと、リア充ヲタ共(一部ヲタじゃないけど)がキャッキャと遊んでいる姿がただひたすらに描写されます。
ただ最後にサプライズ(まぁ正直、「やっぱりか」って感も強いですが)もありますし、ここからお話を展開していく上で1巻はプロローグ的な役割だったりするのかしら?
正直ちょっと1巻だけでは判断しかねる部分もあるかもしれない。

あと、キャラは凄く生き生きしてていいです。
妹大好き変態作家って言ってるけど言うほど変態じゃなくね? 主人公・伊月くん。
伊月くんに密かに思いを寄せる……というか思いフルオープンで下ネタと共に迫る後輩作家・那由多さん。
こっちはホントに密かに思いを寄せてる、常識人枠その1元同級生・京さん。
伊月くんに対して複雑な思いを抱く? 常識人枠その2義弟・千尋くん。
この人ネタでホモホモ言ってるけどマジなんじゃないの? 常識人枠その3イケメン同期作家・春斗くん。
全員いい味出してます。
常識人枠とは書きましたが、伊月くんも(妹関連以外では)結構まともなこと言ってるし、那由多さんも(伊月くん関連以外では)まともな感性持ってるっぽいので、割と常識人ばっかと言えるかもしれない。
それゆえネタ的な意味では爆発的な笑いは(あんまり)生まれないものの、誰かが困るような形ではなく全員が楽しく遊んでる感じがあって、凄くほのぼのしてます。
カントクさんの絵も凄く可愛くて、ピッタリ合ってる。

本作、まさしく「頭空っぽにして読めるライトノベル」、ライトノベルオブライトノベルと称していい気がします。
酒飲みながら読むのにきっと最適。
こう書くとなんか貶してるように見えるかもしれませんが、私は頭空っぽで読める作品大好きなので普通に褒め言葉です。
まぁ、人に薦められるかというと正直ノーと答えざるを得ないですが……。
多分に人を選ぶ作品だとは思います。


しかし巻末の作家さんたちのコメントとか見てると結構リアルに近いらしいですが、え、ライトノベル作家ってこんなリア充生活してんの?(ライトノベル作家並感
スポンサーサイト

コメント

1. 僕友の平坂読氏の作品ですねw

カントク氏のイラストで平坂氏の作品を読めるのは楽しみです(^ ^)
伏見つかさ氏のエロマンガ先生と同じジャンルではないかと
今からワクワクしています。

2. れすぽんす

>anokoさん
夢のタッグ感がある組み合わせですよねw
ちなみに一応ですが、1巻時点では実在する妹は(一応)出てこないためご注意ください。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hamubane.blog.fc2.com/tb.php/4194-bbe33e5b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

hamubane

Author:hamubane

たぶんライトノベル作家的なもの


Twitter

既刊情報

最新コメント

最新記事

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
ブログ (4304)
スタンプ・デッド (73)
情報系 (22)
短ネタ (35)
太陽で台風 (2)
しゅーかつ (18)
レパートリー確認PJ (27)
自著を無理矢理褒める (7)
感想 (266)
天神周辺グルメ (41)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR