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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

2020-02

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ゴブリンの王国

どうも、はむばねです。
ようやく体調も安定してきたということで、ちょっと前から筋トレとランニングの習慣を再開させているわけなんですけども。
覿面に筋肉痛が発生して、身体の衰えを感じますね。
まぁでも、まだギリ翌日に来るから……(震え
ランニングの方も、概ね想定通りのところで力尽きるため想定以上に衰えているわけではないと信じたいところ。
そして、そんな話題とはもちろんビタイチ関係なく感想です。

直接的な言及は避けていますが、割と最後までのネタバレを含んでいますのでご注意を。


ゴブリンの王国

異世界転生モノ。
まぁ大体タイトルそのまんまなんですが、ゴブリンに転生した人が成り上がっていくお話です。
ちょーっと文章的に引っかかる部分が多かったりするのと、最初の方は明らかにおかしいタイミングで閑話が挟まったりするのが結構気になりますが……それはともかく。

ゴブリンに転生したって点がちょい珍しいポイントですが、速攻で本能が理性を凌駕するって展開も珍しいですね。
人間から転生すると、人間の時とのギャップで苦しむ展開が挟まることが多いと思うんですが。
この男、第一話にてオレサマ・オマエ・マルカジリである。
まぁ、いつまでも前の感覚引きずってたらそれこそ速攻で死ぬ世界ですしね……。
この辺り、スピーディーな展開で良いと思います。

そして、下剋上の速度もハンパねぇw
ほぼ産まれたてで今までの王を殺すとは……まさしく真の王の器というやつか。
サクサク進化してレベルアップしていくのも爽快で良かったですね。
オーク一匹でそんな進化すんのか……という感じではありましたがw
それだけゴブリンが雑魚ということか。
まぁ実際前王の時は蹴散らされただけでしたし、主人公が倒せたのも知恵+運って感じでしたしね。
やはりゴブリン、本来はクソ雑魚。

ピンチに次ぐピンチというか、緊迫した場面がずっと続くのも飽きが来ずに良かったです。
しかしその分、戦えば戦う程に敵戦力を吸収したりレベルアップしたりで味方が強力になっていく様が爽快でした。
SRPGの楽しさをギュッと詰め込んだ感じですね。
まぁ、反面味方の被害も結構大きかったりするのですが……。

必ずしも無双展開じゃない……というか、どっちかっつーと苦戦続きなのもなろう作品では少々珍しいところですね。
それも主人公不在だからとかじゃなく(そういう場面もありますが)、ガチで全力出しての苦戦。
基本、味方サイドが戦士揃いですしね。
主人公も、決して策略家ってタイプではありませんし。
というか、むしろ積極的に最前線に行くタイプですし。
色々と知恵を振り絞ってはいるものの、所詮軍事の専門じゃないので大局になるほど苦戦していくってのもリアル。
だからこそ、その方面をカバーする人たちが出てくると安心するし期待出来ます。
まぁ、その上で尚苦戦は続くのですが……軍師さんたちの存在がなければ、とっくに志半ばで終わっていたのがハッキリわかる。

また、主人公が関わらないところで各勢力が動いて勢力図が変わっていく点もシミュレーションゲームっぽくて面白いですね。
なんだかんだで敵が魅力的なものグッド。
最初は「なんやこいつ……」と思っても、毎度最終的には「そうか……よう頑張ったな」と労いたい気持ちが湧いてきました。
散りゆく者の美しさ的なものを感じます。
それぞれに事情があるし絶対無理なのはわかっていても、肩を並べて戦う様を見たいキャラばかりでした。
……と思っていたからこそ、終盤のあの展開は胸熱。

そして最後の戦いは、まさしく神代の如きもので。
それでもその主役はゴブリンと、そして人間たちという展開が熱かったです。
最初期から付き従ってきたゴブリンたちが最後まで主力として最前線で戦っているというのも良い。
特に初登場時から存在感を示し続けてきたギ・ザーさん。
彼だからこそ、あの展開は胸が熱くなりました。
積み重なった確かな絆が全面に見えて、凄く良かったです。
戦いの終わり、物語の終わり、そして王の終わりを予感させる展開が、物悲しくも美しかった。

ほんで、ラストはね。
非常に美しい締め方……か弱いゴブリンの子供として生まれながら世界を統べ神の領域にまで手を届かせんと駆け抜けた一人の男と、それを取り巻く者たちの物語として、これ以上ないラストシーンでした。

総じて。
多面から世界が動いていく様を詳細に描いた、『サーガ』と呼ぶに相応しい壮大な物語だったと思います。
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