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受賞歴:
2004年、第1回スクウェア・エニックス小説大賞『入選』
2008年、第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞『徳間デュアル文庫特別賞』
2017年、第11回HJ文庫大賞『銀賞』
2017年、ジャンプ小説新人賞’16 Winter 小説フリー部門『銀賞』
2017年、第30回ファンタジア大賞 『金賞』

2020-07

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作家人生をガチで振り返る(アマ3年間編:やがてはむばねになる)

どうも、はむばねです。
さて、先日デビュー15周年を迎えたわけですが。
その際にTwitterにデビューに至る経緯をちょろっと書いたところ、ブログでもというご要望がござましたためブログでも書いてみます。
ただ、Twitterと同じことを書くだけってのもアレなので(私はよくそのパターンやるけどな!)今回は思い出せる限りのことを全部書いていこうと思います。
今まで断片的に語ったことはありますが、今回のようにガチでまとめたことはブログでもなかったはず。
きっと、この記事もまた未来の自分が己を振り返る時の役に立つことでしょう。
既に記憶が曖昧になってる部分も結構多いけどな!

そんなこんなで、行ってみよう。


●プロローグ:あの日見たアニメの名前を僕はまだ知らない(2001年春・高1)
高校に入学したての頃だったか、しばらく経った頃だったか。
詳しくは忘れましたが、とにかく春頃だったと思います。
勉強の合間にテレビを付けた私は、某妹姫が放映されているところに出くわします。
しかし当時の私は、ガチオタというよりはまだオタク予備軍といったところ。
深夜アニメも見てなかったし、ちょっとマンガ好きって程度の純真ボーイでした。
ので、この時は「ほーん? 何かやっとるな?」程度でまともに観てもなかったと思います。
そう、この時の私はこれがまだ運命的な出会いであったことに気付いてすらいなかったのだ……。


●第一部:出会い、出会い、アンド出会い(2001年夏・高1)

・第一章:ライトノベルとの出会い
夏のことでした。
詳しい時期なんかはかなり曖昧になってますが、あの空気感だけはなんとなくハッキリと覚えています。
当時の私は、古本屋巡りが趣味のようなものでした。
高校までの通学は、電車で1時間。
その区間を全て徒歩で踏破し、定期で行ける範囲のあらゆる場所の古本屋を探しました。
流石に全部をヘビロテはしていませんでしたが、毎週くらいの勢いで回る古本屋さんが10軒くらい?
たぶん、月スパンだとその倍以上は回ってたと思います。
あの頃は、新しい古本屋を発見すること自体が喜びでした。
当時既にGoogleマップがあったかは忘れましたが、当時の携帯で地図見るとかやってらんねーので全部自分で実際に歩いて発見してたはず。
個人でやってるとこが多かったので恐らくもう大半が潰れたのだろうと思いますけれど、あの頃はまだ沢山古本屋さんがありましたね。

閑話休題。
流石に平日に古本屋行く余裕はなかったので、たぶん夏休みの部活終わりだったんじゃないですかね。
当時の私はまだライトノベルという存在を知らず、古本屋で見るのも漫画のコーナーだけでした。
ただ……確か、大和八木の駅からちょっと行ったところの小さい古本屋さんだったと思います。
昔ながらの古本屋って感じで、ジャンルも何もなくとにかく本が沢山詰め込まれてるようなとこ。
そこで、30円だか50円だかのワゴンセールをやってたんですよ(今はどうか知らんけど、昔の個人商店じゃ多かった)。
もちろんクッソ古いラインナップなんですが、当時の私はまだ読んでない古い漫画なんかも買ってたので結構こまめにそういうとこもチェックしてました。
高校生は金がねーしな!
少しでも安く本を買い漁るための労力は厭いませんでした。
で、何か目ぼしいものはねーかなーと思って漁ってた私の目に入ってきたのが、『ゴクドーくん漫遊記外伝』でした。
中学時代にゴクドーくんのアニメを見てて結構好きだった私は、「へーゴクドーくんの小説とかあるんか?(※小説原作です)」と思ってそれを手にとってみました。
そう、全てはそこから始まったのである……!

