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2017年4月、第11回HJ文庫大賞にて『銀賞』をいただきました!
2017年5月、ジャンプ小説新人賞’16 Winterにて 小説フリー部門『銀賞』受賞をいただきました!
2017年9月、第30回ファンタジア大賞にて 『金賞』をいただきました!

第11回HJ文庫大賞"銀賞"受賞作『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』
1・2巻、HJ文庫より発売中!
第30回ファンタジア大賞 "金賞"受賞作『お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか』
3巻、8/18(金)ファンタジア文庫より発売です!

2018-07

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伝説の勇者の婚活

どうも、はむばねです。
はいはい感想ですよっと。
現在、インプット強化月間(?)実施中です。
今後、ちょい感想の割合が多くなることが予想されますためご注意ください。
ただ最近、「感想書きやすそうかどうか」で触れる作品を選ぶ傾向があるのは我ながらちょっとどうかと思いますね。

それはともかく、今回はジャンプSQで連載中の作品です。
ちょいちょいネタバレがあるのでご注意を。

伝説の勇者の婚活 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2016-08-18)
売り上げランキング: 573


あらすじは、Amazonより抜粋。
>魔王を倒し世界に平和をもたらした勇者・ユーリだが、どこか浮かない表情…。
>不器用で真面目過ぎる英雄は、願った。
>「愛すべき人に出会いたい」――。
>肩書きではなく本当の自分と愛を分かち合える、そんな運命の女性を求めて新たなる冒険が幕を開ける!!

このタイトルとあらすじでギャグ漫画じゃない……だと……?
いや、コメディタッチではあるんですけどね。
基本、コメで始まって真面目に締めるスタイルです。
ぶっちゃけ思ってたのとはちょっと違うけど、これはこれで良し!

いやねー。
この手の「世界を救った後の勇者」って設定、滅茶苦茶好きなんですよ。
私の作風にも表れてますよね。
基本、主人公最強系の作品が好きってのもあるのですが。
なんつーか、一つの物語を経てある種の完成を迎えてる主人公なわけじゃないですか。
既に、様々な艱難辛苦を乗り越えてきてるわけじゃないですか。
「強いけど精神的に未熟」系の主人公もいいんですが、やっぱ完成されているがゆえの魅力ってのがありますよね。
その完成されている理由として、「一度世界を救ってるから」ってのはシンプルかつ説得力があってわかりやすい。

本作の主人公も、そんな私の期待に応えてくれる人でした。
滅茶苦茶に強いのは勿論、圧倒的な精神的揺るがなさを持ってる。
しかし、ただ美しく完成してるってわけじゃなく、むしろ凄く歪でアンバランスな完成のされ方ってところも好き。
世界を救う役割を負った自分しか知らない、って感じなんですよね。
産まれた時から勇者で、勇者としての生き方しか知らないという。
けど、その役割は無茶苦茶キッチリこなしてるんですよ。
ここが、個人的に凄く好きなポイントでして。
なんつーんですかね。
理不尽なまでの役割を背負わされて、それでも尚、文句も言わず前向きに、人々のために頑張れる狂気を感じるまでの善性といいますか。
ある意味人としてはぶっ壊れてる感じが凄くいいですね。
そして、それを彼自身が悲観しておらず、当たり前のこととして受け入れてる感といいますか。
3巻での王女様のくだりとか、凄い良かった。
王女としての役割が生まれつき決められてて、結婚相手も決められてて、っていう状況って普通それを「間違ってる」こととして主人公がぶっ潰すってのがお決まりのパターンだと思うのですけれど。
本作でもそれをまぁまぁ悲劇的なこととしては描きつつも、それでもそれを受け入れることを前向きに描いているんですね。
これは、「勇者」としての役割を果たしきった主人公だからこそ出来る作劇でしょう。

基本的に「世界を救うことしか知らない」ってのが、いい感じに物語を転がしてますね。
そもそも、婚活始めようってきっかけも「勇者でない自分」を愛してくれる人を探したいってとこなわけですし。
世間知らずなとこが、コメディにも繋がってる。

といっても、話の作り自体は基本的に意表を突くものではありません。
むしろ、かなり王道寄りの構成と言えましょう。
何かしらの事情を抱えている女の子と出会って、最終的に主人公が(主に力技で)解決するってスタイルです。
大体一話完結形式なんですが、ぶっちゃけ始まった時点で大体終わりの展開までが見えるレベル。
だが、それがいい。
王道って、そういうものですからね。
最近なかなかここまで王道ストーリーを描いてくれる作品もない気がしますので、一周回って希少なんじゃないかとすら思います。
とても安心して読めるのが良い。

総じて。
変化球なタイトルからある意味意表を突かれる、王道勇者物語でした。
とはいえまだ3巻までしか出ていないので、ここからどう物語が展開していくのか楽しみですね。
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