スクウェア・エニックスノベルス『スタンプ・デッド』1~5巻&コミック版(完結)、『太陽で台風』1・2巻(完結)発売中!
ガンガンノベルズ『魔法少女アーヤ☆アミー』発売中!
徳間デュアル文庫『魔王さんちの勇者さま』1~4巻(完結)発売中!
徳間文庫『欠陥妖怪住宅』、『パラレル家族計画』発売中!
ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ『ブチ切れ勇者の世界征服』1~2巻発売中!

2017年4月、第11回HJ文庫大賞にて『銀賞』をいただきました!
2017年5月、ジャンプ小説新人賞’16 Winterにて 小説フリー部門『銀賞』受賞をいただきました!
2017年9月、第30回ファンタジア大賞にて 『金賞』をいただきました!

第11回HJ文庫大賞"銀賞"受賞作『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』
1・2巻、HJ文庫より発売中!
第30回ファンタジア大賞 "金賞"受賞作『お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか』
3巻、8/18(金)ファンタジア文庫より発売です!

2018-07

«  | ホーム |  »

女騎士さん、ジャスコ行こうよ

どうも、はむばねです。
うぐぐ、今年初の蚊被害が……。
さんざん言われてますけど、なんで蚊って痒みのない方に進化したりしないんでしょうね……。
痒みと羽音さえなければ、血くらい多少は吸わせてやるというのに……。
人類以外の吸血対象動物には基本討伐不可だから、多少人類にやられたところで問題ないんですかね……。
それならそれで、もう人間の血は吸わないように進化することで生存率を上げていただいても構わないのですが……。

まぁ、それはともかく感想ですよっと。
結構ネタバレしてはいますが、そういうの気にするような作品でもないかと思います。

女騎士さん、ジャスコ行こうよ (MF文庫J)
伊藤 ヒロ
KADOKAWA/メディアファクトリー (2014-09-24)
売り上げランキング: 396,077


>とあるど田舎、平家町に住む普通の高校生、瀬田燐一郎はある日、夜の田んぼで行き倒れているお姫様、ポーリリファと彼女に仕える女騎士、クラウゼラを発見する。
>二人はなんと異世界“魔法地平”から命からがら逃れてきたと言い出して、そこから始まるトンデモドタバタストーリー!?
>…と思いきや、「実は…この町では割とよくあることなんだ」「なんじゃと!?」
>異世界人が珍しくない普通の田舎町で繰り広げられる女騎士系田舎日常コメディ、特に何事もなくのんびりスタートです。

滅茶苦茶気になってたタイトルだけど、伊藤ヒロ先生だったのか……。
ということに気付いた瞬間、即買い余裕でした。
#かつて私が大絶賛した『魔王が家賃を払ってくれない』の作者さんですね。

んで。
はいきましたー、「~じゃ」口調ツッコミー。
なんでこのタイプの姫様は、総じて残念系というかポンコツ気味なんでしょうね。
愛しくて仕方ないわ。

いやまぁ本作の場合、姫様半分くらいはボケなんですが。
そして、概ね黒幕でもありますが。
この辺りに関しては、後述。

にしても、一章から飛ばすなぁ……w
飛ばしてるのは、主に婆ちゃんと女騎士さんなんですけども。
相変わらず、ギャグが絶妙すぎる。
愛・地球博のくだりとか、めっちゃ笑ったわw

ちな、相変わらずあらすじすらも読まない状態で読み始めたのですけども。
だから、異世界人的存在がこの町では珍しくないってとこで「ファッ!?」ってなりましたね。
主人公、やけに冷静だな……とは思ってたんだけど、伏線だったのかよw
妙に納得出来て、でもぶっ飛んでて笑えて、流石すぎるぜ伊藤先生……。

しかし、このナチュラルに別世界の文化を受け入れている感じといいますか。
ナチュラルに気が狂ってる感じが、凄まじいですね(褒め言葉)。
特に、触手さんを普通に『女性』として見てるとことか。
これが見てる側も宇宙人とかならまだしも、『日本の片田舎に暮らす普通の高校生である少年』の価値観であるところがなんともはや。
気が狂ってる感が凄い(大事なことなのd(ry

章頭の幕間的なやりとり(?)も、地味にいい仕事してますね。
めっちゃメタいですがw
このメタさを許容される作風というのは、今時割と稀有なものだと思います。

メタといえば、ジャスコじゃない説明のところでいきなり唐突に終盤のネタバレがきたのはクッソワロタw
こんな伏線(?)ある……!?
……と思ってたら、オークさんビッチョビチョの濡れ衣じゃねぇかw
本当の悪は、(物理的に)身近にあったということか……。

まぁ、先述の通り結局は姫様が黒幕……というか、全然隠れてもいない普通に主犯なわけですけども。
姫様の策略、個々は全部馬鹿らしいのに全部繋がると普通に戦略になってるの凄いな……。
この作劇の上手さよ。
いや、一つ一つはマジで馬鹿らしいんだけど。
それでも納得出来てしまう説得力。
燐一郎くんの「ときどき侮れないバカ」という評がまさしく的を得ている。

そして、終盤は流石にシリアスに……シリアス……シリア……シリ……いや全然シリアスじゃねぇな!?
なんかいい話の流れになるのかと思ったら、全然いい話じゃなかったわ!?
むしろムッツリがそのエロさを暴露しただけだわ!?
とにかく最後までふざけ倒す、という強い意思を感じる……!
そういうの、滅茶苦茶好きだぜ……!

総じて。
終始笑いどころを用意しながらも、一本の物語としてしっかりと構成されており、しかし徹頭徹尾ふざけ倒すという実に私好みの作品でありました。
ただし先述の通り無茶苦茶メタい表現があったりするのもあり、かなり人を選ぶとは思います。
『魔王が家賃を払ってくれない』よりは、やや大人しいかな? という気はしますが。
いずれにせよ、公式で試し読み出来るので一旦確認していただくのがオススメですかね。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

hamubane

Author:hamubane

たぶんライトノベル作家的なもの


Twitter

既刊情報

上の方は絶版じゃないよ!

お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか2 (ファンタジア文庫)

最新コメント

最新記事

カレンダー

06 | 2018/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR