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第30回ファンタジア大賞 "金賞"受賞作『お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか』
2巻、5/19(土)ファンタジア文庫より発売です!

2018-06

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俺が彼女に迫られて、妹が怒ってる?

どうも、はむばねです。
24時間耐久読書&感想更新 第2弾です!
わかってたことではありますが、1弾1弾の間隔がでけーよ!
あれ、まだ3時くらいだったかな? って気になってくる。

注:今回は特にネタバレ成分多めです!

俺が彼女に迫られて、妹が怒ってる? (MF文庫J)
野島けんじ
メディアファクトリー (2012-02-23)
売り上げランキング: 511,869


あらすじは、Amazonより抜粋。
>『霊』の存在が一般に認知されている世界。
>妹のことが大好きな男子高校生・一ノ瀬悠斗はその妹・亜夢と二人暮らしだ。
>彼らは、とある事故がきっかけで霊に触れることができるようになった稀有な存在だ。
>二人はこの能力を活かして悪霊退治を行う以外は、至って普通の生活を送っていた。
>ところがある日、二人の前に炎の剣を操る美少女除霊師・桜ヶ丘ひよりが現れる。
>彼女は悠斗に、いきなり告白をしてきて…!?
>「わたしの、か、かか、彼氏にしてあげてもいい、き、期間限定でつき合わないか?」
>「ダ、ダメです。あ、あなたとお兄ちゃんは、ダダダ、ダメです」
>―妹、反撃!?
>MF文庫Jが誇る人気コンビでお贈りする、ちょっと切ないハートフルラブコメ開幕。


あー……なるほどね。
とりあえず、読み終わってまず言いたいと思ったことはこれだね。
大事な事は、まず最初に説明しよう。
フォーグラー博士じゃねーんだからさ。

そもそも私はこういう、「主人公が何もわけがわからないまま、わけを知ってる人に振り回される」タイプの作劇が基本的には苦手でして。
でも読んでるうちに、作中で妹ちゃん関連の露骨な伏線が出てきて、タイトルを思い起こし、あぁなるほどね、妹ちゃん関連で来てるのね、それなら兄には言えないね、と勝手に解釈してたんですが。
結局、言わなかったのそんな理由かよ!
そんな理由なんだったらそれはちゃんと説明しようよ!
ていうか、そんな理由で事情を説明しなかった人間の態度じゃなかったろあれ!

……と、遡って中盤以前の展開にまで憤りを覚えてしまいました。
うん、まぁ大変な事になったのは別にヒロインが黙ってたからじゃなくて不可抗力的な理由からだけど、最初から話してれば何事もなく済んでた話ではあるんだよなぁ……。
ヒロインはやたら覚悟完了してる感じな描写で、実際そこ以外はちゃんとその設定に添っているんだけども、その一点だけでその覚悟もだいぶ霞んでしまった印象が。
初心な女の子であることを最大限に鑑みても、えー……そこを躊躇するレベルで命の覚悟とか言われても……とか思ってしまうんですよねー。

とはいえ、正直これは私の読む側としての心構えも間違っていたと言わざるを得ない。
最初はね、タイトルだけ見て「あー、妹ちゃんの大好きなお兄ちゃんに他の女が言い寄ってきて~、って感じのドタバタラブコメなのね」って思ってたんですけども。
あらすじの「ちょっと切ない」と、結構序盤から挟まれる伏線で「あ、ドタバタラブコメと見せかけたガチのやつか」と勘違いしてしまったんですよね。
たぶんこれは、最初の印象の方が正解だった。
あとがきにも書いている通り、タイトルに偽り無しだったよ。
むしろ、ラブコメに見せかけたガチと見せかけたラブコメ、というどんでん返しだったのかもしれぬ。

ほんでそういう視点で振り返ると、うん、全然悪くないラブコメだったと思います。
突如現れたヒロインに振り回される主人公。
それをヤキモキした気持ちで見ながらも、引っ込み思案な性格と自身の境遇のせいで控えめにしか抗議できない妹ちゃん。
そして、ヒロインを追いかけてきたサブヒロインによってドタバタが更に加速していく。
お手本のようなドタバタラブコメディのストーリーラインですね。
ヒロインの秘密が意味深に焦らされるのも、ラブコメと見ればむしろ持ち味かもしれません。
こんだけ引っ張っといてそれかい、という感想は同じなんですけども。
シリアスだと「えー……こんだけ引っ張っといてそれかい……」となるところが、ラブコメだったら「こんだけ引っ張っといてそれかーいwwww」って感じになる。

ただ主役兄妹の絆、これはシリアス視点で見てもラブコメ視点で見ても大変良かったです。
なんというか、お互いがお互いを想って尊重し合ってるのがよくわかる。
よくある完全に一方の熱量が上回ってるタイプじゃないし、その熱量がゆえに片方や周りに迷惑をかけるようなタイプでもない。
テンプレじゃない、きちんとした絆が描かれていたと思います。
今回は妹ちゃんがターゲットになりましたが、実は兄がターゲットになってても同じ展開になってたんじゃねーのこれって気がする。
それくらい、双方向の揺るがない絆を感じました。
ラストの展開も、(シリアスなら賛否両論だと思いますが)個人的にはシリアス視点で見てもラブコメ視点で見ても良かったです。
やっぱ、ラストはこのくらいハッピーなのが好きですね。
露骨なまでにキッチリ伏線張られてたので、納得もありますし。
ちょっと、スカッとしないのは事実ではありますけれど(苦笑


というか、アレか。
露骨な引きになってることから見ても、1巻は物語全体のプロローグ的な扱いなのか。
主人公兄妹が組織に属することになるまでの経緯、というか。
だとすれば、更に納得。
続刊では、本格的にドタバタラブコメ(ちょっといい話もあるよ)路線になるのかな?

差し当たり1巻時点では、ラブコメだけど軽すぎず、シリアスはあっても暗すぎず、なバランスを求めるような方にはオススメの作品かもしれませんね。
あと、可愛くて一途で引っ込み思案な妹を見たい方にもオススメ。
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