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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

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新宿コネクティブ

どうも、はむばねです。
さて、台風がいよいよ上陸して参りましたね。
進路上の皆様、お気をつけください。
ちなみに福岡に関してはもうとっくに通過した感じですが、少なくとも我が家周辺は特に被害等もなく通常営業です。
というか、「ちょっと強い雨だったかな?」程度でしたね。
まぁ、言うてちょい離れたとこ通っていきましたしね……。

さて、それはともかく。
本日も、感想ですよっと。
今回は、先日感想を書かせていただきました『あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き!』の内堀優一先生の別作品です。
発売日的には、こっちの方が先ですね。
同作が非常に面白かったため、遡って買わせていただいた次第。

なお、まぁまぁネタバレがございますので未読の方は一応ご注意を。


新宿コネクティブ1 (HJ文庫)
内堀優一
ホビージャパン (2017-04-28)
売り上げランキング: 118,231


>新宿で最も敵にしちゃいけないのは、平凡な高校生!?
>
>あらすじはAmazonより抜粋。
>新宿に複数存在する、おかしな都市伝説。
>その中のひとつである【依頼遂行率100%の何でも屋】に下宿している男子高校 生・佐蛹慶介<ささなぎけいすけ>は、今日も家主である蔵祭平三郎<くらまつりへいざぶろう>とともに、新宿で起こる数々の事件解決に奔走していた。
>とびきり優秀かつ超個性的な新宿の面々に囲まれながら、平凡を自称する慶介。だが、新宿に住む者は皆、口を揃えて言う。
>――――本当に凄いのは、慶介なのだと。
>人脈<コネ>の力で人も事件も世界も回す、新宿系エンタメミステリー!

おー、まぁそうだろうとは思ってましたが『あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き!』とはまた違う雰囲気ですね。
てか、知識量がヤバい。
細かい部分から嘘や真実を見抜いていく描写が多いのですが、そこが凄く専門的です(少なくとも私程度にはそう見えた)。
全部知ってたことってわけでもないとは思うのですけれど、しかし調べるにしたってどうやって調べるんだろう……。
本当に知らないことって、基本調べようもないですからね……。

……と、初っ端からだいぶ脱線してしまいましたが。
探偵モノ、ということになるんですかね?
ただ、謎解き要素はあるんですけども、結構サラッと答えが提示されるので、ライトに読みたい勢からすると非常にありがたかったです。
4つの(繋がりはありつつも)別の事件を描いていることもあってか、一つの事件でそんなにややこしい要素がなかったのも効いてるのかも。

あと、結構沢山キャラが出て来るんですけども。
それが、狭い範囲の中でのみ完結するんじゃなくて、凄く『この街の物語』なんだ、という感じがして良かったです。
にしても、全員キャラ立ちすぎワロタw
なんというか、ほぼ登場した瞬間にどういう人なのかわかるように表現されてるってのが凄いですね。
そして、強烈に記憶に残る。
最近は特に記憶力がアレで一冊の中でさえ「これ誰だっけ……?」って読み返すことが少なくないのですが、本作はそれが皆無でした。
こんなに登場人物多いのに。

ほんで、登場人物の好感度が尽く高いのが素晴らしい。
結構アレな人たちもいるんですけど、なんつーか全体的に暗さがないんですよね。
清子ちゃんとか、完全にやべー奴なのに可愛さしか感じない。
なんだこの明るく爽やかなストーカー。
いや明るく爽やかなストーカーってホントなんだよ。
彼女に関しては、慶介くん(主人公)が(わかってるのかわかってないのか)彼女を普通に受け入れてるところも大きいのでしょうね。

というか、慶介くんの目で語られるからみんないい人に見えるのかな。
それが逆説的に、慶介くんの善人っぷりを表わしているのかも。
あぁ彼にはこんなに世界が優しく見えているのか、って感じ。

そしてそして。
いやー、いいですね。
主人公自身には何の力もないけれど、鬼のような人脈で常人には成せぬことをする。
まぁ正直途中からそういう系統なのだろうなとは思っていましたが、思ったよりだいぶ大規模でワロタw
#というか、読み終わってから見たけどあらすじ段階で書いてあった……。

そして、それを納得させられる慶介くんの人柄ですよね。
一冊通して、「なるほど慶介くんのためなら仕方ないな」みたいな説得力が生まれてる。
誰かのために、打算なく動ける善人で。
ほんでそれだけでなく、なんでしょうね。
人の心にスルッと入っていく感じといいますか。
言い方はアレですが、天然人たらし的な?
特にそれを強調するようなエピソードもなく、むしろ慶介くん結構地味なんですが(というか平三郎さんが派手すぎる)、終盤でしっかりそういう印象が生まれてました。
言ってしまえば『普通に好感度が高い』だけなんですが、これって(特に主人公でやるには)結構難易度高いですよね。
どうしてもこう、話の展開上マイナス面を見せないといけない場面も多いので。
そういう意味で、恐らく既に『何かを乗り越えた』後なのであろうこの時系列で始まっているというのも上手い。

にしてもこれは、少し変わった構成というか、続刊前提の作り方なんですかね……?
結局、主要人物の謎が何も明かされていない。
彼らがどんな経緯で今の立場にいてどんな動機で今みたいに動いててどんな理由でその能力を持ってるのか、完全に謎のままです。
果たしてここは今後語られていく部分なのか、それとももう『そういうもの』として扱われる部分なのか。
その辺りも含めて、続きが楽しみです。

総じて。
世界の平和がかかっているわけでも、主人公が悲劇に見舞われるわけでもない。
ただただ人のために頑張れる主人公が、人の力を借りて大事を成す物語。
軽快に豪快に事件を解決していく様が爽快な、非常にライトノベルらしい作品だと思います。


ちな、2巻は今月末9/30(土)に発売やで!
同日発売の拙著共々、よろしくやで!(露骨な宣伝

新宿コネクティブ 2 (HJ文庫)
内堀優一
ホビージャパン
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