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2017年4月、第11回HJ文庫大賞にて『銀賞』をいただきました!
2017年5月、ジャンプ小説新人賞’16 Winterにて 小説フリー部門『銀賞』受賞をいただきました!
2017年9月、第30回ファンタジア大賞にて 『金賞』をいただきました!

2017年9月30日(土)、『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』HJ文庫より発売!
第11回HJ文庫大賞『銀賞』受賞作です!

2017-10

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オーバーロード

どうも、はむばねです。
本日の感想は、オーバーロードです。
実はWEB版の方は、結構前に読んでたのですが。
(アニメを観た)ふくし氏と話があまりに咬み合わないので、「もしや書籍版は別物なのでは……?」との疑念の元に書籍版も購入。
以下、書籍7巻まで読んだ上での、書籍版・WEB版合わせての感想です。

合わせてというか、どっちかっつーとそれぞれの差異についての感想っぽい感じになりました。
WEB版・書籍版、両方のネタバレがかなりあるのでご注意を。
というか、正直WEB版、書籍版(アニメ)、いずれかに触れてない方にはよくわかんない内容になってると思います。
むしろ、WEB版を読んだ上で書籍版を買うかどうか迷ってる人向けの内容かな??
果たして、どこに需要があるというのか。
まぁいつもそうっちゃそうだけど、いつも以上に。
でも、気にせずいってみよう。


オーバーロード1 不死者の王
丸山くがね
KADOKAWA/エンターブレイン (2012-07-30)
売り上げランキング: 742


かつて熱中していたオンラインゲーム"ユグドラシル"のサービス終了日。
"ユグドラシル"の中でも最強ギルドの一角『アインズ・ウール・ゴウン』のギルドマスター・鈴木悟ことモモンガは、サービス終了のその時までゲーム内にログインし続けた。
かつての仲間を待つも結局はほとんど現れず、孤独を感じたまま迎えた終わりの時。
気がつけば、彼はギルドホームごとごと異世界に飛ばされていた。
異世界で生き残るため、そして異世界においても最強ギルド『アインズ・ウール・ゴウン』の名をしらしめるため、モモンガは自らを『アインズ・ウール・ゴウン』と名乗り異世界の掌握に乗り出す!

……という、ざっくり大枠のストーリーはWEB版でも書籍版でも同じなんですけどね。
WEB版を読んだ後、書籍版を読んだ私が抱いた感想はですね。
これ、全然別物やないか!?
正確に言うと、「巻によっては全然別物やないか!?」ですが。
7巻までだと、私の感じ方としては……。

1巻:新しいキャラもいるしアインズ様が丸くなってるしガゼフのおっさんがやたら格好良くなってるけど、まぁ「修正」の範囲内かな?
2巻:うんうん、冒険者としてモモンg……って結構違うな!?
3巻:うん、盗賊団のアジトにシャルティアが行っtこれ全然別物じゃねーか!
4巻:あーうん、リザードマンね。ここはあんま変わらんね。なんかちょっとマイルドにはなった?
5巻:王国のゴタゴタとセバスの色々……ここはあんまり変わらないし、正直ちょっとだるい。
6巻:そしてアインズ様のターnやっぱ全然別物だな!?
7巻:ナザリック侵入者編……大筋は大体WEBと同じかな? むしろちょっとエグくなった?

という感じ。


私が思う、WEB版と小説版の最も大きな違いは以下2点ですかね。

・アルベドの存在
書籍版で追加された、全方位暴走機関車アルベドさん。
彼女が暴走することでアインズ様がブレーキ役になることが多くなり、結果なんとなくアインズ様の印象がだいぶマイルドになってる。
あと、コメディ部分の増加にも大いに貢献。
というかもはや、アルベドさんイコールほぼコメディの代名詞まである。

・モモンの正体がアインズ様
WEB版ではナーベがモモンとして人の世に潜入してたのが、書籍版ではアインズ様演じるモモン+ナーベという構成に。
活動方針も大いに名をしらしめる方向になったことで、アインズ様の強大な力で弱者を叩き潰す展開が大幅増加。
また、マッチポンプ感も大幅増加。
併せて、アインズ様の大物感が全体的に増してる。

あと、細かい点でいうとブレインさんの扱いとかも結構違いますよね。
誰だよ書籍版のこのイケメンwwwww
WEB版では完全かませからの三枚目役でしたやん……。
なお、書籍版でその役割はハムスケに譲られた模様。


なんというか、書籍化に当たってだいぶ一般化というかエンターテイメント化したなーって感じ。
設定でいうと上記2点が顕著ですが、全体的に見せ場の作り方とかがだいぶ工夫されてるし、雰囲気も明るくなって爽快感が増してると思います。
かと思えば、リザードマン編とかナザリック侵入者編とかのダークっぷりは健在でちょっと驚きました。
3巻まで読んだ感じでは、このまま「アインズ様なんだかんだでいい人路線」でいくのかなと思ってましたからね。
百歩譲ってナザリック侵入者編は(マッチポンプではあっても)侵入したという非がワーカー側にあるとしても、リザードマンはマジで只々平和に生活してた村に侵攻しただけだからな……。

個人的には、書籍版の方がだいぶ好きですね。
ただ、良くも悪くもダークさはちょっと薄れてる感はあるので、WEB版の方が好きな人がいても納得ではある。
#正直、構成とか読みやすさとかはダンチで書籍版に軍配が上がると思いますけどね……。
「全くの別物」は言い過ぎにしても、かなり読み口の違う作品になっていることは確かだと思います。
これくらいやってくれると、「WEB小説の書籍化」って意義もあるなって感じがする。
いやまぁ、WEBと書籍両方読んだ作品ってほとんどないので、他のがどんぐらい変わってるのかあんまり知らないんですけどね……。


WEB版、書籍版、共にガチで自分(の大切なもの)のためだけに行動する主人公が見たい方には超オススメの作品ですね。
結構な割合で主人公側に正義がないどころか、ちょいちょい悪の元凶(ガチ)さえ主人公側だったりするよ!
そんな中でも、主人公自身がドッカンバッカン活躍するのが好きな方は書籍版がオススメ。
主人公自身は本拠地に引っ込んで、概ね部下が事を成す感じが好きな方はWEB版がオススメですかね。
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