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2017年4月、第11回HJ文庫大賞にて『銀賞』をいただきました!
2017年5月、ジャンプ小説新人賞’16 Winterにて 小説フリー部門『銀賞』受賞をいただきました!
2017年9月、第30回ファンタジア大賞にて 『金賞』をいただきました!

2017年9月30日(土)、『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』HJ文庫より発売!
第11回HJ文庫大賞『銀賞』受賞作です!

2017-10

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SOUL CATCHER(S)

どうも、はむばねです。
本日の艦これチャレンジは、9回ぶり3回目の集積地棲姫さんというさほど面白みのない結果だったため画像は割愛致します。
現在のコンプ率:6/10(那珂3、北方棲姫2、集積地棲姫3、時雨4、大淀3、天島雪1)



はい、というわけでね。
こないだ書いてからちょっと間が空いてしまいましたが、SOUL CATCHER(S)の感想ですよっと。

ネタバレすることで何か不都合が生じるような作品でもないとは思いますが、一応ネタバレ結構あるので注意。
あと、私は神海先生が好きすぎるのでだいぶ偏った評価になることをご承知おきください。

SOUL CATCHER(S) 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2013-12-04)
売り上げランキング: 22,689


人の心を形として「見る」ことが出来る少年、神峰翔太。
その力ゆえ、人は本音を暴けば怒る、人の心を変えることなど出来ない、と人との接触を避けていた。
しかし人の心を「掴む」サックス奏者・刻阪響と出会い、神峰は指揮者として、音楽を人の心に届ける道を志す決意をしたのだった。

というのが、ざっくりとしたストーリーですかね。
基本的には、西関東大会ダメ金が続く高校の指揮者として、パートリーダーたちの様々な「心」の問題を解消し、認められ、全国金賞を目指す物語です。

なんですが。
もうね、とにかく全編通して熱い。
そして濃い。
打樋先輩パート(パーカッションのパートリーダーで、吹奏楽部入部後最初のエピソード)とか2巻分ぐらいやってたくらいのイメージだったのに、実際には2話で終わってるんですよね。
全11巻と割かしコンパクトにまとまっているはずなんですが、読み終わった後はなんか無茶苦茶壮大なストーリーを読んだ気分になりました。

ほんで、濃いといえばキャラがまた濃い。
主人公+相棒+部長+パートリーダー12人で、メインメンバーが15人いるにも関わらず全員の存在感が凄い。
こんだけいたら忘れそうになるキャラとかしょうもないエピソードとかありそうなもんなんですが、そういうのが一切ないのです。
全員が全員滅茶苦茶キャラが立ってるし、個別エピソードもめっちゃ面白い。

ほんでですね、全員が全員に、芯があるといいますか。
まぁ自分が弱かったり付和雷同気味だったりする人もいるんですけども、なんかこう、それでもその奥底には確固たる自己が感じられる感じがするんですよね。
そして、事情あって後ろ向きになってたり諦めてたりもするんですが、それでも本当の本当は前を向きたい気持ちがある。
そういうのが、凄く熱いエピソードに繋がっていくんだと思います。

それと、全員が実力者というのも凄くいい。
ダメ金とはいえ、金賞常連ではあるわけなので、元々決して実力は低くないのです。
そして全員が同じ方向を向けていないからこそ結果が出ていないだけで、個人のレベルは全国区が結構いるんですよね。
そんな人達が、敵に回っている……というか、協力的でない時は、物凄く厳しいのですけれど。
その分、その人が味方になってくれた時の「この人が味方になってくれるなんて、なんて心強いんだ!」感が凄いのです。
この辺りは、LIGHT WINGにも通じるところがありますね。
最終回付近、全員が能力に目覚めた結果「なんだこいつらすげぇ!」ってなってましたものね。
まぁアレは打ち切りだったのでほぼ全員がダイジェストで覚醒した結果「なんだこいつらすげぇwwww」って感じになってたのが、きっちり描写された結果より説得力を持ち、そしてより熱い展開に繋がっていると思います。

