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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード

どうも、はむばねです。
今日は感想自体が長ぇので、前置きはカットだ!
べ、別に何も書くことが思い浮かばなかったわけやないから……(震え声

そんなこんなで、早速いってみましょう。
ネタバレはありますが、そういうのを気にするような作品でもないと思います。



あらすじはAmazonより抜粋。
>普段の野原家と比較しても、明らかに貧相な朝食を前に、とてもご機嫌斜めなしんのすけたち。
>しかしそれは最高級焼肉の夕食に備えた倹約と知り、一転大喜び!
>ところが突然の訪問者に、状況は二転三転。危険を感じたしんのすけたちは貧相な朝食もそのままに、何よりも冷蔵庫に最高級焼肉を残して、その場から逃げ出した!!  
>気がつけば、なぜか野原一家は指名手配犯に。
>周りは報奨金目当ての敵だらけ!  
>…一連の事件は熱海に本部を置く組織「スウィートボーイズ」の陰謀によるものであることを知った一家は、逃走の進路を熱海に向ける!
>一路熱海へ!  
>解決の糸口を見つけた野原一家であったが、執拗な追っ手の攻撃に家族はバラバラ。
>それでもしんのすけたちは熱海を目指す。
>最高級焼肉を囲む我が家の食卓を取り戻すために!!

うぉぉぉ……これは、凄まじい作品でしたね……。
ホント、凄まじい……(語彙力の消失

いや、なんつーんですかね。
アニメ制作に関しては全く詳しくないので詳細はよくわからないんですけども、そんな私でも感じ取れる程の圧倒的な熱量で作られていると思うのですよ。

まずこれ、作画凄すぎへん?
むっちゃくちゃアクション多くて死ぬ程動いてるし、濃厚な顔芸もクソ多い。
しかも、同一パターンがほとんどなくてめっちゃ色んなバリエーションが盛り込まれてるんですよね。

ほんで、脚本も頭おかしい(褒め言葉)。
なんか、感動すらしてしまった程です。
泣ける的な意味での感動という点に関しては、オトナ帝国やロボとーちゃんとは比べるべくもないんですよ(そもそもコンセプトが違うし)。
単純な作劇の隙の無さで言っても、ブタのヒヅメとかに軍配が上がると思います。
けど、この雑然とした、明らかにカオスな場面の集合体を、何の違和感もないレベルでまとめ上げるその豪腕っぷりと言いますか。
もうホント、カオスなんですよ。
場面場面で、全く別の作品と言っても過言でないくらいに。
そもそも、なんのために、なぜこんな状況になってるのかが一切わかんねーんだ。
でも、その集合体がちゃんと、そしてものっそい高いレベルで一つの作品としてまとまっているのです。
ちょっとこれはもう、見習うとか見習わないとか以前に、恐怖すら感じる。
なんだこれは、どうやったらこんなものを作り上げられるんだ。
評価軸によっては、クレしん映画中ナンバーワンもあり得る作品だと思いました。
というか普通に、笑いという観点においては今まで観たクレしん映画の中で単独トップ。

その笑いも、なんか他の作品と質というかノリが違う気がするんですよねー。
上手く言えないんですけども、なんだろうな。
単純に面白いことを言うとか、面白い絵面とか、そういうんじゃなくてですね(そういうのもあるけど)。
言葉と、絵面と、音と、話の流れと、全てが渾然一体となって笑わせてくるんですよ。
シリアスとギャグのバランスも絶妙。
というか、シリアスがギャグのために存在し、ギャグがシリアスのために存在している感じ。
そしてそれらがジェットコースターのように入り乱れて、観てる方もわけわかんなくなって、そしてその混乱してるとこにギャグをぶっ込まれると笑わざるをえないんですよね。
ひまわり探してたらタマちゃんが出てきたくだりとか、無茶苦茶笑ったわw
その後、憤りながらもそっと川に戻してあげるひろしのとこでもっかい笑うw

しかし、笑いしかないかといえばそんなことは全くなくてですね。
こんだけカオスなのに、普通に熱いんだ。
かすかべ防衛隊から始まる反撃展開とか、凄くグッときました。
変則的なシリアス/ギャグの切り替えをやってきたかと思えば、この王道展開。
ホントに息つく暇がありません。

(マサオくんはともかく)かすかべ防衛隊がしんのすけを逃がすシーンとかも、普通にクッソ熱いですね。
特に、風間くんの「(自転車を)壊してもいいから」が凄くグッとくる。
ここは、この自転車で世界の色んなところを見て回るのが夢、って言ってたシーンがあったからこそですね。
まさか、あのシーンがここに繋がってくるとは……。
地味に伏線も上手いし、無駄しかない展開に見せかけて無駄がない。