正直、この外伝自体は思ってたのと違ったのですが(ゴクドーくんの話だと思ったのに、そもそもゴクドーくんが出てこない)。
あれ……? なんか、こういう小説も結構面白くない……? という発見があったのです。
当時は小説っつーと専ら星新一先生とか小松左京先生とか阿刀田高先生とかメインだったので、かなりの新感覚でした(今にして思えばそのラインナップもかなりライトノベルと近いとこですが)。
で、次に買ったのは確か『住めば都のコスモス荘』。
思えば、これが後の私の運命を決定づけたのでしょう。
私の阿智太郎先生好きも、そこから始まっています。
は? メチャクチャ面白いやん? と思って、次々とライトノベルを買い漁るようになりました(古本屋で。申し訳ない……)。
当時既にまぁまぁライトノベルも刊行されており、投げ売りされているやつも多かったのです。
新しい分野に目覚めた時って割とそうだと思うのですが、読むもの読むもの全てが面白く感じられ、めちゃくそライトノベルにハマっていきました。


・第二章:某妹姫との出会い
時を同じくして。
深夜に適当にテレビを付けた私は、またも某妹姫が放映されているところに立ち会いました。
それだけだったら「ほーん?」で終わってたところでしょうが、「あれ……? これ、前にも見た気がするな……?」と思ったのです。
ぶっちゃけ、その時の話自体は別に面白く感じなかったと思います。
だってクソ途中で、設定もキャラもわかんねーし。
けれど、なぜでしょう。
本当になぜか、今となってはわかりませんし、当時も別に明確な理由はなかったと思います。
しかし、なんとなく私はそのアニメについてググってみたのです。
本当に、運命に導かれたとしか言いようがない……。
まぁ、高校の入学祝いに買ってもらったパソコンを何かと使ってみたかっただけかもしれませんが(笑)。


・第三章:二次創作との出会い
そうして辿り着いたのが……本当に、なんで辿り着いたんですかね?
なぜか、公式より先にこっちに辿り着いたような気がするんですよ。
それが某ジャンルの最大手二次創作小説サイト、シスタープリンセスパラダイスだったのです(もう作品名隠す気ねーな)。
※リンク先、もうほとんどリンク切れになってます。栄枯盛衰……。

その時の衝撃は、あるいはライトノベルに出会った時以上だったかもしれません。
当時の私にとって小説というのは『読むもの』であり、決して自分が『書くもの』ではありませんでした。
中学時代に「俺小説書いてるねん」って言ってた友人もいたんですが、その時は「は? こいつなに言うてんねん?」って感じでしたし。
しかし、シスパラに掲載されていたのは全てアマチュアが書いた小説。
というか、最初は『アマチュアが書いている』ということも知らなかったと思います。
「え、めっちゃ面白いやん……は? 書いてるの素人なん?」って感じだったんじゃないですかね。
そこから「自分も書いてみたい」に繋がるまでにはそう時間はかかりませんでした。
ただ、KanonとかFFとかのSSはあんま刺さんなかったので、別のジャンルで二次創作に出会ってたら自分では書いてなかったような気もします。
たぶん、本家にしっかりとしたストーリーがありすぎると二次創作感を感じ過ぎちゃうんじゃないですかね。
その点、シスプリは実質設定だけがあるようなものなので(私は公式のアニメやゲームでさえも二次創作だと見做している)。
にしても、どんだけニッチなところ狙い撃ちで運命に導かれとるねん。
マジで、奇跡のはむばねは誕生する前から奇跡のはむばねだったとしか言いようがない。


第二部:いずれはむばねへと至るヲタ(2001年夏~2003年夏くらい・高1~高3)

第一章:ライトノベルと僕
世は(今にして思えば)ライトノベル最盛期。
ライトノベル原作のアニメも放映されるようになり、私の周りでもライトノベルを読む人がちょいちょい現れ始めました。
仲間内で貸し合う割と大規模なネットワークも構築され、読書量は加速度的に増えていきます。
高校への行きで1冊、帰りで1冊、授業中で1冊。
たぶん、コンスタントに1日3冊読んでる日が多かったんじゃないですかね。
休日はその倍くらい読んで、結局高校卒業時に所持していたライトノベルは約900冊(当時数えた)。
仲間内で交換して読んだ分も含めれば、読んだのは軽く1000は超えていたでしょう。
正直、この頃は間違いなく「私はライトノベルに詳しかった」と胸を張って言えました。
たぶん、当時刊行されてた全てのライトノベルについて最低でもタイトルは知ってたと思います。


第二章:二次創作と僕
一方で、二次創作も続けておりました。
確認してみたら、たぶん70本くらいですかね?
全て妹姫の二次創作で、そのほとんどがギャグでした。
まぁ、今とあんま変わらん作風ってことですね。
なお、当時書いてた小説は全部読めるようジオシティーズから移転しておりますが、別に読まなくてもいいです。


