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2018-07

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病ミノ中ヲ彷徨ッテ

どうも、はむばねです。
本日の感想は、第1回スクウェア・エニックスライトノベル大賞で『入選』を受賞されましたオヤジギショウ先生の作品です。
受賞作である『病ミノ中ニ佇ンデ』については、当時大絶賛したものでして。
同じレーベルだからとかそういうんじゃなくて、ホントにめっちゃ面白かったです。
しかしそれ以来何かを出版されたという話も聞かず(まぁこれはスクエニでの受賞者の大半に言えることですが……)、とても残念に思っていたのですけれど。
この度、pixivに作品を掲載されたということで小躍りしながら読んだ次第です。

……うん、まぁ、というか、投稿日時をご覧いただければわかる通りもう2ヶ月近く前なんですけどね。
そして私はその投稿をリアルタイムで補足していたのですけども(確かリツイートもした)、なんだかんだで感想書くのがすげぇ遅くなってしまった……。
マジで、感想待ち行列が結構えらいことになってきてるんでね……。

というのは、ともかくとして。
それでは、大変遅くなりましたが感想いってみよう。


病ミノ中ヲ彷徨ッテ

あらすじは、公式より抜粋。
>―――さあ、名探偵(ひとごろし)を再開しよう。
>
> 行く先々で人が死ぬ、という名探偵としての「特性」を持つものの、名探偵にはならずその存在を毛嫌いし続ける高校生、瀬崎匠。
> とある事件に巻き込まれて怪我をし、久方ぶりに学校へと戻った彼の周りで、またも望まぬ事件が起こり始める。
> それは小さなイタズラが始まりだったが、やがて「自殺願望者―リストカッター―」と呼ばれる殺人事件へと発展していき、匠もまた、その渦中へと巻き込まれてしまう。

タイトルとあらすじから分かる通り、『病ミノ中ニ佇ンデ』の続編となっております。
ただ、主人公含む一部のキャラが共通してたり、ちょいちょい前回の事件に触れられてるくらいで、今回の事件自体は全く別物なので、前作を読んでなくても問題はないと思われます(今のところ)。
前回から共通しているキャラについては、ちゃんと説明してくれてますしね。
その説明で結構なネタバレしてたりするので、前作読んでなくて読むつもりがある方は前作から読むのがベターではあると思いますけれど。

閑話休題。
序章は、まぁ大人しめといいますか。
謎の数字は謎だけども、まぁまぁ普通の小説の書き出しって感じなんですよ。
登場人物も、やや変わってるところはあるのかな? という印象はありつつもそこまで尖っている感じでもなく。

しかし、1章に入るとですね。
早速飛ばしてきやがったwwwww
そうそう、これですよ。
思い出してきましたわ。
この、急に「えぇっ!?」ってなる感じ。
不意打ちなんて文字通り不意を打たれるから不意打ちなわけで、当たり前っちゃ当たり前なんですけども、にしても急に来たな!? って。
タイトルに冠している通りにこの作品、登場人物のほぼ全員が闇で病ミを抱えてるんですよね。
だから、どんな裏の顔を持ってても驚かない。
……いやすみません、嘘。
普通に驚きます。
でもマジで、誰が犯人でも全くおかしくないんですよね。
ここまでの展開で、表でどんな顔を晒していようと、裏に入った瞬間にそんな前提は全て無意味になるという。
でもそれが、凄く極端ではあるんですけども、荒唐無稽じゃなくて滅茶苦茶説得力があるんですよね。
事情が明かされると、あぁなるほどそれは仕方ない……の、かな? ってなるのです。
ここで、必ずしも共感しきれないところもポイントですね。
だからこそ、闇の深さが際立つといいますか。
常人には理解出来ない部分が、凄く滲み出てるのです。

ま、つってもね。
今回はまだ序盤なので、そこまでの闇は明かされおりませんけども。
#ただ、怪しげな人は既に何人も出てきてるけども。
だからこそ、果たしてここからどんな闇と病ミが吹き出してくるのか……というのが楽しみで仕方ありません。

再び閑話休題。
にしても、この展開の速さも流石としか言いようがないですね。
普通1章でここまで話動かす!? って感じ。
こういうのって、最初は日常シーンから描いて、その日常が徐々に崩れていく……的な描き方する作品が多いじゃないですか。
でも本作においては、そういうのほぼないですからね。
なんだったら、日常からしてまぁまぁ壊れてる。
ほんで、まるで日常シーンの演出かのように軽々と死体が出て来る。
この命の軽さというか、当たり前に死人が出てそれに対する反応も大して発生しない辺りに、この世界の狂気感が凄くよく表れてますよね。
別に世紀末でもなければ、犯罪都市ってわけでもない普通の現代の街なんですよ?(ちょいちょい殺人鬼が徘徊してたりはするけども)
そしてだからこそ、特殊な設定がない自分と地続きの世界だからこそ、読者も気が付かないうちに狂気の世界に引き込まれていくんですよね。

いやー、しかしすげぇ気になるとこで終わってんな……。
今んとこ、わけわかんない真っ最中。
果たして誰が犯人で誰が被害者なのか、ここからどう展開されるのか。
全く想像がつきません。
なんだったら、誰が誰なのかもイマイチわからん状態。
普通に読んでればあの人とあの人は同じ人物に思えるんですけども、明らかにそう思わせて……という節が見られるしな……。
#そもそも私が深読みしているだけで普通に別の人なのかもしれないけど。

前作同様、時系列もかなり複雑に入り乱れてるっぽいですしねー。
混乱にブンブン振り回されつつもそれが心地よいこの感じ、懐かしいぜ……。
これに関しては、謎の数字がキーなのかな?
何かしらのシーケンス番号とかタイムスタンプなんだろうか。

わからん、何もわからん。
わからなさすぎて、それが楽しくて仕方ない。
いやー、続きが楽しみです!



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読まなくてもたぶん問題ないとは書いたけど、先にこっちを読んどくとより楽しめると思いますのでオススメですよ!
というか今掲載されてるところまでだけだとマジでわけわかんねーだけだと思うので、この作品をどう楽しむべきかというのを予習するためにも読んでおくにこしたことはないと思います。
ていうか、普通に面白いからみんな読んで。
今回続編を読むにあたって私ももっかい読み直したんだけども、やっぱ無茶苦茶面白かった。

ちな、私が言うのもどうかと思うけども、今から買ったところで作者に一円も金は入らねーと思うので読む手段は古本でも図書館でもなんでもいいと思います。
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