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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

2019-12

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オタビッチ綾崎さんは好きって言いたい

どうも、はむばねです。
はい、というわけでね。
去年のファンタジア大賞受賞作の感想、今回は銀賞受賞でございます。
これで、1月刊行分はラストですね。
なお、本日新たに審査員特別賞受賞作も届いた模様。
今度こそ早めに感想を更新したい(願望)。

というのはともかくとして、感想です。
ズバリは書いてないつもりですが、ふわっと終盤までのネタバレを含んでおりますのでご注意を。


オタビッチ綾崎さんは好きって言いたい (ファンタジア文庫)
戸塚 陸
KADOKAWA (2019-01-19)
売り上げランキング: 374,476


あらすじはAmazonより抜粋。
>世の中にはどうしても相容れない奴がいる。
>たとえばあいつ、綾崎絵麻だ。
>クラスの中心、メイクはばっちり、いわゆるギャルという人種。
>…なのになぜ!
>「あたしは、ミカサちゃんが『ひゃうぅ』ってなるところを描きたいわけ」
>そんな奴と同人誌なんか作ってるんだ!?
>綾崎が隠れオタであることを知った俺は、イベントデビューに協力することに!
>「手始めにまず、あたしを襲って」
>俺は二次専門だから…
>「男に下着を選んでもらうとか、初めてだったんだからね!?」
>俺はデートする初めてだよ。
>「幼馴染ちゃんのパンツを覗いてきて。表紙にするから」
>他人を巻き込むな!
>オタクとギャルの創作青春ラブコメ!第31回ファンタジア大賞銀賞受賞作品。

パンツから始まる物語。
パンツにまみれていたヒロインがパンツを描くためにパンツ好きの主人公にパンツを見せるという、まさしくパンツパンツ。
既にこの二行だけでパンツって言葉がゲシュタルト崩壊しそうになったわ。
しかし、実際本編でもめっちゃパンツパンツ言ってますからね。
むしろタイトルにパンツって言葉を冠してないのが不思議なレベルのパンツ。

と、パンツへの情熱が全面から感じられるスタートからの。
この手の秘密共有ものでは、(弱みを握られたりで)しゃーなし的にヒロインとの関係が始まるのが割とお約束気味だと思うのですけれど。
ここを、純然たるギブアンドテイクで始めてるところが個人的に好きです。
綾崎さんの好感度が下がらないとこがいいですよね。
新太くん(主人公)も、最終的には(ある程度)納得して役割を引き受けてるわけですし。
あと、綾崎さんが自分の趣味と画力に自信を持ってるとも良き。
隠れヲタだからって変に卑屈になってないとこが、また好感度を高めていると思います。

新太くんが、綾崎さん(の画力)についてリスペクトを持ってるとこも良いですね。
若干チョロすぎワロタなとこもありますがw
通常のラブコメだとヒロインとの接触とかラッキースケベ的イベントがご褒美になるわけですが、新太くんにとってのそれがイラストなのも笑うw
綾崎さんも、割と気軽に供給してくれますし。
にしても、パンツよりイラスト描いてる姿の方に興奮状態する新太くんよwww

ほんで綾崎さん、若干のナチュラルストーカー気質で草w
しかし、彼女の創作にかける姿勢はガチですね。
創作のためならば、己の恥も厭わないという。
まぁこれについては、新太くんが二次専だからという安心感(?)も多少はあるのかもですが。
ほんで、割と似た者同士気味なところも笑うw
どっちもハァハァしてると収拾がつかないって、その通りなんだけど言い方www
ていうか、想像すると絵面が酷いなwww
『パンツは物語で映える』とか名言っぽく言うのもやめーやwww
いや、言ってることは非常によくわかるんだけどもw
新太くん、パンツに関して一家言持ちすぎで草w
ほんで、パンツに関しての話で盛り上がる主人公とヒロインwww
二人共情熱溢れすぎwww

と、二人のオタク部分に笑う一方。
いざという時の肝が座ってるとことか、普通に新太くんが格好いいのも好きです。
しかも、傍から見れば事実よりもむしろ納得できそうな話をでっち上げられるあたり頭の回転も良い。
咄嗟に電話のくだり思いつくとか、マジ策士。

ほんで泥を被る形となった新太くんに対して、綾崎さんが怒るのも王道的で良し。
にしても綾崎さん、新太くんを諭すのにパンツの話に持ってく辺り、扱い方心得てんなwww
なんだかんだで、二人が仲を深めていくところが楽しいです。
新太くんが綾崎さんのことを2.5次元であると認めるとことか、これはもうほぼ告白なのでは?

中学時代、お互いがお互いの存在によって救われていたというのも良いですね。
字面だけ見ると割と王道の告白なのに、中身としてはイラストのこと言ってるってのが実にこの作品らしい。
ほんで、その後の新太くんが原稿見た時のリアクションも草w

ちょっと割食っっちゃってる感がありますが、沙弥さんもめっちゃいい子ですね。
結構敵に塩を送り気味ですし。
猛烈に頼み込まれたとはいえ、最終的にはパンツ見せてくれましたしねw
というか、いい子だから割食っちゃってるところがちょっと切ない感じ。

閑話休題。
終盤の展開もまた、非常にこの作品らしいものに思えて良かったです。
等身大の、けれど二人にとっては間違いなくの危機を乗り越えて。
ラストは、恋愛的なものではないものの、ある意味では『結ばれた』と言っても良いような、爽やかなエンドだったと思います。

という感じで、総じて。
パンツに始まり、パンツと共に展開され、にも拘わらず大変爽やかな物語。
時にすれ違いつつもお互いを想う二人が微笑ましい、良きラブコメでございました。
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