かと思えば次のシーンでは、ひろしの「誰だよw」な顔芸からの、ひまわりの「誰だよwwwww」な顔芸で大草原不可避。
そこで終わるのかと思いきや、更にシロの「お前犬種変わっとるやんけwwwwwwwwwwww」な顔芸。
ほんで、あぁ今度こそ終わったんだなと思わせてからの、みさえwwwww
そっからのしんのすけに至っては、もうそう来るのはわかってた。
わかってたんだけど、もう予想通りすぎるんだけども、それでも笑わざるをえない。
絵面が強力すぎる。
いやもうこれ、なんだこれ。
手の平の上で転がされすぎている。
完全に、狙い通りの感情の推移をさせられてる感がある。

そして、野原一家が再び揃ってからの無双感よ。
もうホントにねー、何の説明もないのですよ。
というか、何ら理由付けなんてされてないのですよ。
でも、有無を言わさず納得させられるのですよ。
あぁ、野原一家が再び集ったらこんくらいはやるよなって。
他のクレしん映画作品であれば「これはシリーズとしての強みですね」、って言うところなんですけども。
本作に限って言えば、それ以上の圧倒的な説得力がある。
なんつーか、ここまでの1時間ちょっとで積み重ねてきたものが確かな説得力を産んでいる。
わけわかんねーことしかしてねーのに、いやだからこそ、この場面でわけわかねー説得力を発してるんですよ。
端っからこの力発揮しとけばそもそもピンチに陥ることなかったんじゃね? とか、論理で考えるとそうなるんだけども、そういうんじゃなくて、あれだけの苦労をして、事ここに至ったからこそ、状況を打破出来る圧倒的なパワーを発揮することに有無を言わさぬ説得力を産んでいると思うのです。
うん、自分で言っててよくわかんなくなってきた。

んで、スウィートボーイズの本部に到着して、ここまでずっと謎だった「野原一家に託したもの」とやらの正体が明らかになるわけですけども。
結局、(文字通りの)キーワードだったってのは実にスマートな回答。
ここまで来たら最後までわけわからん感じで終わらせるのかと思いきや、急に納得出来る理性的な展開になったな……。

……と見せかけて、最後はやっぱりカオスで締めるスタイル。
これでこそクレしんって感じがしますね。
にしても、本作はカオスの表現も抜群に上手い。
正直ロボとーちゃんのラストとかは「なんだこれ、わけわからん(笑)」って感じだったのですが、本作においては「あぁカオスってるんだな」っていうのがわかるんですよね。
意味がわからないんじゃなくて、今これはカオスを表現してるんだ、っていう意味がちゃんとわかるといいますか。
作中でキャラは何か頑張ってるようだけど全然わからん、じゃなくて、作中でキャラがカオスに感じてるんだな、っていうのがちゃんと伝わってくる感じなのです。
にしてもこれ、鶏とか、便器とか、ポリゴンとか、次々移り変わっていくことでカオスっぷりを表すというのは映像メディアだからこそ出来る表現だなぁ……それを最大限に利用している。
ほんで最後の方、全員ぶりぶりざえもんなのに誰が誰かわかるのも凄い。
声を発してない勢ですらも、誰かわかりますもんね。
これも本当に、作り方が上手い。


ホントにねー。
こんなの、監督(なのか?)がやりたいと思っても作画に力がなければ実演するわけないし、作画に力があっても監督が思わなければやらないですからね。
そういう意味で、なんという幸福なマリアージュなんだと言う他ない。
しかも、さじ加減が奇跡的なまでに抜群。
これたぶん、ほんの少しでもどっかのバランス間違ったらクソみてーに面白くない作品になってたと思います。
マジで、ストーリーも作画も全く同じままでも、全然違う印象になってた可能性大。
それほどのギリギリのバランスを感じました。

ただこれ、無茶苦茶波長の合ったと思われる私でさえも冷静に振り返ると「わけわかんなかったな……」としか言えないので、人によっては微塵も面白くない可能性は全然あると思います。
合う人と合わない人、両極端って気がしますね。
少なくとも、美しいストーリーを求めるようなタイプのものではない。

にしても、ヤキニクロードっつーから焼肉関連の物語なのかと思いきやほぼ関係なくてワロタw
まぁでも、なんだかんだ徹頭徹尾焼肉がモチベーションになってるってのもバカバカしくもシンプルで良かったですね。
だからこそ、最後が「いただきます」で締めなのも凄く綺麗に感じます。


いやはや、冒頭でも書きました通り、凄まじい作品でございました。
人によってかなり評価が分かれるとは思いますが、個人的には本作に出会えたことに感謝。
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