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2017年5月、ジャンプ小説新人賞’16 Winterにて 小説フリー部門『銀賞』受賞をいただきました!
2017年9月、第30回ファンタジア大賞にて 『金賞』をいただきました!

第11回HJ文庫大賞"銀賞"受賞作『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』
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第30回ファンタジア大賞 "金賞"受賞作『お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか』
3巻、8/18(金)ファンタジア文庫より発売です!

2018-07

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放課後は無敵ですが、何か?

どうも、はむばねです。
24時間耐久読書&感想更新 第5弾です!
残り3冊と聞くともうちょっとって気がするけど、残り9時間って書くと結構果てしないよね!


放課後は無敵ですが、何か?  召喚ばれてみれば、一騎当千 (角川スニーカー文庫)
秋水
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-09-30)
売り上げランキング: 853,194


あらすじはAmazonより抜粋。
>逍遥館高校の学生寮には秘密がある。
>生徒たちは皆、異世界の姫・ハルカに召喚される一騎当千、“俺TUEEE”な能力をもつ“龍仙士”たちなのだ! 
>そんな学生寮に入寮した転校生の竜夷も龍仙士として召喚されたけれど、仲間たちとは違い、なぜか無能力な役立たず!? 
>こんなんで一目惚れしたハルカが籠城する城を、敵の大軍から守りきれるのか!? 
>敵は3万、味方は1000人。
>大逆転劇が、いま始まるよ? 
>高校生無双のバトルファンタジー!

窮地に立たされた異世界の姫を救うために召喚された高校生たちが、チート能力を用いて30倍もの戦力を薙ぎ倒す無双ファンタジー!
……かと思ったら、全くそんなことはなかったぜ!
正直、これはあらすじ詐欺を訴えてもいいレベル。
まぁ、そんなもん本作に限ったことでもないですが。

序盤は確かに召喚された高校生たちがそのチート級能力を用いて大軍を押し返す展開なんですけども。
この時点で、爽快感や痛快感があるかというとかなり微妙。
ポッと出の能力を使ってはしゃいでる感じが凄いし、なんかゲーム感覚だし、能力がないとわかった主人公の事をめっちゃ蔑むし。
あ、これは「そういう感じだな」ってすぐにわかりますよね。
なんか異世界でいきなりチート能力を得てはしゃいでる、そのしっぺ返しが来る展開。

したらまぁ、やっぱり能力モノとかバトルモノとかじゃなく大半は人間ドラマでしたね。
いやまぁ、一応舞台装置としては能力モノでありバトルモノではあるんですけども。
作中でも異世界をネトゲに例えてるキャラがいますが、ホントにネトゲに近い。
それも、強アカウントをRMTでいきなり手に入れたかのようなネトゲ感。
痛みは普通にあるようですが、死んでも向こうの世界に戻れなくなるだけみたいですし。
召喚先は召喚先で現実なんで、一応ガチではあるんですけどね。

そんな世界では最強クラスの力を持つけども、現実ではカスみたいな人生であるがゆえの苦悩とか。
かつて傷つけてしまった友を今度こそ守らんとする決意とか。
昔の恩人に対する思いとか。
無能力だけど、どうにかして役立てないかだとか。
そんなん関係無しに、ムシャクシャしてやったとか。
そういう、各々の思いが交錯し合います。

いや、まぁ、うん。
全然いいんですけどね、人間ドラマ。
ただ、ちょーっと期待してた感じとは違うかなーって思わざるを得ないよね。
まず正直、物語全体を通して大体雰囲気が暗い。
ただでさえ劣勢な上、思春期のお悩みたちまで加わるからね、仕方ないね。
その中でも主人公・ヒロインの(戦場においては)無能コンビの明るさは光るのですけども。
なんかそれも、清涼剤というよりは悲惨な現状で精一杯明るくしようとしている悲壮感が漂うというか。

あと、登場人物がほぼ全員他人に対してキツいです。
別に悪い人ってわけではないのですが……正直、あんまり思いやりはないよね。
これまた、逼迫した戦場だとか、各々が抱える悩みとかも鑑みればむしろ当然と言えるのかもしれませんが。
実際、高校生くらいの年代って物語の登場人物ほど周りに気は使えないよね!
ある意味リアルなのかもしれない。
#なお、私は30になっても周りへの気遣いはできていない模様。
これも、唯一の例外が主人公・ヒロイン組か。
しかしこれまたこれまた、他人への思いやりはあっても今度は力がないため解決出来ないことが多くヤキモキする感じに。
なお、敵さんは普通に嫌な奴です。

ラストの展開も、続刊ありきということもあってかスッキリ! というわけにはいかず。
嫌な敵さんも、スッキリ倒せたわけでも無し。
主人公の能力お披露目も、代償が限定的すぎる(?)のと、能力特性も「んん……?」って感じだったのでさほど盛り上がれず。
#ラストは、私の読み込みが足りないだけかもしれない。
ちょっと、全体通してストレスフルな展開だった割にカタルシスを得られる所も薄かったかなーって感じ。

えー、なんと言いますか。
ほぼ全員が全員思春期だったり過去の傷だったりの悩みを持つ登場人物たちが、衝突し合ったりいがみ合ったりしながらも少しずつ成長していく傍ら、ギリギリの戦場をギリギリでどうにか乗り切っていく。
そんなお話が読みたい方にオススメ……なの、かなぁ……?
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