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2017年5月、ジャンプ小説新人賞’16 Winter様にて 小説フリー部門『銀賞』受賞をいただきました!

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魔法剣士のエクストラ

どうも、はむばねです。
それでは早速いってみましょう!
24時間耐久読書&感想更新 第一弾は、作者買いで選んだぶっちゃけ無難なところからだ!
早速っつっても、3時間経過してるからなんかもう書いてる方は既にくたびれてきてるけどな!

魔法剣士のエクストラ (HJ文庫)
拓海
ホビージャパン (2014-01-31)
売り上げランキング: 454,025


人類が大地から追いやられ、大空に浮かぶ【天空母島】に住まうようになっておよそ千年。
旧世界における国家の代わりに、世界はいくつものコミュニオンによって統治されていた。
【大魔決戦祭】は、そんなコミュニオンが一堂に会し覇を競い合う四年に一度の催しだ。
その制覇者にのみ、旧世界について一つだけ知ることの出来る権利が与えられる。
最強クラスの力を持つが故に大会への出場が禁止されている竜城零人は、求めてやまないその権利を得るため新興コミュニオンの教官として着任。
三人の少女を鍛え上げ、【大魔決戦祭】の制覇を目指す。

という感じの、リア王!の描くファンタジー教官モノです。
……あ、つい癖で普通にあらすじ書いちゃった。
まぁいいや。

しかし新シリーズが、しかも(リア王!と同じ)HJ文庫から本格的に始まってるということはリア王!の続編はもう出ないのか……。
続き、楽しみにしてたんですけどね……。
ま、出ないもんはしゃーない。
……というか、お前が言うなという声が聞こえて来そうですね(すみません……)。

さて、それはそうと。
主人公最強モノであり、教官モノ。
両者の比率は、半々といったところでしょうか。
プラスで、ちょっとハーレム系の要素もあるよって感じ。

この手の教官モノでは、お約束といっていいほど「ポッと出の教官に反発する生徒たち」という展開が発生するわけで。
本作もその例には漏れないわけですが、そのお約束をサクッと処理してくれたのは良かったです。
その点、主人公最強設定が上手いこと生きていたと思います。
圧倒的な力でぶちのめされたら認めざるをえないからね、仕方ないね。
また、これまたお約束とも言える「その力には何か裏があるに決まってる!」とか「実力はともかくとして教官として認められないからな!」とかで結局認めないような展開がなかったのも良かったです。
リア王!でもそうでしたが、(性格面はともかくとして)ちゃんと実力は実力として認める姿勢が全体的にあるのがいいですね。
本作においてもヒロインズには優勝を目指す動機がそれぞれにあるわけで、ここで変にゴネられても「え、なんなの優勝への決意ってそんなくだらない感情面で阻害される程度のものなの?」って思っちゃいますしね。

というか、全体的に人間関係の構築がスムーズなのがストレスフリーで良かったです。
なんつーか、変にヒネたというか、嫌な人物がいない。
本作主人公は教官でありながら生徒側と同年代という若さですし、その実力も公にされたものではありません。
となるとカタルシス展開を得るためにクソみてーな(普通に考えてそんな理屈通らんやろと思うような)イチャモンを付けてくる奴がいるのも(主人公最強モノの)テンプレ展開なわけですが、本作ではそういうのがなかったのが非常に好印象。
そりゃ実力を目の前で見せられたら認めざるをえないし、過去の実績まで知ってりゃリスペクト対象にもなるよね。
敵さんにまでちゃっかりリスペクトされちゃってる。
敵さん含めて、各キャラがちゃんと(納得できるかは別として)理解出来る理由で行動してるってのも良かったです。
これ明らかに展開のために言わされて(やらされて)ますやん、ってのがなかった。

あと、キャラの話で言うと。
本作主人公は、リア王!の主人公に比べたら能力面はよりぶっ飛んだ感じに、性格面は丸くなった感じに。
色んな意味で尖ってたリア王!主人公に比べれば、良くも悪くも常識人寄りですね。
基本的には能力見合った泰然さを身に付けてるんですが、いきなり女風呂に飛ばされたりするとオロオロしちゃう辺りは歳相応。
……いやうん、まぁ普通はそうなるだろって話なんですけどね。
リア王!の主人公ならそれでも堂々としていそうな(ある意味の)信頼感がある。
個人的にはリア王!主人公のあの何があっても揺るがなさそうな(実際にはちょいちょい揺るいでた気もするけど)感じが好きだったのでちょっと残念な気持ちもありますが、その分一般的に受け入れられる間口は広がったんじゃねーかな。

女の子サイドも、ぶっ飛んだ子は今のところいないかな。
ちょっと個性的かな? の範疇に収まるくらい。
突然現れた教官(主人公)に対しても、主人公の知己であり既に主人公に対して信頼を置いている同級生の取り成しがあればとりあえずは信用してくれる。
でも逆に、それがなかったらなかなか不審者疑惑が晴れなかったんじゃねーかなって思う程度には常識人。
であるがゆえに、幼なじみ(と言っていいのか……?)以外は警戒を解ききっていない感じです。
しかしそんな彼女らと主人公の距離感が、既に思いっきり甘えてきてる猫、恐る恐る近づいてきてチロッと舐めてくる猫、遠巻きに警戒してる猫、って感じでそれぞれ可愛いですw
能力的には、新興コミュニオンのメンツとしてはかなり上物だけれども、全体的に見るとまだまだな感じ。
それぞれ一点特化と役割分担で、どのように成長していくかも楽しみです。

前作との比較ばかりで恐縮ですが、リア王!がかなりキャラ寄りの作劇だったのに対して、本作はだいぶストーリー寄りに寄せてきた感じかなって印象です。
その分、ストーリーには気になる要素が目白押し。
まだ大会参加に必要な5人すら集まっていない状況ですし(1人はあの人かな、とは思いますが)、これからが非常に楽しみな作品です。
リア王!よりだいぶ取っ付き易い感じになっていると思いますので、前作を読んで「ちょっと……」ってなった方にもご一読いただきたいですね。
ていうか私が今度こそ若桜先生の作品を最後まで読みたいので、みんな買ってみてくれよな!
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