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映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦

どうも、はむばねです。
改めて計算すると、情処受けてる余裕とか全くなかったわ。
よく考えたら、もう4月も残り3分の2割っとるやんけ……。
まだまだ4月始まったばっかの浮かれ気分でした……。

はい、まぁそんなこんなでね。
サクッと感想いってみましょう。
#サクッと感想が書けるとは言っていない。




あらすじはAmazonより抜粋。
>オラ、のはらしんのすけ5才。
>またまた地球の大ピンチだゾ!!  
>時は現代。世界征服をもくろむ秘密組織“ブタのヒヅメ”は、電子工学の天才・大袋博士とその助手アンジェラ小梅をだまし、恐ろしいコンピュータウィルスを作り出した。
>それを知った正義の秘密組織“SML”の一員、コードネーム〈お色気〉は、機械を動かすために必要なパスワードが入っているトランクを盗み、お台場の海に逃げ込んだ。
>彼女が救いを求めて転がり込んだ屋形船では、なぜかふたば幼稚園の先生としんのすけたち園児が、大宴会中だった!?  
>巨大飛行船を舞台に、“SML”の一員’お色気’と春日部防衛隊のみんなも地球の平和を守るために大活躍だゾ!
>父ちゃん、母ちゃんもひまわりを連れてオラたち救出のために立ち上がった!
>よ~し、おバカ・パワー全開だぁ!!

クwwwソwwww懐wwwwかwwwwしwwwwいwwwww
SPEEDwwww
SHAZNAwwww
そういや、IZAMU本人出演で当時結構話題になってたなwwww
主題歌も懐かしければ、作画も懐かしいwwww
何もかもが懐かしいwww

と、リアルにオトナ帝国状態になってました。
いやしかし、改めて昔のを観るとなんだかんだ随分変わってんだなーと思いますね。
そういやこの頃は、シモネタ全開だったな……。
なんつーか、良くも悪くも最近のはお上品になってるなって思いました。
臼井先生ご本人が出演されてたり、なんつーか凄いお祭り感があった。

あと、この頃のしんのすけはキレッキレですね。
ほぼ全力で空気読めてない行動しかしないんだけど、不快感なく完璧に笑いに転じてるのが流石すぎる。
そして、強キャラ感ヤバい。
ゲンコ以外でダメージを与えられる気がしないし、この子がいるだけで真の意味でのピンチに陥る気がしない。
しかしだからこそ、最後の展開が生きるんですよね(後述)。

にしてもこれ、前に観たはずなんですがほぼ覚えてなかったです。
つーか、コサックで銃弾避けるシーンまで普通に未見だと思ってましたw
あのシーンは、なんか無茶苦茶印象に残ってるんですけどね。
いずれにせよ、凄く新鮮な気持ちで観れたので良かったです。

というのは、ともかくとして。
冒頭のシーンは、普通に格好いいですね。
おっ、シリアスかな? と思わせてからの日本パートに入ってから早速の飛ばしっぷりよ。
この緩急の付け方が凄い。

つーか、終始お色気さんが無茶苦茶格好いい。
秘密組織のエージェントってことで、その強さに説得力があるのもいいですね。
そして、更に、母だから強いと。
なんだこの人、格好良さの塊かよ。
毎度勿論とーちゃんとかも格好いいんですけども、あれって「凡人だからこその格好良さ」だと思うんですよね(野原ひろしが果たして凡人なのかという点については議論の余地があるでしょうが)。
その点で、ちょっと格好良さの種類が違うと思うのです。
任務優先してるし、でも子供たちのこと無茶苦茶考えてるし、どんなピンチでも余裕を見せる。
なんつーか、プロフェッショナルの格好良さといいますか。
まさか、クレヨンしんちゃんでこんなときめき方するとは思わなかったぜ。

