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2018-07

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完璧なレベル99など存在しない

どうも、はむばねです。
24時間更新企画じゃないです、それはもう終わってます。
結局、企画だろうが企画じゃなかろうが感想しか更新しない説。
なんだったら連続感想更新やってた時の方が普通の更新の頻度が高かった説まである。


そんなこんなで、今回はネタバレはそんなにないと思います。


完璧なレベル99など存在しない (電撃文庫)
周防ツカサ
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異世界転移? モノ。
ある日、気が付くと見知らぬ場所に立っていた主人公。
周りにわんさかいる人々が尽く奇抜な格好をした美男美女だったため最初はコスプレ会場かと思ったものの、よく見るとそれが見知った人物であることに気付く。
彼ら彼女らの大半は、主人公がかつてプレイしたRPGに登場するキャラクターたちにそっくりなのだった。
やがて、主人公は今いる世界が様々なRPGの世界がごちゃ混ぜになった世界であることを知る。
更に、主人公は自分にしか見えない「レベル」が存在することに気付く。
そして、自分のレベルが99であることにも。
プレイ本数200本を超えるPRGヲタとして培った知識とカンストしたレベルで、主人公はこの世界の「攻略」に乗り出していく。

……という感じのストーリーなのですが。
すげぇ、この設定なのに主人公が戦闘で活躍しねぇ!
いやいや、このタイトルとあらすじだったら俺TUEEEEEEEEEものかと思うじゃないですか。
まさかの、そこを裏切ってくるというね。
いや、強いんですよ?
レベル99ですからね。
でも、主人公がモンスターを倒すとなぜかモンスターが復活しちゃうので、アタッカーとしては役に立たない。
一応壁役はやってるようですが、基本的に適正レベルの相手としか戦わないので壁役として活躍するようなこともない。
#というかそもそも壁役をやってる描写すらほとんどない。
更に対人戦においては、主人公的にどのキャラも思い入れがあるので戦う(反撃する)という選択肢がない。
結果、ほとんど「すばやさ」のステータスしか活かされてないじゃねーかwww

ほんなら主人公の活躍がないのかというと、しかしそんなこともなくてですね。
主に、RPGプレイ時に得たモンスターの知識などで皆を助けます。
無駄に、敵のパラメータとか暗記しまくってるらいいですからね。
就いたポジションは、「軍師」。
知識無双wwww
レベル99なのにwwww
普通それ、レベル1のクッソ弱い系主人公がやるやつやろwwww

という、事前の予想とは大きく異なる内容でした。
いい意味でか悪い意味でかは、人によると思いますが。
個人的には、(そっち系を期待して買っといて何ですが)俺TUEEEEE系も若干お腹一杯感があるので新鮮で良かったかな。
主人公像も、賛否両論かなーって感じ。
いわゆる、ヘタレ系主人公ですね。
レベル99なのに。
普通にモンスターにもビビるし、怖い人に悪口言われてもビビる。
通常憤りそうな場面でも、とりあえず大抵ビビる。
元はゲーオタの陰キャラだからね、仕方ないね。
ある意味リアル。
先ほど知識無双系と書きましたが、戦術無双でもなくホントに「知識」無双です。
ていうか、ぶっちゃけwikiじゃね? という感じ。
#実際、主人公がほぼ一人でwikiの記事を完成させたRPGが30本くらいあるらしいです。

というわけで、主人公が活躍する展開とか、俺様的な主人公を読みたい方には(そのタイトルに反して)全く向かない作品です。
「完璧じゃない」って銘打っててもたかが知れてるやろ、と思いきやマジで全く完璧じゃないってレベルじゃねーぞ! って感じなので。
ストーリーも、1巻時点ではまさしく「序盤のRPG攻略」って感じ。
逆に言うと、俺TUEEEEEE系にちょっと疲れちゃった方で「普通の主人公が順当に攻略を進める感じのストーリー」が読みたいような方にはオススメかな。
なお、「順当に攻略を進める」っつってもヤマがないわけではもちろんありません。
登場人物がRPGのキャラであるがゆえに運命付けられた悲哀、って感じの展開です。
物凄く感情が揺さぶられるような作品ではないと思いますが、割とライトな感じなのでサクッと読みたい時にはちょうどいいかもしれません。
ただ正直、明らかに続刊を意識した構成なので1巻だけだとモヤモヤ感は残りますね。
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