あとは個人的に、ビジュアルも凄く好みです。
普段私、漫画を読む上で絵の良し悪しとかってほとんど考えないのですけれど。
神海先生の絵は、まぁ一般的に見て上手いか下手なのかはわかりませんけれど、凄くグッとくる感じがする。
何より、女の子が可愛い!
邑楽先輩とか滅茶苦茶好きです。
特に照れてるところとかやべぇ。
あんまり尺はないのですが、ラブコメパートも無茶苦茶面白いです。
そして、男の子も格好いいと思います。
キョクリス先輩とか普通に考えたら結構アレなデザイン(そしてニックネーム)な気もするんですが、不思議と格好いいんですよね。
まぁこれに関しては、内面込みという事もあるのでしょうけれど。
最後の直接対決での、キョクリス先輩と金井淵先輩のやりとりとかホント好き。

もうホントにね、出てくる人出てくる人、全員に「すげぇ!」ってなるんだ。
最初の刻阪くんすげぇ! から始まり、打樋先輩パねぇ! 奏馬先輩やべぇ! 部長頼りになる! と、ずっと「こいつすげぇ!」が続いてくんですよね。
そして、ライバルもまた「すげぇ!」って奴らばっかりで。
しかも、なんというか凄く「敵」じゃなくて「ライバル」なんですよね。
お互い悪感情を抱いているわけじゃなくて、むしろ相手が全力を出してくれることを望んでいて、その上でそれを超えてこそ意味がある、という感じ。
あとがきで書かれていた「『争う』のではなく『競う』を意識した。両者の違いは、リスペクトの有無」的な話を読んで、なるほど、と思いました。

そんな中、唯一の例外が中盤で登場する黒条くんというキャラです。
神峰くんと同じく心を「見る」ことが出来る力を持っているのですが、その力で「人の心を黒く染める」のを生きがいとしているのですね。
ほぼ全員がかなり善性寄りなキャラの中、ぶっちゃけ浮いてるレベルで異質です。
LIGHT WINGをご存知の方なら、大体シアンをイメージしていただければ良いかと。
しかし彼を出した意味もあとがきで触れられてて、「な~るほどにゃぁ」という感じ。

なんだかんだ、黒条くんを倒すエピソードも爽快感ありましたしね。
まぁ、ぶっちゃけ「実際それはどういうことなんだってばよ……」という感じではありましたがw
というかですね。
「超視覚型(ハイパーヴィジュアル)吹奏楽グラフィティ」と言うだけあり、基本的に観客の心とかもビジュアルで表現され、前の演奏とどっちが心に残ってるとかとかも視覚的な戦いとして表現されているわけなんですけども。
正直、最後の方になるにつれ「それ今どういう状態なんだよwwww」って感じになってはくるのですよね。
#もしかして、吹奏楽経験者であればちゃんと解釈出来るのか?
しかし、細けぇこたぁいいんだよ! とばかりに「なんかわからんが凄い!」と思わせる迫力があるのです。

特に最後の演奏。
あれは総力戦感が凄くあってめっちゃ良かったです。
まぁ、吹奏楽で「総力戦」とかどういうことなんだってばよって話ではあるのですけども。
けど、ものっそい熱いのですよ。
うおぉぉぉぉぉ! みんなすげぇぇぇぇぇ! え、けど、それでも届かないのか!? って、ここで歌林先輩きたぁぁぁぁぁぁぁぁ! って感じ。
そう、思えばパートリーダーで唯一問題解消パートがなかったのが歌林先輩なんですよね。
露出がめっちゃ多かったからあんまそんな気がしてなかったけど。
けどまぁ言って見れば彼女の場合は他の部員の心の問題こそが彼女の足かせとなっていたわけで、あそこでの覚醒シーンはなるほどと思うと同時にめっちゃ熱かったです。
そこから部長に繋がる流れもいいし、なんだかんだ徹頭徹尾無茶苦茶頼りになる奏馬先輩も良かった。
というか、何もかも全部良かった。

いや、全然良くなかった!!
最高だった(ファンタスティック)!!!
なんてね!!
※作中で、ライバルたる伊調くんがが最後に神峰くんに贈る言葉です。
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