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2017年4月、第11回HJ文庫大賞にて『銀賞』をいただきました!
2017年5月、ジャンプ小説新人賞’16 Winterにて 小説フリー部門『銀賞』受賞をいただきました!
2017年9月、第30回ファンタジア大賞にて 『金賞』をいただきました!

2017年9月30日(土)、『カンスト勇者の超魔教導 ~将来有望な魔王と姫を弟子にしてみた~』HJ文庫より発売!
第11回HJ文庫大賞『銀賞』受賞作です!

2017-10

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LIAR GAME

どうも、はむばねです。
1週間ぶり! なんと1週間ぶりの感想記事です!
1週間も感想を書かなかったなど、いつ以来でしょう……!
案外、そんな前でもないような気もしなくもないけれど……!

というのは、ともかくとして。
完結しているのは知っていたがなんとなく読む機会を逸していた作品の感想シリーズです。
本作については、ヤンジャン読んでた頃に途中から途中までは読んでたのですけれど。
なんとなくその時は何やってるかわかった気になってた気がしますが、改めて通しで読むと全くわかってなかったですねw

そんなこんなで、早速いってみましょう。
なお、今回は割と隅から隅までネタバレしてるのでご注意を。


LIAR GAME (1) (ヤングジャンプ・コミックス)
甲斐谷 忍
集英社
売り上げランキング: 102,106


あらすじはAmazonより抜粋。
>ある日突然送られてきた小包。
>その中には「おめでとうございます。あなたは10万分の1の確率をくぐりぬけ、ライアーゲームにエントリーされました」という手紙と、現金1億円が同封されていた。
>それがライアーゲームのスタートだった。
>30日後のゲーム終了日に、自分の所持金1億円を返還する。
>ルールはそれだけ。
>首尾よく対戦相手の所持金を奪うことのできた勝者は1億円を手にし、敗者は1億円の負債を背負う…。
>誰を信用すべきなのか、誰を信用してはいけないのか…。
>大金を前に揺れ動く、人間心理を描破した問題作!

毎回、必勝法必勝法言い過ぎィ!?
マジで、毎回逃さず誰か(というか主にカンザキさん)が言ってるのではなかろうか……。
そして、それがガチで必勝法だった記憶がない……。

というのは、ともかくとして。
カンザキさん雑っ魚wwwww
と思わせといて、途中から彼女がなんだかんだ一番のキーパーソンになっていくという展開にはカタルシスがありましたね。
そろそろ彼女役立たずすぎじゃない……? と思ってきたところだったから尚更。
3回戦で実質唯一ヨコヤさんをやり込めたとことか、凄くスカッとしましたね。
まんまと甲斐谷先生に感情をコントロールされている感よ。

逆に2回戦・3回戦と格を下げまくったフクナガさんについては、敗者復活戦でキッチリ上げると。
ここも、綺麗に決まった感じですね。
フクナガさん、女性の格好の時だけ有能説。
最後は味方にしてやられた感じでしたがw

ところでこれ、ドラマ番ではフクナガさんのキャストどうなってるんだぜ……?
……と思って調べてみたら、完全に男性になってんのね。
そっちに寄せてきたか。
つーか、放送当時何度も聞いた「キノコ」ってフクナガさんのことだったのか……。

閑話休題。
この時の敗者復活については、終始圧勝ムードなのが良かったですね。
アキヤマさんはもちろんのこと、カンザキさんの時ですらどんな不利な状況に見えても負けるとは微塵も思わなかったw
実際、結果的には3戦とも圧勝でしたし。
ギリギリの勝負も面白いけど、こういう主人公側のワンサイドゲームも好きやで。
まぁ実質勝って敗者になった(?)カンザキさんたちと、ガチで敗者になった結果であろう敵さんサイドの勝負なわけで、圧勝してもらわないと困りますしね。

んで、続く4回戦の椅子取りゲームは、場の状況が複雑な割にルールがシンプルでめちゃ面白かったです。
ぶっちゃけ、漫画読んでる時はあんま頭とか使いたくないんですよね……。
密輸ゲームの時とかは適当に読み飛ばしてると途中で状況がよくわかんなくなってきて、結局何度も読み返すことになって結構疲れました……。
つーかこれ、単行本で読んでるからまだいいけど、連載で追ってたら理解出来なくなってた気がするな……。
まぁそれはそれで、理解することを放棄して「はー、そうなんだー」と書いてあるままを受け入れることで楽になってたような気がしますが。
#実際、WJを読んでる時の私はそういう態度だし(だから、感想サイトで補足したりしてるんですけど)。

ただこの辺りから、仮面の人の数が増えてきて彼ら同士のやり取りが微妙にわかりづらくなってきましたねw
仮面の模様が違うのはわかるけど、いちいち覚えてねぇよ……。
まぁ、区別つかなくても大筋に影響はないわけですが。

ともあれ。
4回戦では途中から作務衣さんとヨコヤさんばっかスポット当たって主人公組があんま出てこなくなったわけですが、やっぱ第三者同士の戦いってのは勝ち負けが最後までわかんなくて面白いですね。
そして、なんだかんだで蓋を開けてみればほぼアキヤマさんの計画通りってのも流石。
ここはむしろ、スポットが当たらなかったからこそ出来た展開ですね。
スポットが当たると、どうしてもその時の心理状況とか作戦とか説明する必要がありますし。
そこを、他2グループにスポット当て続けることで上手いこと暗躍させてる感じ。
やはり上手い、甲斐谷先生。

そして、この辺りからカンザキさんの精神力がガチってきましたね。
次の敗者復活模擬選での冷静っぷりとか、マジモンの強者感が漂ってる。
最初が最初だっただけに、ここはなんというか感無量って感じです。
最初からここまで計算してカンザキさんのことを描いていたのだろうか、甲斐谷先生……。
だとすれば、長期作劇力がハンパねぇな……。

ただ、逆にカンザキさんがガチってきたことで味方のピンチをカンザキさんの動揺で表すことが難しくなったのか、以降はもっぱら敵さんサイドの描写がメインになってきましたね。
しかし、こう描写されることで逆に主人公サイドがラスボスっぽくなるというか、得体の知れない感じが出てワクワク出来ました。

決勝戦については若干あっさり気味だったか? という気もしないではないですが、非常に綺麗に纏まっていたと思います。
結局1巻時点からカンザキさんの主義に全くブレがなくて、最終的にそれが最後のキーになるってところも良かった。
綺麗なヨコヤさんには賛否ありそうな気もしますが、個人的には全員ハッピーエンドって感じで好きですね。

んで、(掲載当初話題になってた)最終ページは……そう、まぁ、そうねぇ……(北上さん並感
ぶっちゃけネタバレはだいぶ前に食らってたんで、実際読んだ時の感想は「思ったよか納得感はあるな」って感じでした。
ネタバレだけ見た時は、マジ打ち切りエンドって印象だったので。
もっと全部放り投げるのかと思いきや、ちゃんと真相は明かした上での「続編を仄めかすエンド」くらいの感じでしたね。
とはいえ最終巻の書き足しがあったみたいですし(仮面の人たちの正体辺りがそうなのかな?)、それで納得感が増してるのかもしれません。

ともあれ。
最初から最後まで展開の読めない、まさしく「LIAR GAME」のタイトルに偽り無しな作品でございました。
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ほぼ全部絶版だけどな!

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