あと格好いいといえば、本作はとーちゃんよりかーちゃんの方が格好いい場面多かった気がしますね。
まぁみさえ、毎回子供への愛情の深さと思いやりは凄く垣間見えますし。
今回は、それがアクティブ方面に傾いた印象でしょうか。
筋肉さんと対峙した時の、頭脳プレイにトリックプレイ、そしてトイレプレイw
ここのシリアスギャグ(?)のキレもヤバかったですね。
絵面で否応なく笑わせてきやがるw

しかしまぁ、野原一家の参戦はぶっちゃけ結果オーライではありますよね。
メタ的に見たらそうはいかんのはわかるし、心情的にもわからんでもないけど、普通に考えればプロに任せる方が良いのでは……?
にしても、なんだかんだで面倒見いいな筋肉さん……流石正義の味方……。

一方の子供組、こっちは普通にたくましさ溢れてますね。
ぼーちゃんの頼れっぷりがやべぇ、なんだこのイケメン。
地味に、リュックを皆で交代で背負ってるってのもお互いを思いやってる感じがあっていい。
こういう細かい描写でも魅せてくれますね。

つーか全体的に割と軽いノリなのに、かなりの緊張感も両立してるのが凄い。
凄まじいまでのバランス感覚よ。
一応世界の危機がかかってて、方法も割とガチなのに、拷問シーンとかクッソくだらねぇwwwwww
私がサボテン大襲撃の時に書いたのはまさにこういうことで、「設定を考えるとかなりのピンチなはずなのに、絵面を見るとバカバカしいなぁw」という点に私は堪らなくクレしん『らしさ』を感じるのです。

敵さんも、恐ろしさと愛嬌が両立した非常にグッドなデザインだと思います。
割とすぐノセられるバレルさん可愛いw
ほんでこの人たち、間抜けな面も見せるけど基本的には普通に有能なんですよね。
ここが個人的に凄くポイント高くて、この要素があるからこそギリギリのとこで緊張感が保たれてると思うのです。
実際、世界征服一歩手前までは漕ぎ着けてるわけですしね。
#流石にやべぇシステムはスタンドアロン構成でしょ……というツッコミを入れたい気持ちもなくはなかったですがw

特に、マウスさんの有能っぷりがヤバい。
凡百の悪役なら普通にキレてるだろう挑発を受けても、目的を優先してグッと堪える大人っぷり。
普通に社会人レベル高い。
そしてそんなマウスさんも、赤ん坊の奔放さには翻弄されると。
ここも、凄く納得感があって良かったです。

つーか今になって観ると、作劇の隙の無さにビビりますね。
緻密な構成に、先述の通りギャグとシリアスと神がかり的バランス。
その上で、きっちり伏線張って無理なく回収してる。
大袋博士たちがさいたま在住だったという、クッソどうでもいいと思ってた情報が重要な伏線になっているという鮮やかさよ。
一時間半という短い尺なのに、含まれる情報量が凄まじい。

そして、最後の展開。
これはもうねー。
あっ、クソ、ホントにちょっと、クソッ……って感じでした。
ぶりぶりざえもんのくだりで、普通に感動してしまった……。
もうホントにしょうもないのに、斬新な展開ってわけでもないのに……。
この辺りは、テレビシリーズを観てた頃の作品だってのも大きいのかもしれません。
本作においてはほぼポッと出に近いのに、無茶苦茶ぶりぶりざえもんに思い入れありますものね……。
これは卑怯……。
しんのすけが静かにヘッドギアの下で涙流してるとことか、ホント卑怯……。
最後の、飛行船を押し上げてくれるとこも卑怯……。


いやもうね。
ぶっちゃけ、かなり舐めてましたね。
子供の頃は「ハハッ、ワロスw」って感じで観てたので、なんか昔のクレヨンしんちゃん映画って良くも悪くも子供向けのくだらないギャグって印象だったんですけども。
この歳になってから改めて観ると、やっぱ感じ方が違いますね。
素晴らしいエンターテイメント。
正直、圧倒されました。
クレしん映画の中で本作をナンバーワンに挙げる方もいらっしゃるようですが、それも納得の出来。
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