第三章:一次創作と僕
二次創作を始めたら、一次創作もやってみたくなる。
それが人のサガってものではないでしょうか(※個人の感想です)。
というわけでご多分に漏れず、私も一次創作を始めたりもしてました。
んで、新人賞に投稿したりもしてました。

とはいっても、アマ時代全て合わせても3回だけです。
電撃(一次落ち)、電撃(一次落ち)、スクエニ(入選)ですね。
加えて言うなら、この3回はベースが全て同じ作品(後にスタンプ・デッドとなるもの)です。

最初の電撃への投稿作は、短編でした。
たぶん、高2の時かな?
まぁぶっちゃけ、この時のやつは小説の体を成しているかもちょっと怪しかった気がしますね。
原稿用紙に手書き(クソ汚い字)で書いてたので、まず可読性がクソだったと思います。
手書きなので、当然データも残ってないです。

次の電撃は、それを長編化したもの。
これは恐らく高3の時。
こっちはデータが残ってたのでちょっと読み返してみたんですが、まぁ小説って言っていいんじゃない? って感じですね。
なんなら、今とあんま変わらないまであるで(まるで成長していない……)。
閑話休題。
この時には既にヒロインの名前は『円花』でしたが、死神設定ではなく普通の人間の少女で、主人公の方がリストラされた悪魔という設定でした。
後は、まこぴーもあっきーもいたけどちょっと設定は違ったり、こっちにはいたけどスタンプ・デッドではいなかったり、逆のパティーンも勿論あります。
なお、カプタインは当時からカプタインで殺し屋でした。
むしろコイツだけやたら原型出来上がってるな?
あ、でもこの時は神無砂希学園の教師が表の職業でラーメン屋で働いてたりもしません。
ちな、神無砂希学園自体は大体この時から神無砂希学園な感じです。
思ったよか残ってる要素多いな?

ちなみに、この投稿作からスタンプ・デッドに至るまでの間の期間に書いた、間の子のような作品が高3の時の文化祭で科学部電気班が販売していたCDに収録されています。
なお、別に私は科学部電気班には所属してないです。
ただ当時部員の一部と仲が良かったのと、まぁ緩い感じだったので「小説収録してみる?」「オッケー!」的な感じで決まったはず。
昔の作品を入手する難易度の高さに定評があるはむばねさんですが、本作が頭抜けて1位ですね。
CDも劣化しきってるだろうし、マジで私のローカルにしか残ってない可能性も(まぁまぁ)ある。

再び閑話休題。
2回電撃に投稿した私ではありますが、正直作家になろうなんて気は更々ありませんでした。
ただ、自分のHPにオリジナル小説をアップするに当たって『○○賞○次通過作!』という肩書きが欲しかったのです。
投稿先が電撃だったのも、たぶん当時電撃を一番読んでたからってだけですね。
あの頃はまだHPでの通過作発表とかなかったはずで、電撃hpに掲載される通過作リストに自分が残ってないことを確認してはまぁまぁダメージを受けたものです。
まぁでも、「そらまぁそんなもんよな……」とも思っていたはず。
なので、もしも電撃で1回でも一次を通ってたら、恐らくその肩書きと共に自分のHPにアップしてそれで満足して終わってたと思います。
そうしたら恐らくスタンプ・デッドという作品が生まれることもなく、スクエニに投稿することもなければ私がプロデビューすることもなかったでしょう。
ついでに言うとこの時は『はむばね』というPNも使っておらず(確か1回目は本名で、2回目は当時使ってたHNだったかな?)、ここで終わっていれば『はむばね』という作家は一秒たりとも存在しなかったことでしょう。
つまりこの落選もまた、運命のピースの一つだったのである……。

なお、スクエニに投稿した時の話は別途後述します。


余談:ギャルゲと僕
世は(今にして思えば)ギャルゲも最盛期。
詳しく書くとちょっと色々とアレなので色々と省きますけども、私もそれなりにハマりました。
たぶんですけど、私が本格的にオタクとして後戻り出来なくなったのがこの辺りと言えましょう。
別に後戻りしたいと思ったこともありませんが。
シナリオも非常に優れたものが数多くあり、少なからず私の作風にも影響を与えていると思います。
以前からの読者さんがご存じかと思いますが、私はほとんど映画とかテレビを見ないので、私の作品の大部分は漫画とライトノベルとギャルゲによって構成されている。


