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第30回ファンタジア大賞 "金賞"受賞作『お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか』
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2018-07

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たったひとつの冴えた殺りかた

どうも、はむばねです。
ほいさー、本日はふくし氏と飲みに行きますよっと。
何気に久々ですね……と思ったら、前回ビアガーデンに行ってから1ヶ月経過してないのか。
そんな久々でもなかった……。

まぁそんなこんなで、今日は前置きも短めに感想いってみよう。
微妙にネタバレもなくはないのでご注意を。

たったひとつの冴えた殺りかた (HJ文庫)
三条ツバメ
ホビージャパン (2017-06-30)
売り上げランキング: 44,934


あらすじはAmazonより抜粋。
>異能力が売買され、個人が圧倒的な戦闘力を持つ時代。
>強力な異能が高額で取引されるなか、代金の支払いを滞納する者を追うための「債権回収機構」が組織されることになった。
>機構の凄腕エージェントであり、情け容赦無さで名高いノーマンはマフィアが支配する町バリオスにて高ランクの異能の滞納者の情報を得る。
>早速、相棒でありボスであるアイビスと共に異能回収に向かったノーマンだが、待ち受けていたのはマフィアの抗争だった。
>圧倒的なパワーで無慈悲に敵をなぎ倒す異能バトルアクション登場!

相変わらず、前情報無しの状態で読み始めたのですが。
表紙中央の女性が主人公で、横にいるおっちゃんは執事的なサムワンかな? と思ってたら、おっちゃんの方が主人公だったでござる。
というか、そういや年齢に関する言及がなかった気がするけどこの方おいくつなんだろう……。

というのは、ともかくとして。
その、ノーマンさん(主人公)の無双っぷりが凄かったです。
しかも、圧倒的な力で押し潰すだけでなく、ちょくちょく敵さんに「やったか!?」と思わせる辺り最高にタチが悪い(褒め言葉)。
敵さんもちゃんと考えて手を打ってきてる感はあるんですけども、結局はそれを尽く打ち破るという。

しかし脳筋というわけではなく、むしろ大局を見通す目は作中随一なんですよね。
にも関わらず、こと戦闘になるとバーサーカーっぽくなるのは性格ゆえなのかw
いや、振り返ってみれば戦闘中でも結構クレバーに立ち回ってる感はあるんですけども。
どうしても、力で押し潰してるイメージがが強くてですね……。

にしても、「無慈悲に敵をなぎ倒す」とか言っててもどうせそれなりに人情味はあるんでしょう? とか思ってたら、マジで無慈悲すぎてワロタw
この人、結局敵対した人全員を例外なくぶっ殺してるよね……。
なんだったら、ちょいちょい敵対してない人までぶっ殺してる説まである。
……いや、流石に敵対してない人は殺してないのか。
ぶん殴った程度のケースなら割と散見されたような気がしますが。
いずれにせよ、普通に(作中で敵対する)マフィアの方がかなり人道的に思えるレベル。

しかし、それでも法的には許されるようで。
職務に関係してれば殺人もお咎め無し。
流石に関係ないっぽい人を殺すとアウトっぽいですが、「正当防衛なら殺してもおk」的な感じのようです。

そこも含めて、世界観がめっちゃハード。
マジで何人死んだのかわかんねーというか、むしろほとんど生き残ってる人いなくね? というレベルです。
レギュラークラスっぽいキャラ以外全員死に絶えた感すらある。

とはいえ、別段世紀末的に荒廃した世界とか法が機能しなくなってるとかじゃなくてですね。
この世界観が、ユニークでとても面白いです。
普通最初に触れるべきところに対して、今更な言及で恐縮ですが。

まず、『異能』が『債権』として『回収』されるってのが面白いですよね。
なんでそうなってるのかっつーと、この世界において異能は特定の企業群から販売されるもので。
めちゃ高いけど、めちゃ気軽にローンは組める。
んで、焦げ付くと債権回収機構(ノーマンさんたちの組織)が動く、と。
これだけでもユニークなんですが、既に世界が異能を販売する組織によって実質支配されてるってとこが更に面白いですね。
しかも、ガチで国家と戦争して勝利した上でのマジ支配である。
つっても、異能が蔓延りまくってる(結果、治安が悪そうなこと)以外は割と現実とそこまでの乖離はなさそうですけれど。
しかし、企業の力が国を上回っているがゆえに、企業の依頼を受けている形である債権回収機構は殺人すらも許される、と。
ハードな世界観に対する説明が、これでもかってくらい論理的で丁寧に説明されている印象でした。

総じて。
マジで容赦なく圧倒的な力で全ての敵を粉砕する主人公が魅力的な、硬派で男臭い物語でございました。
あと、そんな中で一服の清涼剤的な役割を果たすアイビスさん(たぶんヒロイン)がポンコツかわいい。
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