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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

2019-11

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凶宅

どうも、はむばねです。
はいはいホラー小説ホラー小説。

というわけで、感想です(やることが多いので雑な入り)。
ズバリは書いてないつもりですが、ラストのかなり重要なネタバレを含んでおりますのでご注意を。
あと、例によってほぼリアルタイム感想です。


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あらすじはAmazonより抜粋。
>ここ、絶対におかしい。
>小学四年生の日比乃翔太は、越してきた家を前に不安でならなかった。
>山麓を拓いて造成された広い宅地に建つのは、なぜかその一軒だけ。
>両親と姉は気にも留めなかったが、夜、妹のもとにアレはやって来た。
>家族を守るため、翔太は家にまつわる忌まわしい秘密を探り始める。
>そこで出会ったのは、前の住人である少女が綴った恐ろしい日記だった…。
>たたみかける恐怖。
>仕掛けられた数々の伏線。三津田マジック、ここにあり。

スタートは、『禍家』と同じような感じですね。
そして本作の主人公である翔太くんも、小4ながら『家族のため』で恐怖の対象に自ら近づいていける男気が凄い。
ていうか、全体的に洞察力と推察力がすげぇなw
幸平くんの言う通り、頭良いですよね。

で、今回は『禍家』でいう礼奈ちゃんのポジが幸平くんなのかな?
ヒロインもいいけど、親友もいいよね!
翔太くんとはまた違った方向で頭いいし、先住民(?)ということで知識もあって頼りになります。
ほんで翔太くんが、彼の環境に対して「同情するのは良くない」と考えるとこも大人びてる。
会って一日目でお互いを慮るこの二人、どっちもえぇ子やで。

明らか正気じゃないご老人にビビるのも、『禍家』と同じスタイル。
ですが、こっちは危険度が段違いやなw
しかしこれはもう、怪異云々じゃなくて物理的な怖さやないかw
やはり、一番怖いのは人間……(結論が早い

いやしかし実際、本作については怪異の類より人間の方が怖ぇですね。
怪異の方は、それこそただ『いる』だけで特に悪さをするわけでもないですし。
仮に原因が怪異にあるにしても、やべぇ人間に絡まれてる時の方が緊張感が凄まじい。
ていうか、婆さんだけでなくアパートのお姉さんも思ったよかヤバ度が高かった……。

ほんで、幸平くんはマジヒーローやな……。
えぇ子なだけでなく、頼れっぷりが凄い。
翔太くんがどっちかっつーと大人しい感じの印象なので、活発っぽい幸平くんに対して尚更そう思いますね。
しかし礼奈ちゃんの時も思ったけどこの子たち、出会って間もない友人に対してガチで命かけようとするのが凄いなマジで……。
翔太くんの話を聞いていながら婆ちゃんちに単独潜入するとか、男気ありすぎやろ……。
自分も割と酷い目に遭ってるってのに、それでも何かあった時に自分を呼ぶ用の手段まで用意してくれるとか、イケメンかよ……。
一方で、彼を一番やべぇとこには巻き込むまいと翔太くんも判断する友情ですよね。

からのラストは、ファッ!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?
三津田先生の作品を読む度に「ファッ!?」って言ってる気がしますが、今回は最大の「ファッ!?」でしたね。
えぇぇぇぇぇぇ……。
この結末は、えぇぇぇぇぇぇ……としか言いようがねぇな……。
『のぞきめ』の時はまぁ言うて他人だったから、まぁ……という感じでしたが、これはキツいな……。
『禍家』の時に死亡フラグビンビンだったお祖母ちゃんが無事だったこともあって、ちょっと油断してたぜ……。
冷静に振り返ってみれば、確かに今回もご家族の皆さんにも典型的な『怪異の最中にいながら気付いていない』という死亡フラグが立っていたような気もするしな……。

ちゅーかこれ、結局何一つとして解決してなくない……?
まぁ、リアルといえばリアルなのかもだけど……。
ていうか、婆さんの方はともかくとして、あのお姉さんは何がどうなってあの状態になっててん……全くの別件で山の神様に魅入られてた的な……?

と、とにかく、総じて。
正体のわからない『影』の不気味さがずっと怖いホラー。
最後はぶっちゃけかなりスッキリしない終わり方でしたが、まぁそれもホラーらしくはあるのではなかろうか。ホラー読んだの、これで5冊目だけど。
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