第三部:はむばねの産声(2003年秋くらい?~2004年夏・高3~大学1年)

第一章:導かれすぎた男
秋だったか、冬だったか。
詳しい時期は忘れてしまいましたが、とにかく部活は引退してたと思います。
我が母校から最寄り駅の間には本屋さんがありまして、電車待ちの時間によく利用しておりました。
その日も、部活の友人と共に本屋で時間を潰していたのです。
とはいえ私が何をしていたかなんて覚えていなくて、この時の記憶として残っているのは友人がガンガンを読んでいる姿のみ。
その月のガンガンのカラーページには第1回スクウェア・エニックス小説大賞の募集要項が載っていたんですが、友人はそんなとこは当然ペラペラスルーしていきます。
だから、その一瞬で小説大賞のページが私の目に入ってきたのは本当に奇跡だったと思います。
そして、これが後の私の運命を決める最後のピースとなったのです。


第二章:最初で最後のオリジナル小説(最後とは言っていない)
時は受験時期真っ最中、私は小説を書いていた。
それは恐らく、一種の……というか、まぁ普通に逃避行動でもあったのでしょう。
受験失敗したの、そのせいでは? という説もありますが、たぶんどっちにしろ結局は落ちてたんじゃねーかな。
今となってはR命館に進学したことに後悔はないけども、私立で親にかなり負担をかけてしまったことは今でも大変申し訳なく思っております。
しかしここで受験に集中してたら今の未来には至ってないわけで、受験失敗もまた運命のピースの一つと言えたのでしょう(言い訳)。

閑話休題。
正直、なんでスクエニに投稿したのかはあんまり覚えてないです。
たぶん電撃じゃタイミングが合わなくて、スクエニの漫画は好きなの多いし、新しく小説の賞が出来たんやったら投稿してみよー、くらいの軽い気持ちだったと思います。
もしかすると、「高校生として書く最後のオリジナル小説」という部分に何かしら思うところでもあったのかもしれません。
いずれにせよこの時も私は受賞を目指す気など全くなく、「一次通過したらえぇなぁ」くらいの心持ちでした。
ちなみに結果的に言うとこの時の発表は最終候補以上が誌面で発表される形であり、仮に一次だけを通過していても私に知る由はなかったのですがw
#というか、たぶん段階分けての選考とかやってなかった気がするけど。
『はむばね』ってPNも、完全に適当でしたね。
どっかで書いたと思いますが、ヨダ王(中学時代に一瞬だけ付いてたあだ名)とかと迷った末、「今回はこれにしとくか」程度のものだったと思います。

なお、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、スクエニ小説大賞の初期の頃は先にビジュアルイメージがあって、それに合わせて小説を書くという試みが成されていました。
たぶん、コミカライズとか前提にしてたんでしょうね。
今でも面白い企画だと思います。

んでんでんで。
今だから言いますけれど、ぶっちゃけ私はビジュアルからイメージしたというよりは『今あるこの小説(過去2回電撃に投稿したやつ)を一番合わせやすいビジュアルはどれだろう』という選び方をしました。
流石に細かい思考の経緯までは思い出せませんが、なんとなく(後に)円花(となるイメージ)が『よくできました』という大きなスタンプを持っている姿から『死神』という設定を思いつき、それに合わせて電撃落ちの原稿を修正したはずです。
先述の通りサブキャラ周りは既に結構固まっていたとはいえ、主役組の設定が大きく変わったのでまぁまぁの大改稿でしたね。
物語の目的も違えば着地点も全然違いましたし、ボスキャラも全然違うものに。
ちゅーか今にして思えば、コイツ何考えてたらあのビジュアルから『死神』に結びつくんだ……? と我ながら思わないでもないですが。
とにもかくにも、こうして私が高校生活で最後に書いた小説が産まれるのでありました。


第三章:始まる新生活、追われる大学生活
一般的にはどうかわかりませんが、私の場合は大学に入ってかなり生活が変わりました。
一人暮らしも始まりましたしね。
一応それなりに成績優秀な方でもあり、勉強も割と真面目にやってました。
プログラムの課題をストレッチ目標的なもんまで全部やってたのなんて、私とあと数人くらいだったんじゃねーかな。
情報系の学部に入ったのは深く考えた結果ではなかったのですが(第一志望は薬科大だったし)、結果的にはかなり自分にマッチした選択になったのではなかろうかと思っております。

