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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き!

どうも、はむばねです。
3日連続となりますが、本日も今月1日発売のHJ文庫新刊の感想です。
うん、まぁ、ぶっちゃけ、媚びてるか媚びてないかで言えば媚びてるよね(開き直り)。

というのは、ともかくとして。
えー、まず注意です。
本作は、間違いなくネタバレ無しで読んだ方が楽しめる作品です。
極力核心に触れないよう注意したつもりではありますが、未読の方は読了後にこの感想を読むことを強くオススメ致します。

……うん、まぁ、ぶっちゃけて言うと私は読む前にネタバレ食らったんですけどね。
そういう意味ではネタバレ食らった上でも十分に楽しめる作品であることは私の経験上保証致しますが、まぁネタバレがないに越したことはない。
まぁ、というか、この「ネタバレ無しの方が楽しめる」というフリそのものが結構ネタバレになってしまってるとは思うのですけどね……。


あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き! (HJ文庫)
内堀優一
ホビージャパン (2017-08-31)
売り上げランキング: 5,085



あらすじはAmazonより抜粋。
>高校入学から数ヶ月。
>大貫悟郎(おおぬきごろう)はその日、長いこと片思いをしていた幼なじみの美少女・杉崎小春(すぎさきこはる)に告白した。
>「小春! 好きだ! 俺と付き合ってはくれないだろうか!!?」
>「いや、無理ですから」
>この一言であえなく玉砕! 
>さらに小春は何を思ったのか悟郎に、「悟郎、あんた彼女作りなさいよ」とムチャぶりまでしてきて!? 
>両思いなのに付き合えない!? 
>一途過ぎる少年と本当は彼のことが大好きな少女の、どうしようもない青春大暴走ラブコメ開幕!

初っ端からワロタw
恋愛事情(しかもフラれた状況とか)を校内放送で公開されるとか普通に考えると悲惨なんですが、なんか明るい笑いになってるところがいいですね。
マジで軽いノリなのと、クラスメイトがちゃんと慰めて(?)くれたのが良かったのでしょうか。

いやー、しかしこの友人ズはいいですね。
ふざけつつも、根っこのところではちゃんと悟郎くん(主人公)のことを考えてくれてる感がある。
悟郎くん自身にちょいちょいアレなところがあるのも相まって、絶妙にアシストしてくれてる感じがします。
この辺り、非常に上手い配置ですね。

つーか、周りのメンツ無茶苦茶濃いなwwww
比較的普通サイドに属すると思われるティッシュくん……もとい久礼人くんですらもかなりはっちゃけてるよwww

いや、この笑いはいいですねー。
単純に笑いのレベルが高ぇわ。
言葉選びとかもそうなんですけども、状況の作り方がバツグン。
第3話での久礼人くんとのやりとりとか、笑わざるをえないw
結構露骨な下ネタぶっ込んでくるのに、下品な感じになってないのもいいですね。

ほんで、総じて登場人物の好感度が高い。
イジり系の笑いは結構気を使わないとイジる側の好感度が下がる可能性があるのですが(これは現実でもそうですね)、そこを非常にうま~く不快感なくやってる印象です。
ここは、悟朗くんが(ツッコミは入れつつも)割とサッパリと受け入れてるとこも大きいでしょうね。
あれだけやられても友人たちへの信頼を微塵も崩さないピュアさよ。

つーかね、悟郎くんの性根がめちゃ真っ直ぐなんですよね。
真っ直ぐ過ぎて時折アレな感じになるくらい真っ直ぐ。
これは、ストレートに好感度高いですね。

んで。
その、悟朗くんの、アレになる所こそが伏線になっていると。
これは上手い、上手すぎる。
というか、伏線の仕込み方がマジで絶妙です。
ネタバレ食らってる私でさえも、終盤で「そうだったのか!」と思わされる伏線がいくつも張り巡らされてました。

なんというか、伏線に強弱があるんですよね。
割と露骨というか、「あーこれはそういうことなのかなー」と思わせる部分で他の伏線を隠している感じ。
日記の件とか、完全に騙されてて終盤で明かされた時は「あっ」って声が出そうになりました(ネタバレに配慮し、一応反転させていただきました)。
うわー、そうだったのかって感じ。

ほんで、最後はね。
なんというか、ゾワッとしました。
※以下、ネタバレに配慮して反転させます。
その選択を取りますか悟郎くん。
数多の主人公が選択するのであろう『美しい結末』を拒絶した彼の姿は、しかしそれもまた美しさを感じさせるものだったと思います。
(少なくとも傍から見た場合の)狂気から解放され、正気に戻った上で、自ら狂ったと見られてもおかしくない状況を選択する。
それはもしかしたら世間一般でいうところの『正解』ではないのかもしれないけれど、確かに彼の『愛』を貫いた姿なのだろうなと思えました。


うわ、てか、これ、続くのか。
マジか、これで続くのか。
つーか、実質これがプロローグですよねたぶん。
うわー、どうなるんだろこれ。
続きか気になりすぎるぜ……。


ともあれ……総じて。
圧倒的な構成の上手さと笑いレベルの高さ。
この二つをここまで違和感なく調和させる力量の凄まじさに感服しました。
素材(企画)だけでも面白そうなのが、超一流の料理人によって調理されていたイメージです。
終わりに向けて進む物語であるとあとがきでも明言されておりますし、二人がどういう結末を迎えるのか、最後まで是非とも見届けたい作品ですね。
次の巻も今回と同じ雰囲気で進めるのは非常に難しいと思うのですが、笑いがどの程度どういう形でも盛り込まれるのかも個人的には気になるところ。
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