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2017年4月、第11回HJ文庫大賞にて『銀賞』をいただきました!
2017年5月、ジャンプ小説新人賞’16 Winterにて 小説フリー部門『銀賞』受賞をいただきました!
2017年9月、第30回ファンタジア大賞にて 『金賞』をいただきました!

第11回HJ文庫大賞"銀賞"受賞作『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』
1・2巻、HJ文庫より発売中!
第30回ファンタジア大賞 "金賞"受賞作『お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか』
3巻、8/18(金)ファンタジア文庫より発売です!

2018-07

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帝一の國

どうも、はむばねです。
仄かな! 風邪の気配!
こいつ、今年に入ってからいっつも常にどっか不調抱えてやがるな。
いやマジで。
肉体の衰えというやつか……。
#なお、不調の半分くらいは物理的ダメージ起因の模様。
#そして、うち10割が酩酊状態で受けたダメージである。

そんなこんなで、本日の感想です(投げやりな繋ぎ)。
今回も、割と超終盤についても言及してますのでご注意を。

帝一の國 1 (ジャンプコミックス)
古屋 兎丸
集英社 (2011-03-04)
売り上げランキング: 11,840


あらすじはAmazonより抜粋。
>時は昭和…。
>官僚や政治家を数多く生み出した超名門校・海帝高校で、帝一は頂点である生徒会長を目指す。
>派閥作りや政界さながらの生徒会長選が行われる海帝高校で、帝一はまず、クラスのルーム長を狙うが…。

これが……これが、シリアスな笑い……!
……なの、か……?
幻覚ピカソの頃から、古屋先生はイマイチどこまでマジでやっててどこまでギャグでやってんのかが微妙にわかんねーんだよな……。
いや、たぶんギャグっぽいところは明確にギャグとしてやってんだろうな、とは思うんですけども……。

というのは、ともかくとして。
入学から自身の生徒会長選挙までの約2年という長丁場を描いているにも関わらず、14巻でスッキリまとまっているというのがまず良いですね。
テンポよく、ポンポンと進んでいく感じが読んでてストレスなかったです。
しかし、内容が軽いのかというとそんなことは全くなく。
むしろ、これでもかってくらいに濃密です。
ストーリー的にも、絵面的にも。

読む前のイメージは「天才の成り上がり物語」って感じだったのですが、そんな風に括れるような作品ではありませんでしたね。
実際帝一くんはガチモンの秀才ではあるわけですけども、周りが一筋縄でも二筋縄でもいかなさすぎる面々すぎるんですよ。
知略謀略渦巻きまくりんぐ。
帝一くんがガンガン成り上がっていく、というよりは、周りに翻弄されつつもどうにかしがみついていく、って感じの物語でしょうか。
いや、結果だけ見るとガンガン成り上がってもいるんだけども。

とにかく誌面から圧倒的なパワーが感じられ、冷静に考えると「いやその理屈はおかしい」ってなるところもなんか納得させられる雰囲気が凄かったです。
しかし、力技の強引な展開ばかりかというとそんなこともなく。
ハッタリは効かせつつも、ちゃんと伏線も張ってあって論理面でのカバーも細やかだった印象。

そして、何よりやっぱキャラがいいですね。
見事に、全員が全員いい味出してます。
そして、時に登場時からは想像出来なかったような活躍を見せてくれたりも。
森園先輩とか、初登場時ほぼモブでしたもんね(森園先輩の活躍に関しては、古屋先生自身予想外だったとあとがきに書かれてましたが)。

逆に、初登場時から揺らぐこと無く相棒ポジションを全うした光明くん。
彼の存在は、色んな意味で超重要でしたね。
ぶっちゃけ、最初の方「こいつはいつ裏切るんだ……?」とか思っててすみませんでした。
洗脳解除のくだりは、普通に感動してしまいました。

そこも含めて、終盤はマジ怒涛の展開でしたね。
予想外に次ぐ予想外。
ホントに、最後の最後まで誰が勝つのか見えませんでした。
そして、最終的に帝一くんが綺麗な帝一くんになった……と見せかけてからの裏の意図には、笑いながらも感心しました。
帝一くんは、最後まで見事に帝一くんだった。

なんだかんだで、全員が落ち着くところに落ち着いたというか不幸なだけの結末になった人がいないってのも非常に良かったですね。
まさしく大団円、って感じ。

いやぁ、ホントにね。
努力・友情・勝利、三本柱揃っており、かつ濃厚でコンパクトに纏まっているという凄い作品でございました。
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