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2018-06

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魔物使いのもふもふ師弟生活

どうも、はむばねです。
本日は艦これがメンテなので(?)、眼科に行きました。
そろそろコンタクトが切れそうなんですが、余裕で定期検診の期限ぶっちぎってたんでね。
つーかハートアップ行ったら、「前回の購入が前すぎて購入履歴が残ってないですね……」って言われたレベル。
お、おぅ……そこまで前だったか……? 確か、福岡に来てから1回は行ったと思うんだけども……。
と思って確認してみたら、2年とちょっと前じゃねぇか。
購入履歴の保持期限って、そんな短いのか……。
まぁ、普段使いしてれば年単位で空くことは普通ないんだろうけども……。
#私は現在、ほぼ運動する時にワンデイのを使うのみ。
あとどうでもいいですけど、こういう時にサラッと確認出来るからブログに日々のあれこれを記録してると便利ですよね。

はい、そんなこんなで本日の感想ですよっと。
ちょいちょいネタバレがあるので一応ご注意を。


魔物使いのもふもふ師弟生活 (HJ文庫)
無嶋樹了
ホビージャパン (2016-12-28)
売り上げランキング: 158,944


あらすじはAmazonより抜粋。
>魔力を主食とする生命体《魔物》の味方となり、人間たちとの交流を手助けしている《魔物使い》の青年シンラ。
>森で静かに暮らす彼のもとに、ある日突然預けられたモノ――それは、小さなドラゴンを連れた美少女アレサだった!
>どこにも居場所がないと言うアレサを受け入れ、先に同居をしていた少女ルリも含めて三人+一匹での暮らしを始めたシンラは、魔物との交流を通してアレサに世界の楽しさを教えていく!
>凄腕魔物使いのもふもふ系スローライフファンタジー開幕!

いやー、いいですね。
実にいい。
何がいいって、まずこの導入部がいい。
ここだけで、シンラさんとアレサさんが優しい人であることが凄く伝わってきます。
セシリアさんも、(破天荒ながら)いい人なんだろうなって想像が出来る。
こういう優しい人たちで構成される物語は、大抵面白いって相場は決まってるんですよ。
苛烈な入りでこそないものの、この人達はどういう人なんだろう? この人たちのどんな物語がこれから展開されるのだろう? と読み進めたくなる、理想的な導入部だったと思います。

そして、やはり予想に違うことない優しく面白い物語でした。
魔物がむやみに他者を襲わない、って世界観が既に優しい。
数多の物語の中において、魔物っていえば悪であり敵なわけじゃないですか。
いや実際、作中でも一般的には魔物は敵として扱われてるんですけどね。
けど、人がエサになるわけでもなし(魔物は魔素を食べるので)、基本的に魔物が積極的に人を襲う理由もない……という世界なんです。
とはいえ確かに実際問題として隣を歩いてる奴が抜き身のナイフ持ってりゃそりゃ恐ろしいわけで、人々が魔物を恐れ敵視するというのもわかる。
まして、かつて魔物による大規模な被害もあったわけですし。
これは上手いバランスですね。

しかし、魔物との決定的な亀裂が発生したのが15年前というのは思ったよか最近ですね。
それ以前の感覚を持っていた人があんま出てこないのは、1巻では出てこなかっただけなのか、あるいはそれまでの価値観を徹底的に塗り替えられる程の悲劇だったのか。
この辺りも、今後の続刊で語られるのでしょうか。
楽しみです。

閑話休題。
いやー、なんといいますか。
読む前のイメージとは、かなり違ったお話ではあったんですよ。
もっとこう、魔物を使役してバシバシッと悪いヤツをやっつけるような、そういうのを想像していたのです。
でも、そもそも本作における『魔物使い』というのはそういうのじゃなくて。
というか本作中においても一般的な魔物使いのイメージというのは私が抱いてたのに近いようなのですが、シンラさんはそういう意味での『魔物使い』ではないのですよ。
では、どういう意味なのかというと……それは、実際に読んでみてのお楽しみ、というところなんですけども。
でも凄く「なるほど」と思ったし、それならシンラさんの生き方にも、存在にも納得出来る、非常に上手い言い回しだったと思います。

アレサさんも、めちゃいいヒロインでした。
なんというか昨今、ここまで裏表なくストレートにヒロインしてる人もなかなかいない気がしますね。
フィジカル的にはとても強いとは言えない、むしろ戦闘力皆無な存在で。
精神的にも、覚悟が極まってるわけでもない。
けど、そういうんじゃなくてですね。
年相応の精神力で、大きな悩みがあって、しかしそれでもそれを放棄することなく、ちゃんと乗り越えられる強さを持っているのですよ。
特殊な力や立場を持っていて、時にはそれを武器にもするんだけども、けれど結局のところ彼女の一番の強さはその心なんですよね。
力や立場も、心がなければただ持ってるだけに過ぎない。
というか当初のアレサさんはそれに近かったんだけども、作中を通してその強さを身に着けた、というのが実に王道的で良いですね。

総じて。
とにかく、とてもとても優しい物語。
なんというか、人からも、設定からも、ストーリーからも、優しさが溢れ出しているようです。
しかし退屈な物語かというとそんなことは全くなくて、カタルシスも感動も十二分にあり。
読んだ後にほぅと溜息が漏れ、気が付けば前向きな気持ちになれている、そんな作品でございました。
あと、魔物との触れ合いシーンがめちゃ癒されます。
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