でまぁプログラムという新しい楽しみを覚えたり、普通に授業の内容がわかんなくて勉強しないといけなかったりで、私が小説を書く時間は急激に減少していきました。
入学した時は、「受験も終わったしこれからもバリバリ書いていくで!」と思ってたんですけどね。
言うて某妹姫も過去の作品となり、二次創作も下火になってきていたというのも大きいかもしれません。
というか、私は『続けているから続けていること』というパティーンが結構ありまして。
このブログなんかが顕著なんですが、『毎日続けてるから毎日続いてる』んですよ。
もしこれが『書くことがある時だけ更新しよう』というスタンスだったら速攻で更新されなくなってたと思います。
それまでどんだけ熱心にやっててもログインボーナスが1回でも途切れると全てがどうでもよくなる、そういう人種なのです。
艦これを続けてるのも、ぶっちゃけ毎日やってるからという惰性に近いですからね。

閑話休題。
高校時代は(主に授業時間などを利用して)毎日の如く小説を書いていた私ですが、そういうわけなので自HPの更新とかもほとんどしなくなっていきました。
とはいえまだこの時点では「時間が出来ればやろう」という意思はあり、毎年クリスマスに更新してたSSなんかも一応2007年(大学4年)までは更新してたんですよね。
まぁ、最後の方はホントにそれしか更新してませんでしたが。
そんな状況だったので、恐らく……というか間違いなく、この後の展開がなければ私はプロデビューすることなどなく。
それどころか、小説を書くこともやめていたと思います。
これが、度々私が言っている『スクエニで受賞してなかったらプロデビューしてなかった』という理由の最たるものです。


第四章:そして運命は動き出す
大学一年生、夏。
忘れもしない、あれは初めてのテスト期間が始まる前日のことでした。
母から「スクエニから電話があったらしいんやけど」という電話がかかってきたのです。
ただ実際に電話を取ったのは祖母だったらしく、イマイチ要領を得ません。
ぶっちゃけ私としてもその時はテストの準備でいっぱいいっぱいで、スクエニに投稿してたこともその電話が来るまで半ば忘れてたと思います。
投稿して結構時間経ってたし、発表時期も(確か)明示されてなかったですし。

しかしまぁ、流石に『スクエニから電話』と聞けば「まさか……!?」という思いも生まれますよね。
とはいえ、「いやまさかな……」という思いの方が勝っていたと思います。
しかも母から電話が来たのが、確か21時過ぎくらい。
やはり当時はHPでの発表などはなく、選考結果は雑誌で確認する必要がありました。
「まさか……いやまさかな……でも、まさかやしな……ていうか、明日からテストやぞ……? 時間も時間やし……でも、まさか……あっ、そういやあそこの本屋は22時まで開いてなかったっけ……?」
とりあえず新たな場所に行ったら付近の本屋を一通りチェックするという習性を持っている私の頭に「あそこならまだ閉まってないはず……」という候補が生まれてしまっては、もう居ても立ってもいられませんよね。
自転車を走らせ、閉店間際の本屋に滑り込んでガンガンWINGをチェックします。
スッとガンガンWINGを手に取ったんだったか、一旦ガンガンとか他の雑誌をチェックしてWINGに辿り着いたんだったか。
もう忘れちゃいましたが、とにかく。

moblog_928cc4ac.jpg

その時のガンガンWINGがこちらです。
当然、保存し続けておりますが?


moblog_de788b30.jpg

これはマジで余談なんですが、この時に付いてた付録のマウスパッドも現役で使ってます。
流石にだいぶくたびれてきていますが、普段遣いはずっとこれです。

と、いうのはともかくとして。

moblog_c14b0303.jpg

こちらが、結果発表のページですね。
写真には写ってませんが、この見開きの左下、最終選考に残った方々の名前の中に実は(デート・ア・ライブの)橘公司先生があったり……。
マジで、どこで運命が交錯してるもんだかわかったもんじゃありませんよね……。

閑話休題。
流石にもう当時の気持ちを鮮明に思い出すことは出来ませんが、喜びよりも「嘘やろ!?」という気持ちの方が強かった気がします。
ていうか、誌面での発表と同じ日に電話してくる辺りが実にスクエニですね。
にしても、当時既に携帯持ってたはずなのになんで家電の番号を記載して投稿したんですかね……?
『ちゃんとしたところに記載する番号』は家電という観念でもあったのだろうか……。

