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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

2020-02

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土地神様のわすれもん

どうも、はむばねです。
やっべ、このコーナーに書く内容考えるの忘れてた。
えー、はいまぁそんなこんなでね。
今日はこの感想記事の書き溜めがあるからブログの方はえぇやろ~と思ってちょっと油断してましたね。
既にお酒入ってますんでね。
もう、さらっと流して感想に入っていきましょう。

なお、ピンポイントで終盤のネタバレ要素がありますので未読の方はご注意を。

土地神様のわすれもん (富士見L文庫)
新井 輝
KADOKAWA (2018-04-13)
売り上げランキング: 143,276


あらすじはAmazonより抜粋。
>「わすれもん」―とある地方の方言で、忘れられた存在を指す。
>世間から「わすれもん」扱いの作家・真金井光。彼が庭先の祠を掃除していると、中に置かれた猫の人形が動き、突然喋り出した。
>自分も「わすれもん」となった土地神だという猫は、同じような存在を助けようと光に持ちかける。
>「きっと普段得難い経験が出来る。作家の君にとってうぃんうぃんだろう?」
>肉球とガッチリ?握手で約束を交わす光だが、実は彼にも忘れている過去があって―。
>2人一緒なら百人力のコンビが皆のために駆け巡る友情物語。


あらすじにもある通り、人間と土地神様のコンビが各種問題(?)を解決していく感じのお話なのですが。
この土地神様が、実に俗っぽいというか神様らしくない。
そして、それがいい。
ていうかこの方、理想の上司感が凄いんですよ。
下の者(?)の話をちゃんと聞くし、指摘を受け入れるし、それに伴って自分の方針を柔軟に変更するし。
フランクな感じも、威厳は無いかもしれないけどコミュニケーションが円滑になってグッド。
普通に人間(?)が出来てるんですよね。
人の機微に敏いし、気持ちを尊重してくれるし、割と的確にアドバイスしてくれるし。

ほんで、ムネオくん……もとい、光くんもスペック高い。
文武両道、生活系他各種スキルも完備で気遣いも出来る紳士というこの万能死角無し感よ。
なお、ツッコミスキルも保有している模様。
何気に、事態を割と速攻で受け入れる柔軟性も高いですし。
小説書けないことだけが欠点だったのも、割と早々に解決されますしね。
小説のネタ探しという建前ではあっても、ちゃんと人を助けたいって思う善性も持ってますし。
この人も、普通に人間出来てる。
そんな『出来た』二人を中心としているからこそ、物語全体が非常に優しい読み心地となっています。

優しい、というか柔らかいというか。
基本、激しい何かが起こるわけじゃないんですよ。
四章立てなんですが、最初の三つはそれこそちょっとした人助けとか日常レベル。
#一部人じゃないのも助けてますが。
四つ目も、二人にとっては大事件の部類なんですが、なんというかこう……読んでて負の感情が湧いてこないんですよね。
ただただ、二人の優しさだけが胸に染みていく感じ。

そして、その優しさこそが本作の重要な部分で。
『優しすぎる』ことがキーになっているというのも上手いですね。
ただ言葉で『優しすぎる』とか言われても「はぁん?」ってなもんですが、そこまで読んでて本当に二人が『優しすぎる』ことが伝わっているので説得力があるのですよ。
物語の随所から優しさが滲み出ている。
そして、そんな優しすぎる二人(?)だからこその別れが温かくも物悲しく感じられました。
………………。
…………。
……。
……と、見せかけてかーらーのー! な展開でワロタw
しかし、この物語はこういうところに着地して欲しかった、というところに見事着地してくれた感じ。
そうそう、こういのでいいんだよ!

総じて。
優しい二人(?)のやりとりと彼らの行動が、愉快でもあり読んでいて心地よく。
何もかもをスッキリと解決するわけじゃない、解決出来るわけじゃない彼らの、だからこそクスリと笑えてほっこり出来る、温かい物語でございました。
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