再び閑話休題。
受賞の喜びでクッソテンションが上がった私はとりあえず誰かに電話して報告しようと思ったわけなんですが、その通話先として選ばれたのは雪魔氏(高校時代の友人。最近はそうでもないけど、以前は当ブログでも頻出していた名前ですね)でした。
このチョイスも割と謎で、当時は『一番仲の良い友達』ってわけでもなかったはずなんですけどね。
ちなみにこの時の私の第一声が「俺、作家になるわ」だったそうなのですが(私はあんまり覚えてないので雪魔氏からの伝聞系)、まぁ何の前フリもなくてですね。
雪魔氏は「俺、サッカーになるわ」と聞こえたらしく「は?」となったそうです。
まぁ、そうなるな。

ちなみにその後、メールボックスを確認したら編集さんからのメールも入ってまして(高校の時に取得したアドレスで、当時はもうあんまりチェックしてなかった)。
そこからは、普通に編集さんとやり取りすることになったのでした。
どんな話をしたのかとかは、もう完全に覚えてねぇわ。

なお、私が『スクエニで受賞してなかったらプロデビューしてなかった』と言う理由の2つ目ですが。
これは単純に、当時のクオリティだと恐らく他の賞では受賞しなかっただろうなってことです。
恐らく当時のスクエニは『小説』としてのクオリティはあんまり求めてなかった……というか、評価の仕方がわからなかったんじゃないですかね。
当時の私は今以上に漫画的な作劇をしており(まぁバックリ、『会話の比重がめちゃくちゃ高い』くらいに考えといて)、三人称での地の文における『視点』という概念も知りませんでしたし。
というかスタンプ・デッドが発売された時の感想で初めてその概念を知って「はえー、そんなんがあるんか」と思ったものです。
二次創作はほとんど一人称で書いてたのもあって、マジで全然知りませんでした。
私が未だにエゴサしまくるのは、単純に感想に飢えているのもあるんですが、そういう新たな視点を感想から得られることがあるからなんですよね。
最近……というほどもう最近でもねーけど、例えばブチ切れ勇者を書いてた時(2014年)はまだ全然なろう作品を読んでなかったのもあって「異世界で既に活躍している主人公がなぜ元の世界に帰ろうとするのがわからない」という感想に「ファッ!? 今ってそういう感覚なんか!?」ってなりましたし。
当時の私は、『元の世界に帰る』のが目的というのは『ラスボスを倒す』と同じくらいに当たり前だと思ってたので……。
他にも、色々と感想によって気付かされることって結構あったりします。
まぁ、この辺りは完全に余談ですが。


余談:翌日
そして、引き続き余談……翌日、テスト期間初日のお話です。
なぜかこれもよく覚えているのですが、一発目は数学でした。
で、大学の友達にも会って早々小説で受賞した話をしたわけなんですが。
「マジ!?」みたいなリアクションの後、「いやそれより今は数学のテストや」という空気感になったのでありました。
まぁ、そうなるな(2回目)。


……と。
ここまでが、作家はむばねが誕生するまでのお話でございます。
どうでしょう、なかなかに奇跡の軌跡だとは思いませんか?
小説を書き始めたのも奇跡、デビューできたのも奇跡。
まぁ、そっから続けてこられたのもかなりの運に助けられております。
まさしく『奇跡のはむばね』ここにあり。

なお、この記事を書き始めた当初はプロ編も併せて一つの記事にまとめようと思ったのですが、現時点で既にバチクソ長くなったので続きは明日の更新に分けます。
なにせ、この記事だけで約1万字あるからな!
もうちょっとで、ドラマガに載せる短編レベルや。
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コメント

当時のWINGめちゃめちゃ懐かしいですね…
お伝えしたことがあると思いますが、当時ガンガンに掲載されてた6個くらいのビジュアル候補のうち、一番どんな話にしたらいいかわからねぇと思わされたあのキャラクターで受賞してるが!?と大変驚いたのが昨日のことのようです。

れすぽんす

>藤宮もとのさん
私も、取り出す度に「めちゃめちゃ懐かしいな……」という気持ちになりますw
確か、最終候補まで残った方は荒川先生のパンダに載った女の子のイラストを選んだ方がほとんどでしたね。
稀捺先生のイラストを選んでたのは私だけだったと記憶しています。
記事中にも書きましたが、今になって振り返ると「こいつなんでこのイラストからその設定思いついたんや……?」という気持ちになりますw

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